後期高齢者医療保険料収納率の向上に向けた取組みについて 後期高齢

後期高齢者医療保険料収納率の向上に向けた取組みについて
後期高齢者医療制度における保険料収納の確保は、制度の安定的な運営を継続していくた
めの基本となる取組みであるとともに、被保険者間の負担の公平性のみならず、多額の支援
金等を拠出していただいている現役世代との負担の公平性の観点からも極めて重要であり
ます。
広域連合では、平成22年度から収納対策実施計画を策定し、現状と課題の把握、目標の
設定、市町村及び広域連合の具体的な取組みを示し実施してきました。
その結果、平成27年度の全体収納率は、前年度比0.05%増の99.09%と制度発
足以来、最高の収納率となりました。
しかしながら、全国平均を下回っているのも事実です。
そこで、広域連合では市町村との連携を図り、より一層の収納対策の取組みを支援してい
くために、平成27年度の収納率において、前年度と比較し大きく向上した市から、その先
駆的・有効的な収納対策の取組み事例を収集し、その結果を府内すべての市町村で共有する
こととし、また、収納率が99%を下回っていた市においては、収納対策上の問題点や収納
率向上に向けた改善計画を立案していただきました。
これらの事例や改善計画をより効果的に実践していけるよう広域連合では、今後も市町村
との連携を強め、定期的に収納率の公表を行いその取組み状況等を把握するとともに、更な
る収納率の向上に努めてまいります。