医療・介護関係者研修会 (平成28年9月16日 いちきアクアホールで開催しました) 主催:いちき串木野市 共催:鹿児島県介護支援専門員協議会いちき串木野支部 いちき串木野市医師会在宅医療・介護連携推進室 講演 「終末期における基礎知識や観察ポイント、ケアについて知ろう」 講師:鹿児島大学病院緩和ケアセンター 緩和ケア認定看護師 長瀧 恵氏 【講演内容】 演題 「終末期における基礎知識や観察ポイント、ケアについて知ろう」 ご本人、ご家族との関わり方を中心にご講演いただきました。 残された家族がこれからの生活に前向きになれる様な「看取り」になるように支援していく。この選択が 最良であったと思えることが後の生活の力になる。自分にとって良い看取りと、ご本人やご家族にとって の良い看取りは違うかもしれない・・を前提に丁寧に確認することも必要。 「その人らしさ」を持って生きること、そこに「共にいる」「希望をつなぐ」と、いうことを皆で考えていけると 良いですね。の言葉で締められました。 【事例発表】 1.訪問看護ステーションさくら 所長 畑中 勇二氏 訪問看護は、ご本人とご家族が穏やかに日々を過ごすための支援となる・・・と熱く語られ、90歳 男性の方で、最期は娘さんが自宅のベッドの横で本人の手を握りながら看取られた事例の発表 がありました。 2.訪問リハビリ 作業療法士 松山 和弘氏 通常の介入ではなく本人が望むリハビリ行うといった関わりであった。ベッドサイドに座り外の 景色を眺めることが好きだ・・というご本人の思いに沿う形でのリハビリだったと感じている。と 語られ、実感溢れる発表でした。 【グループワーク】 看護師、介護士、ケアマネージャーと多職種の意見交換 各々の立場からの意見が活発に交され、とても有意義な機会となりました。 ※114名の方にご参加いただきました。 ご参加いただいた皆さんに一言メッセージを書いていただきました。 ご協力ありがとうございました。
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