資料提供 - 茨城県

資料提供
平成２８年１２月１５日（木）
照会先：保健福祉部
保健予防課
健康危機管理対策室
担当：室長補佐(総括) 深谷均
子ども政策局
子ども家庭課
保育 G
課長補佐渡邉輝夫
教育庁
保健体育課
健康教育推進室
室長補佐岡野
洋一
感染性胃腸炎の集団発生について
感染性胃腸炎を疑う嘔吐・下痢の発症者が３０名を越える集団発生がありました。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
水戸市立三の丸小学校（水戸市・小学校）
常陸太田市立太田小学校（常陸太田市・小学校）
社会福祉法人慶陽会磯原保育園（北茨城市・保育所）
社会福祉法人六郷福祉会たちばな保育園（取手市・保育所）
牛久市立ひたち野うしく小学校（牛久市・小学校）
牛久市立牛久小学校（牛久市・小学校）
社会福祉法人向陽会みどりの保育園（つくば市・保育所）
つくば市立桜南保育所（つくば市・保育所）
つくば市立二の宮保育所（つくば市・保育所）
つくばみらい市立陽光台小学校（つくばみらい市・小学校）
下妻市立きぬ保育園（下妻市・保育所）
八千代町立西豊田小学校（八千代町・小学校）
社会福祉法人旭育会旭保育園（鉾田市・保育所）
感染症発生動向調査による感染性胃腸炎の流行状況は，以下のとおりです。
平成 28 年第 49 週(12 月 5 日～11 日)の定点当たり患者数(流行指数)：茨城県 19.83(全国 19.45)
感染性胃腸炎は，例年，秋から春先にかけて患者数が増加しますが，1 年を通じて注意が必要な疾患
です。県民の皆様には，帰宅時・食事の前・トイレの後の手洗いなど感染予防の徹底を，お願いいたしま
す。
感染症発生動向調査（流行指数の推移）
22
20
18
平成 28 年 49 週
全国 19.45(※)
茨城 19.83
全国H27~H28
茨城H27~H28
16
全国H28~H29
14
茨城H28~H29
12
10
8
6
4
2
（週）
0
3334353637383940414243444546474849505152 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1011121314151617181920212223242526272829303132
※全国の値は速報値です。今後数値に若干の変更が生じる場合があります。
＜参考＞
◎ 茨城県内の感染性胃腸炎の集団発生状況
年
２２年
２３年
２４年
２５年
２６年
２７年
２８年
茨城県
２１件
１４件
１８件
１８件
６件
１７件
３８件
（注１）集団発生状況は，医療機関・学校・社会福祉施設等において３０名以上発生した件数を計上。
（注２）平成２８年の茨城県の発生数は，今回の発生を含んでいます。
◎ 感染性胃腸炎に関する詳細情報は，下記のホームページをご覧ください。
(感染予防のリーフレットも掲載しておりますので御活用下さい。)
「ノロウイルスについて」茨城県感染症情報センターホームページ
http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/idwr/other/norovirus.html
「ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒の予防について」厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/about_norovirus_qa.html
集団発生事例
さん
まる
①水戸保健所管内水戸市立三の丸小学校（水戸市・小学校）
おじま
校長名
主な症状
むつみ
小島睦
所在地
嘔吐・下痢
児童数
さん
まる
水戸市三の丸１-6-51
482 名
職員数
43 名
１２月８日に学校欠席者情報収集システムにて水戸保健所が探知しました。水戸保健所が調査し
発症者の
たところ，１２月６日から１４日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した児童が３６名となったことが判明し
状況
ました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は全員快方に向かっており
ます。
検査及び
結果
県衛生研究所で児童５名の検体（便）を検査したところ，全ての検体からノロウイルスが検出され
ました。
発生状況
[実人員]
12/6
12/7
12/8
12/9
12/10
12/11
12/12
12/13
12/14
（火）
（水）
（木）
（金）
（土）
（日）
（月）
（火）
（水）
児童
７
４
４
５
３
２
４
２
５
３６
職員
０
０
０
０
０
０
０
０
０
０
合計
７
４
４
５
３
２
４
２
５
３６
発症者の年代別内訳
児童
合計
[実人員]
1 年生
2 年生
3 年生
4 年生
5 年生
6 年生
計
男児
１
１２
３
５
０
１
２２
女児
０
４
３
３
３
１
１４
計
１
１６
６
８
３
２
３６
(36/482 人)
① 児童及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
