尾崎会頭がアセアン連携強化の一環でミャンマーを

記者配布資料
平成28年11月14日
大阪経済記者クラブ会員各位
尾崎会頭がアセアン連携強化の一環でミャンマーを訪問
大商会頭による同国訪問は今回が初めて
【お問合せ先】大阪商工会議所
国際部(小浜、石井)
TEL: 06-6944-6411
○ 大阪商工会議所は、11月21~24日に「ミャンマー視察団」を派遣する。
尾崎裕会頭のほか、橋本雅至・国際ビジネス委員長(丸紅㈱執行役員・大阪支社
長)や、長谷川惠一・人材育成委員長(学校法人エール学園理事長)などが参加
する。大商会頭が同国を訪問するのは今回が初めて。
○ アセアン地域との連携強化の一環として、アジア最後のニューフロンティアとい
われるミャンマーの新市場開拓に向け、ヤンゴン管区のピョー・ミン・ティン首
相や、ミャンマー連邦商工会議所連盟のゾー・ミン・ウィン会頭等と会談する。
○ ティラワ工業団地(*)内への小規模レンタル工場設置などを要望するほか、199
5年以来交流を続けるミャンマー連邦商工会議所連盟と、改めて MOU(事業協力
に関する覚書)を締結する。また日系企業で働く幹部人材の育成が当面の課題と
なることから、理系人材(エンジニア)の養成に向け、タンリン工科大学と、マ
ンダレー工科大学、学校法人エール学園、J-SAT Consulting 社の4者が行なう提
携調印式に立ち会う。今後、優秀な学生を大阪に受け入れ、ミャンマー進出に関
心を持つ企業に紹介していく。
○ なお、ミャンマーで進出日本企業への支援サービスや人材派遣を行なう J-SAT
Consulting 社は、これを機に日本市場に進出し、大阪市内に事務所を開設する(別
途記者発表資料あり)。
(*)ティラワ工業団地
経済の中心地ヤンゴンでは、日本の商社連合(丸紅、住友商事、三菱商事)
と日ミャンマー両政府等による官民挙げての大規模な工業団地(ティラワ
工業団地)が昨年 9 月にオープン。同工業団地へ既に進出を決めている約
80 社のうち半数を日系企業が占めるなど、今後、日本企業の進出、ビジネ
ス展開が加速していく見込み。本年 10 月には拡張計画も発表された。
以
【添付資料】
・ミャンマー視察団 概要
・大阪商工会議所/ミャンマー連邦商工会議所連盟
(MOU:和文)(案)
・ヤンゴン管区ビョー・ミン・ティン首相略歴
・ミャンマー連邦商工会議所連盟 概要
・タンリン工科大学、マンダレー工科大学 概要
-1-
上
相互協力に関する覚書
添付資料
≪「尾崎会頭ミャンマー視察団」派遣概要≫
○日
程:
2016年11月21日(月)~24日(木)1泊4日
○訪問都市:ヤンゴン(ミャンマー)
○参加者(敬称略):
大阪商工会議所 会 頭
〃
常議員・国際ビジネス委員長
尾崎
橋本
裕
雅至
(丸紅㈱執行役員・大阪支社長)
〃
常議員・人材育成委員長
長谷川
惠一
(学校法人エール学園理事長)
〃
専務理事
宮城 勉
その他、現地進出企業、事務局など計14名
○主な訪問・懇談先:
-ヤンゴン管区首相、ミャンマー連邦商工会議所連盟、現地の大学機関
-ティラワ工業団地、進出大阪企業(エースコック、アールケイ等)
-在ミャンマー日本国大使館
-ジェトロヤンゴン事務所
-ミャンマー日本商工会議所
-J-SAT Consulting 社(今回の訪問に併せ大阪に進出を発表)など
○現地での主な活動:
-ミャンマー連邦商工会議所連盟との MOU 締結
-ティラワ工業団地における中小企業向けレンタル工場の設置要望
-タンリン工科大学、マンダレー工科大学並びに学校法人エール学園、J-SAT
Consulting 社との提携調印式への立会い
○主
催:大阪商工会議所
○協
力:日本貿易振興機構
-2-
○スケジュール
月日(曜日)
1
2016 年
11 月 21 日
(月)
発着地名
現地時間
集合
夜
摘
要
関西国際空港
(機中泊)
2
11 月 22 日
(火)
関西国際空港
発
深夜
ヤンゴン
着
朝
空路、ミャンマー・ヤンゴンへ
午前
ブリーフィング(ジェトロヤンゴン)
昼食懇談会(在ミャンマー日本大使館)
午後
ティラワ工業団地、進出日系企業視察
夕方
夕食懇談会(進出日系企業、ミャンマー日
本商工会議所など)
(ヤンゴン泊)
3
11 月 23 日
(水)
ヤンゴン
午前
ヤンゴン管区首相との懇談
午後
ミャンマー連邦商工会議所連盟との懇談
ミャンマー現地大学、関係者等との懇談
J-SAT Consulting 社
ヤンゴン
夜
空路、関西国際空港へ
(機中泊)
4
11 月 24 日
(木)
関西国際空港
着
早朝
帰国
以
-3-
上
