平成28年11月号P10

営農情報
トマト・ミニトマト今後の管理
【H28年産の状況】
今年産においては、育苗期から定植初期にかけての高温、
乾燥による活着の遅れによって 1 ~ 2 段の着果のバラツキ、
また 9 月の天候不良と度重なる台風襲来による管理作業の
遅れ等の影響によって 4 ~ 5 段においても着果のバラツキ
の見られる状況となっている。
また、病害虫においては黄化葉巻病を中心に斑点細菌病、
ヨトウムシ、オオタバコガの発生も多い状況となっている。
【水管理】
ビニール被覆後の土壌は、徐々に乾燥傾向に向かいます。
土壌水分の大きな波を少なくし、こまめな灌水を行うこと
で「安定した土壌水分」の維持に努めましょう。
また、今年産においては着果状況のわりに草勢が弱い傾
向のほ場が多くみられます。
この原因は、下半身(根)の充実不足が原因と考えられ
ます。地温・気温の確保できるこの時期の管理が重要です。
○下半身(根)の充実を図る。
液肥、発根剤の株元散布によって厳寒期に耐えうる根つ
くりに努めましょう。
【加温準備】
長期予報における 12 月の気温は、平年より低い確立が
40%と予想されています。加温の遅れは、果実品質の低下、
着果、草勢、病害発生に大きく影響します。
早めの内張りカーテン、加温の準備が必要です。
○長期予報(平年との比較) 10/17 時点
10 月 低い 20%
気温
九州北部地方(山口県含む)
11 月
12 月
九州北部地方(山口県含む)
少ない 30%
11 月
並 40%
並 30%
少ない 40%
12 月
少ない 30%
【温度管理】
○タバココナジラミ(屋外採取)のウイルス保毒状況
(熊本県病害虫防除所調べ)
保毒率(%)
地点名
本年
H27
H26
H25
H24
H23
熊本市 6.7(60) -
5.4
2.8
0.0
0.0
玉名市 6.7(60) 4.2
12.5
4.0
0.0
0.0
八代市 5.0(20) -
-
3.1
0.0
0.0
注)採取時期は 9 月上旬。 ( )内の数値は件定数。
平年値
2.1
4.1
1.0
○屋外コナジラミ類の捕獲頭数(熊本県病害虫防除所調べ)
保毒率(%)
地点名
本年
H27
H26
H25
H24
H23
平年値
熊本市 0.67
0.17
4.81
0.88
0.47
0.32
1.33
玉名市 8.09
0.43
2.24
1.99
1.67
0.93
1.45
八代市 1.73
0
0.05
0.15
1.83
0.30
0.47
注)捕獲期間:9 月 5 ~ 9 日
○トマト黄化葉巻病対策のための効果的な薬剤使用例
高い 30%
高い 20%
多い 40%
並 40%
並 40%
多い 20%
多い 30%
気温的な管理は、下図を参考に草勢に応じて調整します。
特に 11 月は、まだ気温の高い日があるので高温による株の
消耗に注意しましょう。
○温度管理のイメージ
草勢が弱い ⇒ 比較的に低く管理
草勢が強い ⇒ 比較的に高く管理
今年産においては、平年になく黄化葉巻病の発生が多い
傾向にあり、コナジラミの発生も多くなっております。
また先般、熊本県病害虫防除所より黄化葉巻病に対して
の注意報が発令されております。
以下の注意事項に留意し黄化葉巻病対策の徹底をお願い
します。
高い 50%
並 40%
低い 40%
10 月
降水量
並 30%
低い 30%
【病害虫対策】
①7・8・9・10・11 月
成虫に効果の高い剤でウイルス感染防止・・・コルト、
ベストガード、スタークルなど
②12・1・2・3 月
「増やさない」薬剤抵抗性をつけないことに専念
(幼虫主体の防除)・・・クリアザール、アプロードエース、
コロマイトなど
③4・5・6月
成虫に効果の高い剤で感染拡大防止・・・コルト、アニキ、
ディアナ、ハチハチなど
○夜蛾類対策
ローテーション散布の徹底・・・プレバソン、フェニックス、
アファームなど
♥全体運♥ 不注意になりやすいよう。
慣れている作業でも確認作業を怠らないこと。
気力を高めるには手作りの趣味が最適
◆◆◆◆◆◆
7/23 ~ 8/22
◆◆◆◆◆◆
獅子座
♥健康運♥ ルーズになりがち。生活リズムを正して
♥幸運を呼ぶ食べ物♥ ナメコ
JA-PRESS YATSUSHIRO 2016 .11 10