Informatica Data Integration Hub - 10.1.1 - リリースノート

Informatica® Corporation
Data Integration Hub
10.1.1
リリースノート
2016 年 11 月
© 著作権 Informatica LLC 2013, 2016
新機能........................................................................................ 1
アップグレードによる変更...................................................................... 1
インストールおよびアップグレード.............................................................. 1
解消された問題................................................................................ 3
既知の制限事項................................................................................ 3
Informatica グローバルカスタマサポート........................................................ 5
このドキュメントには、Data Integration Hub の主な機能、インストール、および既知の制限事項に関す
る重要な情報が記載されています。
新機能
Data Integration Hub の新機能および拡張機能のリストについては、『Data Integration Hub リリースガ
イド』を参照してください。
アップグレードによる変更
Data Integration Hub をアップグレードした後の動作および機能の変更内容のリストについては、『Data
Integration Hub リリースガイド』を参照してください。
インストールおよびアップグレード
Data Integration Hub をインストールまたはアップグレードする前に、ご使用のシステムが最小要件を満
たしていることを確認し、インストール前の手順に従ってください。 Data Integration Hub のインスト
ールまたはアップグレードの詳細については、『Data Integration Hub インストール&環境設定ガイド』
を参照してください。
2016-11-21
1
インストールおよびアップグレードの制限事項
2
問題
説明
XE-11484
一部の AIX サーバーで、Data Integration Hub サービスがエラータイプ
SocketNotAvailable で失敗した可能性があります。
回避策: setenv.sh ファイルで、IPv4Stack を適用するように、CATALINA_OPTS および
DX_SERVER_OPTS を設定します。
回避策 2: ディレクトリ<DXInstallationDir>/conf/および<DXInstallationDir>/DataExchange/
tomcat/shared/classes/にある dx-config.properties ファイルで、AMQ の検出を静的に設定し
ます。
XE-11138
HTTPS が有効になっている既存のインストールで、ダッシュボードとレポートコンポーネン
トを追加した場合、ダッシュボードが操作コンソールで開きません。
回避策: ダッシュボードおよびレポートコンポーネントをインストールした後、次の手順を
実行します。
1. システムプロパティ dx.dashboard.url の値を HTTPS パスとポート番号の値に変更します。
デフォルトでは、18080 ではなく、18443 です。
2. Logi Info ダッシュボードライセンスファイル_Settings_encrypted.lgx を次の場所から開
きます。
<DIHInstallationDir>\DataIntegrationHub\tomcat\webapps\dih-dashboard\_Definitions
3. パラメータ DX_CONSOLE_URL および LogonFailPage の値を編集し、システムプロパティ
dx.dashboard.url に入力した値と同じにします。
4. Data Integration Hub サービスを再起動します。
XE-10798
Data Integration Hub を Windows オペレーティングシステムにインストールする際に、[イ
ンストールコンポーネント]ページのすべてのオプションをクリアしてから前のページ
([インストールディレクトリ])に戻ると、[インストールディレクトリ]ページから[イ
ンストールコンポーネント]ページに進むことができません。
回避策: [インストールコンポーネント]ページから移動する前に、少なくとも 1 つのコン
ポーネントがこのページで選択されていることを確認します。
XE-9809
Windows オペレーティングシステム上に Data Integration Hub をインストールする際、
PowerCenter コンポーネント用の Data Integration Hub クライアントプラグインをインス
トールし、カスタム ODBC 接続文字列を定義しても、インストール時に定義した文字列、ユ
ーザ名、パスワードがプラグインに保存されません。カスタムワークフローを作成する際、
イベントステータス名は PowerCenter Designer にロードされません。
回避策: 次のいずれかを実行してください。
- 文字列、ユーザ名、パスワードを次のファイルに入力する。
<DIHInstallationDir>/powercenter/pluginVERSION/dxplugin.xml
- イベントステータス名を、PowerCenter Designer に手で入力する。
XE-8373
Data Integration Hub のインストール後、その環境内の構成ファイルを変更すると、Data
Integration Hub インストーラを使用して Data Integration Hub にコンポーネントを追加
