鋼構造シンポジウム 2016

一般社団法人 日本鋼構造協会
鋼構造シンポジウム 2016
日本鋼構造協会では、協会活動成果の発表および会員ならびに鋼構造関係者相互の交流の場として、
2004 年より「鋼構造シンポジウム」を開催しています。
今回の特別講演は「鋼構造から安全・安心を考える」をテーマに、昨今頻発する自然災害に対する被
害状況と今後起こり得る災害に対して鋼構造はいかに取り組み、どのような期待を受けているかを各分
野の専門家の方々からご紹介いただきます。併せて、例年通り、業績表彰受賞式典、受賞記念講演、若
手技術者の研究成果発表の場である「アカデミーセッション」など多彩な構成としています。また、会
員企業によるパネル展示も行います。主な内容を以下のプログラムにまとめましたので、ご覧ください。
なお、
初日の 11 月 17 日(木)には 17:30 より参加の皆様による懇親パーティ(無料)を開催いたします。
奮ってご参集くださいますようご案内いたします。
期 日:2016 年 11 月 17 日(木)~ 18 日(金)
場 所:TFT(東京ファッションタウン)ビル 東館 9F(東京・有明)
参加方法:当日、会場受付にお越し下さい。(名刺を 2 枚ご用意下さい)
資 料:講演会資料は協会ホームページに事前にアップロードいたしますので、参加者各位で
ダウンロードしてご持参下さい。(原則として当日の配付はいたしません)
※鋼構造年次論文報告集は、CD 版で当日販売いたします。
協賛:危険物保安技術協会 一般社団法人建設コンサルタンツ協会 国立研究開発法人建築研究所 建築用アンカーボルトメーカー協議会
(予定)
一般社団法人鋼管杭・鋼矢板技術協会 公益財団法人高速道路調査会 一般社団法人新都市ハウジング協会
一般社団法人スタッド協会 全国建築用ターンバックル協議会 一般社団法人全国鐵構工業協会 一般社団法人鉄骨建設業協会 独立行政法人鉄道建設・ 運輸施設整備支援機構 公益財団法人鉄道総合技術研究所 一般社団法人電気学会 公益社団法人土木学会
日本放送協会、一般社団法人日本橋梁・ 鋼構造物塗装技術協会 一般社団法人日本橋梁建設協会 一般社団法人日本建設業連合会 一般社団法人日本建築学会 一般社団法人日本建築構造技術者協会 一般財団法人日本建築センタ― 一般財団法人日本建築防災協会
公益社団法人日本港湾協会 日本試験機工業会 公益社団法人日本船舶海洋工学会 一般社団法人日本造船工業会 一般社団法人日本鉄鋼協会 一般社団法人日本鉄鋼連盟 一般社団法人日本鉄塔協会 公益社団法人日本道路協会 一般社団法人日本防錆技術協会 一般財団法人日本溶接技術センタ- 一般社団法人日本溶接協会
一般社団法人表面技術協会 一般社団法人溶接学会 ステンレス協会 一般社団法人日本金属屋根協会 一般社団法人日本鉄道施設協会
会 場 案 内 図
TFT(東京ファッションタウン)ビル
国際展示場駅(TWR)
(東京都江東区有明 3 丁目 6 番 11 号)
有明駅
東京ベイ有明 有明
ワシントンホテル パークビル
TFT
ホール
ワンザ有明
国際展示場正門駅
(ゆりかもめ)
フロンティア
ビル
東京ビッグサイト
◦新交通「ゆりかもめ」で新橋から 22 分。
「国際展示場正門駅」と直結。
◦りんかい線で大崎から 13 分。
「国際展示場駅」下車、徒歩 5 分。
◦ 9 階へは A エレベータをご利用下さい。
〈お問い合わせ〉
一般社団法人 日本鋼構造協会「鋼構造シンポジウム 2016」係
〒 160-0004 新宿区四谷 3-2-1 四谷三菱ビル 9 階
TEL.03 − 5919 − 1535 Fax. 03 − 5919 − 1536
URL http://www.jssc.or.jp
