市民提案型協働のまちづくり支援事業募集要項 本文(PDF

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市民提案型協働のまちづくり支援事業とは?
この事業は、市民が実践する「協働」事業の推進を図るため、市民活動団体の皆さ
んが企画・提案し実践する公益性の高いまちづくり活動に対して、活動費の一部を支
援する補助制度です。
平成29年度は自由テーマのほか、「地方創生に資するまちづくり」をテーマとし
た事業を募集します。
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対象となる団体
自治会、コミュニティ、市民団体、企業、特定非営利活動法人等で、次の要件をす
べて満たす団体とします。
▶市内を主な活動の範囲とし、活動実績が1年以上あること
▶組織、運営等に関する会則、規約等を定め、適切な会計処理が行われていること
▶構成員が5人以上で、うち半数以上が市内に居住し、通勤し、又は通学する者で
あること
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対象となる事業
市民を主たる対象とし、市内において実施する公益性の高いまちづくり活動で、平
成30年2月末までに完了する事業とします。
(1)自由テーマ
社会的又は地域的な課題の解決に資する事業
(2)地方創生に資するまちづくり
『那須塩原市まち・ひと・しごと創生総合戦略』における基本目標に資する
事業で、重点施策の軸となる7つの「K」を推し進める内容の事業
⇒ P.13、14を参照してください。
<基本目標>
➊ 未来を拓く子どもたちの健やかな成長のために
➋ 未来を創る地域産業の活性化のために
➌ 未来に集う人々の活発な交流のために
➍ 未来を守る災害対応力の強化のために
<7つのK>
Koyou(雇用)
、Kekkon(結婚)、Kosodate(子育て)、Kyouiku(教育)、
Kurashi(暮らし)、Kouryu(交流)、Kouhou(広報)
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対象とならない事業
次のいずれかに該当する場合は、対象となりません。
・構成員の親睦又は趣味的な活動を目的とするもの
・特定の個人又は法人その他団体の利益を目的とするもの
・宗教又は政治活動を目的とするもの
・市の他の補助制度の対象となる事業
・その他市長が適当でないと認めるもの
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対象となる経費
補助の対象となる経費は、事業の実施に直接必要となる経費とします。
▶対象となる経費
費
目
主なものの例示
報償費
外部講師への謝金
旅費
外部講師の交通費
消耗品費
事務用品、用紙代
燃料費
草刈機の燃料代
印刷製本費
ポスター、チラシ等の印刷費
通信運搬費
切手、はがき代
保険料
傷害保険料、賠償責任保険料
使用料・賃借料
会場の借り上げ料
音響・映像機材、器具、機器等の賃借料
原材料費
苗木、種苗、イベント用食材
委託料
駐車場交通整理員
▶対象とならない経費
費
目
主なものの例示
団体の運営に係る経費
事務所の家賃、光熱水費、修繕費など
人件費
会員や参加者への謝金、日当
飲食費
食事、弁当、茶菓子、飲み物など(※外部講師の飲料水は可 )
旅費
会員や参加者への交通費
備品購入費
パソコン、カメラ等の備品購入
その他補助することが適当でないと認められる経費
【例】
・イベント、大会等参加者への参加賞、記念品、賞品、賞金
・講師等への謝金以外の手土産 ・構成員のユニフォーム
・構成員の所有する物品等の借用に対する謝礼、使用料 など
【注意事項】領収書やレシートがないものは対象となりません。
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補助金の額等
【共通事項】
① 補助金の交付は、各年度において1団体につき、1回を限度とします。
② 同一の団体が実施する同一事業への補助金の交付は、通算3回を限度とします。
③ 補助金の額は、予算の範囲内において、それぞれ下表のとおりとなります。
(1)自由テーマ
回数
補助額
1回目
2回目
交付基準額(※)の 交付基準額の
10分の8の額
10分の6の額
限度額
3回目
交付基準額の
10分の4の額
