12月の政治・経済イベント とマーケットの振り返り

ご参考資料
12月の政治・経済イベント
とマーケットの振り返り
重要イベント①
2016年12月1日
イタリアの国民投票
イタリアでは12月4日に議会上院の改革のための憲法改正案の是非を問う国民投票が行なわれます。レンツィ首相
が率いる現政権が提示した改正案が国民に否決されれば、政権の求心力が低下する懸念があります。その場合、
イタリアの政治経済の構造改革が遅れると共に、反欧州統合的スタンスの「五つ星運動」が勢力を増すなどして、通
貨ユーロが不安定化する可能性もあります。
重要イベント②
米国次期政権の閣僚人事、政策方針
来年1月20日のトランプ次期大統領就任を控え、主要閣僚人事の大勢は12月上旬には固まると見られます。それ
と共に、トランプ政権の打ち出す財政政策の規模や内容などについて大枠が示されたり、貿易政策などに関する方
針がより明確化される可能性があります。
重要イベント③
米国の金融政策
米国では12月13、14日に金融政策の決定の場であるFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催され、14日に
決定事項が発表されます。足元で米国経済が緩やかな成長を続けていること、トランプ次期大統領が大型減税や
公共投資の増大を計画していることなどから、利上げが実施される公算が高いと見られます。政策決定の声明文な
どで、来年のさらなる利上げが示唆されるのかも注目されます。
国・地域
予定
1日(木)
日本
7-9月期法人企業統計
2日(金)
米国
雇用統計(11月)
4日(日)
イタリア
7日(水)
中国
外貨準備残高(11月)
8日(木)
中国
貿易収支(11月)
13日(火)
中国
鉱工業生産指数(11月)、小売売上高(11月)、固定資産投資(11月)
14日(水)
日本
12月調査日銀短観
14日(水)
米国
小売売上高(11月)、鉱工業生産指数(11月)
14日(水)
米国
金融政策発表
15日(木)
米国
消費者物価指数(11月)
20日(火)
日本
金融政策発表
23日(金)
米国
個人所得・個人消費支出(11月)
27日(火)
日本
失業率(11月)、消費者物価指数(11月)
憲法改正の是非を問う国民投票
上記は、すべて現地時間で作成しており、作成時点で利用可能な最新の情報を用いておりますが、発表日は変更される可能性があります。
(出所)Bloombergデータ等より野村アセットマネジメント作成
当資料は、投資環境に関する参考情報の提供を⽬的として野村アセットマネジメントが作成したご参考資料です。投資勧誘を⽬的とした
資料ではありません。当資料は市場全般の推奨や証券市場等の動向の上昇または下落を⽰唆するものではありません。当資料は信頼で
きると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。当資料に⽰された意⾒等は、
当資料作成⽇現在の当社の⾒解であり、事前の連絡なしに変更される事があります。なお、当資料中のいかなる内容も将来の投資収益
を⽰唆ないし保証するものではありません。投資に関する決定は、お客様ご⾃⾝でご判断なさるようお願いいたします。投資信託のお申込
みにあたっては、販売会社よりお渡しします投資信託説明書(交付⽬論⾒書)の内容を必ずご確認のうえ、ご⾃⾝でご判断ください。
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ご参考資料
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