案 - 港区

仕
1 件
名
様
書(案)
特別支援教育学習支援事業業務委託
2 履行期間
平成29年4月1日から平成30年3月31日まで
3 履行場所
港区指定場所
4 業務内容
(1)通常の学級における個別の学習支援の実施
受注者は、港区立小学校・中学校(以下、
「学校」という)の通常の学級に在籍し、学習
障害(LD)
、注意欠陥/多動性障害(ADHD)
、高機能自閉症などにより生活や学習上
の困難がある児童・生徒に対し、学習支援員による個別の学習支援を行うこと。
学習支援員は、学校が示す個別学習支援計画書に基づき、学習支援を行うものとする。
なお、学習支援員は、教育委員会が必要と判断した場合には、校外学習に同行するものと
する。ただし、宿泊を伴うものは除くものとする。
(2)調整会議における個別の学習支援に関する情報提供
受注者は、発注者が主催する調整会議及び判定会議において、個別の学習支援に関する
情報提供を行うものとする。
(3)その他、発注者と受注者が協議により合意した業務
5 学習支援員業務の履行日程等
項目
概要
・ 4 月始業式から 3 月修了式まで(長期休業日、国民の祝日は除く)の間で発注
業務履行
日程
者が決定した期間とする。
・ 業務履行場所である各学校において、学校行事等の都合により業務履行日時を
変更する場合は、発注者と受注者の協議・合議の上、変更できるものとする。
業務履行
日数
・ 週当たり 2 日又は 3 日を原則とするが、発達障害の程度等により勘案しながら
発注者が決定するものとする。
・ 業務履行の曜日については、発注者が別に指定する。
・ 原則として、学校の授業時間内で 1 日 6 時間以内とし、発注者が指定した時間
業務履行
時間
とする。
・ 支援時間は月単位で計算する。端数時間が生じた場合、30分単位で計算し3
0分に満たない端数時間は切り上げる。
(1単位を30分とする。
)
・ 履行時間は年間92,000単位程度とする。
6 学習支援員の条件
職
条件
・ 本受託業務の履行に必要な専門知識、支援技術を有する者
学習支援員
・ 港区の学習支援の業務内容・支援方法を十分に理解し、熱意があり、親しみや
すく、児童・生徒とコミュニケーションが円滑にできる者
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7 受注者の管理業務
(1)受注者の都合により担当学習支援員による業務が履行できない場合、受注者は代替員によ
り業務を履行するか、発注者と調整の上、委託業務履行期間内に業務履行日程を変更して
履行すること。
(2)
対象児童・生徒の不在等の理由により学習支援員業務の遂行が急遽不可能になった場合は、
学校と調整を行った上で、学習支援の準備や教材作成等の学習支援業務を行うことができ
るものとする。
(3)受注者は、学習支援員の資質向上を図り、責任をもって研修を実施する。
(4)受注者は、受託業務の完遂を期すため、アドバイザーを定め、次の業務を行うこと。なお、
アドバイザーは、発達障害の児童・生徒の支援に関する知識及び経験がある者とする。
a 各学校を定期的に訪問し、学習支援員に業務の指示を行うとともに、業務履行の管
理や発注者・学校との連絡調整を行う。
b 業務の履行状況を把握し、適宜発注者に報告を行う。
(5)学習支援員は契約締結後、業務開始前に健康診断を実施すること。
8 報告等
(1) 受注者は、月毎に実績報告書を作成し、翌月の 10 日までに請求書とともに発注者に提出
すること。学習支援員業務の実績報告については、対象児童・生徒毎に学校名、実施日数、
実施時間、学習支援員の氏名が記載されたものとする。
(2) 受注者は、各学期末までに、対象児童・生徒の状況、支援の時間数、支援効果、アドバー
ザー活動実績等の情報をまとめ、発注者に情報提供すること。
9 事故への対応
受注者に起因する事故等による責任及び損害賠償等は一切受注者の責任と負担で対応す
る。
また、受注者は、非常災害その他の事故により受託事業の実施が困難となった場合やその
おそれがある場合、対象児童・生徒が事故にあった時や対象児童・生徒・保護者との間に紛
争が生じたときは、
適切な措置を講じるとともに、直ちに発注者に報告しなければならない。
10 支払方法
毎月の履行を確認後、受注者からの請求に基づき支払うものとする。
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受注者の責務
(1)受注者の責務において、区民・業務関係者等に対する安全対策に万全を期し、事故防止に
必要な措置を講ずること。
(2)受注者は、常に善良なる管理者の注意をもって業務を遂行し、業務の進捗状況について確
認のうえ適宜報告すること。
(3)関係法令等を遵守し、その適用及び運用は受注者の責任において適切に行うこと。
(4)業務上知り得た秘密を第三者に漏らしてはならない。契約の解除及び期間満了後において
も同様とする。
(5)受注者は、個人情報について、別紙個人情報等取扱いに関する特記事項を遵守しなければ
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ならないものとする。
(6)受注者は、業務の遂行に際して、港区情報安全対策指針を遵守しなければならないものと
する。また、受注者は、区が実施する、港区情報安全対策指針の遵守状況に関する点検作
業に対応するものとする。点検作業には、情報セキュリティにおいて問題が発生した場合
の検査、あるいはセキュリティ監査等が該当する。
(7)業務終了後、当事業における個人情報保護文書は速やかに区に返還すること。また、個人
情報を含む電子データは速やかに消去すること。
(8)受注者は、
「港区職員のハラスメントの防止等に関する要綱」を遵守すること。また、ハラ
スメントが発生した場合は、発注先と連携して適切に対応すること。
12 その他
(1)受注者は、業務の着手に当たり、事前に発注者と委託内容の詳細、日程等について打合わ
せを行い、受託業務履行スケジュール案を作成し、受託業務の履行に万全を期すること。
(2)研修、アドバイザー業務、学習支援に必要な教材等の諸経費及び教育委員会の要請に基づ
き同行した校外学習の入場料、交通費等は、委託料に含むものとする。
(3)次年度も引き続き事業を行う場合で、受託業者が変わった場合は、必要事項等を次回受託
業者に引き継ぐこと。
(4)本契約の履行に当たって自動車を使用し、又は利用する場合は、都民の健康と安全を確保
する環境に関する条例(平成 12 年東京都条例第 215 号)の規定に基づき、次の事項を遵
守すること。
ア ディーゼル車規制に適合する自動車であること。
イ 自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関
する特別措置法(平成 4 年法律第 70 号)の対策地域内で登録可能な自動車利用に努め
ること。
(5)低公害・低燃費な自動車利用に努めること。
(6)適合の確認のために、当該自動車の自動車検査証(車検証)、粒子状物質減少装置装着証明
書等の提示又は写しの提出を求められた場合には、速やかに提示し、又は提出すること。
(7)本契約の履行に当たって観光バスを使用する場合は、
「観光バスの環境性能表示に関するガ
イドライン(平成 21 年 3 月 27 日付改正 20 環車規第 837 号)
」に規定する評価基準Aラ
ンク以上の車両を供給すること。
(8)本仕様書に定めのない事項及び仕様書の内容に疑義が生じた場合は、発注者と受注者が協
議してこれを定めるものとする。
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連絡先
港区教育委員会事務局指導室指導主事
指導支援係
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