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2016 年 11 月吉日
各位
『FTR 最先端センシングテクノロジーセミナー 2016』開催のお知らせ
2016 年 11 月 15 日(火)
横浜ベイホテル東急 クイーンズグランドボールルーム
代表取締役
名取 孝
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素よりご愛顧頂きまして深くお礼申し上げます。
この度、株式会社富士テクニカルリサーチは、2016 年 11 月 15 日(火)に横浜ベイホテル東急 ク
イーンズグランドボールルームにて、
『FTR 最先端センシングテクノロジーセミナー 2016』を開催致し
ます。
今年も、FTR では新しい計測センサとして、昨今注目されている
ハイパースペクトルカメラを導入致しました。この技術を活用し、
人の目で見えない・判定のつかない領域をデジタル化することによ
り定量的に分析するシステムをご提案いたします。
また、関心の高い IoT 技術についても、具体的な運用ビジネスを
ご 提 案 い た し ま す 。 FTR で は 、 IoT 技 術 の 活 用 事 例 と し て
TravelersBox というシステムがございます。このシステムは、インターネット通信を活用して遠隔地の
サービス端末を監視し、必要な情報の集計を行えるシステムを運用しております。本セミナーでは産業界
で活用できる IoT 技術の運用方法をご提案していきたいと考えております。
そのほかにも、世界で突き抜けた計測技術をご紹介・展示しておりますので、ぜひこの機会にご覧いた
だければ幸甚に存じます。
さらに基調講演にはこれらの最先端技術を研究されている 3 名の先生よりご講演頂きます。東京大学名
誉教授 板生 清様より「ウェアラブルセンサと IoT」について、香川大学教授 石丸 伊知郎様より長年培
われてきた「スペクトル分析の今後の活用法」について、横浜国立大学名誉教授 白鳥 正樹様(弊社:特
別顧問)より「ものづくりと V&V (Verification and Validation)」について、それぞれご講演頂きます。
今回も、展示コーナーを併設しておりますので、この機会に弊社ソリューションを直接ご覧くださり、
皆様の貴重なご意見をいただけましたら有難く存じます。
参加費は無料となっております。皆様お誘いあわせの上、是非ご来場ください。
なお、定員(300 名)となり次第、締め切らせて頂きます。昨年はご好評につき、申込開始日からほど
なく定員に達しました。お早目のお申込みをお願い申し上げます。
※お申込みは弊社ホームページより登録をお願いいたします。
http://www.ftr.co.jp
最後に、本セミナーの内容が皆様にお役に立てましたら幸いです。
皆さまのご来場を社員一同心よりお待ちしております。
-1-
セミナー開催概要
日時
会場
参加費
定員
2016 年 11 月 15 日(火)9:45~17:35(受付開始 9:15)
※18:00~懇親会(無料)がございます。
横浜ベイホテル東急
クイーンズ グランド ボールルーム B2F
※みなとみらい線 みなとみらい駅
無料(事前登録制)
徒歩 3 分
お申し込みは弊社ホームページから
300 名(先着順)
タイムテーブル
タイトル
9:15~
受付
9:45~10:00
開会の挨拶
10:00~10:40
10:40~11:20
11:20~12:00
【基調講演 1】東京大学 名誉教授
板生 清 様
「先進的総合センシング技術の創出」
【基調講演 2】香川大学 教授 石丸 伊知郎 様
「スマートトイレや非侵襲血糖値センサを目指した超音波アシスト赤外分光イメージング」
【基調講演 3】横浜国立大学 名誉教授 白鳥 正樹 様
「ものづくりにおける計算と計測のコラボレーション」
12:00~13:00
13:00~13:40
13:40~14:10
14:10~14:40
14:40~15:10
昼休憩
【FTR 講演 1】
「光ファイバセンシングシステム FBI-Gauge ひずみ・温度分布の最新事例について」
【FTR 講演 2】
