県政報告Vol.6 - 青木かずのり公式サイト

佐賀県議会議員
佐賀 のために 動く
2016. 秋冬
Vol.
青木かずのり県政報告 6
常任委員会質問
行政視察
決算特別委員会質問
9月定例議会、農林水産商工常任委員会で質問!(9月26日)
平成28年決算特別委員会で質問!(11月10日)
常任委員会質問
問1
問2
有田焼創業400年事業について
海外市場における佐賀ブランド確立事業について
決算特別委員会質問
問1
九州佐賀国際空港の施設の充実について
問2
三重津海軍所跡の活用推進について
問3
多言語表記について
常任委員会質問
問1 有田焼創業400年事業について
本年2016年、有田焼創業400年を迎えました。県では、次の100年に向けた有田焼の新たな発展につなげていく
ため、市場開拓、産業基盤整備、情報発信と三つの柱を軸に様々なプロジェクトを立ち上げています。
しかし近年の産地の売上高は減少の一途を辿っており、1991年のピーク時から6分の1にまで低減しています。
事業最終年度を迎えて事業成果がでてきているとは思いますが、今後は有田焼産地で共有し拡充するのはもち
ろんのこと、県内の肥前窯業圏である武雄・唐津・嬉野などの陶器製品をはじめ様々な分野にも波及させていくこ
とも重要です。
海外市場開拓について県では、欧州国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」への出展、
「プロユース・プロジェク
ト」、
「食とのコラボ」による新たな市場開拓、海外デザイナーとのコラボによる世界ブランドの開発など様々な取
組みを通じて海外での市場開拓に力を入れています。
焼物への関心を高めるための取組みについては、身近に焼物を見ることができる環境、そして手に取り触れる
機会がある、ということに尽きるのではないかと思います。学校教育での社会科見学も視野に入れることも検討
が必要です。
有田焼創業400年である本年を好機として、県内の人々にも焼物の素晴らしさや美しさ、使いやすさを理解して
いただき関心を高めていくことが重要であると確信します。
新しいことに挑戦し続け、伝統を守っていけるよう取組んでいただきたいと願い質問に取上げ提案しました。
問2 海外市場における佐賀ブランド確立事業について
海外市場における佐賀ブランド確立事業について、県では県産農水産物等について、農業団体や市町などと連
携して、香港やシンガポールをはじめとした東アジア等に積極的に販路開拓や販売促進の活動を展開しています。
平成28年度予算では、輸出に取組む事業者向け対策事業の中のジャパンブランドの確立に向けた取組みも実施
しており、佐賀ブランド確立に向けて一層取組んでいただくよう質問しました。
私は、アメリカ留学滞在の経験の中で、日本の産品が高級レストランなどで高い評価を受けていることを数多
く見てきました。同時に海外の方々から見た日本のイメージが総じて高いことに対して誇りを感じました。
県では輸出促進の取組みのひとつとして高級レストランに働きかける事業を展開しました。
また、国内市場の縮小や国内外の産地間競争が激しさを増す中、国外に向けて今まで以上に売り込んでいく必
要があります。
今後、佐賀県そして佐賀県産品が国内はもとより、世界でもより評価されることを願います。
決算特別委員会質問(平成27年度分)
問1 九州佐賀国際空港の施設の充実について
佐賀空港は近年、東京便の増便をはじめLCCによる上海便、ソウル便、成田便の就航など路線や便数が充実して
きたことなどにより、昨年度の利用者数が過去最高の63万3千人を記録するなど利用者数が増加傾向にあり、今
後も空港が出発点となって様々な波及効果が期待できると考え施設の充実を訴えました。
県では平成27年度、空港施設機能強化事業として、2,794万円を決算額として提示しました。路線誘致事業をは
じめ、広報事業、交流促進事業など様々な空港発展に向けた事業を進めています。
しかし未だ空港が単なる通過点となっているところもあり、63万人という多くの利用者がありながら佐賀県の
魅力や情報を発信するチャンスを十分に生かしきれていません。
今後、九州佐賀国際空港を県の「空の玄関口」として更に発展させ、増便などの路線の充実に対する施設機能強
化をおこない、受入れ能力を向上させていくのはもちろんのことですが、佐賀県の魅力を発信するサービス施設
を充実させる必要があります。
利用者サービスの充実については、例えば空港内に佐賀の食や魅力を満喫できるレストランや施設があれば、
佐賀の魅力の情報発信にも大いに繋がるのではないかと思います。一方で、玄関口である空港の施設に満足して
いただけないことになれば、大いに逆効果へと繋がってしまい望まない要因へと発展してしまう可能性も否めな
いのではないでしょうか。初めて佐賀県を訪れた方、その初めての場所が空港となり得る場面も多々あろうかと
思いを巡らせた時、空港の持つ役割は大きいと実感します。
空港施設の更なる充実を期待します。
問2 三重津海軍所跡の活用推進について
三重津海軍所跡は、昨年の7月に「明治日本の産業革命遺産」の構成遺産として世界遺産に登録され、大変多く
の方々にお越しいただき賑わいました。
世界遺産に登録され1年以上が経過し、これからが真価が問われる時期に突入したのだと思います。今後、来
場者数を減少させない取組みや1度で満足されがちな観光地のイメージを払拭し何度訪れても楽しめる取組みが
必要です。
県では平成27年度、8,803万2千円の決算額を提示され、広報事業、特別展の開催、佐賀市の取組みへの支援な
