入札説明書

入 札 説 明 書
平成 28 年札幌市告示第 3739 号に基づく入札については、札幌市契約規則に定めるもののほか、
この入札説明書によるものとする。
1 告示日
平成 28 年 12 月 14 日
2 契約担当部局
〒062-8570 札幌市豊平区豊平 6 条 3 丁目 2-1 下水道河川局庁舎 3 階
札幌市下水道河川局総務部経営管理課(契約担当)
電話番号(011)818-3413
ファックス番号(011)812-5203
3 入札に付する事項
役務番号
札下経 第 8001 号
役務名
市債務負担行為 拓北水再生プラザ運転管理業務
調達案件の仕様等
設計書及び仕様書(以下「仕様書等」という。
)による。
業務概要
ア 業務場所
札幌市北区あいの里 4 条 10 丁目 1 番 1 号
札幌市下水道河川局下水道施設部拓北水再生プラザ
イ 施設概要(詳細は仕様書を参照すること)
(ア) 供用開始
:昭和 59 年 9 月
(イ) 処理方式
:標準活性汚泥法
(ウ) 排除方式
:分流式
(エ) 敷地面積
:32,122 ㎡
(オ) 処理面積 (汚水)
:455ha
(カ) 放流先
:1 級河川石狩川水系石狩川
(キ) 処理能力
:16,000 /日(日最大)
(ク) 汚水ポンプ設備
:5 台
(ケ) 汚水沈砂池
:2 池
(コ) 最初沈殿池
:2 池
(サ) 反応タンク
:2 槽
(シ) 最終沈殿池
:2 池
(ス) 接触タンク
:1 池
(セ) 汚泥前処理設備
:4 台
(ソ) 重力濃縮タンク
:2 槽
(タ) 圧送汚泥槽
:2 槽
(チ) 圧送処理水槽
:1 槽
(ツ) 圧送汚泥ポンプ設備 :4 台
(テ) 自家用発電設備
:1 台
ウ 運転時間
365 日/年、24 時間連続運転
コ 業務内容
拓北水再生プラザの次の業務を行う。
・保守点検業務 ・運転監視操作業務 ・水質試験業務 ・事務業務 ・補修業務 ・委託業
務 ・物品調達業務 ほか
履行期間
平成 29 年 4 月 1 日から平成 33 年 3 月 31 日まで
調達方法
本調達は、地方自治法施行令第 167 条の 10 の 2 の規定に基づき、価格以外の要素と価格を総合
的に評価して落札者を決定する総合評価落札方式の調達である。
4 入札参加資格
次に掲げる各号に示した要件のすべてを満たす者に限り、本業務に係る入札への参加資格を有す
るものとする。
なお、下記 にいう 2 年以上の実績、 イ(ウ)、ウ(ア)、エ(ア)、オ(ア)にいう 2 年以上の経験には、
入札期日までの期間を算入可能とする。
平成 27・28 年度札幌市競争入札参加資格者名簿(物品・役務)において、大分類「一般サービ
ス業」
、中分類「上下水道施設等維持管理業」に登録されている者であること。
地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しない者であること。
札幌市競争入札参加停止等措置要領(平成 14 年 4 月 26 日財政局理事決裁)の規定に基づく参
加停止の措置を受けている期間中でないこと。
会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)による更生手続き開始の申立てがなされている者又は民
事再生法(平成 11 年法律第 225 号)による再生手続き開始の申立てがなされている者(手続開始
決定後の者は除く。
)等経営状態が著しく不健全な者でないこと。
本社・支店・営業所等のいずれかが札幌市内の登録であり、かつ、支店・営業所等については
契約受領委任されている者であること。
下水道処理施設維持管理業者登録規程(昭和 62 年 7 月 9 日建設省告示第 1348 号)第 2 条の規
定に基づく下水道処理施設維持管理業者登録簿に登録されている者であること。
以下のア~ウのすべての条件を満たす下水道終末処理場における運転管理(運転操作監視及び
保守点検)業務の受託実績が、過去 10 年以内に、同じ施設で連続して 2 年以上あること。受託実
績は、日本国内で、単体又は共同企業体(代表者のみ)のものとする。
ア 下水処理方式:標準活性汚泥法
イ 日最大処理水量:14,000 /日以上
ウ 受託施設の地域:積雪地域又は寒冷地域(※)
※ 「積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法施行令」に定める地域(積雪
寒冷特別地域略図 参照のこと。
)
入札に参加できる者の形態は、単体企業とする。
本業務の履行場所に、入札者と直接的かつ恒常的な雇用関係にある者で、次の要件を満たして
いる者を配置できること。
ア 業務代理人
次のうち、いずれか一つを満足する者を 1 名専任し、配置すること。
(ア) 下水道処理施設管理技士(下水道処理施設維持管理業者登録規程:昭和 62 年 7 月 9 日建設
省告示第 1348 号第 3 条の規定によるもの)の資格を有する者
