第 2 章

第 2 章
産業構造
平成25年度における、本県の県際収支は▲4,267億7,3
00万円となっており、県内のものを県外に売って得た収入(移輸
出額)よりも、県外のものを買った支出(移輸入額)の方が多い状
況となっています。
また、特化係数(※)をみると、農林水産業が3.7と全国に比べて
高い一方で、製造業は0.8となっており、全国と比べて低くなっ
ています。
こうした状況を改善するためには、本県の強みである農林水産資
源を活かした6次産業化など、高付加価値化の取組等により国内外
から「外貨」を獲得し、これを県内で循環させることで本県経済の
活性化と良質な雇用の確保を図る必要があります。
(※)特化係数
1.0に近いほど全国の産業構成割合に近いことを意味して
おり、1.0を超えていれば全国に比べてその産業は優位性
があると言える。
第1章
社会動態
Ⅰ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
産業構造の推移
第1次産業
第2次産業(その他)
第3次産業(サービス業)
1 県内総生産(名目)
(ア)産業別県内総生産の推移(支出側)
第2次産業(製造業)
第3次産業(卸売・小売業)
第3次産業(その他)
第2次産業
平成 25 年における産業別県内総生産を
みると、第 1 次産業は全産業の 4.4%
H21
(1,580 億 3,900 万円(※))、第 2 次産業
は 22.7% (8,185 億 3,100 万円(※))、
出典:県統計調査課「平成25年度宮崎県県民計算」
※詳細は「統計表 P54」を参照。
11.7
21.7
41.3
4.4 13.2
7.4
11.6
21.6
41.4
4.3 13.7
7.0
11.6
21.6
41.1
3,481,385 百万円
3,516,831 百万円
24
3,500,539 百万円
4.4 13.1
ているため、比率の合計は 100%になら
ない。)
8.1
23
生産は輸入品に課される税・関税、総
資本形成に係る消費税が加算控除され
3,464,870 百万円
4.5 12.2
22
第 3 次産業は 72.1% (2 兆 5,982 億
8,400 万円(※))となっている。(県内総
業種別総生産をみると、サービス業が
7.9
11.3
22.0
40.6
21.7
50
39.4
80
25
3,605,957 百万円
4.4
14.0
8.7 11.0
10
20
30
40
0
(イ)業種別総生産
「平成 25 年度宮崎県県民計算」における
第3次産業
(年度)
合計 3 兆 5,751 億円(※)
対家計民間非営利生産者
1,041(2.9%)
60
5,039
(14.1%)
が 5,039 億円(14.1%)、不動産業が
7,824
(21.9%)
3,967 億円(11.1%)となっている。
※県内総生産は輸入品に課される税・関税、総資
本形成に係る消費税が加算控除されているため
平成 25 年度の合計は「(ア)産業別県内総生産の推移」
の 3,605,957 百万円とは一致しない。
100
(%)
製造業
3,118
(8.7%)
サービス業
4,251 億円(11.9%)、卸売・小売業が
90
林業
水産業
農業
103
191
1,287 (0.3%) (0.5%)
29 鉱業
(3.4%)
(0.1%)
政府サービス生産者
4,428(12.4%)
7,824 億円(全業種の 21.9%)、製造業
70
3,967(11.1%)
4,251
(11.9%)
卸売・小売業
建設業
627
(1.8%)
電気・ガス・
水道業
不動産業
情報通信業
1,261(3.5%)
1,217 金融業
(3.4%)
1,368(3.8%)
運輸業
(単位:億円)
2 県際収支
出典:県統計調査課 「平成25年度宮崎県県民計算」
(ア) 九州各県との比較
(百万円)
600,000
平成 25 年度における、宮崎県の県際収
451,013
400,000
307,998
支は▲4,267 億 7,300 万円で、県内のも
のを県外に売って得た収入(移輸出額)
200,000
よりも、県外のものを買った支出(移輸
0
佐賀県
福岡県
入額)の方が多い状況となっている。な
お、九州各県で県際収支がプラスとな
っているのは、福岡県と大分県のみで
ある。
▲ 200,000
▲ 400,000
大分県
熊本県
長崎県
宮崎県
沖縄県
鹿児島県
▲ 90,168
▲ 388,829 ▲ 395,495
▲ 426,773
▲ 600,000
▲ 800,000
▲ 797,999
▲ 889,564
▲ 1,000,000
出典:県統計調査課 「平成25年度宮崎県県民計算」
- 10 -
第1章
社会動態
Ⅰ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
産業構造の推移
(年度)
(イ) 本県の県際収支の推移
H13 14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
0
平成 13 年度以降における本県の県際収
支の推移をみると、平成 17 年度に▲
5,260 億 1,500 万円と急に悪化してい
▲ 100,000
▲ 200,000
るが、その後は徐々に改善している。
▲ 300,000
▲ 338,666