どに取組んできました。27年度来場者数は目標の10万人を超え18万1,280人となり、今年度も10月末現在で7万
1,000人となりました。
県内唯一の世界遺産である三重津海軍所跡の盛り上がりを一過性のものとしないため、また、周辺の方々の三
重津を自発的に盛り上げたいとの想いに応えていくためにも今後の取組みが重要であると確信し提案しました。
問3 多言語表記について
訪日外国人増加に伴い、佐賀県においてもインバウンドの効果は少ないながら出てきています。しかし、イン
バウンド自体がその国の経済状況や流行等の影響を受け易いという側面も忘れてはならないと思います。
県では国内観光客は外国人観光客の10倍以上であり、国内観光客に向けた取組みへ一層力を注ぐべきだと私は
考えます。
県内の歴史や文化溢れる古き良き観光地にあっては、外国人観光客に迎合したおもてなしが多言語表記だとは
思えません。海外に旅行した際に日本語表記ばかりを目にすると旅行の面白さが損なわれてしまうように、外国
人観光客の全ての方々が完璧な母国語での対応を求めているとは限りません。
多くの言語が乱雑に掲示されては景観を壊してしまう可能性もあり配慮が必須だと確信します。
県では観光客の誘致推進として各事業を展開し、観光連盟補助で多言語化推進事業に取組んできました。また、
外国人観光客の方々が多く利用されるバスの路線において、音声案内やタッチパネルを利用した多言語表記で乗
り場案内等の情報提供を実施しています。言語景観を損なわない音声案内やタッチパネル、そしてタブレットや
アプリを利用した多言語表記には大いに賛意を示します。
例えば関東圏での列車案内の掲示板では、英語、中国語、韓国語が表記される場所もあります。この場合、日本
語表記が再び掲示されるまで待つ必要が出てきます。平常時では問題等も生じませんが、有事や災害時に言語が
溢れてしまうことで視認性が低下し、混乱を招く可能性があります。また、表記に関しては一度表記してしまう
と撤去するのは容易ではありません。一度失われた景観を取り戻すのも簡単ではありません。母国語と英語以外
を表記した場合、県への観光客が増加しているタイや東南アジア諸国の言語についてはどうなのかとの疑問もあ
ります。ある特定の国の言語にのみ迎合する必要はないと思います。特に公共交通機関や歴史ある観光地におい
ての表記は母国語と英語のみでの表記、そしてピクトグラム等の利用促進が効果的だと考え提案しました。
農林水産商工常任委員会視察
常任委員会の視察で九州陶磁文化館及び併設されて
いる、USEUM ARITA(ユージアム・アリタ)を視察し
ました。
特別企画展では人間国宝と三右衛門展が開催され沢
山の方々で賑わいました。
ユージアム・アリタでは、人間国宝の食器で佐賀の食
材にこだわったメニューをいただくことができます。
焼物を実際に手に取り「使う」ことで、本来の魅力を
感じていただける取組みだと思います。
今回の取組みも大変好評で、本年28年12月末まで期間
が延長されました。
佐賀空港・新幹線問題等特別委員会視察
オスプレイによる
デモフライト
航空自衛隊秋田分屯基地・秋田救難隊へ伺い、概要や自衛隊と
の供用への経緯と取組みについて説明をいただきました。
昭和62年に開設編成された救難隊は隊員約200名の方々が捜索
救助をはじめ秋田県や近隣県の災害派遣等の任務で日夜活動され
ています。
昭和51年と52年に救難用ヘリの県内駐機を県側から当時の防衛
庁へ要望され、昭和56年に救難隊配備のため予算要求とされ協力
の運びとなりました。
地元の理解で救難隊が配
備されたことが解りました。
陸上自衛隊の佐賀空港配
備については、今後も慎重に
議論し県民の皆さまへ丁寧
に説明していかねばなりま
せん。
青木かずのり活動報告
7月
唐人神社夏季例大祭参列
医療センター好生館との意見交換会出席
西松原自治会総会ご挨拶
常任委員会視察:しあわせ信州食品センター(長野県長野市)
日本ワイン農業研究所(長野県東御市)
木質バイオマスの取組み(群馬県利根郡)
8月
第3期議員インターンシップ受入れ開始
やまばと山村留学お別れ式参列
第16回サマーチャンピオンシップ観覧
武雄・有田の窯元視察
肥前名尾和紙視察
全国都道府県議会議員親善野球大会inさが開催
県政報告会開催
9月
9月定例県議会・常任委員会にて質問
北山東部小学校秋の大運動会参加
常任委員会視察:USEUM ARITA(九州陶磁文化館)
国産長粒米ホシユタカの取組み
10月
夏季議員インターンシップ政策立案発表会出席
特別委員会視察:国土交通省鉄道局(東京都)
秋田分屯基地秋田救難隊(秋田県秋田市)
常任委員会視察:くにさきOYSTERの取組み(大分県国東市)
農林水産研究指導センター(大分県日田市)
有田焼創業400年記念式典参列
袋天満宮秋季例大祭参列
地域防災力充実強化大会in佐賀2016出席
干潟の祭典シチメンソウまつり出席
11月
決算特別委員会開会(平成27年度決算分)
総務常任委員会関係分で質問
2016佐賀熱気球世界選手権表彰式参列
MV-22オスプレイ展示飛行視察
決算特別委員会視察:消防学校・県道中原鳥栖線・中原特別支援学校
多胎支援講演会出席
在沖縄米軍のMV-22オスプレイによる展
示飛行が佐賀空港でおこなわれ視察しまし
た。
基本的な経路の飛行、悪天候時の経路の
飛行、滑走路上でのホバリングが展示飛行
されました。
今後の議論と研究に活かすとともに、慎
重に議論を進めていきます。
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