特集展示 すみだの四季 -浮世絵に見る季節のうつろい平成28年 12月3日[土]∼ 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)・第4火曜日・12月29日∼ 1月2日 時 間:午前9時∼午後5時 (入館は4時半まで) 入館料:個人100円・団体 (20名以上) 80円・中学生以下と身体障害者手帳・ 愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料 平成29年 墨田区向島2 3 5 2月5日[日] TEL 03(5619)7034 特集展示 すみだの四季 -浮世絵に見る季節のうつろい 古代より交通の要所として知られ中世期には 宿が栄えた歴史深い墨田区の向島地域は、江戸 時代には広大な田畑が広がる田園地帯でした。 隅田川の清流沿いには由緒のある古刹が建ち並 び、人々はこぞって参拝しました。また植木屋 を営む名主たちが栽培する四季折々の花も名所 のひとつになりました。広い土地を利用し、木 や花を植えて一般に公開する、俗に花屋敷と呼 ばれる庭園も誕生しました。そのようにして集 まる人々に料理を提供するため、多くの料理屋 が開店し、八百松や植半など数々の著名な料亭 が生れたのです。 両國花火之図 小林清親 江戸時代には有数の繁華街となり様々な江戸 文 化 発 祥 の 地 で あ る 本 所 地 域 は、明 暦 三 年 (1657) に起こった大火がきっかけで本格的な 開拓がなされました。明暦の大火の犠牲者を供 養するため、回向院が建立され、大相撲が興行 されるようになり、門前には見世物小屋がたち、 繁華街として栄えました。また、江戸から、亀 戸天満宮や法性寺などに向かう道筋であったた め、多くの人々が往来するようになりました。 これら、自然豊かな農村や多くの名刹・古刹、 人々で賑わう市街地の様子など、すみだの変化 に富んだ風景は、季節が移り変わるごとに異な る美しさを見せ、人々をさらに魅了しました。 本展示では、江戸時代後期から昭和初期にか けて墨田区各所を描いた浮世絵を四季ごとに展 東京名所之内 隅田川八景三圍暮雪 歌川広重 示し、多様なすみだの景観を紹介します。 [ 交通案内 ] 東武伊勢崎線 「とうきょうスカイツリー」駅より徒歩約7分 都営浅草線「本所吾妻橋」駅より徒歩約8分 区内循環バス北西部ルート 「見番通り入口」停留所より徒歩約5分 墨田区向島2 3 5 TEL 03 (5619) 7034 FAX 03 (3625) 3431
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