夕張市特定財産売却公募について

夕張市特定財産売却公募について
夕張市特定財産売却公募要綱
夕張市
平成 28 年 12 月
夕張市特定財産売却公募要綱
目次
1. 夕張市特定財産売却基本方針
・・・
1
2. 売却対象不動産公募から物件引渡しまでの流れ
・・・
1
3. 売却公募参加資格
・・・
2.3
4. 売却公募に関する問合せ先等
・・・
3
5. 売却公募要綱等の交付等
・・・
3
6. 問合せ・売却窓口業務
・・・
3.4
7. 売却公募参加申込書等の提出方法等
・・・
4
8. 売却公募参加申込書等の作成
・・・
5
9. 公募参加資格等の確認
・・・
5
10. その他売買条件及び容認事項等
・・・
6~8
(1)ホテルマウントレースイ及びマウントレースイスキー場
・・・
9~13
(2)ホテルシューパロ
・・・
14~17
(3)ファミリースクールひまわり
・・・
18~21
11. 物件概要
1 夕張市特定財産売却基本方針
これまで、指定管理者によって運営されてきた市有施設の一部については、平成 29
年3月末をもって契約期間満了となることから、施設の有効活用について検討を行って
きた。夕張市では、その後の施設運営について、最大の雇用受け入れ先であることや地
元経済に与える影響が大きいことから、施設を継続して運営する事業者を公募し売却
する。事業者の選考については、「夕張市特定財産売却選考委員会」において優先
交渉権者を決定し、施設の有効活用が更に図られることや交流人口の増加、地元企
業との協調、事業の継続性等を見据えた施設活用に最も積極的かつ有効な手段を
可能とする事業者を売却先とする。
2 売却対象不動産公募から物件引渡しまでの流れ(予定)
①募集受付
平成 28 年 12 月6日~平成 28 年 12 月 27 日
②様式1の提出者に物件資料を開示
③企画提案及び価格提案プロポーザル、優先交渉権者選考(第8回夕張市特定財産
売却選考委員会) 平成 29 年1月 10 日(火)
④優先交渉権者決定、仮契約締結、契約保証金納入 平成 29 年1月中旬
⑤市議会議決、本契約締結 平成 29 年1月下旬
⑥売買代金納入、引継ぎ 平成 29 年3月末まで
⑦物件引渡し 平成 29 年4月1日
■選考(企画提案及び価格提案プロポーザル)
売却対象施設の運営等について、企画提案書を事業者から求め、学識経験者、有識
者で構成する「夕張市特定財産売却選考委員会」において、提案内容の審査を実施
し、金額、企画内容等を総合的に判断し最も優れたふさわしい事業者を優先交渉権者
に決定する。
-1-
3.売却公募参加資格
次に掲げる条件を全て満たしている者であること。
また、売却対象不動産(以下「本物件」という。)を2者以上で共同購入(以下「共同
購入」という。)するときは、共同購入をする者全てについて、次の条件を満たしている必要が
ある。
(1) 次の①から⑪までのいずれにも該当しない者であること。
①売買契約を締結する能力を有しない者(未成年者、成年被後見人、被保佐人又は
被補助人。ただし、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必
要な同意を得ているものを除く。)及び破産者で復権を得ない者
②夕張市及び国、北海道が発注した業務若しくは工事の請負契約又は物品等の調達に
係る契約において、平成 28 年4月1日から過去2年以内に次の(A)から(G)までのい
ずれかに該当する事実があると認められる者
(A) 契約の履行に当たり、故意に業務、工事若しくは製造を粗雑にし、又は物品等の品
質若しくは数量に関して不正の行為をした事実
(B) 公正な競争の執行を妨げた者又は公正な価格を害し、若しくは不正の利益を得るた
めに連合した事実
(C) 落札者が契約を結ぶこと又は契約者が契約を履行することを妨げた事実
(D) 監督又は検査の実施に当たり機構の役員又は職員の職務の執行を妨げた事実
(E) 正当な理由がなく契約を履行しなかった事実
(F) 受注者の責めに帰すべき事由により契約を解除した事実
(G) (A)から(F)までのいずれかに該当する事実があった日後2年を経過していない者を契