▲ 361,593
▲ 356,959
▲ 385,211
▲ 400,000
▲ 402,699
▲ 428,334 ▲ 426,773
▲ 453,799
▲ 457,449
▲ 464,195
▲ 500,937 ▲ 482,392
▲ 526,015
▲ 500,000
▲ 600,000
出典:県統計調査課 「平成25年度宮崎県県民計算」
(百万円)
3 移輸出額と移輸入額
(百万円)
2,500,000
「移輸出額(県内のものを県外に売って
移出額
得た収入)」と「移輸入額(県外のものを
1,973,592
2,000,000
買った支出)」の推移をみると、本県は
例年、「移輸入額」が「移輸出額」を上回
っており赤字が続いている。
1,500,000
1,509,397
1,966,537
移入額
1,643,092
1,563,570
1,555,814
1,512,738
2,069,865
1,991,904
1,958,512
1,000,000
500,000
0
H21
H22
H23
H24
H25 (年度)
出典:県統計調査課 「平成25年度宮崎県県民計算」
4 事業所
(ア)事業所数の推移
(事業所)
70,000
61,135 62,235 62,283 61,824
昭和 50 年以降、県内の事業所数
は増加していたが、平成 3 年
(62,283 事業所)以降減少してい
る。
平成 26 年は 53,269 事業所となっ
59,246
55,871 55,989
55,500
60,000
53,060 53,269
49,544
50,000
40,000
ており、前回調査時の平成 24 年
30,000
と比較すると 209 事業所増加して
20,000
いる。
10,000
0
S50
53
56
61
H3
8
13
18
21
24
26 (年)
出典:平成 18 年までは県統計調査課「宮崎県の事業所」、平成 18 年以降は総務省「経済センサス」
なお、国及び地方公共団体の事業所は除く
- 11 -
第1章
社会動態
Ⅰ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
産業構造の推移
(イ)業種別事業所数
「平成 26 年経済センサス」における
業種別事業所数をみると、総数は
53,269 事業所となっており、そのう
ち、「卸売・小売業」が 14,093 事業
所、「宿泊業・飲食業」が 7,657 事業
電気・ガス・
鉱業
製造業
水道業
16
3,186
44
情報通信業
(0.03 %) (6.0%)
(0.1%) 325(0.6%)
建設業
929 (1.7%) 運輸業・
5,436
郵便業
(10.2%)
農林漁業
(他に分類されない)
1,085
(20.3%)
サービス業
3,548(6.7%)
複合サービス業
482(0.9%)
医療・福祉
4,611(8.7%)
教育・学習
支援業
1,611(3.0%)
ている。産業別にみると、第 1 次産
1,929
(3.6%)
7,657
(14.4%)
金融業・
886(1.7%) 保険業
業が 1,085 事業所、第 2 次産業が
合計 53,269 事業所
学術研究・
専門・技術
サービス業
宿泊業
飲食業
8,638 事業所、第 3 次産業が 43,546
事業所となっている。
卸売・
小売業
5,451
(10.2%)
生活関連
サービス業
・娯楽業
所、「建設業」が 5,436 事業所となっ
14,093
(26.5%)
※詳細は「統計表 P54」を参照。
1,980 (3.7%)
不動産業
(単位:事業所)
出典:「平成 26 年経済センサス・基礎調査」
(ウ)開業率・廃業率
30.0
の調査時点(平成 24 年 2 月 1 日)で
存在した事業所数と、「平成 26 年経
済センサス・基礎調査」の調査時点
(平成 26 年 7 月 1 日)で存在した事
業所数を比較したところ、開業率・
廃業率(%)
25.0
13.3
11.1
15.3
15.0
10.0
11.7
3.0
複合サービス事業
医療,福祉
教育,学習支援業
生活関連サービス業,娯楽業
宿泊業,飲食サービス業
学術研究,専門・
技術サービス業
ス・熱供給・水道業」が 20.0 となっ
不動産業,物品賃貸業
金融業,保険業
卸売業,小売業
運輸業,郵便業
情報通信業
電気・ガス・熱供給・水道業
20.7 と最も高く、続いて「電気・ガ
製造業
廃業率では、「運輸業、郵便業」が
建設業
熱供給・水道業」が 22.5 となった。
※詳細は「統計表 P55」を参照。
10.3
14.8
1.3
鉱業,採石業,砂利採取業
と最も高く、続いて「電気・ガス・
た。
11.5
13.6
14.2
12.9
11.4
8.4
8.2
20.0
17.0
14.7
13.2
15.0
5.3
漁業
林業
農業
0.0
18.7
16.9
12.6
10.5 13.3
7.7
5.0
19.9
20.7
19.2
11.9
12.4
10.0
25.0
18.9
20.0
15.0
26.1
22.5
17.7
20.0
廃業率は右図のような結果となっ
た。開業率では、「医療、福祉」が 26.1
30.0
開業率(%)
「平成 24 年経済センサス・活動調査」
5.0
0.0
出典:「平成24年経済センサス・活動調査」、「平成26年経済センサス・基礎調査」
