ご提案書 平成28年度中小企業のものづくり高度化法認定と採択 テーマ:超高濃度ウルトラファインバブルによる牛乳等飲料の非加熱殺菌装置 の研究開発 特定研究開発等認定番号 近畿1607030 1.UFB粒径・濃度制御による高効率種苗生産技術確立 の為の実証評価検証。 2.超高濃度UFBによる次亜塩素酸代替洗浄殺菌技術確立 の為の実証評価検証。 (注:UFBとはISO TC281で規定するウルトラファインバブルの略称) 農林水産省 「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会 法人会員 トスレック株式会社 研究開発部 1 1.UFB粒径・濃度制御による高効率種苗生産技術の確立 に向けた実証検証 目的:鯛、鮃等孵化と畜養にUFB粒径・濃度制御技術を導入することで、 下記の効果を期待する。 ❶UFB粒径・濃度制御による適正酸素濃度の維持と種苗活性力向上。 ⅰ液酸消費量大幅削減 (浮上ガス量削減と溶存率向上) ⅱガス病予防 (適正溶存酸素濃度維持) ⅲ種苗成長促進(UFBによる生理活性効果、整腸機能等) ❷吐出口のマルチ化による均等溶存酸素濃度維持で、魚同士の衝突 抑制、怪我の発生防止。(曝気口への種苗集中防止) ❸UFB洗浄殺菌効果による畜養槽、配管経路のバクテリア/藻の発生を 抑制。 トスレック株式会社 研究開発部 2 2.超高濃度UFBによる次亜塩素酸代替洗浄殺菌技術確立 に向けた実証検証 比較 従来技術 塩素系薬液洗浄殺菌 皮膚や細胞核にダメージと残留 生体適用不可 有機物存在下では殺菌効果が大幅に低下 耐性菌生成 新技術バブル洗浄殺菌 皮膚や細胞核、血管へのダメージや残留なし 生体適用可能 有機物存在下でも殺菌効果に変化なし 耐性菌生成せず ③効率 洗浄と殺菌ではpHが異なるため個別対応が必要 洗浄を兼用した殺菌操作ができる ④コスト リンス洗浄要、薬液、薬液管理費用が必要 ⑤環境 ⑥安全性 ⑦その他 多量の洗浄水と廃液処理が必要 トリハロメタン等発癌物質や塩素ガス生成 塩素臭 ①洗浄 ②殺菌 リンス洗浄不要、殺菌薬液不要で、洗浄・殺菌水 も少量で可能 洗浄廃液の削減 毒物やガスの生成なし 無臭 当社オゾンUFB洗浄殺菌装置は菌を選ばず、液のpH依存無し。酸素ガスと電気代のみ 装置:型HMB-OZ02 食品殺菌洗浄装置 3 トスレック株式会社 研究開発部 実証検証とビジネスの進め方 当社 貴社 ❶対象装置の開発と原価提供 ❹課題解決 ❻量産化検討 ❼ビジネスモデルの合意 当社 トスレック株式会社 研究開発部 ❷畜養評価 ❸課題 ❺課題解決の検証 ❼ビジネスモデルの合意 貴社 4
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