ভ࠹ శ Ŀ キラキラ ҫ Kirakira かしないように仲良くいける。お互いがいか されるように。 「ありがとう」の気持ちを忘れ ずに”という教えを心に、花が一番きれいに 見えるように考えながらいけます。初めは緊 張しながらいける子がほとんどですが、花と 触れ合う中で、児童たちの表情は満足して輝 お花に触れると 笑顔になれます いていきます。 శভ 華道発祥の地で経験したことを活かして、再度、いけばなの授業に臨みます。 学びを深めたことで、子どもたちはお花の“命”に触れる喜びや、自分の手でいけ ƴƱ た満足感をより強く感じているようです。本物、一流のものを体験することは、 ǃƦ ԇࢇ 大変意義の深いことです。い け ば な の 楽しさを実感した子どもたちは、 「 もっ ともっと、いけばなをしたい!」 「 家にお花をいけてみたい」 「 伝統文化を守って いきたい」など、自国の文化に誇りを感じているようです。 学校法人安田学園の取り組み (学法)安田学園は、 「女性のために教育を」という初代学園長 安田リヨウ氏の願いから生まれ、 平成27年 1月に創立100周年を迎えました。現在では、 幼稚園から大学院までを有する県内随一の総合学園です。安田 女子中学校・高等学校にも華道部があり、 高等学校は「Ikenobo花の甲子園」に毎年出場するなど、 活動が 盛んです。中学校・高等学校の取り組みに加え、 9年前に小学校の授業にも池坊いけばなを導入しました。 「まほろば学習」で京都を訪問。日本人の自覚と 09 学校長 新田 哲之 氏 池坊広島支部 西原 芙美香 支部長 4 年生から 6 年生まで一環して取り組むことで、 池坊いけばなは、日本の伝統文 いけばなの美しさや和やかさを心で感じ、命を尊 化として長く受け継がれています。 ぶ心が根付きます。 グローバル社会に生きる子ど それは、 いけばなが、 やさしさ、元 もたちは、 自分とは異なる文化や歴史を持つ人と共存していかなければな 気、勇気、生きる力を人々に与え続けているからだと思い りません。 そのためには、まず自国の文化の良さを知って、大切にする心を ます。 いけばなに取り組むことは、 平和を愛する心 や 命 持ってこそ、相手の文化や考えを受け入れられるようになります。一流の を大切にする心 を育むことに繋がります。支部を挙げて指 ものに触れ、体験した子どもたちは、外国の方にいけばなについて尋ね 導にあたることで子どもたちの感想から、私たちの「思い」 られた時、胸を張って、 その素晴らしさを語ることと思います。 が伝わったことが感じられ、 とても嬉しく思っています。 恋するいけばな od ! So Go 誇りに根差した自己の確立を目指し、華道・茶道・ 能楽などの日本の伝統文化を体験します。4年生の 時に取り組んだ華道、その発祥の地ということで、 六角堂やいけばな資料館にも興味津々。昨年度の 訪問時には、いけばなのデモンストレーションを見 学し、子どもたちがいけたエノコロ草に、講師がコ スモスやリンドウを加えた合作も完成させました。 思い出に残る 合作が完成! 安田小学校 ︵広島県︶ “花の命を大切に。花と花がくっついてけん 体験学習の一つ ﹁華道教室﹂として、4年生と6年生が池坊いけばなに取り組んでいる安田小学校。 よるデモンストレーションを踏まえ、実技に取り組みます。 花と花がくっついて けんかしないように 仲良くいけましょう 5年生の﹁まほろば学習﹂では京都を訪れ、さまざまな日本の伝統文化を体験しています。 華道の歴史に始まり、花材の取り扱い方、池坊教授者に 昨年度より、﹁まほろば学習﹂ の際に華道発祥の地 六角堂を訪問。〝4年生で体験したことを、華道発祥の地でさらに深め、 ࠹ ҫ 6年生の取り組みに繋げる〟といった一環した取り組みを実施しています。 శভ Flower Children 六角堂の お参り&見学 恋するいけばな 08
© Copyright 2024 ExpyDoc