一般廃棄物処理手数料改定に向けた考え方

全 員 協 議 会 資 料
平成 28 年 11 月 22 日
一般廃棄物処理手数料改定に向けた考え方
目
次
1
改定の経緯
2
現行の一般廃棄物処理手数料
3 一般廃棄物処理手数料の基本的な考え方
(1) ごみ処理原価の算定(直接搬入した廃棄物の総原価)
(2) 受益者負担率
4 適正な一般廃棄物処理手数料
(1) 飼育動物死体処理に係る手数料
(2) 一般廃棄物処理手数料(直接搬入)
(3) 大型ごみ収集処理手数料
5
一般廃棄物処理手数料改定までのスケジュール
~資源循環課・環境事業センター~
1 改定の経緯
一般廃棄物処理に関する手数料のうち、飼育動物死体処理に係る手数料、一般廃棄物処理手
数料(直接搬入)
、及び大型ごみ収集処理手数料の見直しについては、これまで茅ヶ崎市経営
改善方針(茅ヶ崎市総合計画実施計画)の行革重点推進事業として位置付けを行い、改定の必
要性について調査・検討を行ってきました。
厳しい財政状況、人口減少や市民ニーズの拡大といった社会状況の変化等を踏まえ、真に必
要とする事業を着実に推進するためには、限られた経営資源の中で、効率的かつ効果的に事業
を実施していくことが求められています。このことから、茅ヶ崎市経営改善方針では、提供す
るサービスの内容や経費の内訳等を精査した上で、適切な受益と負担に基づく使用料等を確立
することを重点事項の一つとして掲げており、一般廃棄物処理手数料に関しても、その視点を
踏まえ、適切な料金体系を確立することが必要となります。
上記の一般廃棄物処理手数料(直接搬入)については、前回の改定から数か年が経過してい
ますが、一般廃棄物会計基準に基づき近年の処理原価を算出すると、廃棄物処理を取り巻く環
境の変化に伴い、排出者の受益者負担率は減少傾向(市負担の増大)にあり、市の財政を圧迫
する要因となっています。
また、今後は、廃棄物処理施設の老朽化に伴う更新・改築等により、将来的に発生する建設
費や維持管理費、減価償却費等が処理原価に転嫁されることが見込まれます。次世代に負担を
先送りせず、適正な廃棄物処理を継続的に実施していくためには、各手数料に関する受益者負
担率の適切な水準を精査し、適宜見直しを実施していくことが必要です。
今回の改定では、各手数料について、処理に係る経費を踏まえ、排出者である受益者が負担
すべき適正な料金体系を精査するとともに、近隣市等との格差を考慮のうえ見直しを実施しま
す。
2 現行の一般廃棄物処理手数料
表1 一般廃棄物処理手数料条例別表抜粋
種別・取扱区分
手数料(現行)
3 動物の死体(畜産業に係るものを除く)
(1) 市が収集し、運搬し、及び処分するもの
1 体につき 3,080 円
(2) 市長の指定する処理施設に直接搬入するもの
1 体につき 1,540 円
(※H26.10.1 改定)
4 その他の一般廃棄物
(2) 事業活動に伴い排出されるもので規則で定める一般廃棄物処理施
設に直接搬入するもの
(※H20.4.1 改定)
1
10 ㎏につき 200 円
(3) 一般家庭及びこれに準ずるものから臨時に排出されるもので市が
戸別に収集するもの
ア 大型ごみ
1 個につき 500 円
(一辺の長さがおおむね 50 センチメートルを超え 2 メートル未満のも
の(イに掲げるものを除く。))
イ 特定大型ごみ
1 個につき 1,000 円
(一辺の長さがおおむね 1 メートルを超え 2 メートル未満のもので規
則で定めるもの)
ウ 特定粗大ごみ
1 個につき 500 円
(粗大ごみのうち一辺の長さがおおむね 50 センチメートル以下のも
ので定期の収集により難いものとして規則で定めるもの)
(※H20.4.1 改定)
(4) 一般家庭及びこれに準ずるものから臨時に排出されるもので規則
で定める一般廃棄物処理施設に直接搬入するもの
ア 100 キログラム未満のもの
1 回につき 500 円
イ 100 キログラムのもの
1 回につき 1,000 円
ウ 100 キログラムを超えるもの
1 回につき 1,000 円
(※H12.4.1 改定)
に 10 ㎏を増すごとに
100 円を加えて得た
額
3 一般廃棄物処理手数料の基本的な考え方