「スペクトル分析技術のご紹介と今後の展望」
【FTR 講演 3】
「3D レーザー計測データ CAD 化ソフト Galaxy-Eye 点群の新しい活用方法についてのご提案」
【FTR 講演 4】
「FTR がご提案する IoT 技術の活用事例と今後の展望」
15:10~15:30
15:30~16:00
16:00~16:30
16:30~16:50
16:50~17:10
17:10~17:40
コーヒーブレイク
【ユーザー講演 1】株式会社 九電工
安武 和成
様
「設備工事における 3D 計測の活用」
【ユーザー講演 2】株式会社 中電工
多羅尾 直 様
「3D 点群データの建築設備 CAD 変換」
【FTR 講演 5】
「リバースエンジニアリング支援ソフト MIRAGE SHAPE の新機能と適用事例ご紹介」
【FTR 講演 6】
「ポータブルすき間・段差測定器 GapGun のご紹介と運用方法のご提案」
【FTR 講演 7】
「最先端センサ機器のご紹介」
17:30~17:35
閉会の挨拶
18:00~
懇親会
※講演のタイトル及び内容は予告なく変更される場合がございますので、予めご承知おきください。
※本セミナーでは昼食の準備がございます。昼食の必要な方はお申し込みフォームよりご申請ください。
※懇親会場は【横浜ベイホテル東急 B2 クイーンズグランドボールルーム】となっております。お気軽にご参加ください。
お問い合わせ
株式会社富士テクニカルリサーチ 本社営業部
TEL:045-650-6650 (代表) Email:fbig@ftr.co.jp
併設:展示コーナー内容
-2-
光ファイバセンシングシステム『FBI-Gauge』
3D レーザー計測データ CAD 化ソフトウェア『Galaxy-Eye』
分布的にひずみ・温度を計
Galaxy-Eye の最新機能を
測することで、勾配やピーク
実機でご紹介します。CAD
位置を瞬時に確認できます。
表示が可能になった高速
ま た 、 FBI-Gauge 「 新
Viewer や VR で 3 次元点群
B-TYPE 」 の ご 紹 介 を し ま
データの世界 をぜひご体験
す。
ください。
ハイパースペクトルカメラ『OCI』
ポータブルすき間・段差測定器『GapGun』
目で判断が つきに くい 材
ポータブル タイプ のすき
質の違いを評価・識別するこ
間・段差測定器です。実際に
とができます。実物とカメラ
実機を触っていただき操作
を通した画像との違いを ご
性や計測スピードをご体験
確認ください。
ください。
面ひずみスキャナ『Barock Vision』
リバースエンジニアリング支援ソフト『MIRAGE SHAPE』
微小な凹凸 を人の 目によ
各種 3D スキャナで取得し
る官能検査をデジタル的に
た 3D 形状データ上に特徴線
検査することが可能です。新
を生成するだけで CAD サー
機能のご紹介 やデモ計測を
フェイスを容易に作成でき
行います。
ます。
切削穴表面兼検査システム『GYROSCAN』
粒子法流体解析ソフトウェア『MPS-RYUJIN』
円筒内表面 の 鋳巣 や遺物
流体の流れ を粒子 の動き
などを高精度 スピーディに
に置き換える粒子法をもち
検査することができます。目
いた流体解析ソフトウェア
視と計測画像をご比較くだ
です。攪拌、洗浄、など液面
さい。
が大きく変化する複雑な流
れの解析が得意です。
非接触高精度 3D スキャナ『ConoScan』
ハンディー3D スキャナ『Mantis Vision』
金属や樹脂 等の多 様な面
新製品のロ ングレ ンジタ
の 3D スキャンを非接触かつ
イプのご紹介を行います。小
高精度で行えます。ギアなど
型部品から自動車サイズま
の急斜面を持つ複雑形状を
で計測でき、屋内外を問わず
計測する様子をご覧くださ
数分から数秒で難なくスキ
い。
ャンします。
フィンテック『TravelersBox((株)Travelers Box Japan)』
海外旅行や 出張先 で余っ
た外貨を使えるポイント・電
子マネーに変換する 日本初
のコンバートシステムです。
実機を会場にご用意いたし
ます。
※サンプルを持参される場合は、事前にご相談ください。