大 阪 商 工 会 議 所 / ミ ャ ン マ ー 連 邦 商 工 会 議 所 連盟
協 力 合 意 書(案)
大阪商工会議所とミャンマー連邦商工会議所連盟は、1995年10月25日、2012年2月29日に
合意した内容を再確認するとともに、新たな時代の到来を受けて、今後の大阪・ミャンマー
間の経済関係拡大、両団体の交流促進を図る共通認識のもと、あらためて下記の事業を行う
ことに合意する。
・相手団体より訪問する経営者やビジネスマンに対して、便宜供与を行う。
・経済動向、ビジネス情報などに関する最新の情報を交換する。
・貿易、投資分野の相互交流促進のため協力する。
・各団体が主催する各種のシンポジウム、セミナー、ワークショップ、その他の重要
なイベントに関し、情報を提供し、相互に協力する。
・上記事項を遂行し、双方の企業間交流の拡大を目指して、別紙の「趣意書」に挙げ
られる支援策の実現に向け、必要に応じて、可能な限り相互協力する。
2016年11月23日
大阪商工会議所
会頭
尾崎
裕
ミャンマー連邦商工会議所連盟
会頭
ゾー・ウィン・ミン
大阪-ミャンマー企業間交流促進のための趣意書(案)
大阪商工会議所(会頭尾崎裕)とミャンマー連邦商工会議所連盟(会頭ウィ
ンアウン)は、今後の大阪・関西とミャンマー間の企業間交流の拡大に向けた
支援策について、以下の点が重要であるとの共通認識を得た。
(1)在阪企業によるミャンマーへの進出支援
今後、ミャンマーが魅力ある生産拠点となるには、タイに進出している日系
企業の2次投資をはじめ、裾野産業となる中小企業の進出が極めて重要である。
在阪企業によるミャンマー進出を後押しするために、進出に関心のある大阪
商工会議所会員企業の募集、パートナー候補となるミャンマー連邦商工会議所
連盟会員企業の募集に相互協力し、商談会等の開催を通じて、双方の企業交流
の機会を創出する必要がある。
また、日緬が官民挙げて開発を推し進めるティラワ工業団地への進出を促進
するために、同工業団地内に中小企業向けの小規模なレンタル工場を設ける必
要がある。これについては、大阪商工会議所からは日本側運営関係者に、また
ミャンマー連邦商工会議所連盟からミャンマー側政府に、日緬企業の合弁の可
能性も視野に、相互に働きかけ実現の可能性を探っていく必要がある。
(2)ミャンマーから日本市場への進出支援
2015 年、大阪商工会議所が事務局を務める「大阪外国企業誘致センター」が
支援し、ミャンマー連邦商工会議所連盟の議員会社が大阪への進出を果たした。
また今回両会議所による会合に合わせ、2 件目となる企業の大阪への進出が正式
に発表された。
(1)と相まって、双方向での進出支援に寄与すべく、大阪商工
会議所は、ミャンマー連邦商工会議所連盟の会員企業から大阪への進出相談、
協力要請については、積極的にこれを支援する。
(3)日本-ミャンマー双方向のビジネス交流を支えるミャンマー人材育成
企業間交流を推し進めるためには、高度人材育成が今後必要不可欠となって
くる。在阪企業や日系企業への就職を希望する優秀な留学生を育成すべく、大
阪商工会議所では、役員企業である学校法人と、ミャンマー政府および現地大
学と連携して人材育成に努める在緬日系企業との提携協力関係の構築を支援し、
日本における教育環境の提供など今後の人材育成分野での交流拡大を図るもの
とする。
(今後、工科大学などからの学生受け入れを支援するとともに、フォロ
ーアップを行っていく。)
ピョー・ミン・ティン(Phyo Min Thein)氏略歴
(ミャンマー連邦共和国
ヤンゴン管区首相)
生年月日: 1969 年(46 歳)
略
学
歴:ヤンゴン大学(中退)
家
族:妻
(子供なし)
歴:
1988 年~
「8888 民主化運動」の学生運動指導者
(当時大学 2 年)として民主化運動に参加
1991 年~2005 年
政治犯として逮捕・投獄*1
2010 年~
国民民主連盟(NLD)青年・教育部会責任者
2012 年 4 月
連邦議会の補欠選挙で下院議員当選
(ヤンゴン市北部レグー郡区選出。国民代表院)
NLD 党中央委員
2015 年 11 月
総選挙で国会議員に再選
2016 年 4 月
ヤンゴン管区政府首相に就任*2
*1. 1990 年に行われた国民議会総選挙でアウンサン・スー・チー氏率いる国民
民主連盟(NLD)が大勝を収めたが、当時の軍事政権は政権移譲を拒否。
その後、NLD の国内での活動を禁止するとともに、活動家や同党の幹部、
議員などを多数投獄した。
*2. 管区域・州政府の首相は当該管区域・州議会議員の中から大統領が任命。
当該議会の承認が必要とされるが、実質的にはその任命を拒否できない。
