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第 1 章
社会動態
●本格的な少子高齢・人口減少の到来
宮崎県は、昭和30年以降、急速に高齢化が進展しており、平成
27年における男女別人口構成比を「年齢階層別」でみると、男性
では25~29歳が、女性では20~24歳が最も少なくなってい
ます。
将来にわたって社会や経済の活力を維持し、安心して暮らせる未
来を築くためには、将来の変化を予測しながら、重要課題に対して
適切に対応していく必要があります。
●若者者の県外流出抑制と多様な労働力の確保
有効求人倍率は、平成21年度以降回復基調にあり、平成27年
度は1.07と着実に改善しつつあります。
しかしながら、高校生及び大学生の県内就職率は低く、就職や進
学などで若年者の県外流出が続いています。
全国的に労働力の確保が難しくなる中、今後は、地域産業界や教
育機関と連携し、若年者への企業情報の提供を強化することで県外
流出を抑制するほか、女性や就労意欲のある高齢者など多様な労働
力の確保を図ることが重要です。
第1章
社会動態
Ⅰ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
人口の推移
1,175,819 1,170,007
1,153,042 1,135,233
1,168,907
1,175,543
1 宮崎県の人口
1,151,587
(ア)総人口
1,104,069
617,847
619,574
本県の総人口は、平成 7 年の 117 万
584,827
617,383
602,198
617,188
5,819 万人をピークに減少し、平成 27
610,929
601,380
年は、110 万 4,069 人であった。
また、平成 27 年 10 月 1 日現在での人
552,160
口を男女 別にみると、男性が 51 万
556,245
9,242 人、女性が 58 万 4,827 人となっ
550,207
ており、平成 22 年国勢調査に比べて、
男性が▲13,793 人、女性が▲17,371 人
519,242
533,035
542,113
60
昭和55
減少している。
551,524
558,355
7
平成2
12
男性
※詳細は「統計表 P49」を参照。
17
22
27
(年)
女性
出典:県統計調査課 「平成 27 年国勢調査 人口等基本集計結果の概要」
(万人)
(イ)人口動態
県外転入
7
本県の人口をみてみると、昭和 45 年以
県外転出
出 生
死 亡
6
降の県外転出者数の大幅な減少によ
(社会減)
5
り、昭和 49 年から昭和 55 年の間は社
会増が続いていた。
(社会増)
(社会減)
4
しかし、昭和 56 年以降、社会減の状態
(社会減)
3
が現在まで継続している。また、平成
(自然増)
14 年までは、出生数が死亡数を上回り自
2
然増となっていたが平成 15 年以降は自
1
(自然減)
然減となっている。
0
昭和
45
※詳細は「統計表 P49」を参照。
49
53
57
61
2
6
10
14
18
22
26 (年)
出典:「県統計調査課調べ」
2 人口構成
男性
(ア)男女別人口構成
0.01
0.09
0.36
平成 27 年における男女別人口構成を、
1.19
2.10
2.55
2.95
年齢階層別でみると、15~64 歳の生産
年齢人口では、男性の 25~29 歳が 2 万
921 人と最も少なく、女性では 20~24
4.25
4.18
3.62
3.19
2.97
3.45
3.25
2.78
歳が 2 万 1,670 人と最も少なくなって
いる。
2.09
2.25
2.74
2.66
2.58
2.50
※詳細は「統計表 P50」を参照。
6
5
4
3
2
1
0
100 ~
95 ~ 99
90 ~ 94
85 ~ 89
80 ~ 84
75 ~ 79
70 ~ 74
65 ~ 69
60 ~ 64
55 ~ 59
50 ~ 54
45 ~ 49
40 ~ 44
35 ~ 39
30 ~ 34
25 ~ 29
20 ~ 24
15 ~ 19
10 ~ 14
5 ~ 9
0 ~ 4
万
女性
0.08
0.40
1.22
2.37
3.24
3.42
3.57
4.64
4.43
3.90
3.48
3.26
3.64
3.37
2.98
2.30
2.17
2.65
2.54
2.47
2.42
0
1
2
3
4
5
6
※年齢別人口の推計にあたっては、国勢調査人口(平成22年10月1日現在)をもとに、住民基本台帳による
