シーボルトと 蘭学の家・吉雄家の人びと

シーボルト記念館 第 75 回企画展
シーボルトと
蘭学の家・吉雄家の人びと
吉雄幸載種通 (1788~1866)
期 間
フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト (1796~1866)
平成28年12月16日(金)~平成29年1月29日(日)
休館日 毎週月曜日(祝日除く)、12月29日~1月3日
時 間
午前9時~午後5時(入館は、午後4時30分まで)
場 所
シーボルト記念館(長崎市鳴滝2-7-40、 ℡095-823-0707)
入館料
一般 100円、小・中学生 50円(団体割引あり)
長崎の吉雄家は、江戸時代を通じて代々オランダ通詞をつとめた家柄で、多くの優れた通詞・蘭
学者や蘭方医を輩出しています。その中には、日本を代表する蘭学者・吉雄耕牛をはじめ、シー
ボルトの協力者・吉雄権之助や吉雄忠次郎のほか、シーボルトに従学した医師・吉雄幸載(種通)
や種痘普及に尽力した吉雄圭斎などがいます。平成 28 年(2016)は吉雄幸載の没後 150 年にあ
たることから、
「蘭学の家」
・吉雄家の人びとの業績について紹介するとともに、その一族である
通詞・石橋家についてもあわせて紹介します。
吉雄耕牛『因液発備』(文化12 年(1815)刊)
川原慶賀筆シーボルト肖像画(複製)
吉雄幸載種通肖像画(1788~1866、複製)
吉雄耕牛の甥の子にあたり、医家・吉雄家の二代目を継ぐ。出
島蘭館・唐館出入りの医師となり、文化 14 年(1817)、長崎施薬
院外科に任命される。シーボルト来日後、門人となる。著書に
「和蘭外科諸膏製煉書」「吉雄流外科製薬書」などがある。
吉雄権之助賛・川原慶賀筆ヒポクラテス肖像
(複製、個人所蔵)