(イ) 下水道法施行令第 15 条の 3 に定める資格を有する者
イ 副業務代理人
業務代理人の補佐及び代行ができる者で、次のうち、いずれか一つを満足する者を 1 名専任
し、配置すること。
(ア) 下水道処理施設管理技士(下水道処理施設維持管理業者登録規程:昭和 62 年 7 月 9 日建設
省告示第 1348 号第 3 条の規定によるもの)の資格を有する者
(イ) 下水道法施行令第 15 条の 3 に定める資格を有する者
(ウ) 運転管理業務の副業務代理人として 2 年以上の経験を有する者
ウ 機械担当作業主任
機械設備の保守点検、補修、運転監視等に係る業務の主任であり、原則、常勤とする。次の
うち、いずれか一つを満足する者を選任し、配置すること。
(ア) 運転管理業務の機械設備保守等の作業主任として 2 年以上の経験を有する者
(イ) 第 3 種下水道技術検定の合格者又は下水道法施行令第 15 条 3 に定める資格者
エ 電気担当作業主任
電気設備の保守点検、補修、運転監視等に係る業務の主任であり、原則、常勤とする。次の
うち、いずれか一つを満足する者を選任し、配置すること。
(ア) 運転管理業務の電気設備保守等の作業主任として 2 年以上の経験を有する者
(イ) 第 3 種電気主任技術者の資格を有する者
(ウ) 第 1 種電気工事士の資格を有する者
オ 水質担当作業主任
水質試験に係る業務の主任であり、原則、常勤とする。次のうち、いずれか一つを満足する
者を選任し、配置すること。
(ア) 水質試験等の作業主任として 2 年以上の経験を有する者
(イ) 第 3 種下水道技術検定の合格者又は下水道法施行令第 15 条の 3 に定める資格を有する者
本業務の履行場所には、入札者と直接的かつ恒常的な雇用関係にある次に掲げる法定資格者等
を、業務内容に応じて適切に配置できること。
ア 第 3 種下水道技術検定合格者又は下水道法施行令第 15 条の 3 に定める資格を有する者
イ 第 3 種電気主任技術者
ウ 第 1 種電気工事士
エ 危険物取扱者(乙種第 4 類)
オ 玉掛け技能講習修了者
カ 床上操作式クレーン運転技能講習修了者
キ 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者
ク ガス溶接技能講習修了者
ケ アーク溶接特別教育講習修了者
5 入札説明書の添付資料
入札説明書の添付資料は下記のとおりとする。
入札書(様式 1)
委任状(様式 2)
消費税及び地方消費税に関する申立書(様式 3)
質問票(様式 4)
総合評価一般競争入札参加資格確認書(様式 5)
技術提案様式
入札書(記載方法)
委任状(記載方法)
消費税及び地方消費税に関する申立書(記載方法)
契約書(案)
業務費内訳書(複数年総価契約用)
(内訳様式 1-1)
業務従事者賃金支給計画書(複数年総価契約用)
(内訳様式 1-2)
社会保険料事業主負担分調書(複数年総価契約用)
(内訳様式 1-3)
業務従事者配置計画書(複数年総価契約用)
(内訳様式 1-4)
6 仕様書等の閲覧等
次のとおりとする。
仕様書等については、前記 2 の契約担当部局で公開する。
公表用業務委託設計書作成基準(平成 28 年 12 月一部修正)は下水道河川局庁舎1階にある閲
覧コーナーで公開する。
閲覧時間は札幌市の休日を定める条例に規定する休日(以下「休日」という。
)を除く毎日午前
9 時 00 分から午後 5 時 00 分までとする。
7 仕様書等の入手方法
前記 2 の契約担当部局で交付する(ただし、交付時間は前記 6 の閲覧時間と同じ。
)
。
手交するのは CD-R とし、提供するデータは仕様書等のほか、施設概要写真、昨年度の維持管理年
報(ダイジェスト版、施設データ)とする。
8 仕様書等の質問
仕様書等又は総合評価落札方式の手続に関して質問がある場合は、次のとおり質問票を提出する
こと。
提出期限
平成 28 年 12 月 26 日(月) 午後 4 時 30 分まで
提出場所
質問事項について、質問票に簡潔にまとめ、当該書面を持参又はファックスにより、前記 2 あ
てに提出すること。
なお、ファックス送信後は電話により着信確認をすること。
質問に対する回答
質問に対する回答については、随時前記 2 に掲げる場所にて閲覧に供するとともに、ホームペ
ージに掲載する。
回答は、告示日から平成 28 年 12 月 28 日(水)までの間に行う。
9 施設見学
本業務の対象となる施設等の見学を希望する者は、次のとおり申し込むことができる。申し込み
のあった希望者に対しては、調整の上、個別の指定日時を通知する。
なお、原則、現地見学において質問の受付や回答は行わないため、質問がある場合は前記 8 によ
るものとする。
見学日
告示の日から平成 28 年 12 月 22 日(木)のうち市長が指定した日とする。
申込方法
任意の様式により持参又はファックスで前記 2 あてに申し込むこと。なお、ファックス送信後