増減数を、各歳別に加減して推計しているため、「国勢調査抽出速報集計結果」とは一致しない。
-1-
第1章
社会動態
Ⅰ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
人口の推移
実績値
(イ)年齢別人口構成比
推計値
70%
平成 22 年 10 月 1 日現在では年
少人口(0~14 歳)は 15 万 8,588
60%
人(県人口の 14.0%)、生産年齢
50%
人口(15~64 歳)は 68 万 854 人
40%
(60.2%)、老年人口(65 歳以上)
30%
は 29 万 1,301 人(25.8%)となっ
ている。
グラフからは、昭和 30 年以降、
高齢化が急速に進展しているこ
60.2%
57.3%
51.6%
37.0%
37.1%
25.8%
20%
23.6%
14.0%
10%
0%
11.4%
13.9%
5.5%
1.5%
T9 14 S5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 H2 7 12 17 22 27 32 37 42 47 52 (年)
とが分かる。
年少人口
(0~14歳)
※詳細は「統計表 P50」を参照。
生産年齢人口
(15~64歳)
老年人口
(65歳以上)
後期老年人口
(75歳以上)
出典:平成22年までは総務省「国勢調査」。ただし、昭和20年は「人口調査」。
平成27年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(H25.3 推計)」
(ウ)地域別人口構成比
昭和50
県人口に占める地域別人口の
割合を昭和 50 年以降について
9.3
16.2
31.0
8.9
16.5
32.1
8.5
16.6
8.4 10.4
9.1
14.1 3.3
宮崎・東諸県
8.0 10.2
9.0
13.4 3.0
南那珂
8.0 10.2 8.7 13.1 2.8
北諸県
60
みると、「宮崎・東諸県」の割合
が一貫して拡大し、「北諸県」も
29.3
55
平成2
拡大傾向が続いている。なお、
7
最も人口が多いのは「宮崎・東
12
諸県」で 428,113 人と県人口の
17
約 4 割を占め、次いで「北諸県」
33.7
8.1
16.6
7.9 10.0 8.5 12.6 2.6
西諸県
35.2
7.7
16.8
7.7
9.8 8.4
12.1 2.4
西都・児湯
36.1
7.4
16.7
7.5
9.8 8.3
11.9 2.3
日向・東臼杵
36.8
7.2
17.0
7.2 9.6 8.3 11.7 2.1
延岡
22
の 190,508 人となった。
37.8
6.9
17.1
7.0 9.4 8.2 11.6 2.0
38.8
6.6
17.3
6.8 9.2
西臼杵
27
0%
※詳細は「統計表 P51」を参照。
20%
40%
60%
8.1 11.3 1.9
80%
100%
出典:県統計調査課 「平成 27 年国勢調査(速報値)」
3 合計特殊出生率
3.50
本県の合計特殊出生率は、昭和
3.00
2.88
50 年の 2.11 から下降していた
が、平成 16 年の 1.52 を境に増
2.50
加に転じ、平成 27 年は 1.72 と
2.00
2.11
なっている。なお、全国順位で
本県は 2 位であり、1 位は沖縄
県である。
※詳細は「統計表 P51」を参照。
1.50
1.94
1.72
1.52
1.91
1.72
1.46
1.29
1.00
全 国
宮崎県
沖縄県
0.50
0.00
S50
60
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
(年)
出典:厚生労働省「人口動態統計」、国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」
-2-
第1章
社会動態
Ⅰ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
人口の推移
4 市町村別の世帯数
平成 27 年 10 月 1 日現在の市町
村別の世帯数をみると、宮崎市
市
町
が 175,360 世帯で最も多く、次
いで都城市の 69,934 世帯、延岡
市の 51,710 世帯の順となって
いる。
また、平成 27 年 10 月 1 日現在
の世帯数が前年を上回ったのは
綾町の 1 町で、他の市町村は全
て下回っている。
なお、1 世帯当たり人員は、五
ヶ瀬町の 3.05 人が最も高く、西
米良村の 2.14 人が最も低くな
っている。
宮
崎
