平成28年度私立学校経常費補助金(特別補助)の算定に係る調査について(作成要領) 1 各票共通 (1) 学校ごとに作成して下さい。 (2) 併設の学校で同一の事業を行っている場合には、各調査票の記入上の注意に従ってくだ さい。 (3) 提出票及び提出する各調査票全てに学校名及び学校コード(別紙参照)を記入してくだ さい。 (4) 提出する調査票及び添付書類についてはサイズをA4で統一し各調査票と対応する添付 書類がわかるように順番に重ねてください。 (5) 各調査票について複数の補助項目の申請を希望する場合は、適宜該当の様式をコピー して利用してください。また、調査票の記述欄が足りない場合には「別紙のとおり」と 記載し、別紙(様式は任意)を添付してください。 2 提出票 (1) すべての学校が提出してください。 (2) 必要事項を記入し、提出する調査票の一番上に重ねて提出してください。 (3) すべての調査項目に該当がない場合又は補助金の申請をしない場合は、提出票の「該 当事項がないため、調査票の提出はない」にチェックの上、提出してください。 (4) 提出票は各学校で一部としてください。(該当項目ごとに提出票を作成することは避 けてください。) 3 調査票1及び対象経費内訳書 (1) 各補助項目について、補助条件に合致する事業を行っており、補助申請を希望する場 合に提出してください。 補助項目 事業の例 ① ・舞台芸術鑑賞や文化芸術活動への参加 伝統・文化 補助条件 等に関する ・文化伝統に関する活動の体験習得 教育の推進 ・左記のテーマに関する講演会やシンポジウム等の開催 以下の a または b の要件に相当すると認 められる場合、または両方の要件を併せ、 目的に適う教育を行っていると認められる 場合に補助対象とします。 ・栄養教諭による講義や郷土料理の調理実習等、食に関 する指導の充実 ② 食育の推進 a ・地消地産、郷土料理を積極的に取り入れるなど、食育 を実施の目的とする学校給食 ③ キャリア・職 業教育の推進 ※項目⑥の『専門的・実践的な知識を有 ・左記のテーマに関する講演会やシンポジウム等の開催 する人材からの助言や研修の受講』につ ・地域産業や経済界と連携したものづくり教育 いては事業時間数を補助条件としない。 ・地域の商店や事業所などでのインターンシップ(就業 体験) ・左記のテーマに関する講演会やシンポジウム等の開催 ④ 体験活動の推 進 ※他の項目におけ る体験活動は除 く ⑤ 学校安全の推 b して行う自然体験学習の実施 ・児童生徒が学校教育活動の一環として取り組むボラン ・環境美化活動・大気汚染調査・放射能測定調査等の環 ・防災施設の見学/防災アドバイザー・大学教授等の外部 講師による防災教育の授業 ・通学時の事故防止の為の講習 特別支援教育 にかかる活動の 充実 総事業費が一定額以上 30万 円 以 上 / 校 ( 項 目 ① ~ ④ ) ティア等の奉仕体験活動の実施 等 ・専 門 的 ・ 実 践 的 な 知 識 を 有 す る 人 材 か ら の 助 言 や ⑥ 授業で取り組む場合‐単位時間で換算 課外活動等で取り組む場合-1 時間/60 分 ・自然観察指導員による自然体験等、教育活動の一環と 境教育活動 進 事業に取り組む事業時間数が4時間/年 間以上 研修の受講(教職員対象) ・特別支援教育への理解を深める活動への参加 ・特 別 な 支 援 を 必 要 と す る 児 童 ・ 生 徒 の た め の 教 材 等の活用 ・福祉体験(盲導犬体験、ブラインド体験) 45万 円 以 上 / 校 ( 項 目 ⑤ ・ ⑥ ) (2) 補助金額 30 万円/校(項目①~④) 45 万円/校(項目⑤・⑥) (3) 対象となる事業についての注意 ア 各事業については1項目のみに対応させることとし、申請は各学校1項目につき 1事業とします。各教科の授業のなかで事業に取り組んでいる場合には、学習指導要領 に定める教育目標を発展させて学習を行っていることが必要となります。 