別府川の河床掘削工事等に本格着手！

記者発表（発表・資料配付）
月／日（曜日）
12月 8日 (木 )
14:00
事務所等名
電
話
発表者（担当者）
その他配布先
東播磨県民局
079-421-9395
所長伊藤裕文
加古川土木事務所（河川砂防課）(河川砂防課課長松井康司）
別府川の河床掘削工事等に本格着手！
平成28年12月から、別府川の改修工事を本格的に進めます。
下流部では河床掘削工事に着手し、上流部では曇川との接続に向けた水路の付替工事
に着手します。事業概要、工事内容等については下記のとおりです。
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事業概要
別府川の改修は、昭和30年代に着手し、河口部から上流に向かって順次工事を進め、
ＪＲ加古川線日岡駅付近までの護岸整備が完了しています。
しかし、白ヶ池川合流点より下流は、川幅や堤防高は確保さているものの、河積（川
の断面積）が十分に確保されておらず、洪水時に水位が上昇しやすく、別府川への排
水が困難となった周辺水路で内水氾濫が頻繁に発生しています。また、上流域では、
曇川からの溢水によって日岡駅周辺にたびたび浸水被害が発生しています。
そこで今秋、下流部では、川底を1ｍ程度掘り下げる河床掘削工事に着手し、河積を
拡大して洪水を速やかに流下させるとともに、洪水時の水位を60～80cm低下させて内
水氾濫の軽減を図ります。また、上流部では、曇川との接続に向けて日岡駅から上流
の整備に本格的に着手し、早期の浸水被害軽減を目指します。
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工事概要
(1) 下流部
工事区間：対汐橋～白ヶ池川合流地点（延長約5.2km）
工事期間：平成28～29年度
工事内容：河床掘削（掘削土量約９万㎥、６工区に分けて実施）
平成28年度の工事：４工区で河床掘削（約６万㎥）
(2) 上流部
工事区間：日岡駅付近～曇川接続地点（延長約0.7km）
工事期間：平成28～34年度
工事内容：用水路付替、ＪＲ橋梁架替、新川開削・護岸整備、分派施設整備
平成28年度の工事：五ヶ井用水路の付替
【参考】別府川流域の過去の浸水被害
被害発生日
被害概要
S36. 6.24～28
梅雨前線（床上浸水62戸、床下浸水968戸）
S58. 9.24～29
台風10号（床上浸水53戸、床下浸水460戸）
H16.10.19～21
台風23号（床上浸水 9戸、床下浸水 81戸）
H21. 8. 9～10
台風 9号（床上浸水 1戸、床下浸水 15戸）
H23. 9. 3～ 4
台風12号（床上浸水 2戸、床下浸水 23戸）
【別府川全体平面図】
上流部
河川改修区間
下流部
河床掘削区間
【下流部工事区間平面図】
【下流部横断図】
加古川市役所付近

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