学校の
対応状況
③ 保護者への注意喚起
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 校医・市主管課への報告・相談
⑦ 行事の検討（調理実習の延期）
※学校欠席者情報収集システムとは，保育園・学校において，園児・生徒が感染症と診断されて欠席した場合
や，発熱，下痢，嘔吐といった症状を呈して欠席した場合等に，その内容を記録するシステムです。その情
報を保健所等の関係者間で共有することにより，感染症の集団発生を早期探知するためのシステムです。
集団発生事例
おおた
②常陸大宮保健所管内常陸太田市立太田小学校（常陸太田市・小学校）
いしかわ
校長名
主な症状
や
ち
よ
石川八千代
所在地
嘔吐・下痢
児童数
なかじょうちょう
常陸太田市中城町１５１
４３５名
職員数
２７名
１２月９日に常陸太田市立太田小学校から常陸大宮保健所へ報告があり探知しました。常陸大宮
発症者の
保健所が調査したところ，１２月１日から１４日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した児童が４３名となっ
状況
たことが判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は全員快方
に向かっております。
検査及び
結果
県衛生研究所で児童７名の検体（便）を検査したところ，全ての検体からノロウイルスが検出され
ました。
発生状況
[実人員]
1２/1
1２/２
1２/３
1２/４
1２/５
1２/６
1２/７
（木）
（金）
（土）
（日）
（月）
（火）
（水）
児童
２
９
２
４
３
１
２
職員
０
０
０
０
０
０
０
合計
２
９
２
４
３
１
２
1２/８
1２/９
1２/１０
1２/１１
1２/１２
1２/１３
1２/１４
（木）
（金）
（土）
（日）
（月）
（火）
（水）
児童
１１
３
０
４
０
０
２
４３
職員
０
０
０
０
０
０
０
０
合計
１１
３
０
４
０
０
２
４３
発症者の年代別内訳
児童
[実人員]
１年生
２年生
３年生
４年生
５年生
６年生
計
男児
１２
１１
０
０
０
０
２３
女児
１２
８
０
０
０
０
２０
計
２４
１９
０
０
０
０
４３
① 児童及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
学校の
対応状況
合計
③ 保護者への注意喚起
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 校医・市主管課への報告・相談
⑦ 行事の延期
(43/435 人)
集団発生事例
けいよう
いそはら
③日立保健所管内社会福祉法人慶陽会磯原保育園（北茨城市・保育所）
ちのね
園長名
主な症状
まこと
茅根誠
所在地
嘔吐・下痢
園児数
いそはらちょういそはら
北茨城市磯原町磯原７９８
１７３名
職員数
３２名
１２月６日に学校欠席者情報収集システムにて日立保健所が探知しました。日立保健所が調査し
発症者の
たところ，１１月２８日から１２月１４日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した園児・職員が６０名となった
状況
ことが判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は全員快方に
向かっております。
検査及び
結果
県衛生研究所で園児２名，職員 3 名の検体（便）を検査したところ，全ての検体からノロウイルスが
検出されました。
発生状況
[実人員]
11/28
（月）
11/29
（火）
11/30
（水）
12/1
（木）
12/2
（金）
12/3
（土）
12/4
（日）
12/5
（月）
12/6
（火）
園児
3
0
0
0
9
14
4
11
4
職員
0
0
0
0
2
5
1
0
0
合計
3
0
0
0
11
19
5
11
4
12/7
（水）
12/8
（木）
12/9
（金）
12/10
（土）
12/11
（日）
12/12
（月）
12/13
（火）
12/14
（水）
合計
園児
1
1
1
0
3
1
0
0
52
職員
0
0
0
0
0
0
0
0
8
合計
1
1
1
0
3
1
0
0
60
発症者の年代別内訳
園児
職員
[実人員]
0 歳児
クラス
1 歳児
クラス
2 歳児
クラス
3 歳児
クラス
4 歳児
クラス
5 歳児
クラス
計
男児
8
13
3
1
4
3
32
女児
7
5
1
2
3
2
20
計
15
18
4
3
7
5
52
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代
計
男性
0
0
0
0
0
女性
2
3
1
2
8
計
2
3
1
2
8
(52/173 人)
(8/32 人)
① 園児及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
園の
対応状況
③ 保護者への注意喚起
