12 月3日 ( 土 ) 12 月3日

つか
てるので、4年 後の東 京 パラ
リン ピックでもう一度 代 表 に
ど う し
よ し の
ひろし
動詞 ぶ
弘
「 つかる 」 吉野
講師: 桂 枝女太さん
路上のゴミ箱や
つ
ボルトの突き出ているガードレールや
らんぼう
す
身体を乱暴にこすって過ぎるバッグや
すわ
しきいし
いらいら
けいてき
坐りの悪い敷石や焦々した車の警笛
し め た
かつら
それはむしろ
きんちょう
彼女を生き生きと緊張させるもの
したしい障害
そんざい
はだ
存在の肌ざわり
ぶつかってくるものすべてに
自分を打ち当て
さわ
火打ち石のように爽やかに発火しながら
歩いてゆく彼女
人と物との間を
ぼう
しめったマッチ棒みたいに
一度も発火せず
ぬ
ただ
通り抜けてきた私
世界を避けることしか知らなかった私の
鼻先に
不意にあらわれて
したたかにぶつかってきた彼女
避けようもなく
しり
もんどり打って尻もちついた私に
彼女は
ささやいてくれたのだ
しょゆうじゅつ
ぶつかりかた
世界の所有術を
動詞 ぶ
「 つかる が
」
そこに
いた
すがた
娘さんの姿をして
ほほえんで
彼女のまわりには
物たちが
ひしめいていた
めくば
うた
彼女の目配せ一つですぐにも唱い出しそうな
せいかたい
したしい聖歌隊のように
問い合わせ・相談希望者は、人権推進課へ
(559-5148 FAX 563-7776)
人権擁護委員による定例人権相談 ・・・11 月 24 日 ( 木 )
人権擁護委員による特設人権相談 ・・・12 月 2 日 ( 金 )
場所:広野市民センター 多目的ホール
内容:講演会 「 落語から学ぶ人情の大切さ 」
た ま き ゆきのり
うらもと よ し ふ み
じけん
ゆうしゅうしょうひょうしょう
講師:玉木 幸則さん
はがき事件~ ( 浦本 誉至史さん )
日時:12 月4日 ( 日 ) 10 時~ 12 時 ( 受付 9 時 30 分)
場所:さんだ市民センター 大集会場
内容:人権ポスター・人権川柳・標語の発表、表彰
講演会 「 障害者差別解消法ってなぁに? 」
◆ 広野地域部会
日時:11 月 26 日 ( 土 ) 13 時 30 分~ 16 時 ( 受付 13 時 )
◇人権標語・ポスター優 秀賞 表 彰
とくせん
◇ラブピース4コマまんが特選・優秀賞表彰
◇市内小・中・高校生による人権作文発表
こうえん
ゆる
◇人権講演 「 無知を許さず 」 ~連続大量差別
講師:吉田 忠義さん
◆ 三田地域部会
ひょうご
*『 子どもといっしょに読みたい詩100 』
けいさい
た( んぽぽ出版 よ) り原文のまま掲載しました。
さら
り受け止め、 何
「 ができるのか を
」 考え、更なる一
ふ
歩を踏み出せる人は勝利の人。では、障がいの問
題は障がい者だけの問題でしょうか?障がい者に
とって住みよい社会をつくることは自分も心地よ
かんきょう
へんけん
はい
い環境となります。まずは偏見やイメージを排し
て正しく知ること。そしてさまざまな課題を他人
とら
事にしないで、自分のこととして捉えていければ、
きっと笑顔のあふれる三田になるのだと思います。
そうごう
さいとう こ う じ
よ し だ ただよし
会場:三田市総合文化センター
さと
( 郷の音ホール ) 大ホール
プログラム
講師:齋藤 晃司さん
日時:11 月 27 日 ( 日 ) 15 時~ 17 時 ( 受付 14 時 30 分)
場所:藍市民センター 多目的ホール 内容:実践発表 ( 4 団体 )
講演会 「 高齢者の人権 」
場所:ゆりのき台小学校 ゆりのき交流室
内容:人権標語表彰式
講演会 「 夢追い人 」
13 時 30 分~16 時 ( 受付13 時~ )
日時:11 月19 日 ( 土 ) 13 時~ 15 時 ( 受付 12 時 30 分 )
◆ 藍地区「人権・同和教育発表会」
藍・つつじが丘地域部会
◆ ゆりのき台地域部会
入場無料
12 月3日 ( 土 )
極 的にいかないと何も捕まえ
ら れ ないなっていうので、前
に出るようになりました。相 もどって、やってるところを子
ある朝
き ょ り
はか
手との距 離を測っていくツー どもらに見せてやりたいなと
テレビの画面に
しゅだん
う
つ
む
す
め
ル 道具・手段 として、こっ 思っています。4年かけてしっ
映し出された一人の娘さん
(
)
もうじん
こうかんしゅ
ちから言葉をばんばん発信し かり積み上げれ ば、まだ手の
日本で最初の盲人電話交換手
とど
届 くところにあるかなって思
ていってます。
その目は
いま す。ここ最 近 オ リン ピッ
きゅうしゅう
外界を吸収できず
クを見たり、パラリンピックの
はんえい
夢追い人として
光を
明るく反映していた
話を聞いたりして、 あ
「 ぁ、こ
何年か前に失明したという
その目は
こうえんかい
んな気持ちでやってたなぁ。っ」
講演会でもよく チャレンジ
つうきん
しょうかい
「
」
ていう思いと 4
司会者が
通勤ぶりを紹介した
「 年か、4年は
と言うんですけど、想像と実際
しゅっきん
そ
案 外早いな。もうそろそろ体
出
お母さんに付き添ってもらい
「 勤第一日目だけ
やってみることとは違 うんで
作っていかないと…。 と
そのあとは
」 いう
す ね。できると思っていたこ
わ
思いが 湧いてきました。夢 が
ずっと一人で通勤してらっしゃるそうです 」
とが案 外できなかったり、無
あると、毎日 にハリがあるん
つと
理かなと思っていたことが案
お
て
今日で一ヶ月
「 勤めを始めらかれ
ですよね。目 的や目 標、意 欲
たみち
外できるやんっていうね、想
すしづめ電車で片道小一時間… 」
こ
や 向 上心が あるのと、ないの
像や想定を超えることの方が
そして聞いた
とでは全然 生活が違ってきま
多 くて、だからいろいろやっ
朝
「 夕の通勤は大変でしょう 」
す。毎日が よし、やるか!