した場合、元のインストール後に変更された設定データはコンポーネントのインストール中
に表示されなくなります。Data Integration Hub
回避策: コンポーネントのインストール中にインストーラによって表示されるデータが正し
いことを確認し、必要に応じて訂正します。
XE-7068
dx.console.url または dx.dashboard.url プロパティのデフォルト値を変更して、ダッシ
ュボードおよびレポートコンポーネントをバージョン 9.6.2 からアップグレードした場合、
アップグレード処理中にこれらの値がデフォルト値で上書きされます。
回避策: アップグレードプロセス後にプロパティ値を変更します。
2016-11-21
解消された問題
以前の解消された制限事項に関しては、以前のリリースのリリースノートをご確認ください。
問題
説明
XE-11387
ファイル転送とスケジュールオプション[ファイルがパブリッシュ可能になった時]を使用
する、無効化されていた自動ファイルパブリケーションを有効にした後、Data
Integration Hub でパブリッシュ済みファイルの取得が想定どおりには行われません。
回避策: [パブリケーションの編集]ウィザードでパブリケーションを開き、手順を実行し
てウィザードを完了します。
既知の制限事項
CR
説明
DIHD-756
PowerCenter 9.6.1 を実行する環境では、Data Integration Hub Teradata 接続でデータ暗
号化がサポートされません。
XE-11266
カスタムパブリケーションおよびサブスクリプションでは、10.0 より低いバージョンで
Big Data Management のデプロイはサポートされません。
XE-10324
Run Publication Subscription Web サービス API を使用してソースアプリケーションおよ
びターゲットアプリケーションを実行すると、Data Integration Hub はソースアプリケー
ションまたはターゲットアプリケーションに接続する際にデータアクセスを適用しません。
XE-9806
フラットファイルソースをパブリッシュするときに、トピックテーブルの名前には最大 77
文字を含めることができます。
XE-9754
TEXT データ型のカラムに対して[等しくない]演算子が指定されたフィルタを含むサブス
クリプションで、[プッシュダウンの最適化を使用する]オプションが有効になっている場
合、サブスクリプションの実行が失敗します。
XE-9749
Microsoft SQL Server 上の Data Integration Hub パブリケーションリポジトリ: 文字列
がステージングデータベース内のトピックテーブルのフィールド精度よりも長い場合、その
文字列は通知なく切り詰められます。
XE-9725
DIH__REPO または DIH__STAGING のような、システム接続用の Microsoft Windows 認証を使
用すると、wrapper.log ファイルに誤ったエラーが格納されます。
XE-9341
トピックカラムのインデックスの作成に失敗した場合、トピックの手動修正が必要になるこ
とがあります。
XE-9194
フラットファイルで使用されるカスタム区切り文字は、7 ビット ASCII 文字に含まれている
必要があります。例えば、日本語の文字を使用することはできません。
XE-9193
ファイルからテーブル構造体を抽出することで、トピックの構造体を定義する場合、フラッ
トファイルソースでパブリケーションを作成する際に、ファイルが ASCII コードページの
場合にのみ、ファイルのプレビューが Data Integration Hub 操作コンソールに表示されま
す。
XE-9114
集計されたサブスクリプションおよび複合サブスクリプションの場合、イベントの平均処理
時間レポートに、集計されたイベントまたは複合イベントだけでなく、複数の遅延イベント
が計算に含まれます。
2016-11-21
3
4
CR
説明
XE-9089
パブリケーションリポジトリのデフォルトのデータ格納場所を変更すると、格納場所が変更
されていて、トピックテーブルが再作成されることを示す警告メッセージが表示されます。
トピックのメタデータが変更され、新しいデフォルトの格納場所が保持されます。 トピッ
クテーブルは新しい格納場所に再作成されず、古い格納場所に残ります。
回避策: トピックを編集し、[データ格納場所]をパブリケーションリポジトリ上の新しい
デフォルトのデータ格納場所に変更します。
XE-9028
パブリケーションの前処理があるパブリケーションの場合、イベントの平均処理時間レポー
トで、前処理時間が計算されません。
XE-8752
パーティションが有効な Microsoft SQL データベース:トピックの保持期間が 1 日に設定さ
れている場合、Data Integration Hub はパブリケーションリポジトリからトピックデータ
を削除できません。 パーティションに移動されるのは、1 日より古いデータのみです。
回避策: トピックの保持期間を 2 日以上に設定します。
XE-8744
Data Integration Hub ステージングリポジトリのデフォルトファイルグループを変更する
と、変更前に作成したトピックを変更した場合に、トピックからパブリッシュされ、コンシ
ュームされていないデータが破棄されることを示すメッセージが通知されます。
デフォルトファイルグループを変更するまで存在していたトピックは、トピック作成時にデ
フォルトグループであったファイルグループに引き続きパブリッシュされます。 デフォル
トファイルグループを変更しても、変更前にパブリッシュされた、コンシュームされていな
いデータは破棄されません。
XE-8333
末尾が文字#のデータベースパスワードを使用している場合、Data Integration Hub はパス
ワードから文字#を削除して PowerCenter 接続に入力します。
XE-8182
次のすべての条件が満たされている場合、パブリケーションは失敗します。
- データソースが DB2 である。
- パブリケーションに BLOB または VARCHAR FOR BIT DATA データ型が含まれている。