は電話により着信確認をすること。
申込期間
告示の日から平成 28 年 12 月 20 日(火)まで。
10 総合評価に関する事項
技術提案書の作成
この総合評価一般競争入札に参加する者(以下「入札参加者」という。
)は、仕様書等を熟知の
うえ、前記 5 の「技術提案様式」に従い、実現可能な技術提案書を作成するものする。
総合評価の方法
札幌市契約規則第7条の規定に基づき作成された予定価格の制限の範囲内の価格をもって
有効な入札を行った者について、入札者の入札書記載金額及び技術提案書に基づき、別記
1「落札者決定基準」により評価を行う。
落札者の決定方法
総合評価の方法によって得られた得点(以下「総合評価点」という。
)の最も高い者を落札者と
する。
ただし、本入札は、当該契約の内容に適合した履行を確保するため、あらかじめ札幌市役務契
約に係る低入札価格調査制度及び最低制限価格制度運用要領(以下「低入札価格調査要領」とい
う。
)に定める調査基準価格を設け、その価格を下回る入札が行われたときは、低入札価格調査要
領の規定に基づき、低入札価格調査を行う。
このため、落札者となるべき者の入札価格によっては、その者により本調達に係る契約の内容
に適合した履行がされないおそれがあると認められるとき、又はその者と契約を締結することが
公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって著しく不適当であると認められるときは、そ
の者を落札者とせず、予定価格の制限の範囲内の価格をもって有効な入札を行った他の者のうち、
総合評価点の高い者を落札者とすることがある。
なお、落札者となるべき同じ総合評価点の者が 2 人以上あるときは、くじ引きにより落札者を
決定する。なお、くじ引きの場所、日時等については、該当する者に別途通知する。また、該当
者又はその代理人にくじを直接引かない者がいるときは、これに代えて、当該入札事務に関係の
ない本市の職員がくじを引くものとする。
技術提案書の扱い
総合評価に関する審査結果を除き、提出された技術提案書については、公表しないものとする。
ただし、札幌市情報公開条例に基づき公開請求があったときは、非公開情報を除いて、公開請求
者に公開する。
技術提案書の作成及び提出に要する費用は、入札参加者の負担とする。また、提出された書類
は、返却しないものとする。
技術提案の履行確保について
ア 落札者が提示した技術提案にあっては、その内容を契約の特記仕様書として契約条項に加え
約定する。
イ 前記アで約定した特記仕様書(以下「特記仕様書」という。
)は、落札者自らの責任において、
誠実に履行するものとする。
ウ 特記仕様書について、契約の相手方(落札者)が正当な理由なく履行せず、札幌市からその
是正指示を受けたにもかかわらず、契約の相手方(落札者)がその指示に従わない、又は特記
仕様書の性質上、是正をすることができないことが明らかであると認められるときは、その者
に対し、札幌市競争入札参加停止等措置要領に基づき参加停止措置を行う場合がある。
エ 前記ウの是正指示を受けた契約の相手方(落札者)が、その指示に従わず、特記仕様書の履
行の見込みがないと認められる場合であって、契約を継続し難い重大な事由があると認められ
るときは、契約を解除する場合がある。
11 入札手続等
入札方法
入札は、総価で行う。なお、落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の 8%
に相当する額を加算した金額(当該金額に 1 円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨
てるものとする。
)をもって落札金額とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免
税事業者であるかを問わず、見積もった契約希望金額の 108 分の 100 に相当する金額を入札書に
記載すること。
契約条項を示す場所及び問い合わせ場所
前記 2 に同じ。
一般競争入札参加資格審査書類の提出
入札参加者は、前記 4 の入札参加資格の審査に必要な総合評価一般競争入札参加資格確認申請
書(以下「審査書類」という。
)を、入札書の提出期限までに提出しなければならない。
入札書、審査書類、業務費内訳書等及び技術提案書の提出
入札参加者は、入札書、審査書類及び技術提案書(以下「入札書等」という。
)を、次のとおり
提出しなければならない。
ア 入札書等の提出期限及び提出先
(ア) 提出期限
平成 29 年 1 月 13 日(金)午後 5 時 00 分(送付の場合は必着のこと。
)
(イ) 提出場所
前記 2 と同じ。
イ 提出方法
持参又は送付による。なお、ファックス、電子メールその他の方法による提出は認めない。
ウ 提出に当たっての留意事項
(ア) 入札書等は、別記 3「提出書類の封印方法」に従って封印すること。