5 金融情勢
(ア)県内金融機関の預金残高及び貸出金残高の推移
本県の金融機関の預金残高を見て
(兆円)
預金残高
4.0
3.53
みると、平成 8 年から平成 27 年の
20 年間で約 1 兆増加している。それ
3.5
と比例するように貸出金残高も約
3.0
8,000 億の増加がみられる。
2.5
※詳細は「統計表 P56」を参照。
3.14
2.56
2.59
1.98
1.99
2.62
2.81
2.73
2.26
1.91
2.06
2.0
1.5
貸出金残高
1.0
H8
9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 (年度)
出典:県経営金融支援室 「中小企業金融統計」
- 12 -
第1章
社会動態
Ⅰ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
産業構造の推移
(イ)過去 20 年間の倒産状況
県の倒産件数は、平成 21 年以降 2
桁台を推移しており、小康状態にあ
(億円)
0
る。負債総額も平成 21 年以降は小
900
康状態で、特に平成 25 年以降は 100
800
億円を割り込んだ状態で推移して
いる。
700
600
500
400
※詳細は「統計表 P56」を参照。
(件)
3,726
5000
300
200
100
0
8
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27
804
206
179
545
159177
143
141
461
122
375
107
108 99 247 344
77 65
76
275
88
57 68
221 236246
104
38 42 39
161
141
133
152175197
67 67 36
H8
9
件数
出典:「東京商工リサーチ調べ」
25年
(ウ)業種別倒産状況
設業」、「卸小売業」、「サービス業」
件数
の順で毎年高く、この 3 業種の件数
が全体の件数の増減に大きく影響
している。
製 造 業
農林水産業
建 設 業
卸小売業
サービ ス業
運輸通信業
そ の 他
合
計
3
2
10
14
6
1
2
38
負債額 構成比
1,336
7.9
295
5.3
613 26.3
2,693 36.8
688 15.8
10
2.6
1,030
5.3
6,665 100.0
(単位:件、百万円)
27年
26年
件数
3
4
10
15
8
2
0
42
負債額 構成比
1,117
7.1
918
9.5
478 23.8
2,369 35.7
1,673 19.0
130
4.8
0
0.0
6,685 100.0
件数
負債額 構成比
5
0
12
11
9
1
1
39
398 12.8
0
0.0
599 30.8
456 28.2
1,248 23.1
63
2.6
800
2.6
3,564 100.0
(注) 表中の構成比は、件数の構成比を示す。
出典:「東京商工リサーチ調べ」
(エ)原因別倒産状況
(単位:件、百万円)
25年
平成 27 年の原因別倒産は、「売
上不振」17 件、「過小資本」9 件の
順である。いわゆる「不況型倒
産」と言われる、「売上不振」、「売
掛金回収困難」、「連鎖倒産」の合
件数
売上不振
売掛金回収困難
連鎖倒産
不況型倒産小計
放漫経営
設備投資過大
計は 19 件であり、全体の過半数
を占めている状況にある。
過小資本
そ の 他
合
計
250
200
150
100
50
0
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 (年)
金額
平成 27 年の業種別倒産状況は、「建
300
15
0
3
18
6
0
7
7
38
負債額 構成比
2,093 39.5
0
0.0
322
7.9
2,415 47.368
1,549 15.8
0
0.0
605 18.4
2,096 18.4
6,665 100.0
26年
件数
22
0
3
25
2
4
4
7
42
27年
負債額 構成比
1,734 52.4
0
0.0
488
7.1
2,222 59.5
135
4.8
2,776
9.5
313
9.5
1,239 16.7
6,685 100.0
件数
17
0
2
19
2
1
9
8
39
負債額 構成比
603 43.6
0
0.0
333
5.1
936 48.7
58
5.1
120
2.6
1,443 23.1
1,007 20.5
3,564 100.0
(注) 表中の構成比は、件数の構成比を示す。
出典:「東京商工リサーチ調べ」
- 13 -
第1章
社会動態
Ⅰ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
産業構造の推移
6 就業者
(ア)産業別就業者の推移
第1次産業
第 1・2・3 次産業の就業者数の合計
S45
は、平成 7 年の 582,549 人をピーク
50
に減少し、平成 22 年は 531,213 人
55
となっている。平成 22 年における、
就業者数全体に占める各産業の割
合は、「第 1 次産業」が 11.4%、「第
2 次産業」が 20.8%、「第 3 次産業」
第2次産業
第3次産業
(年)
19.5%
37.9%
29.2%