-3-
▽基調講演Ⅰ 東京大学名誉教授 板生 清 様
特定非営利活動法人ウェアラブル環境情報ネット推進機構 理事長
一般社団法人中野区産業振興推進機構 理事長
<主なる業務歴>
1968~1992 日本電信電話株式会社で研究企画部長、記憶装置研究部長を歴任
1992~1996 中央大学理工学部 教授
1996~2004 東京大学大学院工学系研究科 教授
2004~2013 東京理科大学 MOT 研究科長・教授
2005~2013 科学技術振興機構「先進的統合センシング技術」研究領域総括
『先進的統合センシング技術の創出』
地球も人間も人工物も、万物が常時、情報を創り出し、その情報を外部に発信し続けて
いる。地球・宇宙の発信する情報は古くは天文学により、近年は人工衛星により詳細に人類
に届けられるようになった。
また動植物の発信する情報もリモートセンシング技術や GPS、
マイクロセンサ技術による検知と発信が進んできた。人間が生体として発信する情報につ
いても、近年、生体センサがマイクロ化と微弱無線技術の発達により、人間の自律神経や
血圧・体温などの情報を検知し、相互通信あるいはクラウドへの蓄積と進んできた。さらに、
人工物が発信する情報については、昨今、マシン・トゥ・マシンの情報交換が進んできたが、
ビルや橋などの建造物の情報については、地震時の IT 強震計センサなどによる耐震性の計
測など一部が始まっている。本講演では、人工物・人間・地球に亘る万物の発信する情報を
検知し、処理して、アクションを興すという一連の研究、および社会実装について述べる。
▽基調講演Ⅱ 香川大学 教授 石丸 伊知郎 様
<主なる業務歴>
1987~2000:日立製作所 生産技術研究所にて半導体集積回路の光学検査技術
の研究開発に従事。
2000~現在:香川大学にて医療用光学計測技術の研究に従事
『スマートトイレや非侵襲血糖値センサを目指した超音波アシスト赤外分光イ
メージング』
我々は、中赤外分光法を日常生活空間へ適用可能にする事により、スマートトイレや非
侵襲血糖値センサなどの実現を目指しています。中赤外領域で得られた分光吸光度を ス
ペクトルデータベース(データライブラリー)と照合する分析法は、成分同定能力が高い
ことで良く知られています。しかし、分光器が大型で高額である、また水の吸収を避ける
為に試料を薄膜化(厚み≦100[μm])する作業が煩雑であることから、専門家による実
験室内での成分分析に限られていました。我々は、小型で低価格な分光イメージング装置
と、超音波定在波を用いた薄膜試料作成方法による「超音波アシスト分光イメージング」
を提案しています。本発表では、提案する分光イメージング原理、超音波定在波(疎密波)
によるアクティブ反射面創生による簡易薄膜試料作成法などをご紹介します。
-4-
▽基調講演Ⅲ 横浜国立大学 名誉教授 FTR 特別顧問 白鳥 正樹 様
<主なる業務歴>
1971~2008:横浜国立大学にて教育と研究に従事。
主たる研究分野:機械工学、材料力学、破壊力学、計算力学
2008~現在:横浜国立大学名誉教授、富山県立大学客員教授
2009~現在:
(株)富士テクニカルリサーチ特別顧問
日本機械学会会長、日本計算工学会理事、日本エレクトロニクス実装学会理事等
を歴任、日本工学アカデミー会員、日本工学会フェロー
『ものづくりにおける計算と計測のコラボレーション』
ものづくりのプロセスにおいて CAE の果たす役割がますます増大している。CAE は正
しく使えば設計の工期短縮、これまでにない新しい発想に基づく新製品の開発等に威力を
発揮するが、間違った使い方をすると思わぬ事故を誘発する原因ともなる。CAE で実行す
る計算の品質を保証することが求められている所以である。本講では計算の品質を保証す
るための「V & V, Verification and Validation」の考え方について述べ、正しい解析モ
デルの構築には、実験によって検証された解析モデルを用いること、すなわち計算と計測
のコラボレーションの重要性について述べる。
1.
CAE の発展:Historical Review
2.
3.
CAE の品質:V & V
計算と計測のコラボレーション
4.