(イ) 入札参加者は、いったん提出した入札書等の書換え、引換え又は撤回をすることができ
ない。
代理人による入札
ア 代理人が入札する場合には、入札書に入札参加資格者の氏名、名称又は商号、代理人である
ことの表示、及び当該代理人の氏名を記入して押印(外国人の署名を含む。
)をしておくととも
に、委任状を入札書とともに提出すること。
イ 入札者又はその代理人は、本調達に係る入札について他の入札者の代理人を兼ねることがで
きない。
入札参加者に要求される事項
ア 入札参加者は、落札決定までの間において、入札書等に関し説明を求められた場合は、それ
に応じなければならない。
イ 入札参加者は、本入札説明書、仕様書等、契約書(案)等について疑義がある場合は、関係
職員に説明を求めることはできるが、入札書等の提出後これらの不明を理由として異議を申し
出ることはできない。
入札の延期等
次のいずれかに該当したときは当該入札を延期し、中止し、又はこれを取り消すことがある。
ア 入札者が相連合し、又は不穏の挙動をする等の場合であって、競争入札を公正に執行するこ
とができない状態にあると認められるとき。
イ 天災その他やむを得ない事情が発生した場合であって、競争入札を公正に執行することがで
きない状態にあると認められるとき。
ウ 調達を取りやめ、又は調達内容の仕様等に不備があったとき。
12 開札等
開札の日時及び場所
平成 28 年 1 月 20 日(金) 午後 1 時 30 分
札幌市豊平区豊平 6 条 3 丁目 2-1 札幌市下水道河川局庁舎 1 階入札室
開札
ア 開札は、入札者又はその代理人を立ち会わせて行う。ただし、入札者又はその代理人が立ち
会わない場合は、入札事務に関係のない職員を立ち会わせて行う。
イ 入札者又はその代理人は、開札時刻後においては、開札場に入場することはできない。
ウ 入札者又はその代理人は、開札場に入場しようとするときは、入札関係職員の求めに応じ入
札参加資格を証明する書類、身分証明書又は入札権限に関する委任状を提示しなければならな
い。
エ 入札者又はその代理人は、入札執行職員又はその補助者が特にやむを得ない事情があると認
めた場合のほか、開札場を退場することができない。
オ 開札をした場合において、入札者又はその代理人の入札のうち、予定価格の制限の範囲内の
価格の入札がないときは、入札を打ち切る(再度入札は行わない。
)
。
カ 開札をした場合において、次の事項を告げた後、落札を保留して開札を終えるものとする。
(ア) 入札が無効となる入札参加者
(イ) 予定価格の制限の範囲を超える価格で入札をした入札参加者
(ウ) 調査基準価格を下回る価格で入札をした入札参加者
低入札価格調査基準価格の設定 有
調査基準価格を下回る入札が行われたときは、低入札価格調査要領の規定に基づき、低入札価
格調査を行う。
なお、低入札価格調査要領第 7 条第 3 項に定める低入札価格調査に係る資料及び報告書の提出
期限は、別途通知した日の翌日から起算して 3 日以内(休日を除く。
)とする。また、提出期限後
の提出及び差替えを認めない。
入札の無効
次に掲げる入札は、無効とする。
ア 前記 4 の入札参加資格のない者のした入札、入札に関する条件に違反した者のした入札その
他札幌市契約規則第 11 条各号の一に該当する入札
イ 前記 11 の入札書等の提出期限以後、落札者の決定までの間に前記 4 の入札参加資格を満た
さなくなった者の入札
ウ 提出書類に虚偽の記載をした者の入札
入札参加者の失格
低入札価格調査が行われる場合で、入札書記載金額と業務費内訳書の合計金額が一致しない場
合など、一定の要件に該当する場合は失格とする(詳細は別記 4 のとおり)
。
落札者の決定
落札者の決定は、平成 28 年 2 月 10 日(金)までに行う予定である。
総合評価の結果の公表について
ア 落札者を決定したときは、総合評価に係る審査結果について、入札に参加した者に対し、適
当な方法により通知する。
イ 落札者決定後、本調達における総合評価の結果は、前記 2 の契約担当部局及びホームページ
で公表する。
ウ 予定価格の制限の範囲内の価格をもって有効な入札をした者は、公表された自らの評価点に
疑義がある場合は、前記アの通知した日の翌日から起算して 3 日以内(休日を除く。
)に、書面
により疑義の照会を行うことができる。なお、その場合の回答は、書面にて後日行う。
13 その他
入札保証金 免除
契約保証金 要
契約を締結しようとする者は、契約金額の 100 分の 10 に相当する額以上の契約保証金又はこれ
に代える担保を、納付し、又は提供しなければならない。
なお、指定期日までに納付又は提供がなかった場合には、落札決定を取り消すとともに、札幌
市競争入札参加停止等措置要領の規定に基づく参加停止の措置(以下「参加停止措置」という。
)
を行う。
ただし、札幌市契約規則第 25 条各号の一に該当するときは、契約保証金の納付を免除すること
がある。