22.5%
23.7%
60
17.9%
7
15.0%
が 64.3%で、「第 1 次産業」と「第 2
12
13.1%
次産業」は年々減少傾向にある。
17
12.7%
※詳細は「統計表 P57」を参照。
22
11.4%
0
522,014 人
48.0%
518,779 人
24.5%
21.9%
H2
42.6%
24.1%
26.5%
26.6%
51.8%
558,615 人
53.9%
557,801 人
55.5%
560,769 人
58.4%
25.3%
582,549 人
61.3%
22.8%
566,981 人
552,738 人
63.6%
20.8%
64.3%
100,000
200,000
300,000
531,213 人
400,000
500,000
600,000 (人)
出典:「平成22年国勢調査」
(イ)業種別就業者数
(人)
85,108
90,000
平成 22 年における業種別の就業者
80,000
数をみると、「卸売業・小売業」が
70,000
85,108 人と最も多く、続いて「医
60,000
療・福祉」が 70,635 人、「製造業」が
50,000
64,926 人となっている。
就業者数が最も少ないのは「電気・
ガス・熱供給・水道業」の 2,224 人
70,635
64,926
56,778
45,554
42,465
40,000
28,964
30,000
20,000
10,000
2,224
10,794
5,279
その他
公務
サービス業
医療・
福祉
教育・学習支援業
生活関連サービス業・娯楽業
宿泊業・飲食サービス業
金融業・
保険業
卸売業・
小売業
運輸業・
郵便業
情報通信業
電気・ガス・熱供給・水道業
製造業
建設業
※就業者 = 従業者 + 休業者
漁業
0
農業・
林業
となっている。
3,522
26,213
23,159
23,542
20,186
21,864
出典:「平成22年国勢調査」
7 特化係数
1.3
対家計民間
非営利サー
ビス生産者
特化係数は、1.0 に近いほど全国の産業構
成割合に近いことを意味しており、1.0 を
超えていれば全国に比べてその産業に特
化していると言える。
平成 25 年における「特化係数」は、農林水
産業が 3.7 と最も高く、続いて「建設業」が
1.4
政府サービ
ス生産者
3.7
農林水
産業
4.0
0.8
鉱業
3.0
0.8
製造業
2.0
1.0
1.1
サービス業
建設業
1.5
0.0
1.5 となっており、最も低いのは「情報通信
業」の 0.6 となっている。
情報通信業
0.6
※特化係数
= 県内総生産の産業別構成比÷国内総生産の産業別構成比
電気・ガス
水道業
1.0
運輸業
0.8
卸売・小売業
0.8
不動産業
1.0
- 14 -
金融・保険業
0.7
出典:県統計調査課 「平成25年度宮崎県県民経済計算」
第1章
社会動態
Ⅰ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
産業構造の推移
8 付加価値額と労働生産性(九州各県との比較)
九 州各 県の 付加価 値額 をみる
(十億円)
(万円)
8,488
9,000
付加価値額
労働生産性
500
と、1 位は福岡県の 8 兆 4,880
億円で、宮崎県は 1 兆 4,050 億
円で 7 位(全国順位は 45 位)とな
っている。労働生産性でみると、
1 位は福岡県の 444 万 4 千円で、
450
444.4
8,000
375.7
371.6
388.4
7,000
381.1
355.9
344.0
400
344.3
350
6,000
300
5,000
250
宮崎県は 344 万円となってお
4,000
り、九州最下位(全国順位でも最
3,000
下位)となっている。
2,000
200
2,451
1,823
2,176
1,669
1,193
150
1,498
1,405
100
1,000
50
0
0
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
出典:「平成24年経済センサス・活動調査」
9 付加価値額と労働生産性(県内の状況)
県内における「付加価値額」と
「労働生産性」の状況をみると、
付加価値額では「卸売業、小売
業」が 2,772 億円と最も高く、続
(億円)
付加価値額
2,772
3000
2,333
2500
900
844.2
融業、保険業」が 844 万 2 千円と
最も高く、続いて「情報通信業」
2,586
686.7
2000
600
505.8
1500
399.3
388.6
1,124
1000
327.1
293
500
が 686 万 7 千円となっている。
240
263.4
80
3
医療、福祉
教育、学習支援業
生活関連サービス業、娯楽業
宿泊業、飲食サービス業
学術研究、専門・技術サービス業
不動産業、物品賃貸業
金融業、保険業
卸売業、小売業
運輸業、郵便業
情報通信業
390.6
378.5
327
881
260.2
337.8
324.5
601
297
655
498
338 295
425
323
158.8
48
電気・ガス・
熱供給・水道業
製造業
建設業
鉱業・採石業・
砂利採取業
漁業
農業・林業
0
