五個荘法人連絡協議会の農業機械・麦栽培研修会が開催される 普及

普及現地情報
発信年月日:平成 28 年(2016 年)11 月 11 日
所 属 名:東近江農産普及課東部
番
号:D16014
部 門 分 類:420 組織経営(法人)
発 信 者 名:土井、井上(忠)
五個荘法人連絡協議会の農業機械・麦栽培研修会が開催される
JAグリーン近江五個荘地域出資法人連絡協議会が、10 月 21 日に五個荘ライスセンターで農業機械・
麦栽培研修会を開催されました。五個荘地域内の特定農業団体はすべて法人化され、この協議会には 15
法人すべてが加入されており、当日は9法人から 19 人の出席がありました。今回の研修会は、協議会
の活動方針に基づいて、農業機械費の低減と麦の収益向上を目的に開催することとし、具体的な研修内
容の相談や当日の説明など、事務局であるJAを支援しました。
研修会では、まず当課から、農業機械関連費用の削減と農作業安全の重要性について、減価償却費や
機械修繕費の削減が農業経営改善の重要項目であることを説明し、高齢者による事故割合が高い点につ
いて注意喚起しました。小麦の排水対策については、排水溝や暗きょの施工、排水溝のつなぎ目の仕上
げの徹底を強調しました。さらに収量、品質確保のため、播種適期、播種量、基肥施用量の遵守につい
ても強調しました。
続いて、農機メーカーから、大型機械操作時の安全対策、機械内部の説明とメンテナンスのポイント
について説明をいただきました。特に、適切に交換をしないと不具合が生じる部品については、消耗し
た現物を見ることで、改めて点検整備の重要性が確認されました。
出席者からは、高品質な麦の増収対策と機械を安全に長く使うことで法人経営の安定化に役立てたい
との声が出されていました。協議会では、各法人の安定経営と法人間の連携による地域農業の発展を目
指しており、当課はその目的実現に向け支援していきます。
農機関連費用と農作業安全の説明
トラクター点検ポイントの説明
小麦排水対策と播種作業の説明
交換が必要な状態の部品確認