落札の取消し
落札者が次の各号の一に該当するときは、当該落札を取り消すものとする。
ア 契約の締結を辞退したとき、又は市長の指定した期日内に契約を締結しないとき。
イ 入札に際し不正な行為をしたと認められるとき。
ウ その他入札に際し入札参加の条件に欠けていたとき。
契約書の作成
ア 契約の相手方(落札者)が決定したときは、遅滞なく契約書を取り交わすものとする。
イ 契約書を作成する場合において、契約の相手方が遠隔地にあるときは、まず、その者が契約
書の案に記名押印し、更に市長が当該契約書の案の送付を受けてこれに記名押印するものとす
る。
ウ 前記イの場合において市長が記名押印したときは、当該契約書の 1 通を契約の相手方に送付
するものとする。
エ 市長が契約の相手方とともに契約書に記名押印しなければ本契約は確定しないものとする。
落札者は、落札決定前に上記 5 ~ の書類を提出していない場合は、契約時に提出すること。
別記 1
下水道事業運転管理業務
落札者決定基準
1 総則
落札者決定基準は、札幌市が下水道事業運転管理業務の総合評価一般競争入札を実施す
るにあたり、落札者を決定する方法及び基準を示すものである。
2 総合評価の方法
(1)価格評価
入札参加者が提出する入札書に記載された入札価格(以下「入札書記載金額」とい
う。
)から価格点を算出する。
価格点=(調査基準価格/入札書記載金額)×100
(小数点以下第2位を四捨五入し、小数第1位の数値とする。)
なお、調査基準価格未満の入札書記載金額にあっては、調査基準価格とする。調査
基準価格の算定は、低入札価格調査運用要領第4条第1項第2号によるものとする。
(2)技術評価
入札参加者の技術提案書(技術提案様式による)に記載された内容を、別表1「評
価項目と評価の視点」に示す評価の視点から評価項目ごとに評価点を付け、評価点の
合計を技術点とする。
技術点=Σ(各項目の評価点)
なお、評価項目ごとの評価方法は、別表2【評価項目と評価方法】による。
(3)総合評価点
入札参加者の技術点及び価格点から総合評価点を算出する。
総合評価点=(価格点)×0.4+(技術点)×0.6
(小数点以下第2位を四捨五入し、小数第1位の数値とする。)
3 落札者
(1)落札者の決定
入札参加者の中から最も高い総合評価点を獲得した者を落札者として決定する。
なお、総合評価点の最も高い提案を提出した者が2者以上いる場合、当該入札者に
くじを引かせて落札者とする。当該者のうちくじを引かない者があるときは、当該入
札事務に関係のない市の職員が代わりにくじを引き、落札者とする。
(2)低入札価格調査
入札書記載金額が、調査基準価格を下回る場合、低入札価格調査運用要領第7条に
基づき、当該入札者に対して低入札価格調査を行う。
別表1「評価項目と評価の視点」
評価項目
1.企業方針
(1)本 業 務 に 対 す る
基本方針
(2)地 域 貢 献 ・ 社 会
貢献
評価の視点
・本業務の履行にあたり、自社の優位性を生かし、業務実施計
画 、法 令 遵 守 の も と 、本 市 下 水 道 事 業 へ ど の よ う に 貢 献 す る か
の提案
・地域との連携、地元への貢献、施設周辺への配慮や社会貢献
についての提案
配点
20
(3)技 術 の 維 持 向 上
・履行技術の維持向上のため、企業としての対応についての提
案
(4)労 働 環 境 に 対 す
る配慮
・適正な労働環境の対応についての提案
2.運転管理・保守管理
(1)リ ス ク マ ネ ジ メ
ント
(2)適 切 な 保 全
(3)効 率 的 な 管 理
・想 定 さ れ る リ ス ク に 対 し て 、企 業 内 の 緊 急 時 対 応・人 員 配 置 、
運 転 管 理 方 法 、日 頃 か ら の 準 備 体 制 、関 連 企 業・本 市 と の 連 携
( 下 水 道 処 理 施 設 事 業 継 続 支 援 協 定 の 活 用 )な ど の 対 応 に つ い
ての提案
・施設機能が低下せず長期に正常な状態に維持するため、適切
な 保 全 が 必 要 で あ る 。一 方 で 予 測 不 可 能 な 事 故 対 応 、応 急 措 置
も 求 め ら れ る 。対 象 施 設 又 は 対 象 施 設 と 同 規 模 の 施 設 に お け る
具体的な提案や実施例
・下水処理施設は、処理工程において多くのエネルギー、処理
薬 品 等 を 使 用 す る 。今 後 も 経 費 節 減 、エ ネ ル ギ ー 節 約 の 必 要 が
あ る 。対 象 施 設 又 は 対 象 施 設 と 同 規 模 の 施 設 に お け る 具 体 的 な
経費節減の提案や実施例
30
3.企業実績
(1)同 一 施 設 の 通 算 契 約 年 数 ( 入 札 参 加 資 格 条 件 を 満 足 す る も の )
(2)現 有 の 日 最 大 汚 水 処 理 能 力 ( 入 札 参 加 資 格 条 件 を 満 足 す る も の )
