第 2 回第 2 次特別支援教育実施計画策定検討委員会(H28.9.28) 資料③ 立川市第2次特別支援教育実施計画 基本施策1 1 基本施策の概要(案) 早期連携・早期支援の充実 取組項目1 早期連携・早期支援の充実 (1) 子ども家庭支援センター発達支援係と教育支援課が連携して行う相談 〔担当:教育支援課〕 ・子ども家庭支援センターが幼稚園や保育所を対象に実施している巡回相談に、就学相 談員が同行。 ・子ども家庭支援センターで実施している発達支援親子グループ事業に、就学相談員が 参加。 ・発達支援計画との関連を図った具体的な仕組みの構築について (2) 幼稚園教員・保育士の特別支援教育に対する理解啓発 〔担当:教育支援課〕 ・都のモデル事業の中で、第五小学校学区で実施している幼稚園教員・保育士を対象と した特別支援教育の研修について、小学校区を順次拡大。 ・校内研修の講師予算(1 校のみ)を配当の際、幼稚園・保育園の参加を呼びかけるよ う依頼。 ・教育支援課主催の特別支援教育に関わる講演会を案内。 (3) 健診後の発達支援へのフォロー体制の構築 〔担当:教育支援課・子ども家庭支援センター・保育課・子育て推進課・健康推進課〕 ・健診会場において医師から発達の課題を指摘された保護者等について、その場で発達 相談を行い、発達支援へとつなぐフォロー体制の構築を図り発達相談から就学相談へ とつなぐ。 ・保護者同士が、情報交換や交流のできる場の検討を図る。 (4) 幼児への療育施設の充実に向けた検討 ・幼児の療育の充実に向けて、検討を進める。 (5) 就学支援シートの活用 〔担当:教育支援課〕 ・個別指導計画への反映を踏まえ、就学支援シートの内容の見直し。 ・年長児の10月頃から作成する就学支援シートについて、作成時期の見直し。 ・サポートファイルの導入検討 (6) 幼稚園・保育所と小学校との連携 〔担当:教育支援課〕 ・幼稚園・保育所と小学校の引継ぎの指針をまとめた(仮称)引継ぎガイドを作成。 ・幼稚園教員・保育士を対象とした特別支援教育の研修の実施。 ・就学前教育、幼保小連携教育の充実 (7) 柔軟な転学(学びの連続性) 1 ※再掲 2 取組項目2 就学相談 (1) 就学相談の充実 〔担当:教育支援課〕 ・就学相談の流れを分かりやすくする。(相談フローの見直し) ・研修やリーフレット以外の具体的取組の検討 (2) 就学相談説明会の実施 ・学級の紹介、先輩保護者のアドバイス等、内容の工夫を行う。 (3) 就学相談の資料作成に関わる幼稚園教員・保育士への支援 〔担当:教育支援課〕 ・就学相談の資料作成に関わる幼稚園教員・保育士を対象に、資料の書き方等について その研修を実施。 (4) 就学後の継続相談 〔担当:教育支援課〕 ・就学相談を経て就学した児童・生徒について、保護者や学校の希望を踏まえ、学校生 活への適応に向けた相談を実施。 ・相談継続年数についての検討。 3 取組項目3 小・中学校の連携 (1) 中学校区における連携 〔担当:学校〕 ・通常の学級、特別支援学級の状況に応じて実施。 (2) 小・中学校間の円滑な引継ぎ 〔担当:教育支援課〕 ・幼稚園・保育所と小学校、小学校と中学校とそれぞれの引継ぎの指針をまとめた(仮 称)引継ぎガイドを作成し、それを基に引継ぎを実施。 基本施策2 1 学校における指導体制・指導内容等の充実 取組項目4 学校における計画的な特別支援教育の推進 (1) 学校経営における特別支援教育の位置付け 〔担当:指導課〕 ・学校の教育課程、学校経営計画に特別支援教育の取組を明示。 (2) 特別支援教育コーディネーターの指名の複数化の推奨 〔担当:指導課〕 ・専門性の確保や円滑な引継ぎが必要なことから、学校の実態に応じて特別支援教育コ ーディネーターの複数指名を行うことの推奨。 (3) 特別支援教育コーディネーターの充実 〔担当:教育支援課〕 ・特別支援教育コーディネーターの役割の明確化 ・特別支援教育コーディネーターの養成に向けて、研修体系の見直し。 ・巡回指導教員が巡回校のコーディネーターとなる。 (4) 校内委員会の充実 〔担当:教育支援課〕 ・標準的な校内委員会の機能や構成員の明確化。 ・巡回指導教員が巡回校の校内委員会に参加。 2 (5) 校内研修の支援 〔担当:教育支援課〕 ・校内研修の内容や講師の相談の対応。 2 取組項目5 個別の教育支援計画、個別指導計画の作成 (1) 個別の教育支援計画、個別指導計画の作成の推進 〔担当:教育支援課〕 ・個別の教育支援計画及び個別指導計画について、市の共通書式を開発。 ・作成・活用の推進。 (2) 個別の教育支援計画、個別指導計画の理解啓発 〔担当:指導課・教育支援課〕 ・個別の教育支援計画及び個別指導計画の作成には保護者の理解が必要であるため、理 解啓発に向けたリーフレットを作成。 ・リーフレット等を活用し、各学校における個別の教育支援計画及び個別指導計画の作 成・活用について、理解啓発を図る。 (3) 小・中学校間の円滑な引継ぎ 〔担当:教育支援課〕 ・幼稚園・保育所と小学校、小学校と中学校とそれぞれの引継ぎの指針をまとめた(仮 称)引継ぎガイドを作成し、それを基に引継ぎを実施。 3 取組項目6 ※再掲 交流及び共同学習の推進 (1) 交流及び共同学習の推進 〔担当:指導課・教育支援課〕 ・各学校の実態に応じて実施。 ・取組みの中で先進的なものについては、学校が積極的に情報発信。 ・学校における様々な学習場面を通して、特別支援教育について児童・生徒の理解を深 める。 ・「交流及び共同学習」の年間指導計画の作成。 4 取組項目7 副籍制度の実施 (1) 副籍制度の実施 〔担当:指導課・教育支援課〕 ・特別支援学校の児童・生徒の状況と、地域指定校の実態に応じて実施。 ・取組みの中で先進的なもの、創意工夫があるものについては、積極的に情報を発信。 基本施策3 1 学校における特別支援教育の取組への支援 取組項目8 特別支援学級等の整備及び充実 (1) 特別支援学級の整備 〔担当:教育支援課〕 ・知的障害特別支援学級(固定)の設置について検討。 ・立川市立第九小学校「くわのみ学級」の校区分割の検討。 3 (2) 発達障害の児童・生徒に対する重層的な支援体制の整備 〔担当:教育支援課〕 ・小学校の情緒障害等通級指導学級を利用する児童数の増加に対応した通級指導学級の 整備。→対応済み ・小学校及び中学校の自閉症・情緒障害特別支援学級の開設に向けた検討。 ・小学校の特別支援教室の円滑な運営。 ・平成33年、中学校の特別支援教室の導入に向けた検討。 (3) 特別支援学級説明会の実施 〔担当:教育支援課〕 ・中学校の通級指導学級については、小学校6年生を対象に実施。 ・(仮称)就学説明会と合わせて、特別支援学級について説明する機会を充実。 ・特別支援学級説明会の実施方法について検討。 (4) (仮称)特別支援学級教育課程編成ガイドラインの作成 〔担当:指導課・教育支援課〕 ・特別支援学級の教育課程編成に向け、検討委員会を設置し、ガイドラインを作成。 ・学習指導要領改訂のため、 「教育課程編成に向けて」等に変更する。 (5) 校舎のバリアフリー化の対応 〔担当:教育総務課・教育支援課〕 ・校舎のバリアフリーに化に向けて、学校の増改修とも合わせて実施。 2 取組項目9 教員の専門性向上 (1) 特別支援教育に関する研修の体系化 〔担当:教育支援課〕 ・市における特別支援教育に関わる研修を体系化し、それに基づき実施。 ・特別支援教室導入に伴う、通常の学級の教員対象の研修実施の検討。 (2) 研修内容の充実 〔担当:指導課・教育支援課〕 ・発達障害の理解や通常の特別支援教育の視点を取り入れた通常の学級における授業の 在り方などの内容を設定。 ・事例検討や授業研究などの研修形態を積極的に取り入れる。 ・職種を限定しない研修や特別支援学級担任及び介助員等の合同研修などを設定。 ・外部講師の活用。 ・特別支援教室導入に伴う、通常の学級の教員対象の研修実施の検討。 (3) 特別支援学級の専門性向上に向けた特別支援学校との連携〔担当:指導課・教育支援課〕 ・特別支援学級における指導の充実及び専門性向上のため、特別支援学校と連携。 ・知的障害者特別支援学級の専門性向上プランに基づく研修体制の充実。 (都立武蔵台学 園教員の助言による授業改善) 3 取組項目10 巡回相談の充実 (1) 特別支援教育アドバイザーの派遣 〔担当:教育支援課〕 4 ・特別支援教育アドバイザー連絡会の実施。→平成27年度にて終了 ・特別支援教育アドバイザーの養成。→平成27年度にて終了 (2) 巡回相談員の派遣 〔担当:教育支援課〕 ・心理の専門家を定期的に学校に派遣。 →派遣回数、時間、相談内容の充実について検討 ・就学相談を経て就学した児童・生徒について、保護者や学校の希望を踏まえ、学校生 活への適応に向けた相談の実施。 (3) 専門家の派遣 ※再掲 〔担当:教育支援課〕 ・医師や言語聴覚士などを学校に派遣し、児童・生徒のニーズに応じた支援を実施。 →言語聴覚士の派遣の試行、医師の派遣検討 4 取組項目11 特別支援教育支援員等の専門性の向上 (1) 特別支援教育支援員、介助員の専門性の向上 〔担当:教育支援課〕 ・特別支援教育支援員、通常学級の介助員(移動介助)の研修の充実。 ・知的障害特別支援学級の介助員・指導員の連絡会の開催。 基本施策4 1 関係機関との連携 取組項目12 特別支援学校との連携 (1) 特別支援学校のセンター的機能の活用 〔担当:指導課・教育支援課〕 ・特別支援教育コーディネーター研修等における支援の活用。 ・就学相談における特別支援教育コーディネーターの活用。 ・専門性向上プランの充実 (2) 副籍制度の実施 〔担当:教育支援課〕 ・特別支援学校の児童・生徒の状況と、地域指定校の実態に応じて実施。 ※再掲 (3) 特別支援学級の専門性向上に向けた特別支援学校との連携〔担当:指導課・教育支援課〕 ・特別支援学級における指導の充実及び専門性向上のため、特別支援学校と連携。 ※再掲 2 取組項目13 中学校卒業後の連絡先・関係機関との連携 (1) 連絡先・関係機関との連携 〔担当:指導課・教育支援課〕 ・子ども育成課との連携により「子ども・若者自立支援ネットワーク事業及び相談機関 等説明会」の実施 3 取組項目14 特別支援教育に関わる関係機関との連携 (1) 特別支援教育連絡会の開催 〔担当:教育支援課〕 5 ・教育、保健、医療、福祉等の関係機関とネットワークを構築し、年間3回実施。 →内容の精査を図る。 (2) 子ども家庭支援センターとの連携 〔担当:教育支援課〕 ・子ども家庭支援センターとの定期的な打合せ、ケース会議の実施。 ・子ども家庭支援センターが幼稚園や保育所を対象に実施している巡回相談に、就学相 談員が同行。 ※再掲 ・子ども家庭支援センターで実施している発達支援親子グループ事業に、就学相談員が 参加。 ※再掲 →更なる連携の充実を図る。 基本施策5 1 特別支援教育の理解啓発 取組項目15 保護者、市民等への理解啓発 (1) 特別支援教育講演会の開催 〔担当:教育支援課〕 ・特別支援教育の推進、理解啓発のため、保護者、関係機関、市民等を対象に講演会を 開催。→実施時期について検討。 (2) 特別支援教育の理解啓発の充実 〔担当:教育支援課〕 ・特別支援教育の推進、理解啓発に向けたリーフレットを作成し、活用する。 ・市報やホームページ、立川市教育だより「たっち」において、特別支援教育の理解啓 発を図る。→新たな充実策の検討。 ※ 合理的配慮に基づいた指導・支援について 6
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