図書館所蔵資料講座 ダ・ヴィンチの手稿、その謎に迫る ダ・ヴィンチは膨大なノートブックを書き残し ましたが、現在ではその3分の1程度しか残ってい ません。しかも、そのすべてが鏡文字で書かれて います。どうして厄介な鏡文字を使って書いたの だろう? (秘密保持のためか?) また、もし全 部残っていたなら、どんな新しいダ・ヴィンチ像 が現われるだろう・・・謎は謎を呼ぶばかりです が、この彼のノートブックと鏡文字をキーワード にして、ダ・ヴィンチという不思議な人間に迫り ます。 (齊藤 泰弘) レオナルド・ダ・ヴィンチ ( 1452 ~ 1519 ) さいとう やすひろ 齊藤 泰弘 イタリア文学・文化研究者。京都大学名誉教授、京都産 業大学非常勤講師。 『鳥の飛翔に関する手稿』( レオナル ド・ダ・ヴィンチ [著] 、谷一郎、 小野健一、齊藤泰弘翻 訳・解説、岩波書店、1979)で、マルコ・ポーロ賞を受賞。 著書に『レオナルド・ダ・ヴィンチの謎:天才の素顔』 (岩波書店、1987)、翻訳書に『ゴルドーニ喜劇集』(名 古屋大学出版会、2007)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ絵 画の書』(岩波書店、2014)などがある。 主催:京都産業大学図書館 お問い合わせ: Tel 075-705-1470
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