経常費補助金(特別補助)の各項目の概要 1 補助対象項目

経常費補助金(特別補助)の各項目の概要
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補助対象項目①~⑥
①
伝統・文化等に関する教育の推進
②
食育の推進
③
キャリア・職業教育の推進
④
体験活動の推進
⑤
学校安全の推進
⑥
特別支援教育に係る活動の充実
(1)
補助要件
補 助 年 度 に お い て 、各 項 目 ① ~ ⑥ に 合 致 す る 事 業 を 行 っ て い る 学 校 に つ い て 補 助 す る 。
ただし、別に掲げる補助条件を満たす必要がある。
①
伝統・文化等に関する教育の推進
舞台芸術鑑賞や文化芸術活動への参加
伝統文化に関する活動の体験・習得
②
等
食育の推進
栄養教諭の活用など食に関する指導の充実
③
等
キャリア・職業教育の推進
多様な職業体験、地域産業や経済界と連携・協同した取組
商業、看護、農業、工業などの学科
④
等
体験活動の推進
自然体験活動や集団宿泊体験
奉仕体験活動
保育体験
等
環境教育に資する活動
⑤
等
学校安全の推進
火災、地震、津波、火山活動、風水(雪)、原子力災害等の災害及び防災
についての学習
救急救命法や命の大切さについての学習
災害発生時の避難経路や避難行動・態度の学習
通学路の交通安全確保に関する取り組み
⑥
等
特別支援教育に係る活動の充実
専門的・実践的な知識を有する人材からの助言や研修の受講(教職員対象)
特別支援教育への理解を深める活動への参加
特別な支援を必要とする児童・生徒の学習・生活・進学・就職等をサポート
特別な支援を必要とする児童・生徒のための教材等の活用
等
(2)
補助条件
以下のアまたはイのどちらかを満たしている場合に補助対象とする。
ア
事業時間数
当 該 事 業 に つ い て 年 間 4時 間 以 上 取 り 組 ん だ 場 合 に 補 助 対 象 と す る 。 た だ し 、 項 目 6
の『 専門的・実践的な知識を有する人材からの助言や研修の受講(教職員対象)』に つ い て
は事業時間数を補助条件としない。
イ
事業経費
30万 円 以 上 / 校 ( 項 目 ① ~ ④ )
45万 円 以 上 / 校 ( 項 目 ⑤ ・ ⑥ )
(3)
補助金額
30万 円 / 校 ( 項 目 ① ~ ④ )
45万 円 / 校 ( 項 目 ⑤ ・ ⑥ )
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補助対象項目⑦~⑨
⑦
生徒指導の充実(カウンセリング等)
⑧
社会人・補助教員等の活用
⑨
教育の国際化
(1)
補助要件
補 助 年 度 に お い て 、各 項 目 に 掲 げ る 教 育 を 行 う 為 に 必 要 な 教 職 員 (※ )を 雇 用 し て い る
学校について補助。ただし別に掲げる補助条件を満たす必要がある。
(※ )
教 員 ま た は 常 勤 職 員 の 雇 用 経 費 は 、委 託 の 講 師 に 対 す る も の 、ま た は そ の 学 校 に
お い て 経 常 費 補 助 金 (一般補助)で標準法により補助できなかった教職員がいる場合のみ
補
助対象とする。
⑦
生徒指導の充実(カウンセリング等)
スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等の活用
不登校の生徒等の教育機会についての支援
⑧
等
社会人・補助教員等の活用
部 活 動 の 外 部 指 導 者 等 の 学 校 の 専 門 的 ・ 支 援 的 ス タ ッ フ 、退 職 教 員 、経 験 豊 か な 社
会人等の外部人材の活用
⑨
等
教育の国際化
英語をはじめとする外国語教育の強化
国際交流の推進
(2)
等
補助条件
該当の教職員の雇用経費が一定額以上の場合に補助対象とする。
30万 円 以 上 / 校 ( 項 目 ⑧ )
60万 円 以 上 / 校 ( 項 目 ⑦ ・ ⑨ )
(3)
補助金額
