北海道開発局事業審議委員会(平成28年度第5回) 審議案件一覧

資料2
北海道開発局事業審議委員会(平成28年度第5回) 審議案件一覧
事業期間
上段:前回再評価
事 業 名
再評価理由
事業の概要
下段:今回再評価
前回(H25)
再~1 尻別川直轄河川改修事業
再~2 後志利別川直轄河川改修事業
再~3 十勝川直轄河川改修事業
再~4 網走川総合水系環境整備事業
再~5 沙流川総合水系環境整備事業
再~6 釧路川総合水系環境整備事業
平成22年4月に尻別川水系河川整備計
画を策定し、戦後最大規模の洪水である
昭和50年8月下旬の洪水を安全に流す
ことを目標に、堤防、掘削等の整備を進
めています。
事業化 完了予
年度 定年度
H22
H40
全体事業費
(億円)
55
進捗率
事業の効果等
約42%
整備計画における整備メニューの実施に
より、戦後最大規模の洪水を安全に流す
ことができる。
費用便益比全体
B/C
1.4
総費用
51
総便益
70
再評価後3年
今回(H28)
同上
前回(H25)
平成19年6月に後志利別川水系河川整
備計画を策定し、戦後最大規模である昭
和37年8月洪水を安全に流すことを目
標に、堤防、掘削、護岸等の整備を進め
ています。
H22
H19
H40
H38
89
97
約42%
同上
約58%
整備計画における整備メニューの実施に
より、戦後最大規模の洪水を安全に流す
ことができる。
1.5
3.7
86
110
127
403
再評価後3年
今回(H28)
同上
前回(H25)
平成22年9月に十勝川水系河川整備計
画を策定し、戦後最大規模の洪水を安全
に流すことを目標に、堤防、掘削、堤防
の保護対策等の整備を進めています。
H19
H22
H38
H50
99
1,479
約68%
同上
約26%
整備計画における整備メニューの実施に
より、戦後最大規模の洪水を安全に流す
ことができる。
3.7
2.2
116
1,221
434
2,728
再評価後3年
今回(H28)
同上
H22
H50
1,569
約35%
同上
2.6
1,379
3,542
前回(H25)
アオコや青潮の発生頻度の低減など水環
境を改善することを目的に、網走湖の水
環境整備を進めています。
H5
H29
206
約84%
青潮発生の抑制、アオコ発生頻度の低
減、湖内閉鎖性水域の水質改善が期待さ
れる。
1.4
299
408
今回(H28)
アオコや青潮の発生頻度の低減など水環
境を改善することを目的に、網走湖の水
環境整備を進めています。平成28年3
月のかわまちづくり計画登録に伴い、地
域の活性化に寄与する場の整備を進めて
いきます。
H5
H37
191
前回(H26)
アイヌ文化の振興・保全、イオル再生に
向けた検討等の必要性が高まっている状
況の中、更なる取組の調査検討、調整の
ための事業継続を行います。
H14
H31
3
再評価後3年
約97%
水環境整備により、青潮発生の抑制、ア
オコ発生頻度の低減及び湖内閉鎖性水域
の水質改善が期待され、水辺整備によ
り、地域資源の有効活用や地域活性化が
期待される。
1.7
340
564
約81%
水辺空間の整備による、アイヌ民族伝統
文化の保存・継承・振興への貢献が期待
される。
49.8
4
221
社会経済情勢等
今回(H28)
平成28年3月のかわまちづくり計画変更
に伴い、二風谷地区及び紫雲古津・去
場・荷菜地区における基盤整備を進めて
いきます。
H14
H38
7
約34%
同上
19.9
8
163
前回(H25)
湿原環境の保全・復元を目的に、釧路湿
原の自然再生を進めています。環境学習
の場として、しべちゃ水辺の楽校の整備
を進めています。
H13
H42
45
約81%
湿原本来の環境に近づき、生物の多様な
生息環境の復元、湿原中心部への土砂流
入量の削減、湿原植生の回復等が期待さ
れる。
10.9
52
570
再評価後3年
今回(H28)