「
」
てみる、試 してみるというの
かのじょ
になってくる。わ くわ くド キ
彼女が答えた
は楽しいですよね。
ドキする毎日なんです。目 標
え
大変は大変ですけれど
「え
しんどいなとか、ああもう
いや
や目 的が見えれ ば、しんどい
あっちこっちに ぶつかりながら歩きますから、
嫌やなとか思うこともあるん
ことも、その 色
なんとか… 」
「 が
」 違ってく
ですけ ど、それを乗 り越 える
せいしんてき
るんです。精 神 的に嫌やなと
というか、あまり苦とせずにで
ぶ
「 つかりながら…ですか? と
」 司会者
げんどうりょく
思 うしん どさと違って、踏 ん
きる原 動 力として、目 標とか
彼女は
ほほえんだ
ばりのきく生活になります。
夢があるんです。 こ
ぶ
「 うなりた
「 つかるものがあると
いな。こんなことしたいな。 っ ※2 視 覚 障がい者のスポーツ
か
え
っ
て
安
心
なのです 」
かんとく
」
として開発される。監督らが
ていう目標があるから、 今
わたし
てき
「こ
ふ
目
の見える私は
味
方
の
選
手
や
声
を
出
し
て
敵
そ、踏んばらなアカンな。 と
」
ぶつからずに歩く
ゴールの位置などを選手に伝
か、 も
ちょうかく
たよ
すず
「 っとここはこうせなア
人や物を
え、聴覚を頼りに鈴の音が鳴
カン。ここは乗り越 えなアカ
さ
しょうがい
避けるべき障害として
るボールを追う。
ン。 っていう行動が具体化し
」
てくるんです。
盲人の彼女は
り か い
陸上の世 界では、僕はもう 理解が進んで・・・
ぶつかりながら歩く
しんどいんですけ ど、ブライ
ぶ
つかってくる人や物を
きゅうきょく
あら
ンドサッカー ※
世界から差しのべられる荒っぽい好意として
( 2 っ) ていう 究 極 の 形 と す れ ば、 オ リ
し か く しょう
視 覚 障がい者のサッカーがあ ン ピックとパラリン ピックが
ゆうごう
り ま す。あ ん ま
へ ん しゅう こ う き
融 合した形で、パラリン ピッ
インタビューを終えて
編 集 後記
り あ ちこ ち で は
し
か
く
し
ょ
う
ク
と
い
う
言
葉
が
い
ず
れ
は
な
く
「 っかく視覚障がい者になったのだから と
」い
言って な いん で
せ
なって、 オ
「 リンピック が
」世
う齋藤さんの考え方が深く心に残りました。目が
すけ ど 、
界のスポーツの祭 典となって
・・・以 前
見えていたら出来なかったこと、気づかなかった
は僕も日本 代表
い
く
。
そ
んな 障
「 がい者 と
」
こと、出会えなかったことがいっぱいあるのだと
く
はら
でキャプテンまでやらせても いう枠わが
取 り 払 われた 世 界 が
言われる。さらに 障
「 がいは不便ではあるが不幸
らった り、もともとサッカ ー
何
年
後
か
に
来
る
こ
と
を
願
っ
て
ではない と
さまざまな
」 も。人は生きていく中で
部なのでノウハウは体が覚え います。
かべ
はば
じょうきょう
壁に阻まれます。そのとき置かれた状況をしっか
~どなたでも参加できます~
参加
無料
人権を考える市民のつどい
◆◆◆ わたしのまちの地域部会開催のお知らせ ◆◆◆
じんけん
広報
平成 28 年 11 月 15 日
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