プログラム
各行事の主な内容は以下の通りです。なお、講師敬称は略させていただきます。
(開催時間、使用会議室、講師、講演順序等は変更される場合があります)
日本鋼構造協会業績表彰・受賞記念講演、学術研究助成選考結果
17 日(木)
表
学術研究助成・選考結果 13:30 〜 13:45
受賞記念講演 13:45 〜 15:25
彰
式 13:00 〜 13:30
(表彰式、選考結果の発表、記念講演とも研修室 904)
日本鋼構造協会では、1995 年より鋼構造およびその複合構造に関する技術の向上や発展普及に功績があると
認められる業績に対して表彰を行って参りました。今年度の業績表彰対象者は、表彰選考委員会(委員長:長井
正嗣(長岡技術科学大学名誉教授)
)の厳正な選考を経て、今年6月の定時社員総会にて発表されました。各賞
の表彰式の後、受賞記念講演が行われます。また、今回より、学術委員会で実施している学術研究助成の選考結
果について担当委員会より報告いたします。
日本鋼構造協会 業績賞
◦箱根西麓・三島大吊橋(三島スカイウォーク)の設計と施工
株式会社長大
川田工業株式会社
◦市立吹田サッカースタジアム~ 3D トラスによる屋根免震構造
株式会社竹中工務店
【業績賞】三島スカイウォーク
◦アウターフレーム CFH 工法による鉄骨系
集合住宅架構システムの開発と展開
株式会社竹中工務店
新日鐵住金株式会社
日本鋼構造協会 論文賞
【業績賞】市立吹田サッカースタジアム
◦道路橋の鋼製フィンガージョイントの損傷メカニズム
酒井 修平(中日本高速道路株式会社)
【業績賞】鉄骨系集合住宅
Photo:ブルーアワーズ 沖裕之
小野 秀一(一般社団法人日本建設機械化協会)
舘石 和雄(名古屋大学大学院 教授)
◦アンダーマッチング溶接による高強度組立H形鋼を用いた骨組の溶接接合部耐力
山本 源人(京都大学大学院 工学研究科 修士課程)
吹田啓一郎(京都大学大学院 工学研究科 教授)
日本鋼構造協会 学術研究助成対象テーマ
(カッコ内は研究代表者。なお、当日の報告は学術委員会・学術研究助成小委員会が行います。)
◦補強材を並列付加した山形鋼ブレース端接合部の設計法(吉敷祥一(東京工業大学))
◦柱に H-SA700 円形鋼管を用いた外ダイアフラム形式 CFT 柱梁接合部の耐力評価(岡本真梨子
(神戸大学))
◦引張荷重下での局部加熱による疲労き裂の無害化に関する研究(松本理佐
(京都大学))
◦鋼橋の耐火性能解析による構造安全性の検証および新しい評価方法の提案(蘇 迪
(東京大学))
特別講演プログラム
「鋼構造から安全・安心を考える」
17 日(木)16:00 ~ 17:30[研修室 904]
昨今、わが国を襲う自然災害は、「想定外」「極稀」の事象を頻発し、しかもそれが日常化してきた感もありま
す。特に本年は 4 月に熊本県で前震、本震が震度 7 を記録し、史上最多の余震が続いた九州地方の地震、5 月以降
停滞する前線と連続発生した台風による各地での異常豪雨とそれに伴う河川氾濫、土砂災害などまさに「観測史
上を超えた」事象が続いています。
今回の特別講演は「鋼構造から安全・安心を考える」をテーマに、被災の状況と今後起こり得る災害に対して、
鋼構造はいかに取り組み、また、どんな期待を受けているのかを、各分野の専門の方々からご紹介いただきます。
趣旨説明:広報・普及委員会委員長 稲田達夫(福岡大学)
話題提供:
(各 20 分程度)
⑴ 熊本地震での鋼橋の
⑵ 国土強靭化への鋼構造の
⑶ 巨大地震への鋼構造の取り組み
被災状況と鋼構造への期待
取り組み
~府省連携プロジェクトの成果
芦塚憲一郎
河野謙治((一社)日本鉄鋼連盟・ と展開