イ 補助対象とする事業は学年単位(その学年の児童・生徒全員が対象となるもの) 又は学校単位で取り組んでいるものに限ります。部活動や希望者のみなど、一部の児 童生徒を対象とした活動は対象外になります。 なお、項目⑥の『特別支援教育に係る活動の充実』については教職員を対象として いる内容もあります。 (4) 調査票記入上の注意 ア 事業の実施について確認できる書類(年間指導計画や講演会、鑑賞教室の開催等) をA4用紙、3枚以内(両面印刷可)で添付してください イ 「事業のねらい」、「具体的な取組」については、「区分」の欄で選択した項目と の関連性を明確にして記述してください。なお、各教科の授業のなかで事業に取り組 んでいる場合には、学習指導要領に定める教育目標を発展させた学習を行っているこ とを明確にして記述するようにしてください。 ウ 事業形態の欄については該当する複数の項目にチェックをつけてください。 例)伝統芸能の鑑賞会の事前学習、および事後学習を総合的な学習の時間に行っている。 →「授業の一環として行っている」及び「課外活動として行っている」にチェック エ 総合的な学習の時間の時間数については、1学年あたりの単位時間数を記入してく ださい。 オ 事業頻度については、年間の総時間数(時間/60分)に換算できる形で記入をして ください。 例)2週間に1回(1回あたり1h) 1日(8時間) 週2回、一回あたり45分 カ 「事業に要する経費」については別紙の対象経費内訳書から転記してください。 (5) 対象経費内訳書の記入について 補助対象となる事業の経費のうち学校会計から支出した以下の経費について記入し てください。(例えば、学校がチケット代を払い、後ほど保護者からチケット相当の金 額を集める場合など、いわゆる預かり金のような性格の費用は該当しません。)これら の経費は事業実施に不可欠であるものに限ります。 ア 人件費 特別講義やシンポジウムの講師等、事業に必要な者を特別に雇用した場合のみ記入 すること。(学校で通常の教育活動を行う為に雇用されている教職員の人件費は含ま ない。) (ア) 雇用等経費 外部の者を雇用等する場合の賃金 等 (イ) 謝金 事業実施に必要な専門的知識の提供、情報収集、資料整理等について協力を得た 者に対する謝礼に必要な経費。 イ 旅費 移動に伴い各学校の旅費規程又は実費に基づき支給される者の経費(調査旅費、会 議出席旅費等)(児童・生徒の交通費、旅費等は対象外となります。) ウ 設備備品費 事業実施に必要な設備備品の購入、据付等に係る経費 等 エ 事業費 消耗品費 消耗品の購入に係る経費 (ア) 借損料 会場賃料、機械・器具等の借料、車両借上代 等 (イ) 印刷製本費 印刷物(会議資料、報告書、教材、アンケート等)に係る経費。 (ウ) 雑役務費 講習会等の参加料 等 (エ) 委託費 補完的な提携業務の外部委託に係る経費 【経費内訳記入例】 金額は、消費税込みで記入して ください。 項 目 金 額 円 5,100 交通費 4,000 小 計 教材費 9,100 32,000 48,000 小 計 80,000 80,450 図書費 積 算 内 訳 備考 シンポジウム、講師交通費 @ 1,700 × 3人 = 5,100 講演会、引率者交通費 @ 2,000 × 2人 4,000 = 用途を記入してください。 紙粘土(文化祭、環境に関するパネル展示作成用) @ 550 × 40 個 = 22,000 画用紙(文化祭、環境に関するパネル展示作成用) @ 250× 40 枚 = 10,000 絵の具(文化祭、環境に関するパネル展示作成用) @ 1,200 × 40 セット = 48,000 用途を記入してください。 