なお、NLD による新政権では、アウンサン・スー・チー国家顧問兼外相
のほかティン・チョー大統領、チョー・ウィン財務・計画大臣、ピョー・
ミン・ティン ヤンゴン管区首相が政権中枢のメンバーと見られている。
ミャンマー連邦商工会議所連盟
(UMFCCI: Union of Myanmar Federation of Chamber of Commerce and Industry)
【概要】
1919 年:ビルマ商工会議所として設立
1999 年:市場志向型の経済政策の採用に伴い、連盟として改組
全国の商工会議所の頂点、また、国家レベルの非政府組織として役割を担い、現地のビジ
ネスコミュニティにとって影響力のある組織である。会員数:約 3 万
1995 年 10 月に大阪商工会議所と経済交流促進のための協力合意書を締結。
※2016 年 9 月 17 日(土)に実施された選挙で、新しい会頭が選出、ほか副会頭や役員等も
大幅に入れ替わった。現在、新体制へと移行途中にある。<現在詳細を確認中>
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新会頭(前副会頭)
ゾー・ミン・ウィン(U Zaw Min Win)氏
※そのほか現職
○ミャンマー食品加工業・輸出業協会
会長
(Chairman of Myanmar Food Processors Exporters Association)
○ミャンマー工業会
会長
(President of Myanmar Industries Association)
○ミャンマー・インダストリーズ社
代表取締役(貿易・コンサルティング業)
(注:U は男性、Daw は女性を表す敬称)
<新体制> 新体制への移行時期は未定
会頭、副会頭 7 名、事務総長、共同事務総長 7 名、会計理事、共同会計理事、監査役、共同監査役
会
頭(新任)
U Zaw Win Min
Myanmar Industries Holdings Ltd.
副会頭(再任)
U Thein Han
Fortune International
副会頭(再任)
Dr. Maung Maung Lay
Ni Lay Naing Co. Ltd.
副会頭(新任)
U Thaung Tin
KMD Group of Companies
副会頭(新任)
U Hla Maung Shwe
Shwe Family Trading Company Ltd.
副会頭(再任)
Dr Myo Thet
Sein yadanar Wut Hmon Co., Ltd.
副会頭(再任)
U Wai Phyo
Yatha Cho Co Ltd.
副会頭(新任)
U Ye Min Aung
Ayeyar Hinthar Holdings Co. Ltd.
事務総長(新任)
U Aung Kyi Soe
the Myanmar Liquefied Petroleum Gas Group Company
共同事務総長(再任) U Aye Win
共同事務総長(新任) U Aung Khin Myint
共同事務総長(新任) Dr. Aung Thein
共同事務総長(新任) U Tha Doe Hein
共同事務総長(新任) U Kyaw Dewa
共同事務総長(再任) U Myo Thant
共同事務総長(再任) Daw Khine Khine Nwe
現地イラワジニュース 9/19、イレブンニュース 9/23 等より作成
マ ン ダ レ ー 工 科 大 学
設 立:1955年 (1999年にカレッジとして編成、2007年に大学に昇格し、高等教育機関となる)
創立者:ビルマ連邦社会主義共和国(国名は当時) 初代首相 ウー・ヌ
学 長:Dr.Sint Soe(男性)(シント・ソー)氏
学 部:10学部(土木工学、建築学、機械工学、電子工学、電気工学、メカトロニクス、
IT、石油工学、鉱山学、化学工学)
※2016年度より6年制へ移行
大学院コースあり
学生数:約5,000名
タ
ン
リ
ン
工
科
大
学
設 立:1986年 (1995年に2年制のいわゆる専門学校として編成、1999年に4年制機関に編成、
2007年に大学に昇格し、高等教育機関となる)
*工業省管轄のもと設立、以降、教育省→科学技術省へと管轄が移り、現教育省管轄)
学 長:Dr. Kay Thi Lwin(女性)(ケイ・ティ・ルウィン)氏
学 部:9学部(土木工学、建築学、機械工学、電力工学、電子・通信工学、IT、メカトロ
ニクス、石油工学、化学工学)
※2016年度より6年制へ移行
大学院コースあり
学生数:約5,000名