出典:経済産業省 「宮崎県の地域経済分析」(「平成24年経済センサス・活動調査」から作成)
~
備
考
800
700
いて「医療、福祉」が 2,586 億円
となった。労働生産性では、「金
(万円)
労働生産性
~
付加価値とは、企業等の生産活動によって新たに生み出された価値のことで、生産額から原材料等の中間投入
額を差し引くことによって算出できる。本調査においては、以下の計算式を用いている。
●付加価値額 = 売上高 - 費用総額 + 給与総額 + 租税公課
●費用総額 = 売上原価 + 販売費及び一般管理費
労働生産性とは、生産過程における労働の効率のこと。生みだされた生産額を投下した労働の量で割った値、
すなわち労働者 1 人 1 時間あたりの生産額で示される。
●労働生産性 = 付加価値額 ÷ 事業従事者数
- 15 -
500
400
300
200
100
0
第1章
社会動態
Ⅱ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
製造業の概況
1 製造業が県内総生産に占める割合
平成 25 年度の名目県内総生産
1,041(2.9%) 1,287(3.4%)
合計 3 兆 5,751 億円(※)
政府サービス生産者
4,428
サービス業
(12.4%)
7,824
(21.9%)
は 3 兆 6,060 億円(※)であるが、
そのうち、「製造業」は 5,039 億
円で全体の 14.1%を占めてい
情報通信業
1,261
(3.5%)
る。これは、「サービス業」の
ぐウエイトである。
製造業
建設業
3,118
(8.7%)
卸売・小売業
不動産業
4,251(11.9%)
※県内総生産は輸入品に課される税・関税、総資
本形成に係る消費税が加算控除されているため
合計は 3 兆,6,060 億円とは一致しない。
5,039
(14.1%)
3,967
(11.1%)
1,368
(3.8%)
運輸業
7,824 億円(全体の 21.9%)に次
林業
103(0.3%)
水産業
191(0.5%)
鉱業
29(0.1%)
農業
対家計民間非営利生産者
627 電気・ガス・
(1.8%) 水道業
1,217(3.4%)
金融業
(単位:億円)
出典:県統計調査課 「平成25年度宮崎県県民計算」
農林漁業
合計 53,269 事業所
2 製造業が県内事業所に占める割合
1,929
(3.6%)
「平成 26 年経済センサス」にお
4,611(8.7%)
は 3,186 事業所で全体の 6.0%
14,093
(26.5%)
を占めている。なお、第 2 次産
いで、「製造業」、「鉱業、採石業、
砂利採取業」である。
情報通信業
卸売業,小売業
3,548(6.7%)
金融業,保険業
3,186
(6.0%)
929
(1.7%)
電気・ガス・熱供給・水道業
運輸業,郵便業
5,436
(10.2%)
業 で事 業所 数が最 も多 いのは
「建設業」の 5,436 事業所で、次
製造業
1,611
(3.0%)
7,657
(14.4%)
886
(1.7%)
所であるが、そのうち、「製造業」
建設業
5,451
(10.2%)
1,980
(3.7%)
ける総事業所数は 53,269 事業
鉱業,採石業,砂利採取業
482
(0.9%)
不動産業,物品賃貸業
学術研究,専門・技術サービス業
宿泊業,飲食サービス業
325
(0.6%)
44
(0.1%)
生活関連サービス業,娯楽業
1,085
(20.3%)
16
(0.03%)
出典:「平成 26 年経済センサス・基礎調査」
教育,学習支援業
医療,福祉
複合サービス事業
(単位:事業所)
サービス業(他に分類されないもの)
3 製造業における開業率・廃業率
製造業における、「平成 24 年経
済センサス・活動調査」の調査時
(%)
45.0
35.0
点(平成 24 年 2 月 1 日)で存在し
30.0
た事業所数と、「平成 26 年経済
25.0
センサス・基礎調査」の調査時点
20.0
(平成 26 年 7 月 1 日)で存在した
事業所数を比較したところ、開
輸送用機械器具製造業
情報通信機械器具製造業
電気機械器具製造業
電子部品・
デバイス・
電子回路製造業
- 16 -
生産用機械器具製造業
出典:「平成24年経済センサス・活動調査」
「平成26年経済センサス・基礎調査」
※詳細は「統計表 P55」を参照。
はん用機械器具製造業
金属製品製造業
鉄鋼業
窯業・
土石製品製造業
ゴム製品製造業
プラスチック製品製造業
石油製品・
石炭製品製造業
印刷・
同関連業
化学工業
と最も高くなった。
パルプ・
紙・
紙加工品製造業
家具・
装備品製造業
廃業率では、「繊維工業」が 18.8
木材・
木製品製造業
品製造業」が 38.9 と最も高く、
16.7
17.5 15.2
15.6
14.3
13.3
14.6
11.4
11.2
11.8 12.5
10.4 10.7
11.1
15.0
14.3
7.5
14.5
10.0
12.0
13.0
6.3
9.8
11.4
9.6
5.0
6.3
5.9 7.2
7.4
5.0
5.4
1.8
3.1 5.2
3.1 3.6
0.0
15.0 12.2 11.3
繊維工業
開業率では、「石油製品・石炭製
28.6
18.8
飲料・
たばこ・
飼料製造業
果が得られた。
開業率(%)
廃業率(%)
食料品製造業