30万 円 / 校 ( 項 目 ⑧ )
60万 円 / 校 ( 項 目 ⑦ ・ ⑨ )
上記1,2の補助対象項目①~⑨における定義は原則として「私立高等学校等経常費助
成 費 補 助 金( 幼 稚 園 等 特 別 支 援 教 育 経 費・過 疎 高 等 学 校 特 別 経 費・教 育 改 革 推 進 特 別 経 費 ・
授業料減免事業等支援特別経費)交付要綱」、「私立高等学校等経常費助成費補助金(幼
稚園等特別支援教育経費・過疎高等学校特別経費・教育改革推進特別経費・授業料減免事
業 等 支 援 特 別 経 費 ) 取 扱 要 領 」 及 び 「 平 成 28年 度 私 立 高 等 学 校 等 経 常 費 助 成 費 補 助 金 ( 一
般補助)及び同補助金(教育改革推進特別経費)の配分方法について」に準拠している。
な お 、「 ③ キ ャ リ ア・職 業 教 育 の 推 進 」、「 ⑦ 生 徒 指 導 の 充 実( カ ウ ン セ リ ン グ 等 )」、
「⑧社会人・補助教員等の活用」、については、それぞれ国の「キャリア教育等の推進」
「教育相談体制の整備」、「子どもに向き合う環境の整備」に対応させている。
3
補助対象項目⑩
⑩
財務状況の改善の支援
(1) 補 助 要 件
小学校、中学校、高等学校、中等教育学校などを設置する学校法人に対し、経営の効率化や学校規
模の適正化(入学定員の変更等)など経営改善に向けた計画を実施するという事由に基づき、以下のア、
イ、ウのいずれの要件も満たしている場合に補助する。
ア
学校が第三者による評価を受けた経営改善に向けた計画を実施するという実態がある。
イ
帰属収支差額比率(※)0%以下。
ウ
過去 3 年間、入学者数が募集定員を下回っている。
(※)
帰属収入から消費支出を差し引いた帰属収支差額の帰属収入に対する割合。
(計算式)
帰属収入-消費支出
帰属収入
(2) 補助金額
補助金額-高・中等教育学校 60 万円/校、中・小学校 30 万円/校
当 項 目 の 定 義 は 原 則 と し て 、「 私 立 高 等 学 校 等 経 常 費 助 成 補 助 金( 一 般 補 助 )交 付 要 綱 」及
び 「 平 成 28年 度 私 立 高 等 学 校 等 経 常 費 助 成 費 補 助 金 ( 一 般 補 助 ) 及 び 同 補 助 金 ( 教 育 改 革 推 進
特別経費)の配分方法について」に準拠している。
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補助対象項目⑪
⑪
(1)
高等学校における体育・文化活動の推進に対する補助
補助要件
私 立 学 校 の 特 色 あ る 教 育 の 推 進 の 一 助 と す る た め 、部 活 動( 体 育・文 化 活 動 )で 優 秀
な成績を収めるか、もしくは部活動が活発に行われていると認められる学校に対し助成
する。
(2)
補助条件
高 等 学 校( 通 信 制 及 び 中 等 教 育 学 校 後 期 課 程 を 含 む 。)に 対 し 、次 の 条 件 で 補 助 を 行
う。
ア
体育活動
(ア)
補助対象校
全 国 高 等 学 校 体 育 連 盟( 以 下「 高 体 連 」と い う 。)又 は 日 本 高 等 学 校 野 球 連 盟( 以
下「高野連」という。)に加入している学校の生徒が、全国大会で優秀な成績を収
めるか、もしくは部活動が活発に行われていると認められる学校。
(イ)
優秀な成績等の基準
a
高体連に加入している学校については、神奈川県高等学校体育連盟(以下「県
高体連」という。)の表彰基準に従う。
b
高野連に加入している学校については、全国大会へ出場。
c
生徒の部活動加入率が高く、活動が積極的に行われている学校。
d
上 記 の a、b及 び cに 該 当 し な い が 、長 年 に わ た り 活 発 な 部 活 動 を 続 け る な ど 、他 の
模範となる成果を上げている学校。
(ウ)
イ
補助対象
a②
