ブランドブック

人や、社会や、自然、そして未来のことを想うと、
プロジェクターはもっとクリーンになるべきだとカシオは考えました。
プロダクトの開発にあたって掲げたコンセプト。
「LampFree」。それは、
有害な廃棄物をもたらす水銀ランプを使わず、
明るくて環境にやさしいプロジェクターをゼロから創造する。
カシオは自らに高いハードルを課し、数えきれない試行錯誤を繰り返しながら
2010年、世界に先駆けて、レーザー&LEDハイブリッド光源を開発。
光源には、水銀ランプを使うことが当たり前とされていた
当時の常識を覆し、環境性能、経済性、機能性を高いレベルで実現させた、
LampFreeプロジェクターを世に送り出したのです。
サステナビリティという視点から新たな価値をもたらした
LampFreeプロジェクターは、世界で高く評価され、
半導体光源プロジェクターにおいて
発売から6年連続で世界販売台数No.1*に輝いています。
世界のプロジェクターの最先端へ。
カシオLampFreeプロジェクターはこれからも、
*
6年連続、世界販売台数No.1を獲得。
サステナビリティを追求し、社会に貢献していきます。
カシオLampFreeプロジェクターは、半導体光源プロジェクターの販売台数において
世界シェア73%を達成し、6年連続でNo.1に輝きました。
*2,500ルーメン以上の半導体光源プロジェクター、世界販売台数実績(2010∼2015年)、2,500ルーメン以上の半導体光源プロジェクター、
メーカー別世界販売台数シェア
(2015年1∼12月)。Futuresource調べ。
【サステナビリティ
(Sustainability)】
持続可能性。現在の世代の活動が、将来の世代の活動を損なうことなく持続できるかどうかを表す概念。
サステナビリティに貢献する。
LampFreeという革新がもたらす、3つの価値。
DLP®チップ
[経済的価値]
青色レーザーユニット
[環境的価値]
ランプ代、
フィルター代不要
[機能的価値]
先進の省電力技術で電気代削減
水銀という有害廃棄物を出さない
ランプ、
フィルター交換不要で省資源
赤色 LED
蛍光体
レーザー&LED
プロジェクター
光源技術
高輝度の青色レーザーと赤色LEDを組み合わせたカシオ独自の光学エンジン。
緑色は青色レーザーを蛍光体で変換して発光。
高い投映効率を実現する優れた省電力技術と光学ブロックの最適化により、
高圧水銀ランプ方式や他の半導体光源に比べ、少ない消費電力で明るい投映光が得られる。
※画像はイメージです。
低消費電力でCO2排出量低減
TCO(Total Cost of Ownership)削減
約2万時間の長寿命光源で
メンテナンスの手間を軽減
クイックON&OFFでイライラ解消
防塵設計で埃による輝度低下を軽減
LampFreeによる環境的価値
水銀ランプがもたらす問題を解決する。
未来の子どもたちに、美しい地球を残すために。
カシオのLampFreeプロジェクターが環境にもたらす価値。
それは水銀ランプを用いていないから、水銀という有害廃棄物を出すことがないということです。
いまだに多くの水銀ランププロジェクターが世界で使用され続けているなかで、
カシオはサステナブルなLampFreeをプロジェクターの新たなスタンダードとして
普及させることで、環境負荷の低減に貢献しています。
水銀という有害廃棄物を出さない。
水銀ランプを用いない独自のレーザー&LEDハイブリッド光源により、水銀という有害物質を排除。
土壌や水質の汚染、人体への影響を抑えることに貢献しています。
ランプ、
フィルター交換不要で省資源。
水銀ランププロジェクターのように、
ランプ切れによるランプ交換の必要がなく、
フィルターも不要だから省資源に寄与します。
低消費電力で、省エネルギーとCO2排出量低減を実現。
消費電力を高圧水銀ランプモデルの半分近くまで低減、省エネルギー及び CO2排出量の削減に役立ちます。
本体価格 電気代 フィルター価格 ランプ価格
※1日5時間、年間200日使用した場合。当社従来(高圧水銀ランプ)機種に比べて。2016年2月現在、当社調べ。