県
宮
崎
市
都
城
市
延
岡
市
日
南
市
小
林
市
日
向
市
串
間
市
西
都
市
えびの
市
北
諸
県
郡
西
諸
県
郡
東
諸
県
郡
市
計
三 股 町
計
高 原 町
計
国 富 町
綾
町
計
高 鍋 町
児
新 富 町
西米良村
湯
世 帯 数(各年10月1日現在)
村
木 城 町
川 南 町
郡
都 農 町
東
臼
杵
郡
門 川 町
西
高千穂町
臼
日之影町
杵
五ヶ瀬町
郡
計
計
諸 塚 村
椎 葉 村
美 郷 町
計
町 村 計
1世帯当たり人員
H25.10.1
H26.10.1
H27.10.1
H27.10.1
(県推計世帯数)
(県推計世帯数)
(H27国勢調査速報値)
(H27国勢調査速報値)
469,386
175,585
70,806
53,279
23,404
19,846
25,213
8,300
12,205
9,006
397,644
9,924
9,924
4,073
4,073
7,771
2,897
10,668
8,857
6,537
584
1,973
6,153
4,017
28,121
6,912
703
1,198
2,478
11,291
4,753
1,584
1,328
7,665
71,742
471,213
176,993
71,183
53,264
23,343
19,828
25,334
8,293
12,173
8,951
399,362
10,036
10,036
4,047
4,047
7,756
2,914
10,670
8,906
6,567
583
1,973
6,119
4,022
28,170
6,951
710
1,180
2,446
11,287
4,772
1,556
1,313
7,641
71,851
注1)平成27年は国勢調査速報値世帯数。
-3-
462,620
175,360
69,934
51,710
22,644
19,484
24,780
7,946
12,002
8,566
392,426
9,967
9,967
3,914
3,914
7,562
2,938
10,500
8,675
6,376
509
1,958
5,930
3,941
27,389
6,840
689
1,128
2,329
10,986
4,668
1,493
1,277
7,438
70,194
2.39
2.29
2.36
2.42
2.39
2.37
2.49
2.36
2.56
2.28
2.35
2.55
2.55
2.38
2.38
2.59
2.50
2.57
2.43
2.73
2.14
2.67
2.72
2.64
2.60
2.66
2.53
2.49
2.35
2.57
2.73
2.64
3.05
2.77
2.59
出典:県統計調査課 「宮崎県の人口」
(平成 27 年 10 月 1 日現在)
第1章
社会動態
Ⅱ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
本県の雇用情勢
1 一人当たりの県民所得
平成 25 年における九州各県の
「一人当たりの県民所得」をみ
(千円)
3,000
2,831
2,513
2,422
2,419
2,559
2,407
2,399
2,500
2,102
ると、福岡県が 283 万 1 千円
で九州 1 位となっており、宮
崎県は 240 万 7 千円で九州で 6
2,000
1,500
位となっている。なお、全国
順位では本県は 44 位で、1 位
は東京都の 450 万 8 千円であ
1,000
500
る。
0
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県 鹿児島県 沖縄県
出典:内閣府 「平成 25 年度県民経済計算」
※県民所得は、県民雇用者報酬、財産所得(非企業部門の財産所得の純受取)、企業所得(企業の財産所得の純受取を含む)を合計したものである。
したがって、個人の所得水準を表すものではなく、企業利潤なども含んだ各都道府県の経済全体の所得水準を表している。
2 有効求人倍率の推移
(倍)
本県の有効求人倍率は、リー
1.40
マンショックの影響を受けた
平成 21 年度に 0.39 倍まで下
がったものの、その後回復し、
平成 27 年度には 1.07 倍とな
1.20
1.06
0.98
1.11
1.02
0.97
1.00
0.80
依然として低い水準にある
0.60
が、本県の雇用情勢としては
0.40
1.07
0.82
0.77
0.95
0.68
っている。全国と比較すると、
着実に改善しつつある。
1.23
全国
