登山研修所 50 周年記念 1 年前イベントを開催しました！ 国立登山研修所 11 月 26 日（土） 、来年度に開所 50 周年を迎える国立登山研修所で、1 年前イベント を開催しました。 当日は、 「映像・写真に見る開所当時の登山研修所」というテーマで、写真や映像を映し 出しながら、昭和 42 年の開所から 30 年間に渡って勤務した佐伯正雪（しょうせつ）氏が、 開所当時のことを解説しました。また、国立登山研修所アドバイザーの渡邉雄二氏が聞き 手となりました。普段からお世話になっている方々や山小屋関係者や近隣の方々、また、 以前に勤務していた職員など合わせて約 40 名の方が話に耳を傾けました。 ＜佐伯氏、渡邉氏の話に耳を傾ける参加者＞ ＜当時の様子を語る佐伯氏＞ 登山研修所開所は昭和 42 年のことですが、佐伯氏は国立登山研修所がある立山町芦峅寺 （あしくらじ）千寿ヶ原（せんじゅがはら）地区の研修所建設前の様子や開所間もない頃 に起きた水害のことなどを鮮明に記憶されており、研修所にまつわるその他様々なエピソ ードもお話されました。参加者の知らないことが多くあり、驚きの声が多数聞かれました。 また、研修所内では、昔の写真を綴じたアルバムを陳列したコーナー、歴代の登山用装 備品や資料を陳列した展示スペースなども公開しており、多くの来所者が興味深く閲覧し たり、当時一緒に仕事に携わった者同士で思い出話に花を咲かせたりしていました。 ＜アルバムの展示コーナー＞ ＜エベレスト日本人初登頂時に使用されたテント＞ ＜装備品や資料の展示スペース＞ ＜歴代研修会や講師等の一覧を見る来所者＞ 佐伯氏の解説で使用した当時の写真の一部をご紹介します。 ＜開所当時の登山研修所＞ ＜当時のトラックと職員（右から 2 番目が佐伯氏）＞ ＜昭和 42 年に行われた夏山研修会（剱沢にて）＞ ＜当時研修所にあった大型バス＞ 50 周年の 1 年前イベントとして開催した今回のイベントでしたが、来所者の方々には大 変好評でした。国立登山研修所では、平成 29 年 11 月 26 日（日）に 50 周年記念式典を 開催する予定としています。また、それに向けて 50 周年記念誌の作成を予定しています。 今回のイベントを通過点とし、来年度の本番へ向けて準備を加速していきたいと考えてい ます。
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