湿原環境の保全・復元を目的に、釧路湿
原の自然再生を進めています。
H13
H45
76
約57%
同上
7.2
84
601
地方公共団体等の意見
対応方針(案)
対応方針(案)決定の理由
戦後最大規模の洪水流量を安全に
流下させる河道の整備等を行うこと
により、洪水被害から人命と財産を
守り「安全・安心」を確保すること
から、当該事業の継続について異議
はない。
なお、事業の実施にあたっては、
良好な河川水質やアユ・イトウ等の
生息環境などの保全に努め、より一
層、徹底したコスト縮減を図るとと
もに、これまで以上に効率的・効果
的に執行し、早期完成に努めるこ
と。
継続
事業の必要性・重要性に変化はな
(c)推定事業費が顕
く、費用対効果等の投資効果も確
著に増加する事業
保されているため
戦後最大規模の洪水流量を安全に
流下させる河道の整備等を行うこと
により、洪水被害から人命と財産を
守り「安全・安心」を確保すること
から、当該事業の継続について異議
はない。
なお、事業の実施にあたっては、
良好な河川水質やサケ・マス等の生
息環境などの保全に努め、より一
層、徹底したコスト縮減を図るとと
もに、これまで以上に効率的・効果
的に執行し、早期完成に努めるこ
と。
継続
事業の必要性・重要性に変化はな
く、費用対効果等の投資効果も確
保されているため
戦後最大規模の洪水流量を安全に流下
させる河道の整備等を行うことにより、
洪水被害から人命と財産を守り「安全・
安心」を確保することから、当該事業の
継続について異議はない。
なお、事業の実施にあたっては、サ
ケ・マス等の生息環境などの保全に努め
るとともに、平成28年8月の大雨による
甚大な洪水被害を踏まえ、より一層、徹
底したコスト縮減を図り、これまで以上
に効率的・効果的に執行し、早期完成に
努めること。
また、今後、整備内容が変更となる場
合には、内容が明らかになった時点で再
度、再評価の手続きを行うこと。
継続
事業の必要性・重要性に変化はな
く、費用対効果等の投資効果も確
保されているため
網走湖におけるアオコ、青潮の発
生を抑制するため、水質改善の取組
みなどを行っており、北海道の川づ
くり基本計画の趣旨に沿っているこ
とから、当該事業の継続について異
議はない。
なお、事業の実施にあたっては、
徹底したコスト縮減を図るととも
に、これまで以上に効率的・効果的
に執行し、早期完成に努めること。
継続
事業の必要性・重要性に変化はな
(a)事業計画が顕著
く、費用対効果等の投資効果も確
に変更された事業
保されているため
流域に伝わるアイヌ文化の保存・
伝承などに必要な水辺空間の整備を
平取町と連携して行っており、北海
道の川づくり基本計画の趣旨に沿っ
ていることから、当該事業の継続に
ついて異議はない。
なお、事業の実施にあたっては、
より一層、徹底したコスト縮減を図
るとともに、これまで以上に効率
的・効果的に執行し、早期完成に努
めること。
継続
事業の必要性・重要性に変化はな
(a)事業計画が顕著
く、費用対効果等の投資効果も確
に変更された事業
保されているため
釧路湿原の急激な面積減少と乾燥
化が進行し、その保全・再生のた
め、蛇行河川の再生や土砂流入防止
対策の取組みなどを行っており、北
海道の川づくり基本計画の趣旨に
沿っていることから、当該事業の継
続について異議はない。
なお、事業の実施にあたっては、
より一層、徹底したコスト縮減を図
るとともに、これまで以上に効率
的・効果的に執行し、早期完成に努
めること。
継続
事業の必要性・重要性に変化はな
(a)事業計画が顕著
く、費用対効果等の投資効果も確
に変更された事業
保されているため
◆重点審議案件の選定要件 (a)事業計画が顕著に変更された事業
(b)推定便益が顕著に減少する事業
(c)推定事業費が顕著に増加する事業
(d)事業の進捗予定が顕著に遅れている事業
(e)その他の要因
- 1 -
備 考