88%の企業が、AI 等の重要性を認識 - 東洋経済新報社|コーポレート

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2016/12/15
88%の企業が、AI 等の重要性を認識
『会社四季報 2017 年新春号』はビッグデータ、IoT、AI の活用状況・目的を調査 株式会社東洋経済新報社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山縣裕一郎)が、全上場企業 3635 社についてデジタ
ル技術の活用状況を調査した結果、88%もの企業が、ビッグデータや I o T 、A I(人工知能)などの重要性が、今後増すと
考えていることがわかりました。詳細は、2016 年に創刊 80 周年を迎えた、12 月 16 日発売の『会社四季報 2017 年新春
号』に掲載します。
デジタル技術の重要性は 1645 社から有効回答を得ましたが、
「大変重要になる」
(761 社)
、
「ある程度重要になる」
(687
社)を合わせると 88%に達し、
「あまり重要にならない」(183 社)
、
「まったく重要になると思わない」(14 社)を大きく
上回りました。
調査では「活用中の技術」と「今後活用したい技術」も質問しています。あらゆるモノがインターネットにつながる I o T 、
そこから生み出されるビッグデータ、それを分析・利用する、A I によるデジタル化の影響は、産業革命にも例えられます
が、現状の活用企業数は、ビッグデータ、I o T は下表のように 264 社、249 社、A I は 120 社と、有効回答 1341 社のうち、
それぞれ2割弱、1割弱程度にとどまります。ただ、ディープラーニングなどの技術革新が進んでいる結果、足元では特
に A I への期待感が急速に高まっています。その結果、今後、新たにビッグデータや I o T 、A I を導入したいと答えた企業
数は、いずれも 400 社を超えています。
A I 活用(実施・検討を含む)の目的は、
「開発力向上」
(有効回答の 23%、複数回答あり、以下同様)
、
「生産・物流効率
化」
(29%)
、「販売・営業・保守支援」(37%)が、社内体制強化に向けた理由で上位に来ましたが、さらに、自社で「製
品・事業として展開」
(25%)
、「製品・事業の付加価値向上」
(58%)のため活用する企業は多数を占めます。日立製作所
が I o T や A I によるデータ分析・解析を切り口に、I T サービス企業へ転身を目指すなど、ビジネスモデルを変えようとす
る企業も出始めています。
調査では、ビッグデータや I o T 、A I 以外に、期待する次世代技術も質問しました。その第1位はロボット(有効回答の
54%、複数回答あり、以下同様)
、第2位はVR[仮想現実](31%)
、第3位は3Dプリンタ(30%)が占めました。
『会社四季報 2017 年新春号』
■ 足元で最も期待感が高まっているAI
264
ビッグデータ
408
249
IoT
424
120
AI
他技術
0
410
81
71
(社)
50 100 150 200 250 300 350 400 450
活用中の技術(回答 450 社)
活用したい技術(回答 568 社)
(注)複数回答あり。なお、いずれのデジタル技術も、現在は「活用していない」
と答えた企業は891 社あった
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