02_P1~P3中学 報告(PDF形式460キロバイト)

平成28年度 前橋市中学生海外研修
1
研修生
男子
女子
合計
2
引率者
3
事前研修
40人
2年生
7人
22人
29人
3年生
1人
10人
11人
合計
8人
32人
40人
6人(市教委3人、市立中学校教諭 3人)
第1回
5月28日
第2回
6月25日
第3回
7月25日
第4回
8月
2日
前年度の研修確認
班編成・挨拶係等の決定
英語研修(ホスト ファミリーへの手紙作成)
事前学習(各自の研修テーマの決定)
英語研修(自己紹介文)
合唱練習
出し物の決定
事前学習(見学地、オーストラリアの自然や動物)
※前橋国際大学・群馬大学ボランティア学生による支援
(前橋・日本の紹介1)
※NIPPON ACADEMY の留学生との交流授業
昨年度研修生の体験発表と質疑応答
ALTによる英会話練習
(ホームステイで使う英会話、英語での挨拶文)
英語研修(前橋・日本の紹介 2) 合唱練習
だんべえ踊り練習(だんべえ踊り協会) 出し物練習
ホームステイでの注意事項(旅行業者)
プラネタリウム(南半球の星空)
全体リハーサル
(出発式・到着式、歓迎朝礼、フェアウェルパーティー)
4
本研修
【期 間】 8月5日(金)~19日(金) 15日間
【研修地】 オーストラリア シドニー デビッドソン高校(以下 DHS と表記する)&
ギラウィーン高校 (以下 GHS と表記する)
【研修内容】
(1)現地の高校での研修
①現地講師による英語研修6回(約 17 時間)
②交流活動
・文化交流
DHS:日本語クラスの生徒と意見交換
GHS:日本語クラスの生徒と会談
・スポーツ交流
DHS:バレーボール 、卓球の交流試合、
GHS:現地生徒と共にオーストラリアンラグビー講習
・バーベキュー 両校ともスポーツ交流後に校内で実施
・バディの授業への参加 ※バディ:研修生の世話をしてくれる生徒
1
・調理実習
DHS は現地校生徒も参加してのパブロバ作り
※パブロバ:オーストラリアの伝統菓子
GHS はピザ作り(現地校教諭による)
・クラフト(ブーメランの絵付け)
アボリジニアート(DHS は現地生徒も参加)
・フェアウェルパーティー
※ホストファミリー、現地校生徒及び職員が参加
(GHS は校時内で実施し、準備時間も5校時のみ
ホスト ファミ リー の参 加 は ほ と ん ど な か っ た 。)
(2)その他の研修・見学
①MIMOSA 小学校への訪問(児童との交流)
②市内見学
ミセスマッコーリーズポイント オペラハウス
オーストラリア博物館 ロックス
マンリー コルソ通り (ウォークラリー)
フェリー乗船 (マンリーからサーキュラーキー)
タロンガ動物園 ブルースポイント など
③ホームステイ 12泊
DHS:1人でのステイ :10家庭 2人組でのステイ: 5家庭
GHS:1人でのステイ : 7家庭(1週間のみ2家庭)
2人組でのステイ: 4家庭(土日のみ1家庭、月~金1家庭)
3人組でのステイ: 1家庭
5 帰国後の活動
(1) 研修報告書の作成 (別冊 報告書参照)
「研修レポート」「各自の研修テーマに沿ったまとめ」
「英語日記(The most impressive day)」「研修の思い出」等の収録
(2) 研修の成果と課題の作成(別冊 海外研修を振り返って参照)
(3) 体験発表会(市立前橋高校と 合同実施)
11/19・20 体験発表会 ※まえばし学校フェスタ201 6で実施
(振り返りの学習、ステージ発表 、ブース発表)
(4) その他の活動
・現地校の生徒やホストファミリーとの交流活動の継続(手紙・メール)
・学校の文化祭や学年集会等における体験発表
・こどもを明るく育てる地区別会議での体験発表
・前橋 市国際 交流 協会 の事業 への参 加 ( 国際 交流パ ー テ ィ ー に 1 4 人 参 加 予 定 )
2
6 成果と課題
(1)事前研修について
【成果】
・NIPPON ACADEMY の留学生との意見交換は、研修生たちが日本の良さを違った
視点か ら見る こと がで き、異 文化に 触れ る最 初の機 会と し て 大 変 有 意 義 で あ っ た 。
・海外研修経験を持つ4人の学生ボランティア (前橋国際大学3人、群馬大学1人)
を用いたことにより、英語に取り組む姿勢やホームステイに対しての現実感を持っ
て取り組むことができた。
・ALT と英会話 を交わしながらの学習をより
多く取ったことにより、海外の人と抵抗な
く話せるようになった。
【課題】
・来年度 も、過去に海外研修に参加、または
渡航経験がある学生に協力してもらえるよ
うに協力を要請したい 。
・NIPPON ACADEMY の留学生との意見交
換もテーマを、日本の良さから国と国との
つながり等何か変化を持たせることが必要
だと考えられる。
(2)本研修について
【成果】
①英語力の向上
英語のみの授業は当初、意欲はあっても返事や反応ができない研修生がほとんど
であった。しかし、ホストファミリーとの生活やバディとの日常会話の経験が積み
重なる度に耳が英語に慣れて、担当教諭とのやり取りも多くなった。研修後半では、
両校の担当教諭から「反応がよくなってきた。意見を伝えようとしている。」「緊張
せず、思いついたことを言葉にし出している。」と研修生たちは褒められていた。
②異文化との 交流
研修生はホームステイ先や学校で、様々な文化を持つ人達と生活をともにした。
この言葉だけでなく生活習慣や考え方が違う環 境の中で2週間生活をし、英語だけ
ができても解決することは限られていることを実感した。語学力以上に国際感覚や
自分の考えを発信する能力を発揮しない限り、相手との強い関係を築くことはでき
ないのだと研修生たちは体験したのである。日を重ねるごとにホストファミリーに
自分のことや日本のことを伝えようとする者が増え、自分の意見を臆することなく
発表しようとする意欲が見られるようになった。
【課題】
○研修内容についてであるが、 ①英語力の育成、②異文化交流、③明日の前橋を担う
人材育成、④人間関係力の向上などの目的全てを網羅しており、盛りだくさんであ
る点
○本研修を行って終りではなく、 自ら体験したことを、地域や学校 などで、どれだけ
広く発信することができるか。また自ら実践することができるかという点
○20年以上の関係を持つデビッドソン高校が、生徒数の増加に伴い、来年度は受入
が困難である点(今年同様2校での実施が濃厚である点)
(3)事後研修について
体験発表会の 詳細は別紙参照
3