第3回 質疑内容要旨

第 3 回マンション管理基礎勉強会「質疑応答」
2016,11,26
Q1、プロポーザル方式で業者選定を行う場合の管理組合で作成する統一仕様
書について
A、アンケートを実施し、要望を取り纏め修繕計画に付加してください。
Q2、設計・監理方式の場合の最終的な選択のポイントについて
A、書類選考→公開ヒアリングで各社の比較表を作成し項目ごとに精査し、
近隣での業務実績があれば訪問して検証する。マンション管理士を活用す
る方法もあります。
Q3、管理会社にコンサルを依頼し、施工業者を選定する方法について
A、競争原理が損なわれ、公平性・透明性が懸念されます。業界紙で見積もり
参加者を募集するか、地元板橋区内の信頼できる設計事務所を活用する
選択肢もありますので当会HPを検索し、情報を活用してください。
Q4、長期修繕計画により積立金の不足が判明し、段階的値上げ案が総会で承認
されたが
A、5年後に再値上げ案が審議される場合は、後々のこと考慮し、積立金の額
を均等にする積立方式をお勧めいたします。
Q5、エレベータ更新時に階による負担額の差はありますか
A、階による負担金の差はございません。
Q6、業者選定を理事会だけで実施するのは難しい
A、有料となりますが当会を活用することも可能です。
Q7、マンション管理士を顧問として活用する場合の費用は
A、ネットで検索しますと月額基本料金 3 万円+戸数×数百円と算出する事
務所が多く見受けられますが、個人差があります。
Q8、マンション管理センターの修繕積立金の設定は正確でしょうか
A、国土交通省より示された標準的な様式を基に算出・設定された金額であり
信頼できます。
Q9、理事長の対外的責任について
A、規約で定められた職務を遂行する立場であり、対外的に個人が追及される
ことはないでしょう、管理組合の全体責任です。
Q10、管理会社リプレースを検討する場合の管理会社情報入手法について
A、マンション管理新聞社より毎年5月管理会社受託ランキングが発表され、
ネットでも検索できますが、近隣管理組合の口コミ情報、第三者的立場の
マンション管理士の活用もご検討下さい。
以上