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 園医・市主管課への報告・相談
⑦ 行事の中止
※学校欠席者情報収集システムとは，保育園・学校において，園児・生徒が感染症と診断されて欠席した場合
や，発熱，下痢，嘔吐といった症状を呈して欠席した場合等に，その内容を記録するシステムです。その情
報を保健所等の関係者間で共有することにより，感染症の集団発生を早期探知するためのシステムです。
集団発生事例
ろくごう
④竜ケ崎保健所管内社会福祉法人六郷福祉会たちばな保育園（取手市・保育所）
むらかみ
園長名
主な症状
さ
ち
こ
村上佐知子
所在地
嘔吐・下痢
園児数
よねだあざちょうばり
取手市米田字丁張２５９－１
１０１名
職員数
２４名
１２月９日に学校欠席者情報収集システムにて竜ケ崎保健所が探知しました。竜ケ崎保健所が調
発症者の
状況
査したところ，１２月６日から１４日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した園児・職員が５０名となったこと
が判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は全員快方に向
かっております。
検査及び
結果
県衛生研究所で職員２名の検体（便）を検査したところ，全ての検体からノロウイルスが検出され
ました。
発生状況
[実人員]
12/6
12/7
12/8
12/9
12/10
12/11
12/12
12/13
12/14
（火）
（水）
（木）
（金）
（土）
（日）
（月）
（火）
（水）
園児
10
6
20
0
4
0
0
2
2
44
職員
2
1
3
0
0
0
0
0
0
6
合計
12
7
23
0
4
0
0
2
2
50
発症者の年代別内訳
園児
職員
合計
[実人員]
0 歳児
1 歳児
2 歳児
3 歳児
4 歳児
5 歳児
クラス
クラス
クラス
クラス
クラス
クラス
男児
0
7
7
0
3
6
23
女児
1
5
0
5
5
5
21
計
1
12
7
5
8
11
44
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代
計
男性
0
0
0
0
0
女性
2
3
1
0
6
計
2
3
1
0
6
計
(44/101 人)
(6/24 人)
① 園児及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
園の
対応状況
③ 保護者への注意喚起
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 園医・市主管課への報告・相談
※学校欠席者情報収集システムとは，保育園・学校において，園児・生徒が感染症と診断されて欠席した場合
や，発熱，下痢，嘔吐といった症状を呈して欠席した場合等に，その内容を記録するシステムです。その情
報を保健所等の関係者間で共有することにより，感染症の集団発生を早期探知するためのシステムです。
集団発生事例
の
⑤竜ケ崎保健所管内牛久市立ひたち野うしく小学校（牛久市・小学校）
わたひき
よしふみ
学校長名
綿引良文
所在地
主な症状
腹痛，嘔気，嘔吐
児童数
のにし
牛久市ひたち野西２－１１
９９２名
職員数
４７名
１２月７日に牛久市教育委員会より竜ケ崎保健所へ報告があり探知しました。竜ケ崎保健所が調
発症者の
査したところ，１２月５日から１４日までに腹痛・嘔吐等の症状を呈した児童が５６名となったことが判
状況
明しました。この腹痛・嘔吐等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は全員快方に向かって
おります。
検査及び
県衛生研究所で児童１名の検体（便）を検査したところ，ノロウイルスが検出されました。
結果
発生状況
[実人員]
12/5
12/6
12/7
12/8
12/9
12/10
12/11
（月）
（火）
（水）
（木）
（金）
（土）
（日）
児童
5
1
28
8
5
0
0
職員
0
0
0
0
0
0
0
合計
5
1
28
8
5
0
0
12/12
12/13
12/14
（月）
（火）
（水）
児童
4
5
0
56
職員
0
0
0
0
合計
4
5
0
56
合計
発症者の年代別内訳
児童
[実人員]
１年生
２年生
３年生
４年生
５年生
６年生
計
男児
18
2
8
1
2
0
31
女児
13
2
1
2
3
4
25
計
31
4
9
3
5
4
56
① 児童及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
学校の
対応状況
③ 保護者への注意喚起
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 校医・市主管課への報告・相談
⑦ １年１組の学級閉鎖（１２月８日～９日）
(56/992 人)
集団発生事例
うしく
⑥竜ケ崎保健所管内牛久市立牛久小学校（牛久市・小学校）
しばさき
たくや
校長名
柴﨑卓也
所在地
主な症状
嘔吐・下痢
児童数
うしくちょう