飼育動物死体処理に係る手数料については、動物死体処理方法としての動物愛護の観点から
飼育者の約 9 割が動物霊園等を利用しており、市全体から見た利用世帯数が極めて少ないこと
から受益者負担率 100%に近い改定案を検討しています。
一般廃棄物処理手数料(直接搬入)、大型ごみ収集処理手数料については、平成 19 年 6 月に
環境省が公表した「一般廃棄物会計基準」に基づいて、直接搬入したごみ処理経費から処理原
価を算出し、受益者負担率の推移から改定案を検討しています。
(1) ごみ処理原価の算定(直接搬入した廃棄物の総原価)
今回の改定では、平成 19 年 6 月に環境省が公表した「一般廃棄物会計基準」に基づいて、
ごみ処理原価を「直接搬入した廃棄物の総原価」として算出しています。
【表3】から、総費
用については各年度ごとにばらつきがありますが増加傾向にあり、ごみの発生量は減少傾向
にあります。
直接搬入した廃棄物の総原価算出式では、部門ごとの総費用を発生量で除して処理原価が
算出されています。
前回改定である平成 20 年度の状況と平成 26 年度の状況を比較しますと、人件費・車両に
係る物件費は減少していますが、施設に係る物件費の増加が大きく経費に影響しています。
主に中間処理部門では焼却処理施設・粗大ごみ処理施設の修繕費用等が増加しています。
2
また、最終処分部門では最終処分場の延命化及び環境への配慮から灰の再資源化費用等が増
加しています。平成 20 年度当時の状況と廃棄物処理を取り巻く環境も大きく変化してきて
います。ごみの発生量が減少すれば、処理経費も減少していくのが通例ではありますが、再
資源化(リサイクル化)が進むにつれ、費用増に繋がる要因も多く含んでいます。
表2 直接搬入した廃棄物の総原価算出式
直接搬入総原価
中間処理部門費用(円/年)+最終処分部門費用(円/年)+管理部門費用(円/年)
(円/10 ㎏)
発生量(t/年)×100
中間処理部門費用:人件費、車両に係る物件費、施設に係る物件費
最終処分部門費用:人件費、車両に係る物件費、施設に係る物件費
管 理 部 門 費 用:車両に係る物件費
発
生
量:燃やせるごみ、燃やせないごみ
※人件費には退職給与引当金、施設に係る物件費には減価償却費をそれぞれ含んでいます。
表3 環境事業センター費用から算出した「直接搬入した廃棄物の総原価」
平成20年度
中間・最
終・管理
1,870,163,471
部門費用
(円/年)
発生量
(t/年)
【燃やせ
63,914
るごみ・
燃やせな
いごみ】
直接搬入
総原価(円
292
/10㎏)
平成21年度
1,982,165,662
平成22年度
1,868,010,122
平成23年度
1,946,151,685
平成24年度
1,894,907,596
平成25年度
1,881,766,751
(単位:円)
平成26年度
1,998,447,312
63,187
62,469
62,288
57,722
56,863
56,116
313
299
312
328
330
356
(2) 受益者負担率
現行の一般廃棄物処理手数料は、
〈事業系一般廃棄物〉10 ㎏あたり 200 円、
〈家庭系一般廃
棄物〉10 ㎏あたり 100 円です。手数料を【表3】の直接搬入総原価で除することにより、受
益者負担率を算出しています。
【図1】の受益者負担率の推移(平成 20~26 年度)を見てわかるように、事業系ごみ手数
料の約4割、家庭系ごみ手数料の約7割を市が負担している現状となっています。また、受益
者負担率は平成 20 年度から事業系ごみ手数料で 12 ポイント、家庭系ごみ手数料で 6 ポイント
低下しています。
表4
受益者負担率算出式
手数料(円/10 ㎏) 【事業系:200 円 家庭系:100 円】
受益者負担率
=
×100
直接搬入総原価(円/10 ㎏)
3
図1
10 ㎏単価における受益者負担率の推移(平成 20~26 年度)
【事業系受益者負担率・市負担率】
【家庭系受益者負担率・市負担率】
100%
90%
80%
100%
90%
32% 37% 34% 36%
40% 40% 43%
80%
70%
70%
60%
60%
50%
50%
40%
30%
40%
68% 63% 66% 64%