『○○○○』等他 支出が未済のものについては、予定 33冊分 年月日を記入して下さい 152850 小 合 計 計 『○○○』等他 50冊分 平成2 9年1月 支出予定 233,200 322,300 ・併設の学校で同一の事業について支出する場合には、合理的な方法で経費を按分して記 入してください。 ・事業に関して支出した経費の帳簿や領収書等は提出の必要はありませんが、事業終了後、 必要に応じて提示を求めることがありますので、整理し保管しておいてください。 4 調査票2 (1) 各補助項目について補助条件に合致する事業を行っており、補助申請を希望する場合 に提出してください。 補助項目 事業の例 ⑦ カウンセラー、ソーシャルワーカー、相談員等の雇 生徒指導の充実 (カウンセリング等) ⑧ 用 部活動、課外活動、T.T の為の教職員の雇用 ネイティブスピーカー他、国際化教育を実践するた 教育の国際化 めの教職員の雇用 (2) 補助項目に該当している 教職員の雇用経費が一定額 社会人・補助教員等の 活用 ⑨ 補助条件 以上 30万 円 以 上 / 校 ( 項 目 ⑧ ) 60万 円 以 上 / 校 ( 項 目 ⑦ ・ ⑨ ) 補助金額 30万円/校(項目⑧) 60万円/校(項目⑦・⑨) (3) 対象となる事業についての注意 ア 1人の教職員の雇用については1項目のみに対応させることとします。同一の補助項目 に係る教職員が複数いる場合には、雇用経費を合算しますので、該当の教職員の人数分 調査票を提出してください。 イ 教員または常勤職員の雇用経費は、委託の講師に対するもの、またはその学校におい て経常費補助金(一般補助)で標準法により補助できなかった教職員がいる場合(その学校 が「公立高等学校の適正な配置及び教職員定数の標準等に関する法律」による教職員数 を超えて雇用している場合)のみ補助対象となります。通常、教員及び常勤職員の雇用経 費は経常費補助金(一般補助)の補助対象となっています。 (4) 調査票記入上の注意 ア 派遣(委託)契約の場合又は現況調査において提出された教職員名簿に記載のない場 合、当該教職員に関して支払う概算の年間給与額を記入し、参考として給与明細、雇用 契約書等、1か月分の平均的な給与額がわかる書類を添付してください。 イ 「上記の業務に係る特殊技能等」の欄には、該当する補助事業を行うのに適当である と認められる資格等を記入し、その証明書類の写しを添付してください。教育職員免許 状、及び特別非常勤講師の教授に係る届出もこの資格に含みます。その他、特殊技能に ついて証明する書類がない場合については、その特殊技能を有すると認められる具体的 な根拠について記述してください。 5 調査票3 ⑩ 財務状況改善の取組 (1) 提出要件 第三者(※1)による評価を受けた経営改善に向けた計画を実施するという実態があり 以下のア、イのいずれの要件も満たしている場合で、補助申請を希望する場合に提出して ください。 ア 帰属収支差額比率(※2)0%以下 イ 過去3年間、入学者数が募集定員を下回っている (※1) 計画の評価を受ける第三者とは、当該学校関係者でない経営や財務等に関する専門家、またその専 門家を有した機関等を指します。取引銀行やコンサルティング会社はこの第三者にあたると考えられ ますが、計算書に監査報告を記載するために契約している独立監査法人はこの第三者にあたりません。 (※2) 帰属収支差額比率とは、帰属収入から消費支出を差し引いた帰属収支差額の帰属収入に対する割合 となります。 (計算式) 帰属収入-消費支出 帰属収入 (2) 補助金額 高・中等教育学校60万円/校 中・小学校30万円/校 (3) 対象となる事業についての注意 本事業について補助対象となるのは、最初に対象となった翌年度までとします。 (4) 調査票記入上の注意 ア 帰属収入及び消費支出については県に提出した決算報告書の数値を記入して下さい。 イ 経営改善計画書の写し、および第三者による評価の状況を証明する書類を添付して ださい。
© Copyright 2024 ExpyDoc