産学公連携による 学びの島で夢づくり、生きがいづくり

H28.10.26 第4回プラチナ大賞最終審査発表会
産学公連携による
学びの島で夢づくり、生きがいづくり
〜「⾃然と共⽣するスマートエコアイランド種⼦島」
〜「⾃然と共⽣するスマ
トエコアイランド種⼦島」
構想の実現に向けて〜
西之表市 中種子町 南種子町(鹿児島県)
歴史と未来が共存する島
種子島
ロケット
■⾏政: ⻄之表市
中種⼦町
南種⼦町
■⼈⼝: 3万⼈
■⾼齢化:34%
⼈⼝減少
鉄砲伝来
[参考:RESAS]
農畜産物が豊富
【耕種部⾨】
1位 サトウキビ
2位 安納いも
【畜産部⾨】
1位 ⾁ ⽤ ⽜
2位 乳 ⽤ ⽜
[資料:⿅児島県 熊⽑の概況]
複雑化、多様化した課題
⾼齢化
⼈⼝減
過疎化
教育
限界集落
⽣態系
森林
少⼦化
エネルギー
島内の様々な課題
新たな課題、太陽光発電等の限界
国内初
出⼒抑制
[H27.4南⽇本新聞]
バ
バイオマス発電等
発 等
安定電⼒への
関⼼⾼まる
さらに、離島特有の3つの課題
1.輸送コストと化⽯燃料
2 低下する森林の機能
2.低下する森林の機能
3.不⾜する農業の担い⼿
1:輸送コスト、⾼い化⽯燃料
円
種⼦島
146円/ℓ
ガソリン価格
150
140
全国
122円/ℓ
価格差1.2倍
130
120
110
100
H28.3⽉
全国
4⽉
5⽉
6⽉
種⼦島(屋久島含む)
7⽉
8⽉
[資料:⿅児島県消費者⾏政推進室
[資料
⿅児島県消費者⾏政推進室
資源エネルギー庁 ⽯油製品価格調査]
2:森林の保全機能低下
県下⼀の
県下
の
条件不利地域
スギ・ヒノキ⼈⼯林の
樹齢構成
⽼齢樹化が進む
災害リスク⾼
材積(㎥)
樹齢(年)
【資料:種⼦島森林組合】
●蓄材積少ない
●上質材少ない
●島内需要少ない
●採算性低い
3:農業の担い⼿不⾜
農家数の推移
(⼾)
20年間で
33%減少
2,500
2,000
1,500
1,000
1990
1995
2000
2005
2010
[資料:農林業センサス(⻄之表市)]
年
課題の同時解決に向け産学公連携
H26.8
「⾃然と共⽣する
スマートエコアイランド種⼦島」
シンポジウム開催
2年前
▼
スタート
スタ
ト
体制づくり
産
農協
森林
漁協
NPO法⼈
島外企業
学
商⼯
観光
種⼦島地域産業推進協議会
⼤学
⼤学
東京⼤
東北⼤
公
神⼾⼤
⻄之表市 中種⼦町 南種⼦町
⼤学等
1市2町連絡会
さとうきび産業からの展開
稼働は、年間4か⽉
砂 糖
発電
現: 1,750 kW
サトウキビ
農家
収穫:12⽉〜3⽉
製糖⼯場
バガス
畜 産
エネルギー + 地域資源(森林等)+ 新たな雇⽤
4か⽉ →
・ ・
バイオ タノ ル
バイオエタノール
(逆転⽣産プロセス)
年間フル稼働
製材所
でんぷん
焼酎⼯場
いも農家
サトウキビ
農家
発電
現: 1,750 kW
製糖⼯場
変動調整
⽬標:数千 kW
45,000 kW
ディ ゼルエンジン発電
ディーゼルエンジン発電
提供(一部加工):東京大学 菊池特任准教授
●さらに世界の課題解決へ
食 料
エネルギー
貧 困
70億から90億人口に至ろうとする世界、
1.限られた農⽤地での効果的な作物⽣産
2.環境保全的な⾷料・エネルギーの同時的増産
3.雇⽤の創出と貧困の抑制に繋がる技術・システムの実現
環 境
Google map
●全国に広がる⼤学との連携
▶H28.2モニターツアー
▶H28.2⾥⼭⾥海セミナー
●健康・医療
▶熱中症アラーム開発
[資料:京⼤・NAIST・熊⼤・東⼤等研究チーム]
次世代スマートヘルスケア
次世代スマ
トヘルスケア
シティの創成
健康寿命の増進
▶認知症予防
●環境
▶⾼純度バイオディ ゼル燃料製造
▶⾼純度バイオディーゼル燃料製造
地元NPO法⼈こすもにより
島内の事業所廃⾷油の
9割を回収
▶東北⼤学とNPO等との共同研究
[資料:東北大学 北川准教授]
さらに、
般家庭⽤廃⾷油も回収予定
⼀般家庭⽤廃⾷油も回収予定
●⾥⼭⾥海
▶H28.2モニターツアー
▶H28.2⾥⼭⾥海セミナー
●教育・⼈材育成
▶種⼦島⾼校新聞 H28.7
▶⼤学教員による講演・特別授業
動き出す 若い世代
▶RESASの活⽤
●⾼校⽣のポスターセッション
資源循環など6つのテ マで島の未来を語る
資源循環など6つのテーマで島の未来を語る
▶H28.2⾥⼭⾥海セミナー
種⼦島⾼校⽣のメッセージ
私たちが種⼦島の未来を守って
⼈⼝減少を⾷い⽌め、
いきたいと思います。
島だから仕⽅ないで⽚付けずに、
島だ
島だからこそできること
を考えていくことが必要だと思いました。
●⾼校⽣の意識に変化
ず
ずっと住みたい
(%)
55
4 2P増
4.2
⾼校⽣意識調査
▼
50
変化
45
H26
H27
[資料:⻄之表市 ⾼校⽣意識調査]
●広域連携 ツーリズム
▶ロードマップづくり
▶ツーリズムセミナー
▶アンケート調査
●留学⽣と地域の交流
▶H28.2モニターツアー
●⼤学⽣と地域との交流
8箇所の学校区で東⼤⽣を2週間受け⼊れ
H28.8-9東京⼤学体験活動プログラム
●交流⼈⼝の増加
(万⼈)
⼊込客数が
10年ぶりに好転
15
5 7%増
5.7
14
13
H24
H25
H26
H27
[資料:⿅児島県熊⽑⽀庁 ⼊込客数調査]
●進む住⺠参画=推進⼒
高まる明日への期待
日常における
島外との新しい結びつき
知識
技術
若者
⽣きがい
安⼼
収⼊
確保
健康
⽇常
豊かさ
⽣活の質の向上
⽇常
●⽂化芸術への広がり
種⼦島宇宙芸術祭
2017
島⺠と多くの⼤学 企業 芸術家が参画
島⺠と多くの⼤学・企業・芸術家が参画
●学びの島として
⽇本中、世界中から
様々な⼈が集まる
交流⼈⼝拡⼤
種
子
島
新技術・雇⽤
種⼦島
他地域へ展開
Google map
種子島は
今後もチャレンジし続け プラチナ社会をめざします
今後もチャレンジし続け、プラチナ社会をめざします。
種⼦島から世界へ
ご清聴ありがとうござ ました
ご清聴ありがとうございました
(C)南種⼦町