牛久市牛久町２６１９
４５２名
職員数
３３名
１２月９日に学校欠席者情報収集システムにて竜ケ崎保健所が探知しました。竜ケ崎保健所が調
発症者の
査したところ，１１月３０日から１２月１４日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した児童・職員が４６名とな
状況
ったことが判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は全員快
方に向かっております。
検査及び
発症者４６名中，２１名が医療機関を受診し，胃腸炎と診断された。
結果
発生状況
[実人員]
11/30
（水）
12/1
（木）
12/2
（金）
12/3
（土）
12/4
（日）
12/5
（月）
12/6
（火）
12/7
（水）
児童
2
3
4
4
1
6
3
4
職員
0
0
0
0
0
0
0
1
合計
2
3
4
4
1
6
3
5
12/8
（木）
12/9
（金）
12/10
（土）
12/11
（日）
12/12
（月）
12/13
（火）
12/14
（水）
合計
児童
1
6
1
0
7
2
1
45
職員
0
0
0
0
0
0
0
1
合計
1
6
1
0
7
2
1
46
発症者の年代別内訳
児童
職員
[実人員]
1 年生
2 年生
3 年生
4 年生
5 年生
6 年生
計
男児
3
7
3
3
4
4
24
女児
9
3
4
0
4
1
21
計
12
10
7
3
8
5
45
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代
計
男性
0
0
0
0
0
女性
0
0
1
0
１
計
0
0
1
0
1
(45/452 人)
(1/33 人)
① 児童及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
学校の
対応状況
③ 保護者への注意喚起
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 市主管課への報告・相談
※学校欠席者情報収集システムとは，保育園・学校において，園児・生徒が感染症と診断されて欠席した場合
や，発熱，下痢，嘔吐といった症状を呈して欠席した場合等に，その内容を記録するシステムです。その情
報を保健所等の関係者間で共有することにより，感染症の集団発生を早期探知するためのシステムです。
集団発生事例
こうよう
⑦つくば保健所管内社会福祉法人向陽会みどりの保育園（つくば市・保育所）
まるた
園長名
主な症状
な
み
こ
丸田南美子
所在地
嘔吐・下痢
園児数
はなじましんでん
つくば市花島新田４番２６
９２名
職員数
２８名
１２月８日に社会福祉法人向陽会みどりの保育園からつくば保健所へ報告があり探知しました。つ
発症者の
くば保健所が調査したところ，１２月４日から１４日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した園児・職員が３
状況
３名となったことが判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は
全員快方に向かっております。
検査及び
結果
県衛生研究所で園児４名，職員１名の検体（便）を検査したところ，園児３名，職員１名の検体から
ノロウイルスが検出されました。
発生状況
[実人員]
12/4
12/5
12/6
12/7
12/8
12/9
（日）
（月）
（火）
（水）
（木）
（金）
園児
１
０
４
１１
８
２
職員
０
０
１
１
１
０
合計
１
０
５
１２
９
２
12/10
12/11
12/12
12/13
12/14
（土）
（日）
（月）
（火）
（水）
園児
１
０
１
１
０
２９
職員
０
０
１
０
０
４
合計
１
０
２
１
０
３３
合計
発症者の年代別内訳
園児
職員
[実人員]
0 歳児
1 歳児
2 歳児
3 歳児
4 歳児
5 歳児
クラス
クラス
クラス
クラス
クラス
クラス
男児
３
４
５
３
２
３
２０
女児
１
４
２
１
１
０
９
計
４
８
７
４
３
３
２９
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代
計
男性
２
０
０
０
２
女性
２
０
０
０
２
計
４
０
０
０
４
① 園児及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
園の
対応状況
③ 保護者への注意喚起
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 園医・市主管課への報告・相談
⑦ 行事の中止・延期
計
(4/28 人)
(29/92 人)
集団発生事例
おうなん
⑧つくば保健所管内つくば市立桜南保育所（つくば市・保育所）
ひさまつ
園長名
主な症状
めぐみ
久松恵
所在地
嘔吐・下痢
園児数
なみき
つくば市並木４－７－２
１３４名
職員数
４９名
１２月５日につくば市立桜南保育所からつくば保健所へ報告があり探知しました。つくば保健所が調
