新エネルギー新聞第67号

年5月まで。
政府は自国内での電力自
トナーカートリッジやイ
大し、発電規模1㍋㍗の
運用実証はその規模を拡
今回のCPVプラント
一般的な結晶シリコン太
する仕組み。変換効率は
ズで日射光を集めて発電
太陽を追尾しながらレン
導体の発電素子を用い、
変換効率が高い化合物半
約8㌔の薄型軽量モジ
厚さ約120㍉、重量 献できるとされる。
でトップレベルとなる
型太陽光発電装置業界
さらに、同社は集光
トータルコスト低減に貢
があり、発電システムの
載できるなどのメリット
現業に従事する。PV業界
の要員は、電気工事などの
様々なセン
野 で は、
器用電源として活用され
様々な分野で各種電子機
ア 用 途 な ど、 屋 内 外 の
や電子錠用途、ヘルスケ
Mを手掛ける。うち半分強
の新設市場が縮小するな
3月をめどに千葉県内で初 タイル」と説明。発電所の
件開拓が当面の目標。来年 に直談判するのがうちのス
基、年間最大180
員による電話戦術とネット
販 売 に つ い て は、
「若手社
か、1年ほど前から風力発
基
案件を着工させ、月に
から
電事業の準備を進め、この
ほど小型風力発電事業への
考えだ。太陽光発電の設計 し、
「丁寧な仕事に努めて
基のペースで建設を進める ワーク営業の2本立て」と
風力発電機は、エクザラ
施工に伴い、特定建設業許 協力者を増やし、一生懸命
本格参入を発表した。
㌗級)とC&F社
ス社(
大手ゼネコンや中堅ゼネコ にしている」と述べる。
㌗ 弱 ) の 2 種 類 を ラ イ 可や宅建業の免許も取得。 に手を抜かないことを社風
ンナップ。九州、関東、東
(
基のFIT申請手続
基、
陽光発電所」
電力グループの
保守)も、自然
O & M( 運 営・
たと発表し
運転を開始し
1日より商業
年間発電量は
ンが担う予定だ。
力オペレーショ
juwi自然電
メガソーラー
鹿児島県内の
プが完工した
当する約210
使用電力量に相
00世帯の年間
一般家庭約60
設備企業であ
ループの総合
中部電力グ
州電力へ売電す
Tを活用して九
した電力はFI
んでいる。発電
0万㌗時を見込
は3カ所目と
るトーエネッ
る。
なった。
ク(愛知県名
ので、かつてゴルフ場だ
古屋市)より受注したも
陽光発電所とし
ェクトでは、太
を建設した。開発を自然
地中送電線を設
長距離大容量の
おいては、霧島市
から市有地の使用
許可を得て実施し
た。電気工事は関
区)の経験と技術
電 工( 東 京 都 港
力を得て実現し
た。また、発電所
内の土木工事は鎌
田建設(霧島市)
と連携、発電所と
変電所の電気工事
は日本リーテック
(東京都千代田
区)と連携して実
施した。
自然電力は日本
伊地知氏は鹿児島県出
身。同社は中長期的に、大
型風力発電事業にも参入す
月末時点)の太陽光発電
は、これまで国内で累計
したjuwi自然電力
ドイツのjuwiが設立
全国で約700㍋㍗(
の開発・資金調達、EP
ヵ所( 月末時点)の
風力・小水力事業を本格
開始し、2015年より
14年からは発電事業も
る。
ロジェクトを完工してい
太陽光発電所のEPCプ
てきた実績があり、20
C、O&Mなどに携わっ
始動した。また、同社と
㍋㍗ 運開
ルを思った先の土地所有者 ェクトにも取り組んでいる。
地に出向き、ここならイケ 発電所を運開させるプロジ
クもあるが、社員が国内各 保。数年先に6・5㍋㍗の
隅半島の佐多岬の用地を確
ついて伊地知宣雄社長は、 る考えで、既に鹿児島県大
同社の案件開拓の方法に
している。
ンが建設で同社をサポート
来年3月までに300基受注へ
海に
基、鹿児島県
き を 済 ま せ た。 内 訳 は 佐
賀県
大分県3基、三重県6基、
円の来
静岡県2基、千葉県4基、 「 不 動 産 会 社 の ネ ッ ト ワ ー
茨城県3基。
固定買取価格が
年3月までに300基の案
月
た。同グルー
島市)が
(鹿児島県霧
「鹿児島県霧島市太陽光発電所」約
同社は今回の発電プラン
フジクラは今回、素子
の封止構造の簡素化に成
功したことで、従来製品
より約1・2倍の発電有
効面積を得ながら、太陽
電池の薄型化に対応して
厚さが約半分となる2・
5㍉厚のモジュールを実
同社は今後、普及が加
現した。
速していくと予想される
自然電力 福(岡市 と)j
万9700平方
今回のプロジ
全バッテリーレス化の実 uwi(ユーイ)自然電
った約
IoTセンサー機器の完
現や、これを用いたZE 力(東京都文京区)はさ
B ネ( ッ ト ゼ ロ エ ネ ル ギ きごろ、自然電力グルー ㍍の土地を利用し、出力 ては大規模とな
プが開発からEPC(設
置した。設置に
㌔㍍という
計・調達・建設)までを
電力が、EPCをjuw
る