aに つ い て は 、 補 助 年 度 の 前 年 度 に 県 高 体 連 の 表 彰 の 対 象 に な っ た も の 。
b②
bに つ い て は 、 補 助 年 度 の 前 年 9 月 か ら 1 年 間 の 実 績 と す る 。
c②
cに つ い て は 、 補 助 年 度 の 実 績 に よ る 。
d②
dに つ い て は 、 補 助 年 度 の 8 月 ま で の 実 績 に よ る 。
文化活動
(ア)
補助対象校
全国高等学校文化連盟(以下「高文連」という。)に加入している学校が、全国
高等学校総合文化祭(以下「高総文祭」という。)など学校の部活動を通して、全
国 大 会 で 優 秀 な 成 績 を 収 め る か 、も し く は 部 活 動 が 活 発 に 行 わ れ て い る と 認 め ら れ
る学校。
(イ)
優秀な成績等の基準
a
高総文祭で表彰されたもの。
b
全国大会で表彰されたもの。
c
生徒の部活動加入率が高く、活動が積極的に行われている学校。
d
上 記 の a、b及 び cに 該 当 し な い が 、長 年 に わ た り 活 発 な 部 活 動 を 続 け る な ど 、他 の
模範となる成果を上げている学校。
(ウ)
(3)
補助対象
a②
aに つ い て は 、 補 助 年 度 の 実 績 に よ る 。
b②
bに つ い て は 、 補 助 年 度 の 前 年 9 月 か ら 1 年 間 の 実 績 と す る 。
c②
cに つ い て は 、 補 助 年 度 の 実 績 に よ る 。
d②
dに つ い て は 、 補 助 年 度 の 8 月 ま で の 実 績 に よ る 。
補助金額
団体に対する補助・・・30 万円/団体
個人に対する補助・・・3万円/個人
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⑫
補助対象項目⑫
高等学校における不登校生徒の受入れ体制整備に対する補助
(1) 補助要件
不登校生徒の進路確保のため、不登校生徒の受入れ体制を整備する私立高等学校に対し助成し、
次のア、イのいずれかを満たす全日制高等学校(構造改革特別区域制度による学校を除く)を対象
とする。
ア (ア)及び(イ)の条件を満たしていること。
(ア)
高校1年生を対象とした不登校対策クラスを設置するなど、積極的に不登校生徒を受け入れ
る体制(※)を整えている。
(イ) 「不登校対策」に従事している「教職員」がいて、かつ一般補助において、標準法により補助
できなかった「教職員」がいる。
(※)
「積極的に不登校生徒を受け入れる体制」の具体例
→
不登校生徒が受験において不利益を受けないことや入学後もきめ細かな対応をすることを示した学校案
内等の印刷物があること、又は学校説明会等で同趣旨のパンフレットを用いて説明していることなど。
イ (ア)及び(イ)の条件を満たしていること。
(ア)
5月1日現在在籍する高校1年生のうち、中学3年時に年間30日以上欠席した者が実員生
徒数の5%以上いる。
(イ)
常勤の生徒指導担当教諭(授業時間なし、※1)、又は常勤(※2)の養護教諭、養護助諭
若しくは養護職員を加配(※3)している。
(※1)
教職員名簿において、本兼コードが1(本務)で、職名コードが12(教諭)、13(助教諭)、21(教務
主任等教諭)のいずれかで、授業を受け持っていないこと。職務欄又は備考欄に生徒指導担当であること
が明記されていること。ただし、雇用状況コードが4(病休、産休、育児休業のため休職中の者、海外又
は国内研修中のため通常勤務に就いていない者が該当。以下同じ。)の者を除く。
(※2)
本兼コードが1(本務)で、職名コードが14(養護教諭)、15(養護助教諭)、35(養護職員)のいず
れかであること。なお、前記の職名コードで、本兼コードが3(非常勤)である場合であっても、週3日
以上かつ週12時間以上勤務している場合は常勤とみなす。ただし、雇用状況コード4の者を除く。
(※3)
一般補助において、標準法により補助できなかった「教職員」がいること。
(2) 補助金額
400万円/一校