12
(3)一 定 規 模 以 上 の 下 水 汚 泥 の 処 理 能 力 を 有 す る 圧 送 施 設 又 は 脱 水 施 設 の 契 約 実 績
(同じ施設において 2 年以上連続の契約実績があること)
(1)業 務 代 理 人 と し て の 実 務 経 験 年 数 又 は 下 水 処 理 施 設 に 係 る 実 務 経 験 年 数
(2)副 業 務 代 理 人 と し て の 実 務 経 験 年 数 又 は 下 水 処 理 施 設 に 係 る 実 務 経 験 年 数
(3)「 第 3 種 下 水 道 技 術 検 定 な ど の 合 格 者 」 又 は 「 下 水 道 法 施 行 令 第 1 5 条 の 3 に 定
める資格者」で入札参加者と直接的かつ恒常的な雇用関係にある者の配置人数
4.業務実施体制
(4)「 第 3 種 電 気 主 任 技 術 者 」 又 は 「 第 1 種 電 気 工 事 士 」 で 入 札 参 加 者 と 直 接 的 か つ
恒常的な雇用関係にある者の配置人数
(5)「 酸 素 欠 乏 ・ 硫 化 水 素 危 険 作 業 主 任 者 」 で 入 札 参 加 者 と 直 接 的 か つ 恒 常 的 な 雇 用
関係にある者の配置人数
(6)「 危 険 物 取 扱 者 ( 乙 種 第 4 類 ) 」 又 は 「 危 険 物 取 扱 者 ( 甲 種 ) 」 で 入 札 参 加 者 と
直接的かつ恒常的な雇用関係にある者の配置人数
30
(7)「 エ ネ ル ギ ー 管 理 士 」 又 は 「 エ ネ ル ギ ー 管 理 員 」 で 入 札 参 加 者 と 直 接 的 か つ 恒 常
的な雇用関係にある者の配置人数
(8)「 第 1 種 衛 生 管 理 者 」 で 入 札 参 加 者 と 直 接 的 か つ 恒 常 的 な 雇 用 関 係 に あ る 者 の 配
置人数
(9)下 水 処 理 施 設 の 運 転 管 理 業 務 に お け る 連 続 2 年 以 上 の 実 務 経 験 が あ り 、 入 札 参 加
者と直接的かつ恒常的な雇用関係にある者の配置人数
(10)適 正 な 人 員 配 置
(11)本 市 下 水 処 理 施 設 の 運 転 管 理 業 務 の 契 約 実 績
配点合計
92
別表2【評価項目と評価方法】
評価項目
1.企 業 方 針
提出様式
配点
(1)本 業 務 に対 する基 本 方 針
様 式 2-1
5
(2)地 域 貢 献 ・社 会 貢 献
様 式 2-2
5
(3)技 術 の維 持 向 上
様 式 2-3
5
(4)労 働 環 境 に対 する配 慮
様 式 2-4
5
企 業 方 針 (計 )
2.運転管理・
保守管理
(1)リ ス ク マ ネ ジ メ ン ト
各 評 価 項 目 の評 価 方 法
各 評 価 項 目 の提 案 内 容 を評 価
(各 項 目 評 価 :5 つの各 提 案 項 目 の評 価 )
1 点 :良
0 点 :可
20
様 式 2-5
15
(2)適 切 な保 全
様 式 2-6
9
(3)効 率 的 な管 理
様 式 2-7
6
運 転 管 理 ・保 守 管 理 (計 )
各 評 価 項 目 の提 案 内 容 を評 価
(各 項 目 評 価 :各 提 案 項 目 の評 価 )
3 点 :優
1.5 点 :良
0 点 :可
30
3.企 業 実 績
(1)同 一 施 設 の通 算 契 約 年 数
様 式 3-1
5
同 一 施 設 の通 算 契 約 年 数 を評 価
(2)現 有 の 日 最 大 汚 水 処 理 能
力
様 式 3-1
5
現 有 の日 最 大 汚 水 処 理 能 力 を評 価
(3)下 水 汚 泥 の 圧 送 施 設 又 は
脱水施設の運転管理実績
様 式 3-2
2
指定する処理能力以上を有する汚泥圧送施
設又は脱水施設の契約実績の有無
企 業 実 績 (計 )
(1)業 務 代 理 人 の経 験 年 数 等
(2)副 業 務 代 理 人 の経 験 年 数
等
12
様式
様式
様式
様式
様式
様式
4-1
4-2
4-3
4-1
4-4
4-5
3
業 務 代 理 人 の通 算 年 数 又 は、下 水 処 理 施 設
に係 る実 務 年 数 を評 価
3
副 業 務 代 理 人 の通 算 年 数 又 は、下 水 処 理 施
設 に係 る実 務 年 数 を評 価
4.業 務 実 施 体 制
(3)第 3種 下 水 道 検 定 合 格 者
等
様 式 4-1
様 式 4-6
5
配 置 予 定 者 の人 数 に占 める割 合 を評 価
(4)第 3種 電 気 主 任 技 術 者 又
は、第 1種 電 気 工 事 士
様 式 4-1
様 式 4-6
3
配 置 予 定 者 の人 数 を評 価
(5)酸 素 欠 乏 ・硫 化 水 素 危 険
作業主任者
様 式 4-1
様 式 4-6
3
配 置 予 定 者 の人 数 に占 める割 合 を評 価
(6)危 険 物 取 扱 者 (乙 種 第 4類