60% 60% 56%
30%
20%
20%
10%
10%
0%
0%
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26
受益者負担率
66% 68% 67% 68% 70% 70%
72%
34% 31% 33% 32% 30% 30%
28%
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26
市負担率
4 適正な一般廃棄物処理手数料
(1) 飼育動物死体処理に係る手数料
①動物死体処理(手数料)の概要
ア) 動物死体処理の方法
犬・猫等小動物の死体は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の規定により「廃棄物」
とされているため、市町村に処理する義務があります。一方、旧厚生省通知により、
「動物霊
園事業において取り扱われる動物の死体は、廃棄物には該当しない。
」とされています。
本市においては、動物専用焼却炉を所有していないため、犬・猫等の動物死体は動物愛護
の観点から、他の一般廃棄物とは別に、動物霊園(株式会社 動物愛護の会)に業務委託し、
収集・運搬・処分をしています。
このうち飼い主の特定出来ない路上等で死亡した動物の死体については無料ですが、飼育
動物の死体については有料で収集・運搬・処分を行っています。
イ) 1件当たりの手数料について
表5
1 件当たりの手数料
現行手数料
処理原価(委託料)
受益者負担率
収集の場合
3,080円
7,020円
43.9%
持込の場合
1,540円
4,860円
31.7%
※持込場所=市の指定する場所=株式会社 動物愛護の会
4
ウ) 処理件数
表6
平成27年度処理実績
のら
収集
468件
持込
27件
不明
32件
収集
149件
持込
91件
平成27年度動物死体処理件数内訳
527
件
240
飼育
合 計
図2
件
767件
エ) 民間処理した場合の費用の一例
表7
民間に依頼した場合の料金(合同葬のみ抜粋)
区
分
料
極小 (小鳥、ハムスターなど)
合同葬
金
5,400円
〃
猫 ・ 小型犬
13,960円
〃
中型犬 (小・大)
16,120円 ・ 21,520円
〃
大型犬 (特・特大)
26,920円 ・ 32,320円
※訪問引取りの場合上記金額に1,080円加算
オ) 動物死体処理手数料における受益者負担率の高い近隣市の状況
県内及び東京都の一部の市に対して、動物死体処理手数料について聞き取り調査を実施し
た結果、受益者負担率の高い近隣市は次のとおりです。
表8
受益者負担率の高い近隣市の状況
調査項目
平塚市
秦野市
本市
市所有動物専用炉の有無
あり
なし
なし
収集運搬
直営
収集は行っていない
委託
処分
委託
委託
委託
一般廃棄物と同じ処分
委託業者が処分
委託業者が処分
直営または
民間委託の区分
灰の処分方法
収集
手数料
(直近の改定)
持込
12,000円
(H28 年 4 月)
-
3,080円
(H26 年 10 月)
7,000円
5,250円
1,540円
(H28 年 4 月)
(H16 年 12 月)
(H26 年 10 月)
処理原価
収集
13,099円
-
7,020円
(1件当たり)
持込
7,084円
5,250円
4,860円
本年4月改定済
消費税値上げ相当分の
H29 年 4 月改定予定
み対応予定
(同年10月施行予定)
3年に1回見直し
H26 年の消費税値上げ時は
H26 年改定以前は
している。
改定を見送っている
改定なし
手数料改定予定
備
考
5
②手数料改定の必要性について
ア) 受益者負担の公平性
動物死体処理手数料は飼育動物のみ飼い主より徴収していますが、公費負担分については
飼育動物を飼育していない市民も負担していることとなるので、公平性の観点から適正な受
益者負担とする必要があります。
また、動物霊園で扱われる動物死体については廃棄物に該当しないため、条例で飼育動物
は取り扱わないことを定めている自治体もあります。
イ) 利用世帯数
本市の全世帯数98,436世帯(平成28年度当初)のうち平成27年度中に飼育動物