発症者の
査したところ，１１月２９日から１２月１４日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した園児・職員が６１名とな
状況
ったことが判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は全員快
方に向かっております。
検査及び
結果
県衛生研究所で園児３名の検体（便）を検査したところ，園児２名の検体からノロウイルスが検出され
ました。
発生状況
[実人員]
11/29
11/30
12/1
12/2
12/3
12/4
12/5
12/6
（火）
（水）
（木）
（金）
（土）
（日）
（月）
（火）
園児
１
２
１
４
３
０
４
８
職員
０
０
０
０
１
１
０
１
合計
１
２
１
４
４
１
４
９
12/7
12/8
12/9
12/10
12/11
12/12
12/13
12/14
（水）
（木）
（金）
（土）
（日）
（月）
（火）
（水）
園児
８
６
４
６
１
２
１
５
５６
職員
０
１
１
０
０
０
０
０
５
合計
８
７
５
６
１
２
１
５
６１
発症者の年代別内訳
園児
職員
[実人員]
0 歳児
1 歳児
2 歳児
3 歳児
4 歳児
5 歳児
クラス
クラス
クラス
クラス
クラス
クラス
計
男児
４
５
５
５
５
３
２７
女児
２
８
６
１
７
５
２９
計
６
１３
１１
６
１２
８
５６
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代
計
男性
１
１
０
０
２
女性
０
０
１
２
３
計
１
１
１
２
５
① 園児及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
園の
対応状況
合計
③ 保護者への注意喚起
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 園医・市主管課への報告・相談
⑦ 行事の中止・延期
(5/49 人)
(56/134 人)
集団発生事例
に
みや
⑨つくば保健所管内つくば市立二の宮保育所（つくば市・保育所）
おがみの
園長名
主な症状
ゆ
み
こ
小神野由美子
所在地
嘔吐・下痢
園児数
に
みや
つくば市二の宮４－９－１
１３２名
職員数
４１名
１２月８日につくば市立二の宮保育所からつくば保健所へ報告があり探知しました。つくば保健所
発症者の
が調査したところ，１２月６日から１４日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した園児・職員が３９名となっ
状況
たことが判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は全員快方
に向かっております。
検査及び
結果
県衛生研究所で職員５名の検体（便）を検査したところ，全ての検体からノロウイルスが検出され
ました。
発生状況
[実人員]
12/6
12/7
12/8
12/9
12/10
12/11
12/12
12/13
12/14
（火）
（水）
（木）
（金）
（土）
（日）
（月）
（火）
（水）
園児
１
１０
８
２
３
０
２
０
７
３３
職員
０
４
１
０
０
０
０
０
１
６
合計
１
１４
９
２
３
０
２
０
８
３９
発症者の年代別内訳
園児
職員
[実人員]
0 歳児
1 歳児
2 歳児
3 歳児
4 歳児
5 歳児
クラス
クラス
クラス
クラス
クラス
クラス
男児
３
１
４
４
７
１
２０
女児
２
２
３
３
２
１
１３
計
５
３
７
７
９
２
３３
計
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代
60 歳代
計
男性
０
０
０
０
０
０
女性
１
２
２
０
１
６
計
１
２
２
０
１
６
① 園児及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
園の
対応状況
合計
③ 保護者への注意喚起
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 園医・市主管課への報告・相談
(33/132 人)
(6/41 人)
集団発生事例
ようこうだい
⑩つくば保健所管内つくばみらい市立陽光台小学校（つくばみらい市・小学校）
おおつぼ
校長名
主な症状
とおる
大坪徹
所在地
嘔吐・下痢
児童数
ようこうだい
つくばみらい市陽光台3 丁目 1 番地
１０４６名
職員数
６１名
１２月７日につくばみらい市教育委員会からつくば保健所へ報告があり探知しました。つくば保健
発症者の
所が調査したところ，１２月２日から１４日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した児童・職員が１３９名と
状況
なったことが判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は全員
