株式会社マルイ

『食でつなぐ まち・ひと・こころ』 ~食育推進における共創の関係作り~
株式会社マルイ/営業本部 食育推進室 春名 久美子
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会社概要
*  本部/岡山県津山市
*  創業/昭和6年2月 設立/昭和33年8月
*  グループ/㈱マルイ、㈱サンインマルイ、㈱ランディーズ、㈲アントレ、㈱エスマート、
㈱わたなべ生鮮館、㈱バッカス、㈱ハートデリカ(惣菜製造販売)、勝央開発㈱、㈱津
山運輸倉庫
*  売上高/436億円(平成25年4月現在)
*  従業員数/2,460名(平成25年5月現在)
<経営基本方針>
『絆』 お客様との絆を大切にする
取引先様との絆を大切にする
社内の絆を大切にする
地域との絆を大切にする
絆を大切にして収益構造の改革
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私たちが食育に取り組む理由
「食」を考えることは、 生きることを考えること 毎日の「食」の一番近いところにいるのは誰? 「暮らし」は地域(社会)の上に 多様な関係性をもって成立している 3
Contents
店舗での食育活動
生活者との共創PJT
食育の日や52WMDを介した提案。 料理教室 やキッチンサポートでの 情報発信と交流
体験と気付きの
女性従業員と顧客による『MARUI COMMUNITY TABLE』の運営、 商品開発およびブランディング
場の提供
メーカー共催、
自社企画の多店舗実施
地域の食文化の継承
出前授業や講演会を通じた
世代間交流
『食』で “つなぐ” 『食』と 生産者と消費者
“かける” をつなぐ場の創出
スポーツ 文化交流事業
広域イベント「フードフェスタ」
の企画・運営
食育絵画コンクール、各種ス
ポーツ大会の運営を 通じた次世代育成への取組
食農体験 グリーンツーリズム
産官学連携事業
農業体験や生産者交流を 通じた次世代育成支援 行政・教育機関との商品開発、
産地形成PJT 4
History
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History
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農林水産省 第3回『食と農林漁業の食育優良活動表彰』
企業部門【消費・安全局長賞】受賞
●農林水産業への理解や食に対する感謝の念を醸成する食育
活動を、持続的かつ効果的に実施したことが評価されました!
●食をテーマに、多様な団体と連携
平成26年度は年間234回の企画を実施し、参加者は延べ
23,000名超。
企業部門 消費・
安全局長賞
株式会社 マルイ (岡山県津山市)
⾷食でつなぐ、ひと・もの・こころ
生活者の毎日の食を預かる食品スーパーマーケットとして、食に関する情報
提供や実践活動を通じて、地域貢献と次世代育成に取り組んでいます。
この度は、栄誉ある賞を
頂き、誠にありがとうござ
いました。創業8 3 年を迎え、
創業当時の『うまいものな
らなんでもマルイ』をコン
セプトに、美味しいものの
提供、楽しい食卓提案を通
じて、明るい家庭、明るい
地域にしたいという思いで
食育活動に力を注いで参りました。
今後も、食育活動を礎に、地域に価値を生
み出す企業として頑張らせて頂きます。
株式会社マルイ
専務取締役 営業本部長
小林 新一
米の収穫体験
「食育推進室」を創設し、活動
平成1 8 年より、「食でつなぐひと・もの・こ
ころ」をテーマに、社内に「食育推進室」を
立ち上げ、地域の行政、学校、生産者などと
横断的に連携し、農業体験から調理体験まで
の一連の取組を実施。取組みを通じて、次世
代育成や世代間交流の機会を提供しています。
年間2 3 4 回、延べ2 3 ,0 0 0 人の方に参加してい
ただきました。
地域住民とマルイ従業員による旬を楽しむ料理教室
様々な主体との連携・情報発信
食品廃棄やトレーサビリ
ティに関する勉強会
地元大学と開発した食育弁当
が『スーパーマーケットお弁
当・お惣菜大賞』のヘルシー
部門大賞ほか、各賞を受賞!
毎月1 9 日の「マルイの食育の日」、各店の
イートインコーナーでの料理教室、平成2 1 年
からは食のイベント「M A R U Iフードフェス
タ」を主催し、食品メーカー、地元高校と開
発した地産地消レシピを紹介。このほか大学
と協働開発した弁当の販売など、地域に根ざ
した積極的な情報発信を実施しています。
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『地域の食卓を豊かに、楽しく』
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『2016 MARUIフードフェスタ』 食品メーカー、 教育機関、 行政、 生産者グループなど 今年は70団体が出展 地域に溶け込んだ、 年間最大の食育イベント ●
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今年5月には鳥取県でも実施 「岡山」と「鳥取」を食でつなぐ
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Green Tourism
食とエコの体験キャンプ・大豆定植収穫体験
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Meal Solu;on 12
Collabora;on
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COMMUNICATION
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Support Program
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Dona;on ~寄附付き商品を活用した地域貢献事業~
▲対象商品はエリア特性に応じて選定
各地区の教育委員会を
通じて贈呈
▲小学校での活用の様子
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View
顧客・地域社会
双
方
向
の
コ
ミ
ュ
ニ
ケ
|
シ
ョ
ン
地域コミュニケーションの機会増大
1.顧客との接点 女性社員・パートナー 商品開発 社員・顧客モニター・ プロモーション 有識者によるチーム づくり
2.ニーズの把握 ・定期的なヒアリング ・意見交換会 ・モニター調査 ・試食会 地域連携事業 ・生産者交流 ・異業種とのコラボ ・情報共有の場 体験型事業 ・メーカー共催企画 ・自主企画 ・顧客との接点増 ・顧客との共創企画
3.ウォンツの提案
『あってよかった!』を ・組み合わせる ・創造する ・見える化する ・循環型社会と 食農への取組 ・ファーマーズマーケット ・地域資源の有効活用 ・企業ブランディング ・地域活性への寄与 ・地域コミュニティ創出 ・「場」の創出 ・単発からシリーズへ ・体験企画の深耕 ・キャンペーン、レシピ コンテストの発展 ・エイジバランスに 応じた体験企画 ・クロスチャネルによ
る地域交流イベント
ファン化する顧客による、 更なるファン層の拡大
スペシャル ホスピタリティ
の実現 新しい価値の提供 ●他社にない圧倒的な優位性
マルイ
ビジョン→ストーリー→アクションの循環 (生活者に『ライフスタイルとストーリー』を提供する) 18
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個々の顧客と、地域社会の課題解決=利益の創出 『地域の食卓を豊かに、楽しく』する
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From NOW!
Ziba (磁場・地場 etc.) 「ハブ」となる場所 発信する場所 拠点となる場所 生み出す場所 吸い寄せる場所 つなぐ場所 食のプラットホーム整備事業 ~『つやまフードバレー』構想~ 21
例えば、こんなつながり
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Good Ideas from Community
•  ローカルファースト •  価値の交流、共有 •  ヒューマンスケールのまちづくり •  目にみえないけれど大事なもの (便利さ、居心地、まちの記憶) 23
まちの温度を上げる
街の温度をあげる
アイデア・共創の関係性・
多様な連携・人材
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食でつなぐ まち・ひと・こころ
ご清聴ありがとうございました
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