- ソーステーブルのバイナリカラムに NULL 値が含まれている。
XE-8068
Data Integration Hub はバージョン管理された PowerCenter リポジトリをサポートしませ
ん。
XE-8058
Data Integration Hub と Informatica ドメイン認証および PowerCenter Web サービス Hub
を一緒にインストールする場合は、両方のコンポーネントに同じマシンを指定する必要があ
ります。
XE-7923
依存オブジェクトとともにイベント属性を削除すると、サポートされていない Data
Integration Hub オブジェクトが確認メッセージ内に表示されることがあります。
XE-7877
トピックテーブルを Microsoft SQL Server データベース接続から追加すると、そのトピッ
クテーブルの名前に角かっこを含めることができません。
XE-7765
正しいライセンスを使用してない場合に、Microsoft SQL Server データベースソースから
パブリッシュすると、MONEY および SMALLMONEY データ型の MAX 値が、Microsoft SQL
Server データベースのターゲットでサポートされていない値に変換されることがあります。
その結果、パブリケーションエラーが発生します。
XE-7656
Data Integration Hub 操作コンソールに、B2B Data Exchange に関連するイベントタイプ
が表示されます。
2016-11-21
CR
説明
XE-7442
パブリケーションおよびサブスクリプションの編集後、これらの実行に失敗し、次のエラー
が表示されることがあります。
"エラー: フォルダ[ID=xx]が見つかりません。"
次のいずれかの回避策を実行します。
- パブリケーションまたはサブスクリプションに失敗した後に、PowerCenter リポジトリサ
ービスを再起動する必要がある。
- 失敗を避けるために、PowerCenter リポジトリサービスのプロパティでリポジトリエージ
ェントキャッシングを無効にしてから、パブリケーションまたはサブスクリプションを編
集する。
XE-7305
パブリケーションのすべての子イベントのステータスが[破棄可能]の場合、親イベントの
[使用]ステータスが[破棄可能]でなく空になります。
XE-7247
Data Integration Hub と Informatica プラットフォーム認証を併用している場合に、
Informatica ドメイン内のユーザー名の大文字/小文字を変更すると、ユーザー同期に失敗
します。 例えば、ユーザー名を JohnSmith から johnsmith に変更した場合、Informatica
ドメインは更新されたユーザー名を新しいユーザーアカウントとして処理します。 ただ
し、Data Integration Hub では更新されたユーザー名を重複するユーザーアカウントとし
て処理します。
回避策:
1. Informatica ドメインのセキュリティグループからユーザーを削除します。
2. ユーザーと Data Integration Hub を同期します。 同期すると、Data Integration Hub
からユーザーアカウントが削除されます。
3. Informatica ドメインのセキュリティグループにユーザーアカウントを追加します。
4. ユーザーと Data Integration Hub を同期します。 同期すると、更新されたユーザーア
カウントが Data Integration Hub に追加されます。
XE-7190
Windows オペレーティングシステムで Data Integration Hub サーバーの RMI ポート番号を
変更するには、dx-configuration.properties ファイルと wrapper.conf ファイルの両方の
コピー内のポート番号を変更する必要があります。 デフォルトポート番号の変更の詳細に
ついては、『Data Integration Hub インストール&環境設定ガイド』を参照してください。
XE-7153
Data Integration Hub は、Data Integration Hub システムプロパティだけでなく、オペレ
ーショナルデータストアの JDBC 接続プロパティを dx-configuration.properties ファイル
に保存します。
回避策: dx-configuration.properties ファイル内の JDBC 接続プロパティを変更する場合
は、システムプロパティも変更します。
XE-7096
ダッシュボードの[未解決のエラー]パネルのタイムフレームフィールドに 1 より小さい値
を入力すると、値が負の数値として表示されます。
回避策: 1 以上の値を指定します。
XE-7095
Informatica ドメイン認証で Data Integration Hub にログインした場合、ログイン失敗エ
ラーでなく、NotSerializableException エラーが表示されることがあります。
XE-6423
オペレーショナルデータストアイベントローダーは、夏時間が開始する直前の 1 時間中に
Data Integration Hub が処理したイベントをロードしません。
Informatica グローバルカスタマサポート
Informatica Network の電話またはオンラインサポートからグローバルカスタマサポートに連絡できます。
2016-11-21
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各地域の Informatica グローバルカスタマサポートの電話番号は、Informatica Web サイト
(http://www.informatica.com/us/services-and-training/support-services/global-support-centers)
を参照してください。
Informatica Network メンバである場合は、オンラインサポート(http://network.informatica.com)を
使用できます。
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