約の履行に当たり、代理人、支配人その他の使用人として使用した事実
③夕張市及び国、北海道と締結した契約に基づく賠償金、損害金、違約金又はこれらの
遅延利息を支払っていない者
④会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)、破産法(平成 16 年法律第 75 号)
又は民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)の適用を受けている者(ただし、会社
更生法に基づく更生計画の認可を受けている者、破産法に基づく復権を得ている者及
び民事再生法に基づく再生計画の認可を受けている者を除く。)若しくは手形交換所に
よる取引停止処分、主要取引先からの取引停止等の事実があり、経営状態が著しく不
健全であると認められる者
⑤売却公募参加申込書又は添付書類中の重要な事項について虚偽の記載をし、又は
重要な事実について記載をしなかった者
⑥本物件の購入目的が、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和
-2-
23 年法律第 122 号)に規定するところの風俗営業、性風俗関連特殊営業又はこれ
に関連する業務に当たる場合の譲り受けを希望する者
⑦破壊活動防止法(昭和 27 年法律第 240 号)に基づくところの破壊活動団体及びそ
の構成員
⑧暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)に規
定するところの暴力団及びその構成員、準構成員並びにその関係者
⑨国税及び地方税その他公租公課について滞納処分を受けている者
⑩その他夕張市が不適当と認めた者
⑪夕張市長及び夕張市議会議員が、取締役、監査役、支配人、理事又はこれらに準じ
る者の地位にある法人。
(2)本物件の売買代金の支払いが確実である者であること。
(3)本公募要綱に定める事項を遵守できる者であること。
(4)警察当局から、暴力団員が実質的に経営を支配する業者又はこれに準ずるものとし
て、国、北海道、夕張市発注業務等からの排除要請があり、当該状態が継続している
者でないこと。
(5)日本国内に登記されている法人であること。
4.売却公募に関する問い合わせ先等
本物件の売却に当たっては、三井不動産リアルティ株式会社(以下「売却業務窓口」とい
う。)を売却業務窓口としているので、公募に関する質問等については、全て売却業務窓口
を介して回答する。夕張市に直接問い合わせても、一切回答しないので留意すること。
5.売却公募要綱等の交付等
交付方法:売却公募要綱等の交付は、夕張市ホームページからダウンロードすること。郵
送や電子メールによる交付は一切行わない。
6.問合せ・売却業務窓口
三井不動産リアルティ株式会社
法人営業本部 営業二部
夕張担当
〒100‐6019
東京都千代田区霞が関三丁目2番5号
霞が関ビルディング 受付9F
電話:03‐6758‐3114
受付期間 平成 28 年 12 月6日から平成 28 年 12 月 27 日
(土曜日、日曜日及び祝日を除く、10 時から 16 時まで)
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電子メールの場合
① 会社名(個人の場合には氏名)
② 担当者氏名
③ 連絡先(TEL、FAX、E-mail アドレス)
を必ず記載すること。
④ 問い合わせ先アドレス
E-mail:[email protected]
7.売却公募参加申込書等の提出方法等
(1)提出方法
下記提出先窓口に持参するか郵送(信書として送達し、かつ、配達の記録が残る方法
による。)とし、電送によるものは受け付けない。
(2)提出期間:平成 28 年 12 月6日から平成 28 年 12 月 27 日必着
(窓口の受付:土曜日、日曜日及び祝日を除く、9時から 17 時まで)
(3)提 出 先
〒068-0492
夕張市本町4丁目
夕張市まちづくり企画室観光施設売却担当
(4)売却公募参加申込書等と併せて、返信用封筒(長3号封筒を使用し、表に申請
