資金調達に関する 補足説明資料 株式会社モブキャスト 2016年11月15日 © 2016 mobcast inc. All Rights Reserved. 本資料は、平成28年11月15日付プレスリリース「行使価額修正条項付き第26回新株予約権(第三者割当 て)の発行及びコミットメント契約に関するお知らせ」の内容理解のために作成したものです。 詳細は、同プレスリリースをご参照願います。 質問 Q1 資金調達の目的は? Q2 資金調達の規模は? Q3 資金の使途は? Q4 株主にとってメリット は? 回答 グローバルシフトチェンジを加速させるため、来期にかけて開発する新規タイ トル(詳細はQ3をご参照願います)の開発等の費用に充て、これらによる売 上の拡大と利益の向上を目的としております。 全ての本新株予約権が当初行使価額(796円)で行使されたと仮定した場合、 差引手取概算額は1,162百万円です。 なお、実際の調達額は株価に連動します。詳細はQ8(「スキームの概要 は?」)をご参照願います。 ① 来 期 に か け て 開 発 す る 新 規 ゲ ー ム タ イ ト ル ( 「 LVS 」 、 プ ロ ジ ェ ク ト 「LEGEND」、プロジェクト「SM」、プロジェクト「OK」)の開発費、②IP のファン層をユーザーとして取り込むことが期待できる大型IPの取得費用、③ 新規ゲームタイトルのグローバルでの広告宣伝費です。 なお、新たに開発するゲームタイトルは、順次国内外を含めたグローバル市場 への投入を視野に入れており、取得する予定のIPにつきましてもグローバルで 通用するものを想定しております。 中長期的な企業価値を増大させることで、既存株主のみなさまの利益にも資す るものと考えております。 2 質問 回答 Q5 株主にとってデメリット は? 今回の資金調達により、最大10%程度の希薄化が生じます。しかしながら、当 社としては、今後の企業価値の増大を目指していく中で、今回の資金調達はそ れに伴う希薄化を考慮しても既存株主の株式価値向上に寄与するものと考えら れ、発行数量及び株式の希薄化の規模は合理的であると判断しております。 Q6 業績への影響は? 今期の業績に与える影響は軽微です。 Q7 株式の希薄化率は? 9月末時点発行済株式総数に対し、最大で10.00%です。 新株予約権を大和証券株式会社に割当て、同社が当該新株予約権を行使(株式 に転換)することで、資金が調達されるものです。なお、行使価額は、各行使 請求の効力発生日の直前取引日の当社普通株式の終値の90%に相当する金額に 修正されますが、下限行使価額(発行決議日前日の株価の60%(478円))を 下回ることはありません。 Q8 スキームの概要は? 当社の資金需要、株価動向に応じて「行使要請」又は「行使禁止」通知を行う ことで、株価に配慮しつつ機動的に資金を調達することができます。なお、当 社が「行使要請」又は「行使禁止」通知を行った場合は、プレスリリースにて 開示いたします。 また、一度の行使要請通知により行使を要請する個数は、当該行使要請通知を 行う日の直前取引日までの20連続取引日又は60連続取引日における各取引日の 出来高に基づく制限があるため、急激な希薄化、及びそれに伴う株価の低下を 抑えるスキームともなっています。 当社の取締役会の判断により、取得日の2週間前までに通知をした上で、本新 株予約権の払込金額と同額の金銭を支払うことで、本新株予約権の全部を取得 することができます。 3 質問 回答 Q9 本スキームのメリット は? 株価動向等を勘案して、「行使禁止」通知を行うことで、本新株予約権を行使 することができない期間を指定することができます。 また、資金需要が発生した時に、「行使要請」通知を行うことで、機動的に資 金を調達することができます。 行使価額は、各行使請求の効力発生日の直前取引日の当社普通株式の終値の 90%に相当する金額に修正されます。そのため、株価上昇時には、調達する金 額が増加するメリットがあります。 Q10 本スキームのデメリット は? 株価の状況により、資金調達完了(行使完了)までに一定の期間が必要となる 場合があります。 株価が下落した場合、実際の調達額が当初予定した調達額に届かない場合があ ります。また、株価が下限行使価額を下回って推移した場合、調達ができない 可能性があります。 Q11 本スキームを選択した理 由は? 「行使要請」又は「行使禁止」を行うことができることから、株価に配慮した 資金調達ができ、また、調達タイミングの柔軟性が高いためです。 Q12 大和証券を選択した理由 は? 大和証券から当社のニーズを充足し得るファイナンス手法として本新株予約権 の提案を受けたこと、当社の主幹事証券として当社と良好な関係を構築してき たこと、国内外に厚い投資家基盤を有しているため、当社株式に対する機関投 資家をはじめとする投資家の多様な需要に基づき、今回発行を予定している新 株予約権の行使により交付する株式の円滑な売却が期待されること、本資金調 達方法の特徴を備える商品に関する知識が豊富であること、今回の資金調達の 実施にあたり十分な信用力を有すること等を総合的に勘案し、同社を割当予定 先として選定いたしました。 4
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