80万円
(2)地方創生に資するまちづくり
回数
補助額
1回目
2回目
交付基準額(※)の 交付基準額の
10分の9の額
10分の7の額
限度額
3回目
交付基準額の
10分の5の額
90万円
※交付基準額・・対象となる経費から、事業収入(教材費や参加料等の受益者負担)を控除した額
【注意事項】平成28年度まで「自由テーマ」で実施した事業を、「地方創生に資す
るまちづくり」として申請する場合は、同一事業として通算します。
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書類の提出
次の書類を揃え、1月4日(水)から1月24日(火)までに市民協働推進課(本庁3
階)へ直接持参してください(開庁日の8時30分から17時15分まで)。
なお、受付時に関係書類の確認を行いますので、提出日時をあらかじめ電話でご連
絡ください。
①
②
③
④
⑤
市民提案型協働のまちづくり支援事業提案書(様式第1号)
団体概要書(様式第2号)
事業計画書(様式第3号)
事業収支予算書(様式第4号)
団体の定款、規約又は会則、決算書及び監査報告書(H27年度のもの)
※平成 27年度に本事業による補助金交付を受けた場合は、補助金にかかる収入支出
が含まれている決算書であること。
⑥ 構成員名簿(居住区(町名)が記載されている最新のもの)
⑦ その他市長が必要と認める書類
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※様式は、市のホームページからダウンロードできます。また、郵送もいたしま
すので、お気軽にご相談ください。
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市の担当課等への事前確認
事業を計画するにあたり、市や関係機関、個人等の許可が必要な場合は、必ず事
前に確認を行ってください。なお、確認した結果を、事業計画書の「担当課等への
事前確認」欄に記載してください。
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審査方法
提出書類とプレゼンテーションでの説明内容をもとに、審査基準により市民提案型
協働のまちづくり支援事業審査委員会(市民と市職員で構成)が総合的に審査を行い
ます。
① 予備審査
提出書類について、市民協働推進課協働のまちづくり室で予備審査を行います。
② 本審査
と き:平成29年2月14日(火)【予定】
ところ:那須塩原市役所西那須野庁舎
本審査は、予備審査を通過した事業について、事業を提案した団体ごとにプレ
ゼンテーション形式で行います。
審査を行う審査委員会が、提案内容について理解を深められるように、わかり
やすい説明、積極的なアピールをしてください。
▶プレゼンテーションの時間は、各団体5分程度を予定しています。
▶プレゼンテーションの方法は、パネルやパワーポイントを使用するなど、自
由に行えます。
▶本審査を欠席した場合は、辞退したものとみなします。
本審査の項目は次のとおりとし、提出資料に基づき、評価(採点)基準ごとに5
段階評価による審査を行います。
なお、各審査委員の合計点数の平均点が36点(基準点)に満たない場合又は評
価(採点)基準中一つでも過半数の審査委員が1を付けた場合は、選外とします。
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項
目
①公益性
評価(採点)基準
配点
・事業の効果が不特定多数の市民に広く及び、他
の市民や他の地域、社会全体への「広がり」や「波
及効果」が認められるか。
5
・事業あるいは本補助金の主たる受益者が、応募
団体の構成員や特定の人が対象となる事業でない
か(仲間内の活動など、「私益」「共益」に当たる
ものでないこと)。
5
事業計画書
② 目 的 と ・事業の目的と効果(その事業を通じて本市で何
効果
を実現させたいのか、まちづくりにどんな効果が
あるか)が明確か。
・税金を使って事業を支援することについて、広
く市民の共感が得られる内容のものか。
5
④適正性
・事業費の算出根拠が明確か(数量、単価等が適
正か)。
⑥期待度
5
5
・自立して運営を行う団体であるか。
⑤実現性
事業計画書
・時代の要請や社会状況、市民ニーズなどに即し
たものか。
③自主性
・自立性
5
5
・不適切な経費が含まれていないか。