業率・廃業率は右図のような結
38.9
40.0
第1章
社会動態
Ⅱ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
製造業の概況
4 事業所
(事業所)
(ア)事業所数の推移
2,590
2,600
2,404
平成元年からの事業所数の推移をみると
2,400
ピークは平成 3 年(2,590 事業所)で、以降、
2,200
若干の増減はあるものの、年々減少が続い
2,000
ている。
1,800
平成 26 年(1,508 事業所)が最も少なく、
ピーク時と比較して、
1,082 事業所、
約 42%
1,508
1,600
1,400
の減となっている。
1,200
※詳細は「統計表 P57」を参照。
1,000
6
3
平成
元年
11
16
26 (年)
21
出典:宮崎県 「工業統計調査」
(イ)業種別事業所数
(事業所)
500
平成 26 年における業種別の事業所数をみ
ると、「食料品」(415 事業所)が突出して多
415
400
く、他の業種との差も大きい。
次いで、「木材」(146 事業所)、「窯業・土石」
300
(115 事業所)、「繊維」(110 事業所)の順と
なっており、これら 4 業種で全体の約 5 割
を占めている。
200
146
115 110
108 103
100
30 28
26 21 19 18
10
10 6
情報機械
鉄鋼
ゴム
業務用機械
パルプ・
紙
化学
電気機械
電子部品
プラスチック
輸送機械
生産用機械
飲料・たばこ
金属
窯業・
土石
繊維
木材
食料品
0
70 56
出典:宮崎県 「工業統計調査」 ※ 製造品出荷額等上位17業種を抽出
(ウ)地域別事業所数
H24
地域別の事業所数の 3 年間の推移をみると
H25
H26
宮崎・東諸県
395
386
380
南那珂
142
136
133
ものの、「宮崎・東諸県」、「南那珂」、「日
北諸県
329
337
325
向・東臼杵」、「延岡」、「西臼杵」では減少
西諸県
119
119
120
が続いている。
西都・児湯
134
136
140
「北諸県」は平成 25 年に増加したものの、
日向・東臼杵
188
183
178
延岡
211
206
205
29
29
27
平成 24 年から平成 26 年にかけて、「西諸
県」、「西都・児湯」ではほぼ横ばいである
平成 26 年には減少している。
西臼杵
出典:宮崎県 「工業統計調査」
- 17 -
(単位:事業所)
第1章
社会動態
Ⅱ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
製造業の概況
5 従業者
(人)
(ア)従業者数の推移
平成元年からの従業者数の推移をみると
ピークは平成 3 年(79,119 人)で、以降、
79,119
80,000 73,755
70,000
51,471 54,905
60,000
減少傾向が続いている。
最も少ないのは、平成 23 年(51,471 人)
50,000
でピーク時と比較すると、27,648 人(約
40,000
35%)の減少となっている。
30,000
しかしながら、近年は若干ながら増加に
20,000
転じており、雇用の改善傾向がみられる。
10,000
※詳細は「統計表 P57」を参照。
0
6
3
平成
元年
11
16
21
26 (年)
23
出典:宮崎県 「工業統計調査」
(イ)業種別従業者数
(人)
平成 26 年における業種別の従業員数を
16,000
みると、「食料品」(14,313 人)が最も多
14,000
く、他の業種との差も大きい。
12,000
次いで、「電子部品」(5,118 人)、「繊維」
10,000
(4,470 人)、「木材」(2,971 人)の順となっ
14,313
8,000
ており、これら 4 業種で全体の約 5 割を
占めている。
「電子部品」や「輸送機械」の事業所数は少
5,118
4,470
6,000
2,849
2,257 2,061
2,971 2,686
1,972
1,714
2,298 2,198
2,025 1,829
1,351 886
4,000
394
出典:宮崎県 「工業統計調査」 ※ 製造品出荷額等上位17業種を抽出
(ウ)地域別従業者数
H24
地域別の従業員数の 3 年間の推移をみる
と「西諸県」、「日向・東臼杵」では、近年、
宮崎・東諸県
H25
H26
14,409
13,644
13,794
増加が続いている一方、「北諸県」では減
南那珂
3,803
3,784
3,854
少が続いている。
北諸県
13,081
13,044
12,651
また、「宮崎・東諸県」、「南那珂」、「西都・
西諸県
3,492
3,503
3,508
西都・児湯
6,289
5,879
6,084
日向・東臼杵
6,413
6,803
6,943
延岡
7,720
7,743
7,693
359
395
378
児湯」では平成 25 年に減少しているもの
の、平成 26 年には増加しており、「延岡」、
「西臼杵」では平成 25 年に増加、平成 26
年に減少している。
西臼杵
出典:宮崎県 「工業統計調査」
- 18 -
(単位:人)
鉄鋼
パルプ・紙
情報機械
化学
業務用機械
プラスチック
ゴム
金属
生産用機械
電気機械
窯業・土石
飲料・たばこ
輸送機械
