みまもりタグアプリを活用して 地域での見守りを強化します!

281124 記者会見
資料3
健康福祉部高齢支援課
健幸まちづくり推進室
福祉総務課
障害福祉課
ALSOKと多摩市が協力し、みまもりタグアプリを活用して
地域での見守りを強化します!
(国土交通省「スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」)
ALSOK(綜合警備保障株式会社)は、国土交通省の補助事業を活用し、徘徊対策商品「み
まもりタグ」2,100 個、みまもりタグを収納する「みまもりタグ専用靴」2,100 足、位置情報の
提供基地局「みまもりタグ感知器」2,800 台を、全国 10 箇所の市町村で高齢者を中心に無料で
配布します。
この 10 箇所の自治体に多摩市が選定され、ALSOKと多摩市が連携し、認知症高齢者や障
害者の方の「地域見守りネットワーク」の構築を行ないます。
1 事業の概要
市では、徘徊高齢者の見守りについて、徘徊探知機器の貸与や高齢者等見守りメール配信事
業等を活用した見守りネットワークを構築しております。しかし「捜索のために個人情報を広
く公開する必要がある」ことや、
「居場所を想定する情報が無い中での捜索活動の困難さ」な
どの課題がありました。
このような中、ALSOKでは、Bluetooth®無線技術を活用したみまもりタグを携帯した高
齢者等が、専用アプリ「見守りタグアプリ」をインストールしたスマートフォンや見守りタグ
感知器とすれ違った際に、スマートフォン等の位置情報機能を活用し、自動的にサーバーに位
置情報を蓄積、保護者がその履歴を確認し高齢者を捜索する際の一助にしたり、対象者の近く
にいる方に情報提供を呼びかけたりすることができる徘徊対策商品を開発しました。
今回、その商品を活用した「地域が主体となって認知症高齢者等の見守りネットワーク」構
築に向けた事業が、国土交通省の「スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」に選定され、
その対象地域に、多摩市が選定されました。
本モデル事業では、本取り組みにかかる費用の2/3を国が負担し、残りをALSOKが負
担をし、対象者に対する情報提供・案内、市民サポーターや協力事業への協力呼びかけを市と
ALSOKが協働で行ないます。なお、本取り組みについての具体的な取り決めについては今
後、市とALSOKの間で、個別に検討します。さらに、稲城市も本事業の実施自治体に選定
されていることから、稲城市とも連携し、広域的な対応ができるよう検討を行ないます。
対象地域
茨城県笠間市
埼玉県さいたま市
埼玉県小鹿野市
※東京都多摩市
東京都稲城市
神奈川県海老名市
滋賀県湖南市
奈良県天理市
奈良県生駒市
福岡県北九州市
281124 記者会見
資料3
2 事業スケジュール
(1) ALSOKにおけるモデル事業実施期間
平成 28 年 12 月~平成 31 年 3 月
(2)市のスケジュール(予定)
平成 28 年 12 月~平成 29 年 3 月 市とALSOKで事業スキームの検討、関係機関との調
整、対象者への情報提供・周知、協力サポーターへの説
明・研修
平成 29 年 4 月~平成 31 年 3 月 タグ等配付、事業評価・検証
3 事業イメージ
<別添資料>・見守りタグを活用した地域見守りネットワークの構築について
問い合わせ
健康福祉部課高齢支援課
電話:042-338-6923