又 は、甲 種 )
様 式 4-1
様 式 4-6
2
配 置 予 定 者 の人 数 に占 める割 合 を評 価
(7)エネルギー管 理 士 又 はエネ 様 式 4-1
ルギー管 理 員
様 式 4-6
2
配 置 予 定 者 の人 数 を評 価
(8)第 1種 衛 生 管 理 者
様 式 4-1
様 式 4-6
2
配 置 予 定 者 の人 数 を評 価
(9)下 水 処 理 施 設 の運 転 管 理
業務経験者
様 式 4-1
様 式 4-7
3
配 置 予 定 者 の人 数 に占 める割 合 を評 価
(10)適 正 な 人 員 配 置
様 式 4-1
様 式 4-7
様 式 4-8
3
配 置 予 定 者 の人 数 を評 価
(11)本 市 下 水 処 理 施 設 と の 契
約実績
様 式 4-7
1
本 市 下 水 処 理 施 設 の運 転 管 理 業 務 契 約 を評
価
業 務 実 施 体 制 (計 )
技 術 点 (計 )
30
92
別記2
入札参加に係る提出書類一覧表等
入札参加者は、下記 1 及び 2 に掲げる書類(以下「提出書類」という。
)を作成のうえ、入札書等提
出期限日までに所定の方法により提出すること。
記
1 入札に関する書類(提出が必須のもの)
名
称
①入 札 書
②審 査 書 類
③委任状
提
出
書
類
総合評価一般競争入札参加資格確認書
代理人又は複代理人が入札する場合(必要に応じて)
提出部数
1部
1部
1部
2 技術提案に関する書類(提案内容に応じて提出するもの)
名
称
④技術提案書
提
出
書
類
別記 1「落札者決定基準」に基づき、入札参加者が提案を
する概要を記載した書類
提出部数
2部
(正副各1部)
3 提出に当たっての留意事項
前記 1 に掲げる書類については、
「必要に応じて」の記載があるものを除き、提出が必須となる
ものである。提出がない場合には、入札の参加を認めない、あるいは入札を無効とする。
提出書類の記述は日本語とする。なお、一般的に認知されている商標及び略称は除く。
技術提案書には、前記 2 に掲げる提案書のほか、提案内容の根拠書類として添付が必須となる
書類があるので、詳細については、
「技術提案様式」を参照すること。
前記 1 の②審査書類及び前記 2 の④技術提案書は、それぞれまとめたものを左端 2 箇所にステ
ープラ(ホッチキス)止め又は紐等で綴るなど、ばらばらにならないようにすること。
提出書類の封印(詳細は別記 3 参照)
ア 入札書及び業務費内訳書等の封印
入札書、業務費内訳書等をそれぞれ別の封筒に入れ封印し、それぞれの封筒表面には、別記 3
「提出書類の封印方法」を参照し、必要事項を記載すること。
イ 技術提案書の封印
(ア) 正副を同一の封筒に入れることができる場合
正副を同一の封筒に入れ封印し、それぞれの封筒表面には、別記 3「提出書類の封印方法」
を参照し、必要事項を記載すること。この場合、別記 3「提出書類の封印方法」のうち、
「正・副の別」及び「○冊中△冊目」の記載は不要とする。
(イ) 正副を別の封筒に入れる場合
正本及び副本をそれぞれ別の封筒に入れ封印し、それぞれの封筒表面には、別記 3「提出書
類の封印方法」を参照し、必要事項を記載すること。この場合、別記 3「提出書類の封印方法」
のうち、
「○冊中△冊目」の記載は不要とする。
(ウ) 正本及び副本をそれぞれ分冊して封筒に入れる場合
分冊ごとに正副の別、分冊番号(例:○冊中△冊目)、業務名及び会社名を記した表紙を添
付したうえで、正本及び副本をそれぞれ分冊ごとに別の封筒に入れ封印し、それぞれの封筒
表面には、別記 3「提出書類の封印方法」を参照し、必要事項を記載すること。
持参による場合の提出方法
前記 により作成したそれぞれの封書に、前記 1 の②審査書類を添えて、提出期限までに直接
指定場所に提出すること。
送付による場合の提出方法
提出書類を送付により提出する場合は、下記のとおり封筒を作成し、提出期限までに必ず着く
ように送付すること。
ア 入札関係書類封筒作成
入札書封筒に、前記1の②審査書類を同一の封筒に入れ(二重封筒とすること。
)、外封に別
記 3「提出書類の封印方法」を参照して必要事項を記載すること。
イ 技術提案書封筒
前記 イにより作成した封筒に送付先住所及び名称を記載すること。
前記までの封印及び提出方法によりがたい場合は、契約担当部局の指示に従うこと。
別記 3 提出書類の封印方法
①入札書等の封印
直接持参の場合
送付の場合
◇入札書封筒
封筒(裏)
◇入札関係書類封筒
印
○○社
送付先住所・名称
封入
平成○年○月
○日○時○○
分開札〔役務
名〕の入札書
在中
入札書
※ 封 印
○○社
平成○年○月○日○
時○○分開札〔役務
名〕の入札関係書類
在中
印
代理人が入札書を作成
(入札書に押印)した場合
封筒(裏)
◇委任状
印
封入
委 任 状
印
◇審査書類(1 部)
左端ステープラ
※封印
2 ヵ所止め又は
