平成28年度行政評価 平成 28 年度行政評価の概要 「戦略的な人財育成」に対する意見(ダイジェスト版) 行政の活動を評価し、今後につなげる取組みが「行政評価」です。 ◆ テーマ 「戦略的な人財育成」 ひ 人口減少・少子高齢化といった社会構造の変化が生じる中、”より良い行政サービスを提供するに と 秦野市職員 づくり基本方針の目指す人材育成のあり方。 は質の高い職員の存在が不可欠”との考えに基づき、市の人材育成を支援するため審議会「秦野市行 ※「人財」は、基本方針で用いられている表記。秦野市に必要な人材は、経営資源で 財政調査会」が評価を行ったので、結果をお知らせします。なお、結果は市長に報告済です。 あり、組織の財産であるという意味を込めている。 ◆ 評価対象 戦略的な人財育成全般に対する意見 「戦略的な人財育成」を効率的に評価するため、秦野市職員 づくり基本方針実施計画 ・ 人財育成は、職員の意欲がポイント が示す具体的な取組み23項目から調査会が選んだ、評価の焦点となる4項目。 ・ 金銭的な報酬や昇格だけでなく、仕事への誇り、市民からの信頼及び職員自らの役割や ひ と (基本方針の理念を実現するため重要とされる3項目のすべてと、関連する1項目) 責任、これらを実感できる環境づくりが大切 ・ 職員が本来持っている意欲が、自然と現れるような環境づくりが大切 ・ 職員が日々どのような環境で働き、何を感じているのかよく把握すべき ◆ その他 ・人材育成をテーマとした外部評価は、本市では初の試み ・未着手、未了の取組みも評価した(早期に評価意見を反映できる) 評価対象に対する意見 人事評価制度の見直し ③ 次世代育成アカデミーの導入 ・ 新人事評価制度の成否は、「職員の成長」という目的の共有にある ・ 管理職登用における「次世代育成アカデミー」の位置づけを明確にすべき ・ 「フィードバック面談」を徹底するとしているが、そのための具体的な工夫をすべき ・ 子育て期、介護中などの職員であっても受講しやすい研修とすべき ・ 「目標管理」を導入する予定とのことだが、秦野市として組織全体で体系づけられた目 ・ さらに多くの気付きを得られるよう異業種との交流を導入すべき ① 標を用いるべき(人事評価のためだけの目標にならないように) ・ …など全5項目 目標管理を通じ、各職位に応じた的確な役割分担をするべき(特に主査級職員に何を期 待するか明確に) …など全7項目 ④ 階層別研修の見直し ・ 「階層別研修」は、各職位の役割と必要な能力に応じた体系とすべき ・ 個々の研修の目的、受講者の目標到達度等を明確にすべき 給与体系の見直し ・ 職員の負担軽減のためにも、できるだけ短時間で効果的な研修とすべき ・ 主査の6割が、基本給において課長代理を上回っている「逆転現象」を解消すべき ・ 課題を解決する手法そのものを学ぶ研修では、結論だけでなく、過程に対しても適切に ・ 災害など緊急時の対応などが必要なので、市内居住を促す処遇上の工夫をすべき ・ 近隣の自治体に比べて処遇上劣る点があれば対応策を考え、人財確保に努めるべき ② …など全5項目 講評できる者が必要 ・ 職員各自が培ってきた経験は貴重な資産なので、研修を通じて共有し、市の課題に対す る多角的な視点を養うべき …など全6項目 ※ 上記は、行財政調査会からの評価意見を、行政経営課で編集し、簡略化したものです。詳細は「平成 28 年度行政評価(外部評価)結果報告書」(平成 28 年 11 月 22 日行財政調査会)を御確認ください。 行政経営課
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