の死体処理を利用した世帯数は240世帯(件)、このうち重複分(多頭飼育世帯)を除くと
実質211世帯の利用で、利用率は0.21%です。
ウ) 飼育動物死体の処理方法
飼い犬の登録数(約15,000頭)及び平均寿命から推計すると少なくとも年間約1,
000頭以上の飼い犬が死亡しているものと見込まれますが、飼い犬の27年度処理件数は
101件であるため、飼い犬の約9割は動物霊園等を利用、あるいは自己所有地に埋葬等し
ているものと推定されます。
なお、猫の処理実績については飼育猫119匹、のら猫346匹であり、最期まで飼育さ
れていた猫に関してはほぼ飼い犬同様に9割が動物霊園等を利用または自己処理されている
ものと推定されます。
そのような状況から、経営改善方針で位置づけられている目標値であります、受益者負担
率100%に近い改定案を検討しています。なお、改定を実施することでの成果として、約
75.6 万円の歳入増(平成 26 年度ベース)が見込まれます。
6
(2) 一般廃棄物処理手数料(直接搬入)
【図3】では、平成 26 年度直接搬入総原価の 356 円をベースにした手数料の増額に伴う受
益者負担率を示しています。また【図4】及び【図5】では、事業系・家庭系の搬入重量及び
歳入金額、近隣市のごみ処理単価を示しています。
受益者負担の考え方では、全般的な使用料・手数料等について庁内で明確な基本方針等はあ
りません。一般廃棄物処理手数料(直接搬入)についても、受益者負担の適正化の必要性や目
的を掲げている一方で、どの程度を市民の方々にご負担いただくのか明示されているものもあ
りません。しかしながら、平成 20 年度改定時からごみの分別が大きく進展し、市民の方々の
ごみ排出抑制への意識も変化してきている現状もあります。ただ、3(1)でも述べましたとおり、
再資源化(リサイクル化)が進むにつれ、費用増に繋がる要因も多く含んでいます。
そのような現状から、一般廃棄物処理手数料(直接搬入)改定に向けて、近隣市等との格差
を考慮のうえ平成 20 年度当時の受益者負担率に戻し、見直し率を事業系ごみ手数料で 12 ポイ
ント、家庭系ごみ手数料で 6 ポイントを設定して改善させる方向で進めていきたいと考えてい
ます。
なお、事業系一般廃棄物処理手数料を 10 ㎏あたり 40 円増(20%増)、家庭系一般廃棄物で 10
㎏あたり 20 円増(20%増)とすることで、約 4,680 万円の歳入増(平成 26 年度ベース)が見込
まれます。
図3
手数料の増額に伴う受益者負担率(平成26年度ベース)
手数料200円~250円/受益者負担率
《事業系一般廃棄物》
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
43% 41% 38% 35%
32% 29%
100%
56% 59% 62% 65%
受益者負担率
68% 71%
手数料100円~150円/受益者負担率
《家庭系一般廃棄物》
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
市負担率
7
60% 57%
71% 68% 65% 63%
100%
39% 42%
28% 31% 34% 37%
図4
事業系一般廃棄物と家庭系一般廃棄物の搬入重量及び歳入金額(平成26年度)
図5
近隣市のごみ処理単価(平成28年4月1日時点)
家庭系一般廃棄物処理手数料
事業系ごみ手数料
(10㎏)
220
200 200 210
130
230
300
280
260
240
220
200
180
160
140
120
100
80
60
40
20
0
250
150
※
300
280
260
240
220
200
180
160
140
120
100
80
60
40
20
0
(円/10㎏)
200
70
100
130
150 150 150
※
横 平 鎌 小
須 塚 倉 田
賀 市 市 原
市
市
※
藤 茅 横 相
沢 ヶ 浜 模
市 崎 市 原
市
市
※
小
横 横 茅 藤 鎌 平
浜 須 ヶ 沢 倉 塚 相 田
市 賀 崎 市 市 市 模 原
市 市
原 市
市
250
※茅ヶ崎市は 100 ㎏未満 500 円、100 ㎏ 1,000 円、100 ㎏超 10 ㎏ごと 100 円を、