者の住所・氏名を記載し、簡易書留料金分の切手を貼付のこと。)を提出すること。
(5)売却公募参加申込書等の作成及び提出に係る費用は、提出者の負担とする。
(6)提出された売却公募参加申込書等は、競争参加資格等の確認以外に提出者に無
断で使用しない。
(7)受け付けた売却公募参加申込書等は、返却しない。
(8)提出期限以降における売却公募参加申込書等の差替え及び再提出は認めない。
ただし、夕張市又は売却業務窓口から求められる不足書面の補充及び軽微な記載の
加筆修正は、この限りでない。
(9)本売却公募要綱を売却公募申込書等の作成以外の目的で使用してはならない。
(10)様式9の夕張市特定財産売却購入価格に係る書類については、平成 29 年1月
10 日のプロポーザル時に提出すること。
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8.売却公募参加申込書等の作成
(1)売却公募参加希望者は、様式1の秘密保持に関する確認書を提出すること。
(2)売却公募参加申込書は、様式 2 により作成すること。
(3)売却公募参加申込書(様式 2)には、次の書類を添付すること。
① 個人の場合
(A) 住民票抄本(発行後3ヶ月以内のもの。)
(B) 印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの。)
(C) 売却公募参加資格に関する誓約書(様式 4)
(D) 事業提案に係る書類(様式6~様式8)
② 法人の場合
(A) 商業登記簿謄本(現在事項全部証明書)(発行後3ヶ月以内のもの。)
(B) 印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの。)
(C) 会社概要書又は会社パンフレット(会社の沿革、組織、従業員数、事業内容、
営業実績等の概要が分かるもの)
(D) 財務諸表類(直前1年間の決算報告書)
(E) 納税証明書(直前1年間の法人税、消費税及び地方消費税の証明書)
(F) 売却公募参加資格に関する誓約書(様式 4)
(G) 委任状(様式 5) (グループで応募する場合)
(H) 事業提案に係る書類(様式6~様式 8)
(4)グループで応募する場合
代表企業が売却公募参加申込書(様式2)とグループで応募する者全員の上記
(A)から(G)までの資料を提出すること。
(5)特別目的会社又は特定目的会社(以下「特別目的会社等」という。)が購入をし
ようとするとき
特別目的会社等が購入をしようとするとき、または、現在設立作業中の特別目的会
社等が購入をしようとするときには、売却業務窓口に相談すること。
9.公募参加資格等の確認
(1)公募参加資格の確認は、売却公募参加申込書等の提出期限をもって行うものとし、
その結果は、平成 29 年1月上旬までに通知する。
なお、平成 29 年1月上旬までに通知が届かない場合には、売却業務窓口に問い合
わせをすること。
(2)売却公募参加資格がないと認めた理由に対する質問には、一切回答しない。
-5-
10.その他売買条件及び容認事項等
次の事項を十分に確認のうえ、売却公募参加申込書を提出すること。 なお、今後内容の
変更や追記があることを申し添える。
本件公募に際しての条件であり、契約内容の詳細は別途協議とする。
(1)現地における境界明示は行わない。また、売却は、登記記録記載面積による売買と
し、実測面積と異なる場合でも実測精算及び地積更正登記は行わない。
(2)隣接地との間の越境物については、覚書等の締結及び当該越境物の解消等の措置
は行わない。
(3)本物件の引き渡しは、引き渡し時における現況有姿とし、図面、その他資料と現況が
相違する場合には、引き渡し時における現況を優先する。 また。本物件は、登記・未登
記を問わず、本物件上に存する一切の構築物・付属物(リフト設備を含む。)を含め
た現状有姿による引渡しとする。
(4)売主は、本物件の隠れたる瑕疵(地中埋設物または土壌汚染対策法、各種条例、
ダイオキシン類対策特別措置法、水質汚濁防止法等の行政諸基準に定められている
有害物質並びに油分、アスベスト、使用中のPCB、建物躯体・設備の劣化・不具合、