0.81
0.56
0.70
0.61
0.45
0.65
0.51
0.71
0.60
宮崎県
0.49
0.39
0.20
0.00
17
年度
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27 (年度)
出典:「宮崎労働局統計」
3 正社員の有効求人倍率の推移
(倍)
1.00
正社員の有効求人倍率は、全
体の有効求人倍率と同様に、
0.77
0.80
低くなっている。その後、平
0.58
0.60
成 27 年度には 0.61 倍まで回
復しているものの、全国的な
0.49
0.48
0.61
0.41
0.44
0.26
0.20
0.53
0.33
0.40
雇用情勢の改善に伴い、全国
との差は拡大している。
0.68
全国
平成 21 年度が 0.21 倍と最も
0.34
0.30
0.38
0.27
宮崎県
0.21
0.00
20
年度
21
-4-
22
23
24
出典:「宮崎労働局統計」
25
26
27
(年度)
第1章
社会動態
Ⅱ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
本県の雇用情勢
4 完全失業率の推移
全国
(倍)
本県の完全失業率は、平成 22 年
6.0
5.1
が 5.0 倍と最も高く、その後、
ている。平成 26 年には 3.2 倍と
4.6
4.4
雇用情勢の改善に伴って減少し
4.0
5.1
4.1
4.0
3.9
4.9
4.3
5.0
4.0
4.4
4.1
4.0
なり、ピーク時より 1.8 ポイン
3.7
3.7
3.6
4.3
3.7
3.2
ト減少している。
3.4
3.2
2.0
宮崎県
0.0
18
17
年
19
20
21
22
出典:総務省「労働力調査」
23
24
25
26
27 (年)
※本県分はモデル推計値
5 新規学校卒業者の就職決定者数(県内、県外別)
(ア)高等学校
(人)
(%)
99.1
99.2
99.6
99.6
2,789
2,709
2,788
2,689
1,134
1,123
1,277
1,181
1,572
1,655
1,586
1,511
1,508
24年
3月末
25年
3月末
26年
3月末
27年
3月末
28年
3月末
4,000
高等学校卒業者の就職内定率は
98.3
平成 25 年以降 99%台で推移し
2,688
100
ている。平成 28 年 3 月末卒業生
では、2,689 人の就職内定者の
2,000
うち 1,181 人(43.9%)が県外就
95
1,116
職内定者となっている。
0
90
県外就職内定者数
県内就職内定者数
就職内定率
出典:「宮崎労働局統計」
(イ)大学
(人)
(%)
2,000
100
98.4
大学卒業者の就職内定率は上昇
傾向にあり、
平成 28 年は 98.4%
1,282
と前年より 3.4 ポイント増加し
た。
平成 28 年 3 月末卒業生では、
1,000
県内就職内定者が 527 人、県外
1,286
1,302
777
751
781
94.0
762
就職内定者が 852 人となってお
94.1
95.0
1,379
852
95
92.6
り、県外就職内定者が 6 割を占
めている。
1,343
520
566
535
521
527
24年
3月末
25年
3月末
26年
3月末
27年
3月末
28年
3月末
0
90
県外就職内定者数
県内就職内定者数
出典:「宮崎労働局統計」
-5-
就職内定率
第1章
社会動態
Ⅱ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
本県の雇用情勢
(ウ)短大
(人)
500
(%)
100
短期大学卒業者の就職内定率
は、平成 28 年は 97.3%と前年
より 1.8 ポイント増加した。平
成 28 年 3 月末卒業生では、県内
333
315
31
21
307
358
97.3
25
324
29
35
250
95.6
就職内定者が 295 人、県外就職
93.5
内定者が 29 人と県内就職内定
294
92.8
333
272
者が 9 割を占めている。
95
95.5
295
302
0
90
24年
3月末
25年
3月末
県外就職内定者数
26年
3月末
27年
3月末
県内就職内定者数
28年
3月末
就職内定率
出典:「宮崎労働局統計」
(エ)高等専門学校
(人)
200
(%)
100
100
高等専門学校卒業生の就職内定
100
100
117
114
率はいずれの年も 100%となっ
職内定者となっている。
132