5
・事業計画の内容や実施方法に具体性があるか。
5
・事業計画が、実現可能な方法、スケジュール、
予算で立案されているか。
5
・発想、着眼点、手法などに先駆性や独創性、工
夫があり、今後の展開に期待がもてる事業か。
5
・補助期間終了後も継続し、定着させていくこと
を目指す事業か。
・申請内容がイベントや調査などの単発型事業の
場合でも、その後の展開に有効であることが期待
できるか。
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審査資料
5
団体の会則等
決算書
事業収支予算書
事業計画書
事業収支予算書
事業計画書
10 事業の選考及び補助金の交付
① 事業の選考
市民提案型協働のまちづくり支援事業審査委員会からの審査結果の報告に基
づき、市長が事業実施の可否について決定し、応募いただいたすべての団体に選
考結果を郵送するとともに、市のホームページ上で公開します。
② 補助金の交付
選考結果通知書により事業採択の決定を受けた団体は、補助金の交付申請書を
提出します。市は提出された申請書に基づき、補助金の交付を決定します。
なお、補助金は原則として事業完了後の精算払いとなりますが、補助事業の実
施にあたり必要と認められる場合は、事業完了前に補助金の概算払い(6割)を
請求することができます。
11 事業の完了等
① 事業の完了
事業が完了したときは、事業の完了の日から起算して30日を経過する日又
は平成30年3月31日のいずれか早い期日までに、次の書類を提出してくだ
さい。
・市民提案型協働のまちづくり支援事業活動報告書(様式第7号)
・事業収支決算書(様式第4号)
・経費を支払ったことを証する書類(領収書等)
※領収書のあて名は団体名とし、支払った内容がわかるようにしてください。
・事業概要が確認することができる資料(写真、新聞記事等)
・その他市長が必要と認める書類
② 補助金の返還等
概算払で事業を実施し、補助金がすでに交付された後に事業の中止や交付決
定の取消しがあった場合、または事業完了後の精算により概算払額が補助金確
定額を超過した場合には、補助金の全部又は一部を返還していただきます。
また、補助金交付決定額以上の補助はありません。精算により不足額が生じ
た場合は、自己負担となります。
③ その他
団体は、事業の収支を明らかにした帳簿や領収書等の関係書類を整理し、補
助金に係る会計年度終了後5年間保管してください。
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12 説明会の開催
次の日程で、当事業についての説明会を開催します。
事前の申し込みは不要です。当日会場へ直接お越しください。
と
き:平成28年12月11日(日)
午後1時30分から
ところ:西那須野公民館 講座室3・4
13 その他
○ 当事業については、市議会における平成29年度予算の成立が前提となるため、
市予算案の審議の結果等によっては、内容を変更すること、または実施をしな
いこともありますので、ご承知置きください。
○ 事業の実施に当たり、
「那須塩原市」の後援名義を使用する場合には、別途申請
が必要となりますのでご注意ください。
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14 市民提案型協働のまちづくり支援事業補助金に係る事務の流れ
提案書等の提出
1月4日(水)~24日(火)まで
市民協働推進課へ直接提出してください。
予備審査
2月上旬
予備審査後、本審査の案内をお送りします。
本審査(プレゼンテーション)
2月14日(火)
事業を提案した団体にプレゼンテーション
を行っていただきます。
選考結果通知
3月上旬
選考結果は文書にて通知します。
補助金交付申請書等の提出
4月3日(月)~
採択された団体は、補助金交付申請手続きを
します。
事業実施
4月~(補助金交付決定後)
事業の実施は、補助金交付決定通知書を受領
後に行ってください。
事業完了後、実績報告書等を提出
事業は2月28日までに完了
事業完了後すみやかに実績報告書を提出し
てください。
補助金交付請求書の提出
補助金の受け取り
補助金は原則として事業完了後の支払いと
なりますが、一部を概算払いすることもでき
ます。
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