福井工業大学の 障害学生支援体制

福井工業大学の
障害学生支援体制
ー課題と対応ー
基盤教育機構・学生生活支援室
荒木史代
contents
1.本学の概要
2.本学の課題と対応
・本学の障害学生支援(組織的な取り組み)
・支援の実際(支援事例)
3.まとめ
-本学の概要-
1965年開学
3学部8学科の地方私立大学(2015年~)
(附属中学・高等学校併設)
学生数 2274名(2016年5月1日現在)
(男女比 9:1)
教職員数 教員98名、職員91名(常勤)
-本学の課題と対応-
-課題-
• 専門部署の設置・人員の配置なし
-対応-
既存の部署・人員の活用→学生生活支援室
委員会の新設→障害学生支援委員会
SD→研修会(JASSO主催等)の参加・他大学との連携
-学生支援体制-
学部:基盤教育機構
大学組織:学務課(学生・教務)
学習支援
キャリア
センター
入学前
各学科・
担当教員
1年
就職支援
医務室
2年
大学生活支援
学生生活支援室
3年
学習支援センター
4年
学部:各学科
大学組織:就職支援課
ー学生支援体制ー
学生生活支援室・人的環境
平成28年度【前期】 学生生活支援室・カウンセラー担当曜日・時間表
スタッフ
職員
・常勤2名(保健師・臨床心理士)
・非常勤2名(社会福祉士他)
教員
・教員カウンセラー
(各学科1名・9名)
月
1時限
(8:5010:20)
2時限
(10:3012:00)
3時限
(12:4014:10)
4時限
(14:2015:50)
5時限
(16:0017:30)
火
○○先生
(F)
10 時-16 時
水
木
10 時-16 時
10 時-16 時
○○先生
○○先生
(カ ウン セラ ー)
(カ ウン セラ ー)
○○先生 ○○先生
(カ ウン セラ ー)
(E)
金
○○先生
(F)
9時-17時
○○先生
○○先生
(A)
(カ ウン セラ ー)
○○先生
(S)
○○先生
(D)
○○先生
(N)
○○先生
(K)
○○先生
(M)
常勤職員
○○(臨床心理士)
月-金 9時-17時
常勤職員
○○(保健師)
月-金 9時-17時
-障害学生支援体制-
学部:基盤教育機構
大学組織:学務課(学生・教務)
学部:各学科
大学組織:就職支援課
入学前
キャリア
センター
1年
各学科・
担当教員
2年
学生生活部会
医務室
3年
学生生活支援室
4年
学習支援センター
障害学生支援委員会
学習支援
大学生活支援
就職支援
(委員長;学長補佐、副委員長;学生生活支援室担当教員)
経緯
<本学の経緯>
平成18年12月
障害者権利条約 採択
平成24年12月
「障がいのある学生の修学支援に関す
る検討会報告(第一次まとめ)」
(文部科学省)
平成26年1月
障害者権利条約 批准
平成28年4月
「障害者差別解消法」施行
平成25年夏
障害学生支援体制整備に向け準備
平成26年4月
障害学生支援委員会設置
障害学生支援規定策定
障害学生支援委員会
委員
委員長;学長補佐、
副委員長;学生生活支援室担当教員
学生生活支援部会主査、学務課課長、
学生生活支援室職員2名、医務室職員1名、
(平成27年度~)就職支援課課長代理、就職支援課職員1名
・月1回 委員会を開催(平成26年4月~)
・議題-「障害学生支援体制」
平成26年度 支援体制(組織体制)、支援フロー、教職員への周知(FD/SD企画)
平成27年度 支援体制の見直し、移行支援、教職員への周知(FD/SD企画)
平成28年度 支援規程の改定(対応要領)
平成26年度の取り組み(例)
ーホームページ作成ー
障害学生支援体制
個別の学生支援
個々の学生のニーズに
応じた支援
大学事務局
連携
学部
学科
担当教員
障害学生支援体制
全学的な支援体制
相談
相談
学生
保護者
支援
支援
①支援申請
授業担当
教員
学
生
医生
務活
室支
援
室
③支援決定通知
フィードバック
②支援審議へ
ex) 施設・修学環境の整備
③支援決定通知
障害学生支援委員会
個別支援部会
学科主任
障害学生支援体制
大学事務局
①支援申請
連携
学部
学科
担当教員
②支援審議
相談
相談
学生
保護者
支援
支援
①支援申請
授業担当
教員
学
生
医生
務活
室支
援
室
③支援決定通知
フィードバック
②支援審議へ
③支援決定
(通知)
③支援決定通知
障害学生支援委員会
個別支援部会
学科主任
①支援申請
支援決定までの流れ
① 支援申請
② 支援受付
③ 支援審議
学
生
・
保
護
者
学
生
生
活
支
援
室
支
障
援
害
委
学
員
生
会
⑥ 支援
⑤ 支援決定通知
④ 支援決定
支援申請に必要な書類
支援を希望の学生・保護者のみなさまは、以下の書類を『学生生活支援室』
に提出してください。
○ 修学支援申請書(本学所定のもの)
○ 特別措置・支援申請書(本学所定のもの)
上記の書類に、必ず以下の いずれかを添付してください。
○ 障害者手帳の写し
○ 医療機関で発行された診断書
○ 高校で作成された個別の教育支援計画書
○ その他、必要書類として本学『障害学生支援委員会』が認めるもの
②支援審議
障害学生支援委員会
個別支援部会
③支援決定
(通知)
委員
委員長;学長補佐、
副委員長;学生生活支援室担当教員
学生生活支援部会主査、学務課課長、
学生生活支援室職員2名、医務室職員1名、
(平成27年度~)就職支援課課長代理、就職支援課職員1名
+
支援申請を行った学生の学科主任、担当教員等
・学生からの支援申請後に開催
・支援申請内容を審議、支援を決定する
障害学生支援
ー個別(修学)支援の流れ(例)ー
4月
5月
8月
9月
支援申請
支援の実施
7月
教
←員
合理的配慮
過重な負担
意思の表明
学
→生・教員
支援実施報告書
支援決定の通知
個別支援部会の実施
支援申請
VS
支
援
決
定
6月
フィードバック
(学生・教員)
支援の実際
個別の学生支援
• 学生生活支援室での障害学生支援学生数
全学的な障害学生支援
• 障害学生支援・申請件数
• 障害学生の支援事例
まとめ
-今後の課題ー
• 障害学生支援体制
ー紛争解決の仕組みー
• 「障害(学生)支援規程」の改定、修正
ー学園全体を視野にいれてー
ご清聴ありがとうございました。