(西日本高速道路株式会社)
JFE スチール株式会社)
大畑勝人(株式会社竹中工務店)
※話題提供の後に、聴講者、講師がお互いに質疑応答をする時間(30 分程度)を設けています。
日本鋼構造協会関西地区連絡会活動報告
「アップドラフト発電の洋上構築に関する調査」研究小委員会
18 日(金)
15:30 〜 17:30[研修室 907]
わが国が広い管轄海域を持つ海洋国家であることを踏まえ、近年の浮体式風力発電設備に代表される海洋エネ
ルギーに関する多様な技術の実証事業が開始されています。これらを参考に、わが国の造船・プラント等の産業
界の技術基盤を活用して、気象条件が安定する海域においてソーラーアップドラフトタワーの洋上構築の技術的
課題を整理して、その可能性を検討することを目的に、当協会では
2014 年度から関西地区連絡会で研究小委員会を立ち上げ、2 年間に
上空への冷気の放出
わたり土木・建築・プラント分野を横断して取り組んできました。
この調査成果をご報告いたします。
委員長:白土 博通(京都大学教授)
幹事長:杉浦 邦征(京都大学教授)
幹 事:鈴木 康夫(京都大学助教)他
委 員:金 哲佑(京都大学教授)
橋本国太郎(神戸大学准教授)
山本 亨輔(筑波大学助教)他
日射
1,000 m
塔
タービン
熱収集部
加熱された空気流
パネル展示(会員企業紹介)
17 日(木)10:00 〜 15:00
[研修室 9-A]
18 日(金)10:00 〜 15:00
会員の相互交流ならびに鋼構造分野を志す学生に対する技術
紹介・商品紹介および会社紹介など話題を提供できる「場」と
して「企業パネル展示コーナー」を設けました。
(このコーナーでは、机・椅子とともにフリードリンク(コーヒー・お茶)を用意いたします。
打合せ、ご休憩にもご利用ください。)
合 同 部 会 18 日(金)13:00 ~ 14:00
[研修室 907]
協会活動報告 18 日(金)14:00 ~ 15:00
合同部会の後、引き続き本年度の協会活動をご紹介する場を設けます。協会活動報告には、会員企業の他、鋼
構造シンポジウムに参加された方もご聴講ください。
アカデミーセッション(第 24 回鋼構造年次論文報告集講演会)
※別添プログラムあり
17 日(木)10:00 ~ 17:30[研修室 902・905・907]
18 日(金) 9:45 ~ 17:15[研修室 902・904・905]
日本鋼構造協会では、1993 年度から「鋼構造年次論文報告集」を刊行し、掲載論文・報告の講演会を“アカ
デミーセッション”として継続開催し、鋼構造に関わる研究者・技術者および学生の発表の場、情報交換の場と
して例年好評を得ています。24 回目の開催となる本年度についても、これまで同様、講演会とともに、若手研
究者(35 歳以下)を対象に、当日の発表内容や発表方法等を審査し、“優秀発表表彰”(賞状、副賞を授与)を
行います。
資料:
「鋼構造年次論文報告集 第 24 巻(CD)」(会員:4,600 円、非会員:5,100 円(税込))
※シンポジウム開催中、4,000 円で販売いたします。(会場限り税込特価)
刊行物展示販売
17 日(木)・18 日(金)
[研修室 901(事務局)]
当協会制定の規格・標準類、テクニカルレポート、活動成果報告書、各種講習会テキスト等、鋼構造建築物な
らびに鋼橋等に関する図書や資料を販売いたします。
懇親パーティ
17 日(木)17:30 ~[研修室 9-A]
「 鋼構造シンポジウム 2016」参加の皆様の懇親の場をご用意
いたしました。アカデミーセッションに参加される学生の方々
も奮ってご参加下さい。(無料でご参加いただけます)