124
ており、その 8 割以上が県外就
100
121
100
95
103
107
0
98
117
109
17
14
16
15
12
24年
3月末
25年
3月末
26年
3月末
27年
3月末
28年
3月末
県外就職内定者数
県内就職内定者数
90
就職内定率
出典:「宮崎労働局統計」
(人)
(オ)大学等
100
(%)
100
3,000
大学等全体でみると、平成 28 年
98
の就職内定率は 98.3%となり、
前年より 2.9 ポイント増加して
1,793
1,721
いる。いずれの年も県外就職内
定者が 5 割以上を占めている。
1,707
1,792
1,824
95
1,500
911
1,074
※大学等
=大学+短大+高等専門学校
95
95
923
990
94
884
882
823
869
834
25年
3月末
26年
3月末
27年
3月末
28年
3月末
93
647
0
90
24年
3月末
県内就職内定者数
-6-
県外就職内定者数
出典:「宮崎労働局統計」
就職内定率
第1章
社会動態
Ⅱ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
本県の雇用情勢
6 有効求人倍率が高い(人手不足な)職種
有効求人倍率が3倍以上の職種(常用)
有効求人
倍率(倍)
職種
有効求人倍率が高く、人材不足が
他に分類されない保安の職業
(道路交通誘導員など)
進んでいる職種として、道路交通
1
誘導員などの「他に分類されない
2 とび工
保安の職業」が 17.88 倍と最も高
17.88
有効求人
倍率(倍)
職種
11 乗用自動車運転手
3.75
7.73
12 娯楽場等接客員
3.69
3 飲料・たばこ製造工
7.22
13 荷造作業員
3.58
く、次いで、「とび工」、「飲料・た
4 薬剤師
5.96
14 訪問介護員
3.48
ばこ製造工」の順となっている。
その他の生活衛生サービスの職業
5
(理容師・美容師補助者など)
5.75
15 電気機械器具検査工
3.42
6 伐木・造材・集材作業員
5.27
16 会社の管理職員
3.40
7 飲食物給仕係
4.96
17 金融・保険営業員
3.28
8 電話応接事務員
4.27
18 水産物加工工
3.20
9 土木技術者
4.07
19 保存食品・冷凍加工食品製造工
3.19
10 製品包装作業員
3.96
出典:「宮崎労働局統計」
(平成 27 年度) 有効求職者数 100 人未満を除く
7 本県と全国の賃金の動き
(千円)
400
本県の平成 27 年の一人当たりの
平均月間給与総額を見てみると、
362
事業所規模 5 人以上では 262,774
(全国)事業所規模 30 人以上
(全国)事業所規模 5 人以上
363
357
358
314
314
317
270
274
358
350
円、事業所規模 30 人以上では
317
294,080 円となっている。
全国平均と比べると、依然として
294
300
275
低い傾向にはあるものの、平成 25
314
269
263
年以降は 3 年連続で増加傾向とな
250
っている。
246
247
246
※詳細は「統計表 P52」を参照。
253
(宮崎)事業所規模 30 人以上
(宮崎)事業所規模 5 人以上
200
23年
24年
25年
26年
27年
出典: 全国:厚生労働省「毎月勤労統計調査全国調査」、 本県:統計調査課「毎月勤労統計調査地方調査」
8 本県と全国の月間総実労働時間の動き
本県の平成 27 年の一人当たりの
(時間)
160
平均月間総実労働時間を見てみ
(宮崎)事業所規模 30 人以上
155
ると、事業所規模 5 人以上では
152
153.7 時間、事業所規模 30 人以上
156
153
151
では 155.6 時間となっている。
全国平均と比べると、依然として
(宮崎)事業所規模 5 人以上
150
152
150
151
149
149
146
145
149
147
るが、特に平成 27 年は全国平均
146
が横ばいとなる中で本県は増加
(全国)事業所規模 5 人以上
傾向となり、差が拡大している。
※詳細は「統計表 P53」を参照。
154
151
149
本県の労働時間は多い状況にあ
152
145
(全国)事業所規模 30 人以上
140
23年
24年
25年
26年
27年
出典: 全国:厚生労働省「毎月勤労統計調査全国調査」、 本県:統計調査課「毎月勤労統計調査地方調査」
-7-
第1章
社会動態
Ⅱ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
