北洋新聞

HOKUYO NEWS PAPER
北洋新聞
札幌No.1無料電子新聞
第882号
平成28年11月30日(水)発行
購読料 無料
発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
[email protected]
同社の発表によると、11月のパンダ指数は2,565万円
で、前月比プラス2.89%。2ヶ月連続のプラスで、前年
同月比ではプラス5.25%だった。3月に記録した史上最
高値、2,537万円を超え、8ヶ月ぶりに史上最高値を更
新した。
11月は、強気姿勢の売主が新規に物件を売り出したこ
とからパンダ指数は上昇した。また、買取業者によるリ
フォーム済物件が増加し、リフォーム前の割安物件が減
少したことも上昇の一因と見られる。
のマンション市況では目立っていない。東京からの資金
流入も、セカンドハウス需要はあるものの、投機的な購
一方、新築をあきらめ、中古マンション探しを始める 入は皆無で、日銀によるマイナス金利政策や金融緩和の
層も増えている。ただし、「中古の割に高い」との印象 影響はほとんどないようだ。上昇に転じたパンダ指数だ
を持つケースも多く、高額物件の成約数は増えていない が、「3月が天井だった」との見方が説得力を増してい
ようだ。築年数が浅い物件が不足していることも一因で、 る。
「新築から中古へ」が成約に結びついていない。
平均価格は2,248万円で、前年同月比プラス4.41%、
また、アジア富裕層を中心とした「爆買い」は、札幌 前月比プラス0.04%だった。
買取業者物件増える
㈱パンダ不動産は、中央区の中古マンション市況を表
す代表的指標「パンダ指数」が史上最高値を更新したと
発表した。
|経済
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平成28年11月30日(水)
北洋新聞
日ハム移転問題
4者協議日程決定
北海道日本ハムファイターズの球場移転問題に関連し、札幌市
は、札幌ドームを本拠地とする球団とコンサドーレ札幌、ドーム
を管理運営する㈱札幌ドームとの初の4者協議を12月3日に行う
と発表した。
秋元克広札幌市長、日本ハムの島田利正球団代表、コンサドー
レの野々村芳和社長、札幌ドームの長沼修社長が出席。日本ハム
の新球場構想の検討状況や札幌ドームの今後の設備・運営のあり
方について意見交換する。約1時間程度を予定している。
球団が移転を検討している背景には、高すぎる球場使用料や、
急こう配の客席、球場内での物品販売など多岐にわたる。また、
球団自身が球場を持つことで商業施設やホテルなどの高く経営が
できるメリットもある。
秋元市長が語る「サッカーと野球の共存」は根本的な問題では
なく、4者協議で残留を狙うのは難しいとの指摘がある。
海外移住者の相続税免除
10年超へ延長へ
政府は、平成29年度税制改正で、海外移住による相続税逃れを
防止するため、海外資産への課税を強化する方針を固めた。産経
新聞が伝えた。
現行は相続人(子)と被相続人(親)がともに海外に5年超住
んでいれば海外資産に相続税はかからないが、10年超海外に居住
していなければ海外資産に課税する方向で調整する。
があると問題視されており、海外居住の「5年ルール」を見直す
ことで富裕層の相続税逃れに網をかける。
富裕層の中には相続税が非課税のシンガポールなどに資産を移
し、現地に5年超居住することで相続税を逃れる人もいる。格差
拡大が社会問題になる中、こうした富裕層の節税術には不公平感
一方、課税強化によって、富裕層の海外移住がさらに加速する
との見方もある。高税率の日本を避け、海外で起業する若者も目
立っている。
|不動産
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平成28年11月30日(水)
北洋新聞
中古マンション購入と同時に間取
り変更を含むリフォ-ムをする買い
方が流行りつつあるが、ユーザーが
業者選定の主導権を握るスタイルが
定着しつつある。
するケースがほとんどだったが、最
近では、仲介業者は仲介のみを担当
し、リフォーム業者をユーザー自身
で見つけるパターンが主流になりつ
つある。
以前は、マンション売買の仲介業
者が紹介したリフォーム業者が担当
紹介を受けたリフォーム業者は物
件のデメリットを言いにくく、リフォー
ム予算を超える提案もできない立場
でユーザーから不信感を持たれてる。
一方、仲介業者と無縁のリフォーム
業者は、物件の長所・短所を気兼ね
なく説明できるし、予算オーバーと
なっても魅力的なリノベーション提
案ができ、結果的に「物件探しから
やり直す」ケースもあるが、ユーザー
の満足度はUPする。
また、ユーザー自身で見つけたリ
フォーム業者を2社競合させるケー
スも増えている。価格競争力ではな
く、ユーザーの希望を具体化する提
案力で選ばれることが多い。
競争を経験しているリフォーム業
者の提案力は向上しているが、仲介
業者からの紹介に慣れていると育た
ないとの指摘もある。仲介業者への
バックマージンが見積価格に含まれ
ているため、競合では価格競争で敗
れるケースも多いようだ。
2社競合が主流
仲介業者の紹介に不信感
|娯楽
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平成28年11月30日(水)
北洋新聞
首位は、世界的な大ヒットを記録した「ハリー・ポッ
ター」シリーズに続くJ・K・ローリングが脚本を手掛
ける新シリーズ1作目「ファンタスティック・ビースト
と魔法使いの旅」だった。
「君の名は。」の累計興収は11月27日までに194億円
を突破し、ついに1997年のヒット作「もののけ姫」の
興収193億円を超え歴代6位にランクイン。2004年の
「ハウルの動く城」の興収196億円を超え歴代5位とな
る可能性が濃厚となった。
26人、興収3億9,264万円をあげ、累計は231億円を突
破していた。
ただし、2014年に、254.8億円という脅威的な記録を
残した「アナと雪の女王」を超えるのは難しそうだ。
アナ雪の公開14週目(2014年6月14日)は動員30万4,5
16週目には、動員20万4,445人、興収2億7,438万4,3
50円とピークの3割程度に落ち込み、17週目には3位
に転落。19週目で公開が終了した。
アナ雪には届かず
11月26日から27日の全国映画動員ランキングトップ1
0が興行通信社より発表され、注目の「君の名は。」は、
今土日2日間で動員15万4,000人、興収2億1,100万円
をあげたものの2位に転落した。