ー ビ ル で) の 採 用 な ど、
i自然電力が担当した。
㍋㍗のメガソーラー
環境対策向け製品として
一貫して行ったメガソー
約
10
ンクジェットカートリッジ
の販売を手掛けるピクセル
カンパニーズ(JASDA
Q)を親会社とするハイブ
発電プラントで総発電量
陽電池に比べて約2倍。
ュールを開発。このモ ト の 運 用 実 証 開 始 を 弾 み
サー機器を
ている。課題はセンサー
15
モロッコで集光型太陽光発電プラント運用実証開始
住友電気工業(住友電 に竣工式を執り行ったと
住友電工は2013年 給率向上のため豊富な太
リッドファシリティーズ
工)は、本年5月にモロ 発表した。
4月、同国カサブランカ 陽エネルギー資源を有効
発電に続いて、小形風力発
電事業に参入した。九州エ
基を受
注。来年3月までに300
リアを中心に既に
基を確保したいと精力的に
案件開拓に取り組んでいる。
同社は過去3年に満たな
い間に、太陽光発電事業で
の計測や品質分析を行
また、発電素子の温度依
ジュールは輸送時のモ に、中東諸国をはじめ世界
住 友 電 工 の C P V は、
CPVシステムを設置し、 を導入する方針だ。
い、気象や砂塵などに左
存性がほとんどないこと
ジュール積載効率や現 各地の高日射地域でのCP
㍋㍗を手掛けてきた。
右されない安定した発電
から、直達日射量が多く
駆動する方
機器の小型化に伴う太陽
人の体制でEPCとO&
モロッコは高い日射量
気温が高い地域で有効な
約
を有しており、太陽光発
を目指す。
電のポテンシャルは高
地設置作業効率の向上 V事業の展開を進めていく
はエネルギーハーベステ
発電システムと期待され
ィング用途として、直射
ている。
電池交換なしで動作し、
い。こうした好条件な環
有害な材料を出さない環
日光が当たらない照度環
で発電する色素増感太陽
境下にあっても高い効率
電池の開発を続けてきて
待されてい
る。特に開
法として有
oT
( Interいる。2015年より発
net of Thi売している色素増感太陽
) の 分 電池は、橋梁センシング
ngs
発の進むI
境に優しい方法として期
のほか、架台に多く搭 方針だ。
実証実験を行ってきた。
( 東 京 都 港 区 ) は、 太 陽 光
郊外にある同社グループ 活用する政策を推進して
日に
望視されて
化だ。
電池のさらなる小型薄型
フジクラ
いる。
10
実施場所は同国中部に
ッコ王国の太陽エネルギ
モロッコでのCPV発電プラント
ー庁(MASEN)と実 位置するワルザザート市
会社敷地内で実証実験を いる。2020年までに
開始した。また、201 2000㍋㍗、2030
証契約を締結した「1M の「MASEN太陽エネ
㌔㍗の 太陽エネルギー発電設備
W集光型太陽光発電(C ルギー発電プロジェクト
の研究施設内に
5年9月からMASEN 年までに4500㍋㍗の
日 地。実証期間は2021
PV)プロジェクト」の サ イ ト 」 内 研 究 施 設 敷
発電規模、 ㌗から1㍋㍗へ拡大
設備が完成し、 月
住友電工
20
境にあることから、同国
各種通信ケーブル・電 境から微小なエネルギー
線 製 造 大 手 の フ ジ ク ラ を取り出して電力に変え
ごろ、エネルギーハーベ
( 東 京 都 江 東 区 ) は さ き る画期的な技術。配線や
スティング(環境発電)
の用途に最適な薄型の
月 日、
開発したと発表した。開
「色素増感太陽電池」を
発品は
米国カリフォルニア州サ
ンタクララで開催された
ィングUSA2016」
「エネルギーハーベステ
エネルギーハーベステ
で参考展示された。
ィ ン グ は、 振 動 や 光、
熱、電磁波など周囲の環
60
21
ラー「鹿児島県霧島市太
11
10
60
色素増感太陽電池を供給
11
11
エネハーベスティング用
薄型「色素増感太陽電池」開発
20
12
20
完工式の模様
30
18
55
80
20
竣工式の様子
フジクラ
▶エネルギーハーベスティング
用 色 素 増 感 太 陽 電 池。 上 は 裏
面、下は表面 受(光面 )
太陽電池の薄型化に対応、従来製品の半分の厚さ実現
していくとしている。
43
自然電力が開発、juwi自然電力がEPCを担当
自然電力グループ
17
太陽光・風力
13
16
鹿児島県霧島市太陽光発電所
29
11
ハイブリッドファシリティーズ、
PVに続き小形風力発電に参入
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第67号
隔週 月曜日発行
新エネルギー新聞
2016年(平成28年)12月12日
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