快方に向かっております。
検査及び
結果
県衛生研究所で児童４名の検体（便）を検査したところ，児童３名の検体からノロウイルスが検出さ
れました。
発生状況
[実人員]
12/2
12/3
12/4
12/5
12/6
12/7
12/8
（金）
（土）
（日）
（月）
（火）
（水）
（木）
児童
６
０
０
９
４３
２２
１１
職員
０
０
０
０
０
１
０
合計
６
０
０
９
４３
２３
１１
12/9
12/10
12/11
12/12
12/13
12/14
（金）
（土）
（日）
（月）
（火）
（水）
児童
１２
０
０
２２
１０
１
１３６
職員
１
０
０
１
０
０
３
合計
１３
０
０
２３
１０
１
１３９
発症者の年代別内訳
児童
職員
合計
[実人員]
学年
1年
2年
3年
4年
5年
6年
男児
１６
１４
１２
１２
２１
２
７７
女児
１３
１６
６
３
２１
０
５９
計
２９
３０
１８
１５
４２
２
１３６
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代
計
男性
０
２
０
０
２
女性
０
０
１
０
１
計
０
２
１
０
３
① 児童及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
③ 保護者への注意喚起
学校の
対応状況
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 校医・学校薬剤師・市主管課への報告・相談
⑦ 行事の中止
⑧ ５年生の学年閉鎖（12 月 8 日～9 日）
計
(3/61 人)
(136/1046 人)
集団発生事例
⑪常総保健所管内下妻市立きぬ保育園（下妻市・保育所）
いたばし
園長名
主な症状
ち
え
こ
き
ぬ
板橋千恵子
所在地
下妻市鬼怒２５４－１
嘔吐・下痢
園児数
１０８名
職員数
２０名
１２月１２日に学校欠席者サーベイランスにより常総保健所が探知しました。常総保健所が調査し
発症者の
たところ，１２月５日から１４日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した園児・職員が４７名となったことが
状況
判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は全員快方に向かっ
ております。
検査及び
県衛生研究所で園児４名・職員１名・調理従事者２名の検体（便）を検査したところ，園児２名の検
結果
体からノロウイルスが検出されました。
発生状況
[実人員]
12/5
12/6
12/7
12/8
12/9
12/10
12/11
12/12
12/13
1２/14
（月）
（火）
（水）
（木）
（金）
（土）
（日）
（月）
（火）
（水）
園児
１
２
０
３
１１
２
０
１３
５
７
４４
職員
０
０
０
０
１
０
１
１
０
０
３
合計
１
２
０
３
１２
２
１
１４
５
７
４７
発症者の年代別内訳
園児
職員
合計
[実人員]
0 歳児
1 歳児
2 歳児
3 歳児
4 歳児
5 歳児
クラス
クラス
クラス
クラス
クラス
クラス
男児
２
４
６
３
０
１０
２５
女児
１
２
３
４
２
７
１９
計
３
６
９
７
２
１７
４４
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代
計
男性
０
０
０
０
０
女性
０
１
２
０
３
計
０
１
２
０
３
計
(４４/１０８人)
(３/２０人)
① 園児及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
園の
対応状況
③ 保護者への注意喚起
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 園医・市主管課への報告・相談
※学校欠席者情報収集システムとは，保育園・学校において，園児・生徒が感染症と診断されて欠席した場合
や，発熱，下痢，嘔吐といった症状を呈して欠席した場合等に，その内容を記録するシステムです。その情報
を保健所等の関係者間で共有することにより，感染症の集団発生を早期探知するためのシステムです。
集団発生事例
にしとよだ
⑫常総保健所管内八千代町立西豊田小学校（八千代町・小学校）
ゆもと
はるお
おおた
校長名
湯本春雄
所在地
八千代町太田３６５
主な症状
嘔吐・下痢
生徒数
２５９名
職員数
２０名
１２月９日に八千代町教育委員会から常総保健所へ報告があり探知しました。常総保健所が調査
発症者の
したところ，１２月７日から１４日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した児童・職員が５１名となったことが
状況
判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は全員快方に向かっ
ております。
検査及び
結果
県衛生研究所で児童３名の検体（便２，嘔吐物１）を検査したところ，全ての検体からノロウイルス
が検出されました。
