地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)に係る事業実施結果について № 交付対象事業 の名称 事業の概要 実績額 本事業における重要業績評価指標(KPI) 指標 単位:円 指標① 本町のバス交通は、民間の路線バスにより運行されているが、す べてが赤字路線であり、幹線以外の路線は廃止が検討されてい ふれあいツクー る。高齢化により自ら移動手段がない人も増加すると見込まれ 1 ルバス導入推進 る。そのため、町がコミュニティバスを運行することで、住民の公 事業 共交通手段を確保する。 【事業内容】 ・民間バス廃止路線へのコミュニティバス導入 バス交通が確保された行政 区数(単位:区) 目標 実績 61 61 8 2.5 6,655,098 指標② 指標③ 指標① マガキ出荷数量 (単位:区) 本町の漁業は、うたせ漁や船引網漁などの沿岸漁業と佐敷川に おいて内水面漁業が行われているが、後継者不足や水産資源の 減少により、漁獲量は減少傾向にある。魚価も低迷していること から、漁業経営は、厳しい状況にある。そのため、次の取組を行う 地域特産品生産 2 12,596,500 指標② 特産品化(川魚)された件数 ことで、魚家の所得拡大と雇用の創出を図る。 拡大事業① (単位:件) 【事業内容】 ・クマモト・オイスター(シカメカキ)の養殖技術の確立 ・マガキの生産規模拡大への取組 ・川魚の特産品化への取組(内水面漁業) 指標③ 製塩の製造量 本町では、温泉水(塩湯)と温泉用の既存ボイラーの余熱を利用 指標① (単位:t) した製塩に取組んでおり、「岬の御塩」(商品名)として特産品化を おこなった。「岬の御塩」は、国立大学法人佐賀大学との共同研 究により開発したもので、温泉成分と自然界のミネラルを豊富に 含んだ自然塩である。日本で純粋に精製された自然塩は、国内 地域特産品生産 需要量の3%にも満たない状況であり、付加価値も高いことから、 3 12,000,000 指標② 拡大事業② 現在の自然塩の特徴を活かした製塩技術の研究と採算性の確 保、規模拡大に向けた調査・研究を実施し「岬の御塩」を新たな地 域産業として育成し、地域経済の好循環・雇用拡大につなげる。 【事業内容】 ・製塩法(低コスト化など)及び品質の向上、増産に向けた調査 指標③ ・販路の拡大や販売ルートの検討 1 外部有識者 からの意見 実績値を踏まえた 今後の方針 本事業により基幹集落間の 公共交通は概ね確保され た。だが、山間地において は、高齢化率も高く交通空白 事業の発展を検討して 地帯となっている地域が多 いるのであれば新たに く、日常の移動に支障をきた KPIを追加設定すること している。地域の安心な暮ら が望ましい。 しを守るため、これまでの取 組みを発展させ地域の実情 に即した公共交通の充実を 図る。 本事業により、生産体制の 整備が図られた。今後は、更 養殖技術は町単独で なる雇用拡大と所得向上の は対応が難しい。県や ため、取組みを発展させ、販 0 国の試験研究機関と 路の拡大と併せて付加価値 の連携が必要。 を高めるための商品化や地 域ブランドとしての確立を図 る。 1.5 0.982 本事業により、製塩技術が 向上した。今後は、販路拡大 販売戦略をしっかり立 や付加価値向上のための塩 てて欲しい。町内飲食 を活用した加工品開発等を 店との連携が必要。 通じて雇用の維持拡大を図 る。 地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)に係る事業実施結果について № 交付対象事業 の名称 事業の概要 本町の農業は、稲作や果樹、畜産など多様な経営が行われてい るが、産業構造や生活様式の変化、輸入産物との競合により経 営状態は、厳しい状態にある。また、農業従事者の高齢化(離農 者の増加)と担い手不足のため、農作業に対する労働力の確保と 農地の荒廃などが課題となっている。そこで、農業受託組織の強 4 農作業支援事業 化し、農家への農作業支援と農業生産活動の担い手の育成を図 る。 【事業内容】 ・農業受託組織を対象として、農業者の負担軽減のため農業受 託単価の一部を助成 ・農業受託組織の農業生産参入のため、人材育成の助成 実績額 本事業における重要業績評価指標(KPI) 指標 単位:円 指標① 認定農業者数 (単位:人) 2,500,000 指標② 研修者の職場定着率 (単位:%) 実績値を踏まえた 今後の方針 126 131 100 本事業により、農業者の農 作業負担軽減と農作業受託 受託団体の独立につ 組織の人材育成を行った。 100 ながるような方策の検 人材育成に関しては、継続 討が必要。 的に実施することが重要であ るため、今後も継続的に実施 する。 指標③ 本町の基幹産業である農業は、稲作や果樹、畜産、野菜など多 新規雇用者数 様な経営が行われているが、産業構造や生活様式の変化、輸入 指標① (単位:人) 産物との競合等により、経営環境は、厳しい状況にある。また、農 業従事者の高齢化や担い手不足が深刻化し、農地の荒廃(特に 中山間地域等の条件不利地域)なども大きな課題となっている。 現在の農業従事者の年齢構成をみると、60歳代以上が6割を超 地域丸ごと耕す えており担い手の確保は、喫緊の課題である。 5 29,606,000 指標② JA農業参入事業 このため、条件不利地域を含めた農地集積を図り、JAが栽培・ 経営に係る人材を雇用し、今後の収益確保の基盤と雇用確保の 場を創出するためJAあしきたの農業参入を支援する。 【事業内容】 JAあしきたの農業参入に対する補助 指標③ ・イチゴ高設ハウスの整備 ・新規雇用者の人材育成(OJT研修) 本町は、豊かな自然、充実した介護や子育て支援など、高齢者か ら若者まで住みやすく魅力的な町である。だが、情報発信の不足 により町の魅力が十分に認知されておらず、人口の社会減が大 きな課題となっている。また、移住者支援では、相談から移住後 のフォローアップまでの体制が整備されておらず、移住者のニー ズに十分に対応できていない。 移住定住促進事 6 このため、本町の魅力を、町内外へ発信するための体制を整備 業 し、都市部からの移住を促進する。 【事業内容】 ・空き家情報、ふるさと納税の返礼品などを紹介した芦北町移住 定住・ふるさと寄附金特設サイト「よしきた」の構築 ・芦北町PR動画制作 ・空家情報調査(空き家情報の発信、防災面での利用) 目標 実績 外部有識者 からの意見 移住定住ポータルサイトを 指標① 経由しての相談件数(単位: 件) 9,399,921 指標② 指標③ 4 6 10 9 本事業により、JAが農業に 参入し雇用が創出された。今 後は、JAの農業参入による 雇用の拡大と農業維持はも 創生における本事業は とより、本町産業を支える人 重要な位置(雇用・産 材育成を図るため、これまで 業振興面から)を占め の取組みを発展させる必要 る。 がある。また、雇用から独立 事業を継続していくた する過程でのリスク負担を軽 めの体制整備が重要。 減し、農業参入がしやすい環 境を整え、優秀な農業の担 い手を育成・輩出する機能の 強化を図る。 本事業により、移住定住に向 けた情報発信サイトの構築、 職と住をセットで紹介 空家情報の調査等を実施し できるよう更なる充実 た。(サイトの公開がH28.4.1 を望む。 のため、実績値は、H27年度 サイトの運営にあたっ の相談件数を記載。)今後 ては、民間人材の活用 は、移住定住に繋げるため、 が望ましい。 効果的な情報発信を実施す る。
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