相模原市は
鎌倉市は
90 ㎏未満無料、
100 ㎏ 1,500 円、100 ㎏超 10 ㎏ごと 150 円を、
100 ㎏未満 500 円、100 ㎏
500 円、100 ㎏以上 10 ㎏ごと 200 円を手数料として賦
課している。
※平成28年4月1日から相模原市は、家庭系の手数料を 120 円から 150 円、事業系の手数料 180
円から 230 円に、平塚市は家庭系の手数料のみ 100 円から 150 円に改定しています。
8
(3) 大型ごみ収集処理手数料
大型ごみについては、戸別収集による方法と施設へ直接搬入する方法があることから、手数
料の改定にあたっては、収集経費と処理経費(中間処理及び最終処分)を含めた全体的な経費
を考慮し、検討を行う必要があります。直接搬入する市民との公平性を担保するため、家庭系
の一般廃棄物処理手数料(直接搬入)の受益者負担率上昇分を引用し手数料を算出しますが、
収集経費については、平成26年度から委託による収集を開始しており、従前の直営による収
集費用と比較することが適当でないため、処理経費のみ受益者負担率の上昇分を反映させます。
家庭系の一般廃棄物処理手数料(直接搬入)の受益者負担率上昇分(6%)を反映し、処理
経費の受益者負担率を35.1%にした場合、必要となる歳入は約2,400万円となり、改
定後の1件あたりの手数料は529円(現行500円から5.8%の増額)となります。
しかしながら、大型ごみ収集処理手数料については、スーパーやコンビニ等で販売する証紙
による収入方法をとっており、平成28年度現在100以上の店舗で販売しているため、額面
の変更に伴い、販売者や購入者に相当量の負担の発生が見込まれます。また、県内の多くの自
治体においても、100円単位で証紙が販売されていることから、本市において、現状の受益
者負担率に基づき、10円単位で手数料改定を行うことは適切ではないと判断し、手数料を据
え置くこととします。
表9
大型ごみ収集処理手数料にかかる受益者負担額等算出表
金額
26年度実績
項目
【内訳】
各戸収集運搬業務委託料
52,079,760円
証紙印刷製本費
56,088,780 486,000円
証紙販売手数料
2,452,140円
資源循環課人件費
1,070,880円
直接搬入原価
26年度 35.6円/kg
21,877,624
収集量
614,540㎏
77,966,404
収集経費
歳出
処理経費
経費合計(A)
大型ごみ
歳入
特定大型ごみ 手数料(B)
特定粗大ごみ
受益者負担率(B/A)
22,705,000
29.1%
●処理経費の受益者負担率を6%上昇させた場合の手数料
収集:56,088,780 円×
29.1%
備考
=16,321,835 円
処理:21,877,624 円×(29.1%+6%) = 7,679,046 円
合計:16,321,835 円+ 7,679,046 円 =24,000,881 円
1件あたりの手数料:24,000,881 円÷45,410 件≒529 円
9
件数
45,410件
5 一般廃棄物処理手数料改定までのスケジュール
平成 29 年 10 月 1 日施行を目標に、平成 28 年 10 月 26 日に廃棄物減量等推進審議会に本案
件を諮問しています。全員協議会に改定に向けた考え方について諮り、審議会での答申(12 月
上旬予定)後、庁議等を経まして、3 月議会に議案提出します。
また、平成 29 年 4 月 1 日公布を予定しており、広報周知については平成 29 年度上半期をか
けて行います。広報紙及び市ホームページ等の広報媒体の他、市民・事業者に向けた細かい周
知方法についても検討します。
平成28年度
10月
11月
12月
廃棄物
減量等推進審
議会
(諮問・答申)
全員
協議
会
1月
政策会議
政策調整会議
2月
例
規
等 条例改正
審 議案提出
査
会
平成29年度
3月 4月 5月 6月
議
公
7月
8月
9月 10月
改正手数料の周知
・広報紙(4/1号・9/1号) ・ごみ通信等
施
まちぢから協議会等への周知
決 布
まちぢから協議会
への報告
行
改正手数料周知の連携(寒川町)
広域的事務処理検討委員会(寒川町)との協議・報告
10