平塚市つどいの広場事業仕様書 1 目的 少子化や核家族化の進行、地域

平塚市つどいの広場事業仕様書
1
目的
少子化や核家族化の進行、地域社会の変化など、子どもや子育てをめぐる環境が大きく変化
する中で、家庭や地域における子育て機能の低下や子育て中の親の孤独感や不安感の増大等に
対応するため、地域において子育て親子の交流等を促進する子育て支援拠点の設置を推進する
ことにより、地域の子育て支援機能の充実を図り、子育ての不安感等を緩和し、子どもの健や
かな育ちを支援することを目的とする。
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実施場所
平塚市夕陽ケ丘22番3号(平塚市港こども園内)
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開所日・時間
(1)開所日は、週5日とする。
(土日開所可。
)ただし、国民の祝日に関する法律に規定する休
日及び12月29日から翌年の1月3日までは閉所しても差し支えない。
(2)開所時間は、午前10時00分から午後4時00分までとする。
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業務内容
アドバイザーを配置し、次の業務を行うものとする。
(1)子育て親子の交流の場の提供と交流の促進
ア 集いの場の利用対象者は、0歳からおおむね3歳までの児童とその保護者とする。地
域の子育て家庭の親とその子どもに対して、気軽にかつ自由に利用できる場を、原則と
して、週5日開設するものとする。
イ 開設時間については、子育て親子がいつでも利用したいときに利用できるよう時間
帯に配慮するものとする。
(2)子育て等に関する相談、援助の実施
子育てに不安や疑問などをもっている子育て親子に対する相談、援助を実施するものと
する。
(3)地域の子育て関連情報の提供
子育て親子が必要とする身近な地域の様々な子育て支援に関する情報を提供するもの
とする。
(4)子育て及び子育て支援に関する講習等の実施(月1回以上)
子育て及び子育て支援に関する講習を実施するものとする。(月1回以上)受講対象者
は、子育てに関心がある者、広場の利用者、将来子育て支援に関わるスタッフとして活動
することを希望する者とする。
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アドバイザー
子育て親子の支援に関して意欲のある子育てアドバイザー(以下「アドバイザー」という。)
は、常勤のアドバイザーを1名、非常勤のアドバイザーを2名程度置くものとする。
(1)アドバイザーには、子育て親子の支援に関して相当の知識と経験豊かな者を配置するもの
とする。
(2)新たにアドバイザーを採用又は配置した際には、履歴書を速やかに保育課に提出するもの
とする。
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アドバイザーの勤務時間
原則として午前9時00分から午後5時00分までとする。
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関係機関との連携
事業の実施については、他のつどいの広場、子育て支援センター、保健福祉事務所、児童委
員・主任児童委員、保育所、医療機関等と連携を密にし、本事業が円滑かつ効果的に行われる
ように努めるものとする。
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個人情報の保護
受注者は、この契約による事務を処理するための個人情報の取扱いに当たっては、個人の権
利利益を侵害することのないよう最大限努めるとともに、別記の「個人情報取扱特記事項」を
遵守しなければならない。
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留意事項
(1)広場は、子育て親子が集う場として適した環境とする。
(2)広場のスペースは、概ね10組の子育て親子が一度に利用しても差し支えない程度の広さ
を確保するものとする。
(3)広場の設備は、授乳コーナー、流し台、ベビーベット、遊具その他乳幼児を連れて利用し
ても差し支えないような設備を有するものとする。
(4)アドバイザーは、広場の利用者への対応、安全・衛生面には十分配慮するとともに、業務
を行うに当たり知り得た個人情報については、業務遂行以外に用いてはならない。
(5)施設の閉所後、次の開所までに遊具の消毒、床等の清掃を行う。また、開所中も必要があ
れば、消毒等を行う。消毒液を使用する際は、利用対象者への安全性に十分配慮すること。
(6)年数回、平塚市内全つどいの広場が意見交換をする情報交換会へ参加すること。
(7)平塚市の推進する平塚市環境マネジメントシステム「ひらつかエコモード」に基づき、事
業活動に伴う環境負荷の低減等に努めること。
(8)本委託契約は、平成29年度一般会計予算が平成29年3月31日までに平塚市議会で可
決されることによって成立するものとする。
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備品管理
受注者は平塚市がつどいの広場に設置した備品を善良な管理者の注意をもって管理しなけれ
ばならない。
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光熱水費等について