本県の雇用情勢
9 「仕事と家庭の両立応援宣言」事業所登録件数
(件)
250
229
平成 18 年から取り組んでいる本事
業は着実に登録件数が増加してい
200
る。特に本年度は、ワークライフバ
ランス推進強化のため、「仕事と家
150
庭の両立推進員」を設置し、今年度
109
の申込は平成 28 年 10 月末時点で
100
229 件となっている。平成 28 年 11
73
月 1 日現在の登録累計は 800 件(※
56
廃業等により登録抹消した 10 事業
50
42
34
30
H18
19
60
47
59 71
所を除く)となっている。
0
20
21
22
23
24
25
26
27
28 (年度)
出典:「県雇用労働政策課調べ」
10 ふるさと宮崎人材バンクの利用者数
(ア)新規登録者数・就職決定者数
新規登録者数は、平成 23 年度の 394 人から減少傾向にあったが、平成 27 年度は 458 人(前年度比 136%増)に増加
している。また、就職決定者数は、平成 23 年度の 14 人から増加傾向にあり、平成 27 年度は 77 人(前年度比 156%
増) に増加している。
(人)
500
450
400
新規登録者数
(人)
90
458
就職決定者数
77
80
394
70
350
60
290
300
243
250
50
194
200
40
26
30
150
100
20
50
10
30
20
14
0
0
H23
H24
H25
H26
H23
H27 (年度)
H24
出典:「県雇用労働政策課調べ」
H25
H26
H27 (年度)
出典:「県雇用労働政策課調べ」
(イ)登録者の現住地の状況
平成 28 年 3 月現在の登録者数は 398 人
(※)であり、登録者の現住地は、東京都
48%
を中心とする関東が 48% (193 人)とほ
21%
15%
7%
ぼ半数を占める。次に福岡県を中心とす
る九州が 21% (84 人)、大阪府を中心と
する近畿が 15% (60 人)と続いている。
※人数の詳細については「統計表 P53」を参照。
0%
20%
40%
60%
80%
関東
九州
近畿
中部
中国
四国
東北
北海道
100%
出典:「県雇用労働政策課調べ」
-8-
第1章
社会動態
Ⅱ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
本県の雇用情勢
11 外国人労働者
男性
(人)
2500
2,119
(ア)外国人労働者数の推移
平成 27 年 10 月末現在における外国人
女性
1,885
1,730
2000
労働者数は男性 724 人、女性 1,395 人
で合計 2,119 人となっており、増加傾
1,395
1500
1,223
1,151
向にある。
1000
500
724
662
579
0
H25
H26
H27
(各年 10 月末現在)
出典:「宮崎労働局調べ」
(イ)国籍別
国籍は「中国(香港等を含む)」が最多の
1,004 人(全体の 47.4%)で、
次いで、
「そ
(8.4%)となっている。
※G7/8は、アメリカ、カナダ、イギリス、
フランス、ドイツ、イタリア、ロシアを示す。
(ウ)産業別
中国
(香港等を含む)
1,004人
(47.4%)
ブラジル
4人
(0.2%)
の他」の 379 人(17.9%)、ベトナムの
305 人(14.4%)、フィリピンの 177 人
合計 2,119 人
ペルー
4人
(0.2%)
ネパール
38人 韓国
(1.8%) 50人
(2.4%)
G7/8(※)+オース
トラリア+ニュー
ジーランド
158人
(7.5%)
その他
379 人
(17.9%)
ベトナム
305人
(14.4%)
フィリピン
177人
(8.4%)
出典:「宮崎労働局調べ」
(人)
1000
944
900
産業別では、「製造業」の 944 人が最多
800
で、次いで、「農業、林業」が 307 人、「教
700
育、
学習支援業」が 235 人となっている。
600
500
400 307
300
200
132
43
14
3
75
9
28 52
公務(
他に分類されるものを除く)
サービス業(
他に分類されないもの)
複合サービス事業
医療、福祉
-9-
教育、学習支援業
出典:「宮崎労働局調べ」
72
15
生活関連サービス業、娯楽業
1
宿泊業、飲食サービス業
卸売業、小売業
運輸業、郵便業
情報通信業
製造業
建設業
鉱業、採石業、砂利採取業
漁業
農業、林業
2
不動産業、物品賃貸業
0
金融業、保険業
100
0
235
187