地耐力、地盤沈下等及び建物に付随する構築物等)の一切の担保責任を原則負わ
ない。
(5)本物件に係る用途制限等法令上の制限及び購入後の利用計画に影響する諸条
件等については、公募参加者において確認すること。なお、公募参加者は、本物件の法
令上の規制を全て承知したうえで、公募に参加しているものとみなす。
(6)融資が受けられること等の条件付契約は、受け付けない。また購入資金の裏付けを
確認する場合がある。
(7)本公募要綱は、情報提供を目的として作成したものであり、その内容の正確性又は
真実性を証明及び保証するものではない。したがって、万一、内容が事実と反する場合
であっても、夕張市及び売却業務窓口は責任を負わない。
(8)スケジュール・入札方法・売却方法・売却条件等については、売主の独自の判断によ
り変更される可能性があること。また、入札価格等の公募参加者の条件等により、売却
を中止する場合があること。前記のスケジュール変更・売却中止等の場合でも売主及び
売却業務窓口は公募参加者に発生した如何なる費用・損害等について一切負担・補
償はしない。
(9)売却公募参加者は、夕張市から提供される本物件に係る資料については、秘密保
持に関する確認書(様式 1)に基づき、秘密を保持する義務を負う。
(10)売却公募参加者は、本公募要綱の不明を理由として異議を申し立てることはできな
-6-
い。
(11)不動産売買契約書に貼付する収入印紙、所有権移転登記に関する登録免許税
その他本契約の締結及び履行に関して必要な一切の費用は、売買代金とは別に買主
の負担とする。なお、夕張市が収入印紙を貼付すべき不動産売買契約書については、
印紙税法(昭和 42 年法律第 23 号。以下「印紙税法」という。)の定めに基づき印
紙税が課されないため、これを貼付しない。
(12)所有権移転登記
①所有権の移転登記は、買主が行うものとし、夕張市は、売買代金の全額が納付され
たことを確認した後に、遅滞なく登記に必要な書類を買主に引き渡す。
②買主は、物件の引き渡しを受けた後、遅滞なく所有権移転登記を行わなければならな
い。
③買主は、所有権移転登記が完了したときは、登記完了を証する書面(法務局又は
地方法務局発行の登記完了証若しくは所有権移転後の全部事項証明書の写し)
を夕張市に提出すること。
④所有権移転登記の一切の費用は買主の負担とする。また、公募参加及び購入検討
等に要した費用は、買受申込者の負担とする。
(13)応募書類及び契約等の使用言語は日本語とする。また、数量の単位は計量法に定
めるものとし、通貨の単位は円とする。
(14)選考対象からの除外
応募者が次に掲げる場合のいずれかに該当したときは、その者を選考の対象から除外
し、若しくは選考を取り消す。
①選考委員会の委員又は選考手続き業務に従事する夕張市職員若しくは関係者に
対し、本件公募について不正に接触する行為その他の公正な手続きを妨げる行為の
事実が判明した場合
②本件公募について不正な利益を得るために連合した場合
③複数の事業計画又は見積書を提出した場合
④その他選考の手続きにおいて不正な行為があったと夕張市が認める場合
(15)本物件に賦課される公租公課ならびにその他の諸負担および本物件から生じる収益
等は、宛名名義の如何に係わらず引渡し日をもって区分し、その前日までの分を売主、
その日以降の分を買主の負担とし、引渡し日にて精算するものとする。
(16)本物件の固定資産税・都市計画税(本物件建物も含む。)の精算は、起算日を
1 月 1 日とし、平成28年度課税明細書に記載された固定資産税・都市計画税相当
額に基づき行うものとする。
-7-
(17)売却公募参加申込者は、本物件について次の事情が存することを容認したうえで申
込をすること。
売主は、アスベスト使用に関する調査報告書、PCB使用に関する調査報告書等を保
有していない。また、新たに調査を行う予定もない。
上記のほか、売却公募参加申込に当たっては、物件の権利関係、都市計画法・建築
基準法上等の法令上の制限等について売却公募参加申込者の責任と負担において十
分に確認するとともに、本件取引条件を十分承知したうえで申込をすること。