今後の課題
【ユーザー講演 1】
株式会社九電工 総合研究開発室 副長 安武 和成 様
<主なる業務歴>
2013~2015:大規模太陽光発電システムに関する調査研究
2015~現在 :3D 計測を用いた現場調査に関する研究
『設備工事における3D計測の活用』
当社が行うビルや工場のリニューアル工事の際には、設備の搬出入ルートの確認やレイ
アウト設計のために現状を正確に把握する事が重要になる。特にリニューアル工事におい
ては、竣工図面をもとにリニューアル計画を立案できれば理想的だが、竣工図面のレイア
ウトのままの状態は稀なため、工事着手前の短期間に現場調査を行い、大量の写真撮影と
採寸作業を行う必要がある。
近年、据置式の3Dレーザースキャナの低価格化により建設業界で、その活用事例が増
加している。当社においても、その「高速」、「正確」、「安全」といった特徴が現場調査に
活用できると考え、3Dレーザースキャナを2015年に導入し試験的に運用を開始した。
電気設備工事、空調衛生設備工事などの現場で計測した事例を示し、その有効性につい
て紹介する。
-5-
【ユーザー講演 2】 株式会社中電工 技術本部 技術センター
係長(技術担当) 多羅尾
直 様
<主なる業務歴>
1997~2013 一般建築物の空調管工事の設計・施工・提案業務等に従事
2013~2015 技術本部 技術センターで社内向けの開発支援業務に従事
2015~現在
技術本部
技術センターで既存建築設備における 3D レーザー
スキャナの運用・関連開発業務に従事
『3D 点群データの建築設備CAD変換』
建築業界の考え方がスクラップ&ビルドから、ストック&リノベーションに変わる中、
建築物の既存設備調査に 3D レーザースキャナが活用されるようになり、取得した 3D 点
群データを基に CAD 化し、設備 CAD で利用する手法が次第に増加しつつある。
従来、3D 点群データの建築設備 CAD への対応変換形式は、DXF や DWG などの形状
データのみしかなかった。そのため、3D 点群処理ソフトから出力した形状データを設備
CAD 上で再度トレースして既存設備図を作成していた。
今回、3D 点群処理ソフト【Galaxy-Eye】から BIM 対応の IFC 形式出力機能を FTR と
開発し、設備 CAD 上でそのまま設備部材として取り扱えるようにした。
また、さらに設備 CAD 上での編集作業の省力化として、データ出力時に配管等の微小な
勾配を三軸に一致させて出力する軸フィット機能をあわせて開発した。
これらの FTR との機能開発により設備既存図作成の工数削減が大きく図れた。
-6-
FTR 講演 1
『光ファイバセンシングシステム FBI-Gauge ひずみ・温度分布の最新事例に
ついて』
~従来手法では不可能な計測を可視化する!~
光ファイバをセンサとして活用した「FBI-Gauge」は、電池部品のように電気式では計
測できないユニットの内部温度分布、分布計測を活かした雰囲気温度計測などが行えます。
また、近年注目されている CFRP のひずみ分布計測結果を用いて異方性材料の解析に役立
てます。活動の幅を広げ、自動車業界・航空業界だけでなく建築などのユーザー様にもご
利用いただいております。また、今回新たに「新 B-TYPE」をリリースし、延長ケーブル
部に発生した外乱に強くなりました。自動車の車載計測などでもさらにノイズが減少し、
多くの現象に挑戦しております。
今回、ここ一年間で培ってきた「FBI-Gauge」の事例や「新 B-TYPE」についてご紹介
をいたします。
FTR 講演 2
『スペクトル分析技術のご紹介と今後の展望』
ハイパースペクトルカメラは、可視光から近赤外領域までの『色』を非常に細かな波長
ごとのスペクトルとして捉えることにより、通常のカメラは捉えきれない色の違いや、材
質の違いを評価・識別することができます。さらに、これまで高価で大型の専門分析装置
であったハイパースペクトルカメラが、小型で安価に進化することで、ものづくりの現場
で活用可能になりました。
今回は、優れた性能と経済性を両立させるハイパースペクトルカメラの詳細と、その適
用領域を、実機デモも交えてご紹介をいたします。
FTR 講演 3
『3D レーザー計測データ CAD 化ソフト Galaxy-Eye
法についてのご提案』
~工場・プラントのまるごと CAD 化!~
点群の新しい活用方
3 次元レーザースキャナ業界はレーザースキャナで計測するフェイズから計測したデー
タを活用するフェイズへと移行してきました。「Galaxy-Eye」のユーザーも国内の工場や
