◉週刊T&Amaster 商品概要 https://www.sn-hoki.co.jp/shop/product/book/detail_2531.html ☎0120-6021-86 見本誌請求 http://www.lotus21.co.jp/mihonsi.html 無料立読みサイト http://www.lotus21.co.jp/ta 会計 実務対応報告第18 号の改正案の概要判明 平成 29 年 4 月 1 日以後開始する連結会計年度の期首から適用へ 国内子会社等が IFRS 等、親会社が 日本基準の場合でも、実務対応報 告第 18 号の適用が可能。適用は平 成 29 年 4 月から。 資本性金融商品の OCI オプション に関するノンリサイクリング処理 を新たな修正項目に追加へ。 エンドースメント手続が終了している「資 本性金融商品の OCI オプションに関する ノンリサイクリング処理」を追加する。 具体的に、子会社において、資本性金融 商品の公正価値の事後的な変動をその他の 包括利益に表示する選択をしている場合に は、当該資本性金融商品の売却を行った時 に、連結決算手続上、取得原価と売却価額 企業会計基準委員会は、実務対応報告第 との差額を当期の損益として計上するよう 18 号「連結財務諸表作成における在外子 修正する。金融商品会計基準又は国際会計 会社の会計処理に関する当面の取扱い」の 基準第 39 号「金融商品:認識及び測定」 見直しを行っている。今回の見直しでは、 のいずれかの定めに従い減損処理の検討を 親会社が日本基準、国内子会社が IFRS 又 行い、減損処理が必要とされる場合は、取 は修正国際基準を適用して連結財務諸表を 得原価と減損の処理後の帳簿価額との差額 作成して金融商品取引法に基づく有価証券 を当期の損益として計上するよう修正す 報告書等を提出している場合、親会社の連 る。また、子会社において、資本性金融商 結財務諸表作成において実務対応報告第 品の公正価値の事後的な変動をその他の包 18 号を適用することができるようにする 括利益に表示する選択をしている場合にお もの(本誌 659 号 11 頁参照)。適用は平成 いて当該資本性金融商品に対して公正価値 29 年 4 月 1 日以後開始する連結会計年度の ヘッジを適用した場合、ヘッジ対象である 期首からとする方向となっている。改正実 資本性金融商品について、売却又は減損処 務対応報告第 18 号の適用初年度よりも前 理により損益を認識するときには、ヘッジ から国内子会社等が IFRS 等に準拠した連 手段に関して過去に認識したその他の包括 結財務諸表を作成して金融商品取引法に基 利益累計額のうち、ヘッジ対象に係る損益 づく有価証券報告書を提出している場合に に対応する部分を、当期の損益として計上 おいて、当該適用初年度に実務対応報告第 するよう修正する方向となっている。 18 号を適用するときは、会計基準等の改 なお、検討項目に挙がっていた株式の公 正に伴う会計方針の変更として取り扱う。 正価値測定による差額を当期純利益に計上 また、新たな修正項目として、IFRS の する処理は修正項目として追加しない。 最新号を含む見本誌を無料で進呈しております。下記よりご請求下さい。 見本誌お申し込みページへ No.666 2016.11.14 11
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