(18)売主の承諾無く、本物件に立ち入り調査等を行うことはできない。
(19)売主の承諾無く、近隣の居住者、所有者等への接触・交渉をすることはできない。当
該行為を行ったと思われる売却公募参加申込者については、公募資格を認めない場合
がある。
(20)配布する各種資料記載の発行元(図面作成会社、測量会社等)に対し、問い合
わせをすることはできない。
(21)買主が本物件土地上に建物を新築する場合等において、近隣住民等第三者から
苦情があった場合は、買主が誠意を持ってこれに対応するとともに、買主がすべてこれを
処理するものとする。
(22)その他の契約内容については、原則として売主指定の契約条件に従うこと。
(23)現指定管理者である夕張リゾート㈱の運営引き継ぎを希望する方について
株式譲渡を検討する場合は、夕張リゾート㈱と事前協議が必要となりますので、直接お
問い合わせください。
(※夕張市と夕張リゾート㈱は共同売主ではなく、各別の取引となります。)
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11 物件概要
(1)ホテルマウントレースイ及びマウントレースイスキー場
-9-
【物件概要】
所在地(地番)
北海道夕張市末広二丁目1番4外24筆
交通
石勝線「夕張」駅 徒歩1分
土地
地積(公簿):1,396,937.01㎡
地目:宅地、雑種地、山林、原野
種類:ホテル
構造規模:鉄骨鉄筋コンクリート造 陸屋根 地下1階付7階建
建物
延床面積(公簿):12,293.05㎡
竣工:1990年12月
備考:レストラン棟、リフト小屋等複数の建物あり
都市計画:市街化区域
用途地域:商業地域
公法上の規制
建ぺい率・容積率:80%/400%
その他:準防火地域
備考;スキー場部分(志幌加別川東側部分)は未線引です。
権利形態
所有権(スキー場の一部は借地となります。)
部屋数
洋室110室(バス・トイレ・洗浄便座付)
大浴場
温泉引き込みあり
館内設備
売店(2階)、自動販売機(2階)、製氷機(4~6階)
卓球・ビリヤード(2階ホール)
エレベーター
2基(15人乗り)
客室備品
電話、冷蔵庫、ドライヤー、各種アメニティ、金庫、電気ポット
防災設備
消火設備(消火栓・消火器)、警備設備(自動火災報知機・非常放送設備)
非難設備(非常灯・誘導灯・客室懐中電灯・避難経路図)
6人乗りゴンドラ(1,800m)
第1クワッドリフト(4人乗り・590m)
リフト・ゴンドラ
第2クワッドリフト(4人乗り・770m)
第3ペアリフト(2人乗り・870m)
第4ペアリフト(2人乗り・950m)
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ホテルマウントレースイ・マウントレースイスキー場特記事項
1.売却対象資産は夕張市が所有する土地・建物とする。
ホテル・スキー場に附随する備品・什器等は、指定管理者(夕張リゾート株式会社)の所
有である。
2.ホテル・スキー場に近接する社員寮も売却対象とする。
土地(夕張市末広町一丁目 92 番 23 宅地 1,295.57 ㎡ 外 2 筆)
建物(夕張市末広町一丁目 92 番地 23、家屋番号 92 番 23 RC 造 5 階建 寄宿
舎)
3.本物件内に源泉等の施設があり、売却対象資産に含まれる。
ただし、埋設管の位置は不明。※温泉使用料はなし。ただし、別途入湯税がかかる。
4.ゴンドラ山頂駅(ゴンドラ降場)の一部は国有地となっており、現在は夕張市が空知森林
管理署(所在:北海道岩見沢市)より使用許可を受けている(約 20,000 ㎡)。当
該地については、後もスキー場を運営するために必要な土地であることから、管轄する空知
森林管理署と協議を行っており、本件取引きの仮契約締結後に森林管理署から許可を
得るための各種手続きが必要となる。
5.スキー場のリフト乗場等へのアクセス向上のため、指定管理者である夕張リゾート株式会社
が駐車場を設置している。ただし、道道 38 号から駐車場へのアクセスに際し、無名橋を通
る必要があるが、冬季スキー場の営業期間中のみ指定管理者の責任において夕張市が