XJ-V100W
150W
高圧水銀ランプ
(当社従来品)
270W
約
45%OFF
※数値は、3,000ルーメンモデルでの比較。
LampFreeによる経済的価値
優れた製品だから、多くの人に使ってほしい。
コストにこだわる理由です。
LampFreeだけがもたらす価値をより多くの人々に提供するために、
カシオは導入から維持、管理などにかかるすべての費用、
すなわちTCO(Total
Cost of Ownership)の視点からユーザーのコストを削減。
経済性の面でも、
カシオのLampFreeは従来プロジェクターの常識を打ち破りました。
TCOの削減に貢献。
LampFreeはランプ代、フィルター代が不要。消耗品にかかるコストや交換のための人件費を削減できます。
さらに先進の省電力技術で、高圧水銀ランプモデルに比べ消費電力を約45%低減。気になる電気代もしっかり節約。
TCOの削減に大きく貢献しています。
[ 5年間使用した際のTCO比較 ]
優れた
コストパフォーマンス
XJ-V1
高圧水銀ランプ
プロジェクター
本体価格 電気代 ランプ価格
※1日5時間、年間200日使用した場合。当社従来(高圧水銀ランプ)機種に比べて。2016年2月現在、当社調べ。
LampFreeによる機能的価値
働く人も、学ぶ人も。
だれもが安心して、
ストレスなく使えること。
ビジネスから教育まで、
さまざまなシーンで活用されるプロジェクターだからこそ、
カシオはユーザビリティにこだわりました。使いたいときにすぐ使え、使い終わったらすぐに消せる。
ランプ交換やフィルター交換などのメンテナンスも不要。有害な水銀ランプが破裂する心配もない。
LampFreeだから実現できる機能性や安全性を磨き上げ、快適なビジュアルコミュニケーションを実現しています。
LampFreeだから、消耗品管理の手間も軽減。しかも、約20,000時間の長寿命光源を実現。
輝度
100%
光源寿命
輝度低下が少なく長寿命
カシオ レーザー&LEDモデル
高圧水銀ランプモデル(当社従来品)
ランプ交換
使用時間
約
10
*
倍
*高圧水銀ランプモデル(当社従来品)に比べて。
2016年2月現在、当社調べ。
*
独自の防塵設計 で、埃による輝度低下も軽減。
光学エンジン部、光源部、電源部という3つのブロックを遮断した防塵設計を採用。
光学エンジン部に埃が入りにくいため、埃による輝度低下を軽減できます。
*対応機種:エントリーモデル、
アドバンスドモデル、超短焦点モデル。
*1
最短5秒で最大輝度で投映。
クイックON&OFFで、
イライラ解消。
最短5秒で
最大輝度での投映*1
輝度
100%
80%
60%
40%
20%
0%
ボタンをワンタッチするだけ*2
クールダウン不要ですぐに再投映
カシオ レーザー&LEDモデル
高圧水銀ランプモデル(当社従来品)
約70秒
約100秒
*1 スリムモデルは最短8秒。
*2 対応機種:エントリーモデル、
アドバンスドモデル。
使用時間
カシオが考える明日のプロジェクター
環境への配慮を理念として、新しいプロジェクターを開発。
自らの技術力を高め、
カシオの可能性を拡大することを目指しました。
プロジェクター市場はこれまで、水銀ランプを光源にしてきたために技術的に発展できず、業界の成長を阻んでいました。
しかし2010年、水銀ランプを使わない「LampFree」光源として、
カシオがレーザー&LEDハイブリッド光源を開発することで急速に変化。
明るく、高解像で環境にも優しいプロジェクターとして、教育・ビジネスなど、様々な分野で大きな広がりを見せています。
いま、4,000ルーメン以下のデータプロジェクターで注目を集めているのは、独創的なレーザー&LEDハイブリッド光源を持つ
カシオの「LampFreeプロジェクター」
です。その光源寿命は約20,000時間。
しかも省電力設計で電力消費は約45%低減。
水銀ランプの冷却ファンもなくフィルターもいりません。
これらは高い経済性を達成すると同時に、
カシオが開発理念として掲げた、持続可能な社会への貢献も実現。有害な水銀ランプを使用しない。廃棄物を出さない。
