平成 28 年 12 月 15 日 担当:太田・並川・岡田 073-441-2643 資料提供 健康推進課 インフルエンザの流行シーズンに入りました! 県内のインフルエンザの定点当たり報告数※が第 49 週(平成 28 年 12 月 5 日から平成 28 年 12 月 11 日ま で)に流行の目安となる 1 人を超えて、1.98 人となり、流行シーズンに入りました。 今後、感染が急速に拡大する可能性がありますので、県民の皆様には、インフルエンザに対する正しい知識 に基づき、予防対策に努めていただきますようお願いします。 ※ 1医療機関当たりの平均患者報告数。流行の目安が1人、 注意報基準値が10人、警報基準値が30人 【流行の状況】 ○各保健所管内の最新データ(第 49 週:平成 28 年 12 月 5 日から平成 28 年 12 月 11 日まで) 保 健 所 名 県全体 和歌山市 海南 岩出 橋本 湯浅 御坊 田辺 新宮 串本 患者報告数 99 47 0 1 0 1 0 36 9 5 定点当たり報告数 1.98 3.13 0 0.17 0 0.2 0 5.14 3 2.5 ○過去のシーズンとの比較 本県のインフルエンザ定点当たり報告数の推移(県内50定点医療機関集計分) 定点当たり報告数 50 平成23~24年シーズン 平成24~25年シーズン 45 最新週第49週 平成28年12月5日~平成28年12月11日まで 平成25~26年シーズン 40 平成26~27年シーズン 35 昨(平成27~28年)シーズ ン 今(平成28~29年)シーズ ン 30 警報ライン 25 20 15 10 注意報ライン 5 0 報告週 ○全国と本県(各保健所ごと)のインフルエンザの定点当たり報告数の推移 定点数 区 分 約5,000 和歌山県 50 海南保健所 岩出保健所 橋本保健所 湯浅保健所 御坊保健所 田辺保健所 新宮保健所 串本支所 第38週 第39週 第40週 第41週 第42週 第43週 第44週 第45週 9/12-9/18 9/19-9/25 9/26-10/2 10/3-10/9 10/10-10/16 10/17-10/23 10/24-10/30 10/31-11/6 全 国 和歌山市保健所 第37週 15 3 6 6 5 3 7 3 2 0.09 0.12 0.16 0.23 0 0.04 0.06 0 0.07 0.13 0 0 0 0.17 0 0 第46週 第47週 第48週 第49週 11/7-11/13 11/14-11/20 11/21-11/27 11/28-12/4 12/5-12/11 0.24 0.37 0.47 0.59 0.84 1.38 1.79 2.49 3.31 0.02 0.2 0.22 0.08 0.24 0.25 0.5 0.48 0.98 1.98 0.07 0.47 0.6 0.07 0.13 0.38 0.6 1.07 1.73 3.13 0 0 0 0 0 0.33 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.17 0.33 0.5 0.67 0.5 0.17 0.17 0 0 0 0 0 0.17 0.83 0.5 1.17 0.17 0.5 0 0 0.2 0 0 0 0 0.2 0 0 0 0 0.2 0 0 0 0 0.33 0.33 0 0.33 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.14 0.43 1.33 5.14 0 0 0 0 0.67 0 0 0 0 0 0.33 2.67 3 0 0 0 0 0 0.5 0.5 0 0.5 2 0 1 2.5 【正しい知識を身につけましょう】 今シーズンにおいても、全ての年齢の方、特に乳幼児、高齢者、基礎疾患のある方は注意が必要ですので、 以下を参考に、インフルエンザへの予防対策に努めていただきますようお願いします。 ●受診の際の注意 発熱や咳等、インフルエンザ様の症状のある方は、早めに医療機関を受診してください。特に、乳幼児、高 齢者、基礎疾患のある方は重症化のおそれもありますので、感染した場合の対応についてあらかじめ、かかり つけ医に相談しておきましょう。 ●インフルエンザ予防で注意すべきこと ○予防接種を受ける。 (効果が現れるまで2週間ほどかかります。 ) ○こまめにうがい・手洗いを励行しましょう。 外出時、外出後のこまめなうがい・手洗いを日常的に行うことが予防策として重要です。 ○適切な湿度を保ちましょう。 特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50%~60%)を保ちましょう。 ○健康管理に努めましょう。 バランスのとれた栄養摂取、十分な睡眠をとることを心がけるなど、健康管理に努めましょう。 ○咳エチケットを励行しましょう。 【咳エチケット】 1 周囲の人からなるべく離れてください。 咳やくしゃみのしぶき(飛沫)は約2メートル飛ぶと言われています。 2 咳やくしゃみをするときは、他の人から顔をそらせティッシュなどで口と鼻を覆いましょう。 他の人にしぶき(飛沫)をかけないように心がけましょう。マスクをしていない場合にはティッ シュなどで口と鼻を覆うことも大切です。使ったティッシュはすぐにゴミ箱へ捨てましょう。 3 咳やくしゃみを抑えた手を洗いましょう。 咳やくしゃみを手で覆ったら、手を石けんで丁寧に洗いましょう。 4 マスクを着用してください。 咳、くしゃみがでている間はマスクを着用しましょう。 使用後のマスクは放置せず、ゴミ箱に捨てましょう。 ※ 咳エチケットに加え、周囲の感染予防では手洗いも大切です。石けんを使って、15秒以上か けて洗いましょう。洗った後は清潔なタオルやペーパータオルなどで十分に拭き取りましょう。
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