通行を認めている。
橋は築 70 年から 80 年を経過しており、スキー場営業期間外は通行を禁止している。橋は
スキー場の附帯施設として所有者は夕張市、管理は指定管理者が行っている。夕張市は
スキー場の駐車場のみで利用されている実態から今後も橋の修繕・架け替え等の計画はな
い。
独自での架け替えを希望する場合は、道路施設管理者(夕張市建設農林課)との協
議が必要となる。
今後も駐車場の配置場所によっては、無名橋を通行する必要がある。
6.敷地内レストランたんぽぽの北側にある幸橋については、夕張市が所有・管理をしている
が、売却対象資産に含まれない。当該橋はスキー場が開設されている期間は、安全確保
のため原則歩行者のみの通行となるが、通行に際しては、道路施設管理者(夕張市建設
農林課)と協議が必要となる。
7. 社員寮(家屋番号:92 番 23)の土地について、当該建物が所在する土地(末広一
丁目 92 番 23)のみでは建築基準法上の道路に接道していない。地番 92 番 23 の土
地の隣接地である末広一丁目 92 番 1(地積 415.34 ㎡ 宅地 所有者:夕張市)
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の土地は現況私道(建築基準法認定外の通路)であるが、建築基準法上の道路の扱
い等については、夕張市との協議が必要となる。
8.本件取引は、登記・未登記を問わず、売却対象となる一切の構築物・付属物(リフト設
備を含む。)を含めた現状有姿による引渡しとする。
9.スキー場に設置されている固定式人工降雪機については、指定管理者は使用しておらず、
動作確認はしていない。
降雪機用貯水池は、土砂崩れ被害により使用できない。
10.売主は、本物件の隠れたる瑕疵(地中埋設物または土壌汚染対策法、各種条例、ダ
イオキシン類対策特別措置法、水質汚濁防止法等の行政諸基準に定められている有害
物質並びに油分、アスベスト、使用中のPCB、建物躯体・設備の劣化・不具合、地耐
力、地盤沈下等及び建物に付随する構築物等)の一切の担保責任を負わないものとす
る。
11.本物件は、竣工後相当の年数を経過しており、建物、設備(既設の飲用水・ガスの引
込管、汚水・雑排水の排水管および排水施設等を含む)、外構等には相応の経年劣
化・老朽化および使用に伴う性能低下・損傷等があり、撤去・交換・新設する際には費用
が生じる場合がある。
12.本件建物等の新築時から関係法令が改正されていること等により、本件建物等が現行
の建築基準法および関係法令に適合していない場合がある。
13.本物件の周辺環境ならびに近隣関係に変化が生じる可能性がある。
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(2)ホテルシューパロ
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【物件概要】
所在地(地番)
北海道夕張市本町二丁目216番外3筆
交通
石勝線「夕張」駅 車5分
土地
地積(公簿):5,870.60㎡
地目:宅地
種類:ホテル
建物
構造規模:鉄骨鉄筋コンクリート造 陸屋根 8階建
延床面積(公簿):9,132.17㎡
竣工:1986年9月
都市計画:市街化区域
公法上の規制
用途地域:商業地域
建ぺい率・容積率:80%/400%
その他:準防火地域
権利形態
所有権
部屋数
洋室147室、和室3室(バス・トイレ・洗浄便座付)
大浴場
温泉引き込みあり
館内設備
売店、自動販売機(1階)
エレベーター
3基(11人乗り)
客室備品
電話、冷蔵庫、ドライヤー、各種アメニティ
防災設備
消火設備(消火栓・消火器)、警備設備(自動火災報知機・非常放送設備)
非難設備(非常灯・誘導灯・客室懐中電灯・避難経路図)
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ゆうばりホテルシューパロ特記事項
1.売却対象資産は夕張市が所有する土地・建物とする。
ホテルに附随する備品・什器等は、指定管理者(夕張リゾート株式会社)の所有であ