省資源・省電力など、徹底したサステナビリティを可能にし、業界が「LampFree」化へ向かうきっかけを作りました。
「LampFree」、
この言葉の中には、経済性であり、環境への貢献であり、高い技術を背景にした市場拡大の可能性、
技術優位性などが含まれています。そして、
カシオの「LampFreeプロジェクター」
をオフィスや個人が導入することは、
環境や社会へ貢献することであり、商品を通してサステナビリティを具体化することでもあるのです。
私たちは「LampFree技術」
を、商品として進化させブランド化していくことが次の仕事だと考えています。
そして、
カシオだけの新たな市場作りを目指していきます。
執行役員 サイネージ事業部長 井口 敏之
[ カシオプロジェクターの歴史 ]
[2003]
プロジェクター事業に参入
[2006]
スーパースリム
プロジェクターを発売
[2010]
[2015]
[2016]
水銀ゼロ
高輝度プロジェクターを発売
XJ-V1を発売
Advancedモデルを発売
高輝度化という課題を「蛍光体」
で克服。
レーザー&LEDハイブリッド光源は、青と緑をレーザーで、赤をLEDで
つくっていますが、開発チームを悩ませたのは、最も高輝度化に影響する
緑の発光効率をどう上げるかでした。試行錯誤の日々。
技術者の一人が、深夜、研究室の頭上を見上げたとき、目に入ったのが蛍光灯。
メイド・イン・ジャパンの精度と信頼性が
LampFreeプロジェクターを支えていく。
「そうだ!蛍光体を使えば、
グリーンもよく光るのでないか」。
その発想から研究を進め、出力の強い青色レーザーを蛍光体にあてて
緑に変換させるという方法で、発光効率を大幅に向上させることに成功。
水銀ランプを使わない、明るい光源を可能にしたのです。
サイネージ事業部 第一開発部 設計企画室 室長 出口 幸司
カシオLampFreeプロジェクターは、すべて日本国内で製造されて
います。
レーザー&LEDハイブリッド光源は、わずかな誤差も許さない
最先端のエンジニアリングが必要とされているからです。そのため、
我々は羽村技術センターの研究・開発部門と山形カシオ工場の製造・
検査部門を一体としてスピーディに製品開発を行える体制を構築。
な投映品質検査、
オートメーション化された最新の製造ラインなどを
導入。
さらに熟練したノウハウをもった技術者による高精度な組付け
ハイブリッド光源の特徴と優位性
作業などによって、世界品質を誇るLampFreeプロジェクターを生み
出しています。
カシオはこれ からも、日 本 の 技 術 が
磨き上げた LampFreeプロジェクター
を、世界中の人々に届けます。
光源の長寿命化、小型化を図りながら、低価格を実現。
従来の水銀ランププロジェクターに比べ、
レーザー& LED ハイブリッド光源は約 20,000 時間と
長寿命で、
また電源オンですぐに投映できるなど機能面でも優れています。他社の半導体光源
プロジェクターに対しても圧倒的な優位性を誇っています。例えばオールレーザータイプは、
明るさを求めると多くのレーザーが必要となり、サイズは大きく価格も高くなります。
これに対し、光源効率の高いレーザー&LEDハイブリッド光源は、
カシオLampFreeプロジェクターは、
小さな光源構成で大きな輝度を実現できる。だからカシオは、
5機種*が「TCO認証」を取得。
高輝度なのに低消費電力のLampFreeプロジェクターをより小さなサイズで、
しかも低価格で提供することができるのです。
サイネージ事業部 開発部 第一開発室 馬峰 治
TCO認証は、生産から使用、廃棄にいたるすべての工程において、
ライフサイクル・サステナビリティの基準に適合した製品に与えられるもの。
環境先進国であるスウェーデンのTCOデベロップメント社が策定した国際的
な規格です。 *対象機種:XJ-F210WN、XJ-F100W、XJ-F200WN、XJ-V110W、XJ-V100W
●本冊子の内容は、2016年11月現在のものです。
YAMAGATA JAPAN
そのうえで山形カシオ工場では、自社開発のソフトウェアによる緻密