紐等で綴り
◇技術提案書封筒
◇技術提案書封筒
送付先住所・名称
②技術提案書の封印
技術提案書(正副各1部)
正・副の別
送付先住所・名称
印
○○社
左端ステープラ
2 ヵ所止め又は
紐等で綴り
封入
○○社
平成○年○月
○日○時○○
分開札〔役務
名〕の技術提
案書等在中
を封筒に追加記載
印
※封印
(○冊中△冊目)
正・副の別
平成○年○月○日○
時○○分開札〔役務
名〕の技術提案書等
在中
(○冊中△冊目)
封筒(裏)
封筒(裏)
印
印
別紙2
別記4
業務費内訳書等審査基準の運用について
札幌市役務契約に係る低入札価格調査制度及び最低制限価格制度(平成 24 年 1 月 11 日財
政局理事決裁)第7条の2第1項に掲げる業務費内訳書等の審査基準については、下記のと
おり取扱うものとする。
記
(業務費内訳書等審査基準)
第7条の2
前条の規定による低入札価格調査において、最低価格入札者から提出を受け
た前条第2項第1号の積算根拠(以下「業務費内訳書等」という。) の内容が、次のいず
れかに該当したときは、その者を失格と判定するものとする。
(1) 入札書記載金額と整合していないとき
【取扱い】
「入札書記載金額と整合していないとき」とは、次のいずれかに該当したときをい
う。
(1) 業務費内訳書(様式1-1。以下同じ。) に記載された合計の金額と、入札書
記載金額 (契約希望金額の 100/108 の額。以下同じ。) が一致しないとき
(2) 業務費内訳書の記載内容において、錯誤又は遺漏があったとき
(2) 最低賃金法その他の労働社会保険諸法令に基づく費用について、合理的な根拠によ
る積算をしていないとき
【取扱い】
「最低賃金法その他の労働社会保険諸法令に基づく費用について、合理的な根拠
による積算をしていないとき」とは、次のいずれかに該当したときをいう。
(1) 業務従事者配置計画書(様式1-4。以下同じ。) において、労働者 (労働基
準法第9条に掲げる者。以下同じ。)を、日常的に配置し業務を履行する計画で
あるにも関わらず、業務従事者賃金支給計画書では、当該労働者に係る必要な賃
金の計上が、全くなされていない又は過小な人数で見積もっていたとき
(2) 業務従事者賃金支給計画書(様式1-2。以下同じ。) に記載する労働者に係
る所定労働時間において、関係法令に基づく事由も無く、法定労働時間を越える
時間が記載され、それに応じた賃金の支給計画がなされていたとき。
(3) 業務従事者賃金支給計画書において、月支給額内訳欄中「給与A①」に記載さ
れた金額が、入札日現在における北海道地区の最低賃金を下回っていたとき
(4) 業務従事者賃金支給計画書に記載する労働者において、健康保険・厚生年金又
は雇用保険の加入義務がある雇用形態を想定しているにも関わらず、社会保険料
事業主負担分調書(様式1-3。以下同じ)に、入札日現在のそれぞれの保険料率
分に応じた事業主負担分経費の額以上を見積もっていないとき。
(5) 業務従事者賃金支給計画書に想定する労働者の賃金を計上しているにも関わ
らず、社会保険料事業主負担分調書の労災保険料欄に入札日現在の保険料率に応
じた経費の額以上(②の額)を計上していないとき。
(6) 次に掲げる式を満たす金額が計上されていないとき
ア
業務費内訳書「直接人件費その1(①)」の金額
≧
業務従事者賃金支給計
画書「合計A欄(労災保険対象額)」の金額
イ
業務費内訳書「業務従事者に係る法定福利費(⑪)」の金額
≧
社会保険料
事業主負担分経費「合計D欄」の金額
(3) 一般競争入札の告示又は指名競争入札の参加者の指名に係る通知に基づき提出され
た書類の記載事項の実施に係る費用について、合理的な根拠による積算をしていない
とき
【取扱い】
「一般競争入札の告示又は指名競争入札の参加者の指名に係る通知に基づき提出
した書類」とは、告示等に基づき提出を求めた入札参加資格を証する書類又は総合評
価落札方式の入札(施行令第 167 条の 10 の 2 第1項又は第 167 条の 12 第4項の規定
に基づき落札者を決定する方式の入札をいう。)に係る提案書類などをいい、当該書
類の記載事項の実施に必要な費用について、過小計上又は全く計上がなされていない
など、合理的な根拠による積算をしていない場合、失格とする。
(4) 仕様書等に記載された要件を満たしていないときその他重大な誤り又は虚偽の記載
がなされているとき
【取扱い】
「仕様書等に記載された要件を満たしていないとき」とは、業務従事者配置計画書
の記載内容が、仕様書に定める従事者の配置がなされていないときをいう。
(5) その他合理的な根拠による積算がなされていないとき
【取扱い】
業務費内訳書に掲げる項目のいずれかにおいて、値引きなどの減額行為(マイナス)
の金額を計上し、業務費内訳書の合計の金額と入札書記載金額を故意に一致させてい
る場合、失格とする。
ただし、1万円未満の金額の端数調整によるものにあっては、この限りでない。