木材
繊維
あたりの従業者数が多いことが分かる。
0
電子部品
2,000
食料品
ないことから、他業種と比べて 1 事業所
第1章
社会動態
Ⅱ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
製造業の概況
6 製造品出荷額等
(億円)
(ア)製造品出荷額等の推移
平成元年からの製造品出荷額等の推移を
16,000
15,276
15,000
みると、景気動向による増減を繰り返し
ており、平成 14 年(12,108 億円)が最小
となっている。以降、出荷額は増加した
が、平成 21 年(12,295 億円)はリーマン
ショック等の影響により、大きく減少し
14,000
12,295
13,000 12,206
12,108
12,000
ている。
平成 22 年以降は増加に転じ、平成 26 年
11,000
(15,276 億円)が平成以降の最大となっ
ている。
10,000
6
平成
元年
※製造品出荷額等とは製造品出荷額、加工賃収入額及
11
びその他収入額の合計。
14
16
26 (年)
21
出典:宮崎県 「工業統計調査」
※詳細は「統計表 P58」を参照。
(イ)業種別製造品出荷額等
平成 26 年における業種別の製造品出荷
額等をみると、「食料品」(3,170 億円)が
(億円)
3,500
3,170
3,000
2,500
最も高く、他の業種との差も大きい。
次いで、「電子部品」(1,614 億円)、「飲
料・たばこ」(1,592 億円)、「化学」(1,512
1,500
億円)の順となっており、これら 4 業種で
1,000
全体の約 5 割を占めている。
1,614
1,512
1,592
1,203
2,000
863 843
469
500
428
419
395
391 383 372 362
241
鉄鋼
金属
窯業・
土石
業務用機械
輸送機械
プラスチック
パルプ・
紙
情報機械
生産用機械
木材
繊維
電気機械
ゴム
化学
飲料・
たばこ
電子部品
食料品
0
459
出典:宮崎県 「工業統計調査」 ※ 製造品出荷額等上位17業種を抽出
(ウ)地域別製造品出荷額等
H24
地域別の製造品出荷額等の 3 年間の推移
をみてみると、「北諸県」、「日向・東臼杵」、
宮崎・東諸県
H25
H26
3,186
2,945
3,159
「延岡」、「西臼杵」では平成 24 年から平成
南那珂
790
801
783
26 年にかけて、増加が続いている。
北諸県
3,606
3,690
3,970
西諸県
549
510
549
西都・児湯
1,795
1,495
1,606
額以下もしくは同額である。また、「南那
日向・東臼杵
1,518
1,759
1,818
珂」では平成 24 年に増加したものの、平
延岡
2,858
3,004
3,114
成 26 年には減少している。
西臼杵
57
60
61
一方、「宮崎・東諸県」、「西諸県」、「西都・
児湯」では平成 25 年に減少、平成 26 年に
は増加しているものの平成 24 年の出荷
出典:宮崎県 「工業統計調査」
- 19 -
(単位:億円)
第1章
社会動態
Ⅱ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
製造業の概況
7 付加価値額
(ア)付加価値額の推移
(億円)
6,000
5,327
平成元年からの付加価値額の推移をみる
5,213
と平成元年以降、増加を続け、平成 9 年
(5,327 億円)にピークをむかえている。
5,000
その後は減少傾向に転じ、平成 20 年のリ
4,468
ーマンショック等の影響により、平成 21
年(3,858 億円)が最も低くなっている。
平成 22 年には再び増加に転じ、平成 26
3,858
4,000
年(5,213 億円)はピーク時に近い水準ま
で回復してきている。
※詳細は「統計表 P58」を参照。
(イ)業種別付加価値額
平成 26 年における業種別の付加価値額
をみると、「電子部品」(795 億円)が最も
3,000
6
平成
元年
となっており、これら 4 業種で全体の約
5 割を占めている。
11
16
26 (年)
21 22
出典:宮崎県 「工業統計調査」
(億円) 795
763
800
700
569
600
高く、次いで、「食料品」(763 億円)、「ゴ
ム」(569 億円)、「飲料・たばこ」(461 億円)
9
461 434
500
384
400
300
222
192
200
181
167 162 158
154
127
109
100
出典:宮崎県 「工業統計調査」 ※ 製造品出荷額等上位17業種を抽出
- 20 -
鉄鋼
情報機械
輸送機械
パルプ・
紙
金属
電気機械
プラスチック
木材
窯業・
土石
生産用機械
業務用機械
化学
繊維
飲料・
たばこ
ゴム
食料品
電子部品
0
74 63
第1章
社会動態
Ⅲ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
産業関連データ
1 フードビジネス
農業産出額
(億円)
(ア) 本県農業産出額と食料品出荷額の推移
平成 22 年から平成 26 年にかけて、本県
の農業算出額は 366 億円増加しており、
食料品製造業出荷額は 586 億円増加して
いる。
