松工進路だより 12月7日号

松工進路だより
― vol.9―
平成28年12月7日発行
松江工業高校 進路部
3年生の進路
今年も 12 月を残すばかりとなりました。現3年生の就職内定率は 99%となっていま
す。卒業後の進路として就職を希望していた生徒の内、県内の企業から内定をいただいた
人は93人、県外の企業から内定をいただいた人(支社が県内にある等、将来的に県内に
勤務する可能性のある人も含めて)は64人です。
公務員を希望している人も、国家公務員:1、地方公務員:3(県職員合格:2、市職員合格:1)、
県警:1、消防:1、自衛隊:2と、こちらも好調です(公務員はいずれも概数)。
景気の上向きを感じている企業が増えたことに加え、学校から企業への働きかけなども好調の要因
の一つと考えられます。また、松工を指名して求人をくださる企業の方が以前口にされた「松工とい
う学校への信頼、すでに入社している先輩(松工卒)たちの仕事への評価、実際に受験した3年生の
がんばりを、大切に考えている」という言葉も忘れてはならないと思います。学校や先輩方を誇りに
思う一方で、3年生も入社後に「企業にとって大切にしたい人材」と考えてもらえるよ
う、自ら努力しましょう。どのような職種であれ、何の努力もなく、仕事ができるよう
にはなりません。入社後は仕事を覚え、できるようになるまで努力が必要です。また、
一通り覚え、できるようになったとしても、より質の高い仕事をしようと思えば、日々
学ぶことが必要になるはずです。余裕のある今こそ、学ぶ姿勢・方法などを身につける
よう、まずは、毎日の学びの場である授業から気を抜かず、自ら学びとる姿勢で取り組
みましょう。
今年度の求人について
…県内求人数:318人(206社)、県外求人数:617人(436社)
★今年度の求人票は進路資料室にあります。1・2 年生も進路室に一声かけ、のぞいてみましょう★
11 月末時点
インターンシップに行きました
11 月 15 日から3日間、2年生は全科、インターンシップに
行きました。会社を訪ね、講義を受けたり、仕事の実体験をさせ
ていただいたりしました。実際の設備や道具を前に仕事に必要な
知識や技術を学び習得するだけでなく、現場で働く方たちを目の
当たりにし、話を直接に聞き、職場でのマナーや働くことの大変
さ、やりがいなどを一人ひとりが学びました。将来自分はどんな
職場でどんな仕事をしているだろうか…と、自然と進路選択について考えられる、貴重な経験になっ
たと思います。以下に感想を抜粋して載せます。
《建築都市工学科》学校と現場の違いを学ぶようにと言われていたけど、学校
で考えていた以上に違いを実感した。こちらからの質問への受け答えひとつを
とっても張り詰めた緊張感があり、学校では味わえない経験だった。働く人た
ちの姿勢や集中力…働くことは厳しいのだと伝わってくる現場の雰囲気だった。
《電気科》
雷が落ちて停電すると思っていたけど、リレーが自発的に停電を
起こしていることを知り、勉強になった。自ら動かないと何をするべきかわか
らず、そのままでいても何かを教えるべきか周りの人もわからなくて教えてもらえず、社会の厳しさ
を知った。積極的に質問をし、メモをとり、仕事をする際にはコミュニケーションをとることが大切
だと思う。お客様や会社へかける迷惑等、失敗した時の責任の重さが学生とは違うと思った。
《情報技術科》
Rubyの実習をした。問題について自分で調べ、解決することも大事だが、わか
らないという意志表示をはっきりし、素直に教わることも大切だと学んだ。社員の方々がコミュニケ
ーションを密にとって、協力して1つのプログラムを完成させていく姿が印象深かった。