御園地区法人連絡協議会、麦大豆研修会が開催される 普及現地情報

発信年月日:平成 28 年(2016 年)11 月 11 日
所 属 名:東近江農産普及課東部
番
号:D16015
部 門 分 類:420 組織経営(法人)
発 信 者 名:土井
普及現地情報
御園地区法人連絡協議会、麦大豆研修会が開催される
10 月 20 日にJAグリーン近江八日市南支店において、御園地区法人連絡協議会が開催されました。
い びらき
や
た
この協議会は東近江市御園地区の(農)野村町営農組合、(農)飯 開 の郷はやしだ、(農)ファーム八咫の
森の3法人で構成され、当課からの働きかけにより平成 26 年 6 月に発足した組織で、今回の協議会で
は今月設立された(農)みかべファームの新規加入承認と規約改定が行われました。
協議会では、農業機械研修会、先進地視察、飯米の乾燥調製の集落間受委託などの連携活動に取り組
まれています。今年は 、(農)飯開の郷はやしだで栽培しているソバにハスモンヨトウが多発したため、
(農)野村町営農組合が所有する乗用管理ビークルによる殺虫剤散布に取り組まれました。
研修会では、当課から麦・大豆の収益改善に向け、28 年産小麦の新肥料実証ほの結果と 29 年産での
排水対策等の取組、大豆の難防除雑草対策実証ほの途中経過について説明しました。比較的土壌条件の
良い地域ですが、28 年産小麦では暖冬により黒節病が発生し生育がばらつき収量が伸び悩みました。緩
効性肥料による基肥+穂肥体系への実証と転換に向けて、引き続き収量・品質向上対策に取り組むこと
を確認しました。また、大豆については、帰化アサガオ類などの難防除雑草が年々増加してきており、
ほ場の確認と抜き取りの重要性について説明しました。
JAの協力体制も整えられ、この冬には水田フル活用を実践されている先進地視察を実施し、春作業
の直前にはトラクターと田植機の機械研修を開催することが決定され、当課では集落営農法人の地域内
連携を支援していきます。
会議、研修会の様子