また、農業算出額と食料品製造業出荷額
食料品製造業出荷額
3,500
3,000
3,326
3,213
2,960
2,874
3,036
2,861
2,760
3,170
2,946
2,584
2,500
2,000
1,500
の比率は、平成 22 年では 1:0.87 であっ
たが、平成 26 年には 1:0.95 となってい
る。
1,000
500
0
H22
H23
H24
H25
H26
(年)
出典:宮崎県 「工業統計調査」
(イ) 九州各県の農業産出額と食料品出荷額
平成 26 年にける、本県の農業算出額は
(億円)
10,000
9,000
9,042
3,326 億円で九州第 2 位であり、食料品
製造業出荷額は 3,170 億円で九州第 5 位
となっている。
7,000
また、九州全体に占める本県の農業算出
6,000
額は 18.6%であり、食料品製造業出荷額
農業産出額
8,000
食料品製造業出荷額
6,572
5,000
4,263
は 10.3%となっている。
3,301
3,283
4,000
3,240
3,000
3,326
3,170
2,495
2,170
2,000
1,230
1,469
1,268
1,477
1,415
901
1,000
0
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
出典:宮崎県 「工業統計調査」
- 21 -
鹿児島県
沖縄県
第1章
社会動態
Ⅲ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
産業関連データ
2 医療機器
(ア)県別製造所等数
平成 26 年における、医療機器の製造所等数について九州各県と比較すると、本県は 11 製造所となっており福岡県
(30 製造所)の次に多い。
(製造所)
45
38
39
38
35
33
35
32
30
25
15
12
11
10
10
12
11
10
11
9
9
10
99
10
9
12
11
11
9
佐賀県
9
88
8
7
6
77
6
5
5
福岡県
10
7
66
7
7
7
6
熊本県
5
4
4
4
長崎県
4
大分県
3
宮崎県
鹿児島県
0
H20年
H21年
H22年
H23年
H24年
H25年
H26年
出典:「県医療薬務課薬務対策室調べ」
※詳細は「統計表 P59」を参照。
(イ)県別生産額
平成 26 年における、医療機器の生産額について九州各県と比較すると、本県は 153 億 6,800 万円で大分県(965 億
9,100 万円)の次に多い。
(百万円)
166,000
114,967
116,000
114,521
103,642 101,580 109,489
123,961 118,168
112,083 103,057
96,434 96,591
66,000
16,000
14,348
15,228
14,000
13,790 14,392
12,872
15,356
14,371
15,368
福岡県
13,046
11,394 11,508
12,000
佐賀県
10,000
長崎県
8,000
熊本県
6,000
4,000
大分県
2,000
宮崎県
0
H16年
H17年
H18年
※詳細は「統計表 P59」を参照。
H19年
H20年
H21年
H22年
H23年
H24年
出典:「県医療薬務課薬務対策室調べ」
- 22 -
H25年
H26年
鹿児島県
第1章
社会動態
Ⅲ
第3章
海外展開
第2章
産業構造
第4章
商業・サービス業
産業関連データ
3 企業立地の動向
(件)
(ア)企業立地認定件数の推移
企業立地認定件数は、概ね増加傾向にあり、
47
50
40
40
35
平成 26 年度は 40 件、平成 27 年度は 47 件と
40 件を上回っている。
31
29
30
20
10
0
H23
H24
H25
H26
H27
(年度)
出典:「県企業立地課調べ」
(イ)業種別企業立地認定件数の推移
(件)
50
業種別の企業立地認定件数を見てみると、全
ての年度で「製造業」が最も多く、次いで、「情
報サービス業」が多くなっている。
40
30
3
4
なお、「情報サービス業」においては、近年、
県外からの新規立地が増加傾向にある。
20
10
4
6
22
25
H23
H24
5
7
19
1
3
2
1
9
20
28
23
0
製造業
流通関連業
H25
H26
情報サービス業
本社機能強化
H27 (年度)
研究所
出典:「県企業立地課調べ」
(ウ)地域別企業立地認定件数の推移
(件)
50
地域別の企業立地認定件数を見てみると、多
くの年度で「宮崎・東諸県」が最も多くなって
40
いる。
なお、平成 27 年度は、特に「情報サービス業」
において「南那珂」や「日向・東臼杵」で初めて
の認定があり、立地地域の拡大が見られた。
30
2
5
2
1
3
3
4
3
4
3
2
4
3
5
5
1
9
2
7
10
2
2
10
10
11
H23
H24
H25
H26
20
10
9
13
2
4
3
12
6
20
0
H27
(年度)
宮崎・東諸県
南那珂
北諸県
西諸県
西都・児湯
日向・東臼杵
延岡
出典:「県企業立地課調べ」
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