る。
2.本物件に温泉が引き込まれている。温泉使用料は 1 トンあたり 300 円、別途入湯税がか
かる。源泉は本物件北東方の石炭博物館模擬坑道から湧出している。
3.本件取引は、登記・未登記を問わず、売却対象となる一切の構築物・付属物を含めた現
状有姿による引渡しとする。
4.売主は、本物件の隠れたる瑕疵(地中埋設物または土壌汚染対策法、各種条例、ダイ
オキシン類対策特別措置法、水質汚濁防止法等の行政諸基準に定められている有害物
質並びに油分、アスベスト、使用中のPCB、建物躯体・設備の劣化・不具合、地耐力、
地盤沈下等及び建物に付随する構築物等)の一切の担保責任を負わないものとする。
5.本物件は、竣工後相当の年数を経過しており、建物、設備(既設の飲用水・ガスの引込
管、汚水・雑排水の排水管および排水施設等を含む)、外構等には相応の経年劣化・
老朽化および使用に伴う性能低下・損傷等があり、撤去・交換・新設する際には費用が生
じる場合がある。
6.本件建物等の新築時から関係法令が改正されていること等により、本件建物等が現行の
建築基準法および関係法令に適合していない場合がある。
7.本物件の周辺環境ならびに近隣関係に変化が生じる可能性がある。
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(3)ファミリースクールひまわり
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【物件概要】
所在地(地番)
北海道夕張市鹿の谷山手町18番1外4筆
交通
石勝線「夕張」駅 車5分
土地
地積(公簿):37,848.63㎡
地目:宅地
種類:研修所
構造規模:鉄筋コンクリート造 陸屋根 5階建
建物
延床面積(公簿):6,087.05㎡
竣工:1973年12月
備考:上記のほか、体育館、格技場等複数の建物あり
都市計画:市街化区域
公法上の規制
用途地域:第二種住居地域
建ぺい率・容積率:60%/200%
権利形態
所有権
部屋数
16人部屋8室、8人部屋42室(客室にバス・トイレなし)
大浴場
温泉引き込みなし
館内設備
売店(1階フロント)、自動販売機(1階)、飲料水(2~4階)
コインランドリー(2~4階、有料)、洗面所(2~4階)、トイレ各階
エレベーター
なし
客室備品
電話(内線のみ)
防災設備
消火設備(消火栓・消火器)、警備設備(自動火災報知機・非常放送設備)
非難設備(非常灯・誘導灯・避難経路図)
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ファミリースクールひまわり特記事項
1.売却対象資産は夕張市が所有する土地・建物とする。
当該施設に附随する備品・什器等は、指定管理者(夕張リゾート株式会社)の所有で
ある。
2.耐震性について
本物件は耐震診断を実施しているが、耐震基準を満たしていない。売主は耐震改修工事
等を行わず、現状のまま引渡しとする。
3.本件取引は、登記・未登記を問わず、売却対象となる一切の構築物・付属物を含めた現
状有姿による引渡しとする。
4.売主は、本物件の隠れたる瑕疵(地中埋設物または土壌汚染対策法、各種条例、ダイ
オキシン類対策特別措置法、水質汚濁防止法等の行政諸基準に定められている有害物
質並びに油分、アスベスト、使用中のPCB、建物躯体・設備の劣化・不具合、地耐力、
地盤沈下等及び建物に付随する構築物等)の一切の担保責任を負わないものとする。
5.本物件は、竣工後相当の年数を経過しており、建物、設備(既設の飲用水・ガスの引込
管、汚水・雑排水の排水管および排水施設等を含む)、外構等には相応の経年劣化・
老朽化および使用に伴う性能低下・損傷等があり、撤去・交換・新設する際には費用が生
じる場合がある。
6.本件建物等の新築時から関係法令が改正されていること等により、本件建物等が現行の
建築基準法および関係法令に適合していない場合がある。
7.本物件の周辺環境ならびに近隣関係に変化が生じる可能性がある。
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