本事業に係る電気料金、水道料金は、保育課が支払うものとする。電話の回線使用料金、通
話料金については、受注者が支払うものとする。なお、広場の給湯室には電磁調理器が設置さ
れている。
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費用徴収
本事業を実施するために必要な経費の一部を、保護者から徴収できるものとする。
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委託期間
平成29年4月1日から平成30年3月31日まで
14 報告書の提出
本事業の実施状況を記録した報告書を、原則として次のとおり保育課に提出するものとする。
毎月の事業報告書
当月分を翌月10日まで
個人情報取扱特記事項
(基本的事項)
第 1 受 注 者 は 、個 人 情 報 (個 人 に 関 す る 情 報 で あ っ て 、特 定 の 個 人 が 識 別 さ れ 、又 は 識 別 さ
れ 得 る も の を い う 。 以 下 同 じ )の 保 護 の 重 要 性 を 認 識 し 、 こ の 契 約 に よ る 事 務 の 実 施 に 当 た
っ て は 、個 人 の 権 利 利 益 を 侵 害 す る こ と の な い よ う 、当 該 事 務 に 係 る 個 人 情 報 の 取 扱 い を 適
正に行わなければならない。
(秘密の保持)
第2 受注者は、この契約による事務に関して知り得た個人情報の内容をみだりに他人に知
ら せ 、又 は 不 当 な 目 的 に 使 用 し て は な ら な い 。こ の 契 約 が 終 了 し 、又 は 解 除 さ れ た 後 に お い
ても同様とする。
(収集の制限)
第3 受注者は、この契約による事務を処理するために個人情報を収集するときは、あらか
じめ個 人情報を取り扱う目的を明確にし、当該取扱目的の達成のために必要な範囲内で適
法かつ公正な手段により収集しなければならない。
(適正管理)
第4 受注者は、この契約による事務に係る個人情報の漏えい、滅失又はき損の防止その他
の当該個人情報の適切な管理のために必要な措置を講じなければならない。
(目的外利用及び提供の禁止)
第5 受注者は、発注者の指示又は承認がある場合を除き、この契約による事務に係る個人
情報を当該事務の目的以外の目的に自ら利用し、又は第三者に提供してはならない。
(複写又は複製の禁止)
第6 受注者は、あらかじめ発注者の指示又は承諾があった場合を除き、この契約による事
務 を 処 理 す る に 当 た っ て 、発 注 者 か ら 提 供 さ れ た 個 人 情 報 が 記 録 さ れ た 資 料 等 を 複 写 し 、又
は複製し、又はこれらに類する行為をしてはならない 。
(持ち出しの禁止)
第7 受注者は、発注者の承認がある場合を除き、この契約による事務を処理するために発
注 者 か ら 引 き 渡 さ れ た 個 人 情 報 が 記 録 さ れ た 資 料 等 を 、発 注 者 の 指 定 す る 作 業 場 所 か ら 持 ち
出ししてはならない。
(再委託の禁止)
第8 受注者は、この契約による事務を行うための個人情報の処理は、自ら行うものとし、
発 注 者 の 承 認 が あ る 場 合 を 除 き 、第 三 者 に そ の 処 理 を 委 託 し 、又 は こ れ に 類 す る 行 為 を し て
はならない。
(資料等の返還等)
第9 受注者は、この契約による事務を処理するために発注者から貸与され、又は受注 者が
収 集 し 、若 し く は 作 成 し た 個 人 情 報 が 記 録 さ れ た 資 料 等 を 、こ の 契 約 の 終 了 後 直 ち に 発 注 者
に 返 還 し 、又 は 引 き 渡 す も の と す る 。た だ し 、発 注 者 が 別 に 指 示 し た と き は 、当 該 方 法 に よ
るものとする。
(従業者への周知)
第10 受注者は、この契約による事務に従事している者に対し、在職中及び退職後におい
て も 当 該 事 務 に 関 し て 知 り 得 た 個 人 情 報 の 内 容 を み だ り に 他 人 に 知 ら せ 、又 は 不 当 な 目 的 に
利 用 し て は な ら な い こ と 、当 該 義 務 に 違 反 し た と き は 平 塚 市 個 人 情 報 保 護 条 例( 平 成 1 9 年
条 例 第 1 3 号 )の 規 定 に よ り 罰 則 が 科 さ れ る 場 合 が あ る こ と な ど 、当 該 事 務 に 係 る 個 人 情 報
の保護に関して必要な事項を周知させるものとする。
(遵守状況の調査)
第11 受注者は、この契約による事務に係る個人情報の適正な取扱いを確保するため、発
注 者 が 当 該 個 人 情 報 の 取 扱 い の 遵 守 状 況 に つ い て 調 査 し よ う と す る と き は 、こ れ を 拒 み 、妨
げ、又は忌避してはならない。
(事故発生時における報告)
第12 受注者は、この契約に違反する事態が生じ、又は生ずるおそれがあることを知った
と き は 、速 や か に 発 注 者 に 報 告 し 、発 注 者 の 指 示 に 従 う も の と す る 。こ の 契 約 が 終 了 し 、又
は解除された後においても同様とする。
(契約解除及び損害賠償)
第13 発注者は、受注者が個人情報取扱特記事項の内容に違反していると認めたときは、
契約の解除及び損害賠償の請求をすることができるものとする。