プラントの計測だけでなく、海外施設を計測し日本で設計・計画・管理したいという方が
増えてきております。
今回の発表では、上記の事例のほか、最新「Galaxy-Eye Ver.3.4」で搭載された配管サ
ポート作成機能とアイソメ図への対応や IFC 出力についてご紹介を致します。また、高速
Viwer での CAD 表示や動画出力など、ユーザーがエンジニアリングをするにあたって便
利な機能のご紹介をいたします。
-7-
FTR 講演 4
『リバースエンジニアリング支援ソフト MIRAGE SHAPE の新機能と適用事
例のご紹介』
~シンプルな操作で最適なリバースエンジニアリングを!~
「MIRAGE SHAPE」は、各種 3 次元計測器で取得した 3 次元形状データに特徴線を作
成するだけで CAD サーフェイスを容易に生成できるリバースエンジニアリング用ソフト
ウェアです。
簡単な操作とシンプルな機能によりスピーディかつ効率的な作業が行えます。
スケッチからの押し出し機能により STL データの品質が不十分な部分や欠損している部分
でも CAD モデリングを行うことができます。また、エッジトリムやモーフィング機能など
で作成された CAD サーフェイスを直接編集し、より実物に忠実なデータを作り上げること
ができます。
FTR 講演 5
『ポータブルすき間・段差測定器 GapGun のご紹介と運用方法のご提案』
~ポータブル&非接触ですき間・段差・半径などの寸法検査!~
「GapGun Pro」はポータブル型の寸法検査装置です。現場で高速かつ高精度で形状検
査が行えます。すき間、段差以外に角・隅 R、角度など 40 種類以上の寸法検査をサポー
トします。また、リベットや溶接ビードを非破壊で寸法計測を行います。
計測したデータはソフトウェアを用いてデータベース化やレポート作成を自動で行うこ
とができます。従来の検査業務に対して、4 倍以上の効率化を実現しました。
完成車やホワイトボディの組付け検査、航空機の外表面のリベット検査、工場設備や機
器の取り付け検査、ローラー間の寸法検査など様々なシーンで活躍します。
FTR 講演 6
『FTR がご提案する IoT 技術の活用事例と今後の展望』
今、関心の高い、モノのインターネット(Internet of Things : IoT)の FTR 取り組み
についてご紹介いたします。IoT は様々なセンサやモノから得られた情報を複数の通信方式
が連携しながらインターネット網を通じて通信します。弊社ではキーとなる無線技術、多
種多様なセンシング技術、またそれらの分析や可視化に至るまで全力でサポートさせてい
ただきます。
弊社では IoT 技術の活用事例として TravelersBox というシステムを準備いたしました。
このシステムは、インターネット通信を活用して遠隔地のサービス端末を監視し、必要な
情報の集計が行うことが可能です。本セミナーでは産業界で活用できる IoT 技術の運用方
法を中心に各種取り組みをご提案していきたいと思います。
-8-
FTR 講演 7
『最先端センサ機器のご紹介』
① 「非接触高精度 3D スキャナ ConoScan のご紹介」
「ConoScan」は、ギアなどの複雑形状を非接触かつ高精度で測定する 3D スキャナで
す。金属面や樹脂類など多様な面の測定が対応し、急斜面の測定も可能なためギアの様な
複雑形状でもレーザー位置やワークを振らずにワーク真上から高精度計測が可能です。
②「切削穴表面欠陥検査システム GYROSCAN のご紹介」
「GYROSCAN」は、切削穴などの円筒内表面検査に特化した欠陥検査システムです。レ
ーザーを照射するプローブが自転前進することによって、高速かつ簡単に自動検査するこ
とができます。また、微小なレーザー光と可変焦点のプローブを使うことにより最小Φ
0.05mm の微小欠陥を検出することが可能です。
③「面ひずみスキャナ Barock Vision のご紹介」
「BraockVision」は測定対象物にライン照明を写し込み、自動車の外板パネルや樹脂部
品の面ひずみを計測します。ベテランの目による官能検査をそのままデジタル化している
ので、結果の評価が非常に近いと好評を頂きました。通常の 3 次元計測器では困難な透明
体や鏡面体などを対象とし、400x300mm の広範囲に対して 10μm の微小面ひずみま
で検出可能です。
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