発生状況
[実人員]
12/7
12/8
12/9
12/10
12/11
12/12
12/13
12/14
（水）
（木）
（金）
（土）
（日）
（月）
（火）
（水）
児童
２
３
２７
４
３
３
７
０
４９
職員
０
０
２
０
０
０
０
０
２
合計
２
３
２９
４
３
３
７
０
５１
発症者の年齢別・性別内訳
[実人員]
1 年生
児童
職員
合計
2 年生
3 年生
4 年生
5 年生
6 年生
計
男児
９
６
１
５
２
２
２５
女児
１０
３
６
４
１
０
２４
計
１９
９
７
９
３
２
４９
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代
計
男性
０
０
０
１
１
女性
０
１
０
０
１
計
０
１
０
１
2
① 児童及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
学校の
対応状況
③ 保護者への注意喚起
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 校医・町主管課への報告・相談
(２/２０人)
(49/259 人)
集団発生事例
きょくいく
あさひ
⑬鉾田保健所管内社会福祉法人旭育会旭保育園（鉾田市・保育所）
あさくら
りょうじ
かみがま
園長名
浅倉涼二
所在地
鉾田市上釜943-64
主な症状
嘔吐・下痢
園児数
252 名
職員数
54 名
12 月 7 日に社会福祉法人旭育会旭保育園から鉾田保健所へ報告があり探知しました。鉾田保
発症者の
状況
健所が調査したところ，12 月 4 日から 14 日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した園児・職員が 51 名と
なったことが判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず，発症者は全員
快方に向かっております。
検査及び
結果
県衛生研究所で園児５名の検体（便）を検査したところ，園児 4 名の検体からノロウイルスが検出さ
れました。
発生状況
[実人員]
12/4
12/5
12/6
12/7
12/8
12/9
1２/10
12/11
（日）
（月）
（火）
（水）
（木）
（金）
（土）
（日）
園児
1
2
9
6
6
2
8
3
職員
0
0
1
1
1
1
0
0
合計
1
2
10
7
7
3
8
3
12/12
12/13
12/14
（月）
（火）
（水）
園児
3
6
1
47
職員
0
0
0
4
合計
3
6
1
51
合計
発症者の年代別内訳
園児
職員
[実人員]
0 歳児
1 歳児
2 歳児
3 歳児
4 歳児
5 歳児
クラス
クラス
クラス
クラス
クラス
クラス
男児
4
3
7
1
7
6
28
女児
8
2
3
2
2
2
19
計
12
5
10
3
9
8
47
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代
計
男性
0
0
0
0
0
女性
3
1
0
0
4
計
3
1
0
0
4
① 園児及び職員の健康観察の徹底
② 症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診
園の
対応状況
③ 保護者への注意喚起
④ 手洗いの励行
⑤ 嘔吐物の適切な処理，施設内消毒
⑥ 園医・市主管課への報告・相談
計
(4/54 人)
(47/252 人)
感染性胃腸炎ってどんな病気？
ウイルスに感染して，胃や腸に炎症を起こす病気です。原因はノロウイルス，ロタウイルス，サ
ポウイルス，腸管アデノウイルスなどがあります。下痢，嘔吐，発熱などの症状があるので，こまめ
に水分補給をして脱水症にならないように注意が必要です。
症
状
感染すると１～３日でおもに下痢や嘔吐，ときには発熱などの症状がみられます。
予防策
●手洗い
●患者の吐物及び下痢便などの適切な処理
●消毒（次亜塩素酸ナトリウム）
●食品は必ず十分な加熱をしましょう。
●調理器具はいつも清潔にしておきましょう。
発症後に注意すること
●乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので，早めに医療機関
を受診することが大切です。特に高齢者は誤嚥（おう吐物が気管に入る）により肺炎を起
こすことがあるため，体調の変化に注意しましょう。嘔吐の症状がおさまったら少しずつ
水分を補給し，安静に努め，回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。
※感染症発生動向調査（流行指数の推移）
感染性胃腸炎は定点把握疾患であり，県が指定した県内７５の医療機関から，１週間に受診し
診断された患者数を報告いただいております。発生動向調査は，その患者数の総数を定点数（７
５）で除した数字（流行指数）で流行状況を把握しています。
警報発令基準：２０
警報解除基準：１２

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