HOL-1708-CHG-3-JA Table of Contents 実習ラボの概要: HOL-1708-CHG-3 - Virtual SAN 6.2 チャレンジ ラボ ................................. 2 実習ラボのガイダンス ................................................................................................ 3 Module Switcher...................................................................................................... 8 Control Center ブラウザ言語設定(日本語)....................................................................... 10 Firefox ブラウザ言語設定 (日本語表示) .................................................................. 11 Google Chrome ブラウザ言語設定(日本語表示) ..................................................... 16 課題 1: Virtual SAN クラスタの設定 ................................................................................. 23 はじめに ................................................................................................................. 24 Module Switcher.................................................................................................... 25 Virtual SAN クラスタの作成..................................................................................... 26 課題 2: ホスト障害からのリカバリ .................................................................................... 28 はじめに ................................................................................................................. 29 Module Switcher.................................................................................................... 30 この課題で使用する主な概念..................................................................................... 31 課題 2: ホスト障害からのリカバリ .......................................................................... 32 まとめ .................................................................................................................... 35 課題 3: Virtual SAN マルチキャスト レイヤー 2 に関するトラブルシューティング ................ 37 はじめに ................................................................................................................. 38 Module Switcher.................................................................................................... 39 課題 3: ネットワーク パーティションからのリカバリ ................................................ 40 まとめ .................................................................................................................... 42 課題 4: Virtual SAN ストレッチ クラスタの作成と最適化 .................................................... 44 はじめに ................................................................................................................. 45 Module Switcher.................................................................................................... 46 ストレッチ クラスタの作成 ....................................................................................... 47 付録: ヒントと解決策 ....................................................................................................... 49 課題 1: ヒントと解決策 .......................................................................................... 50 課題 2: ヒントと解決策 .......................................................................................... 66 課題 3: ヒントと解決策 .......................................................................................... 78 課題 4: ヒントと解決策 .......................................................................................... 82 HOL-1708-CHG-3-JA Page 1 HOL-1708-CHG-3-JA 実習ラボの概要 実習ラボの概要: HOL-1708-CHG-3 - Virtual SAN 6.2 チャレンジ ラボ HOL-1708-CHG-3-JA Page 2 HOL-1708-CHG-3-JA 実習ラボのガイダンス 注: この実習ラボの所要時間はおよそ 60 分です。 • この Virtual SAN チャレンジ ラボには 4 つの課題が用意されています つの課題が用意されています。各課題を解決す 各課題を解決す るには るには、VMware Virtual SAN の実践的な知識が必要です の実践的な知識が必要です。Virtual SAN の経験がな い場合は い場合は、先に 先に HOL-1708-SDC-1 を受講することをおすすめします を受講することをおすすめします。 • このチャレンジ ラボでは、最初に必ず課題 1 を実行してください。課題 1 を終了すると、 課題 2 または課題 3 を開始できるようになります。 • 課題 1 の後、課題 2 と課題 3 はどちらから学習してもかまいません。 • 課題 4 は最後に学習してください。 各モジュールには、目次から直接移動できます。 目次を表示するには、実習ラボ マニュアルの右上にある [Table of Contents] をクリックします。 ラボの概要: 作成中 実習ラボのモジュールのリスト • 課題 1: Virtual SAN クラスタの設定 クラスタの設定(15 分) (基本レベル 基本レベル) HOL-1708-CHG-3-JA Page 3 HOL-1708-CHG-3-JA メイン コンソールの場所 1. 赤枠で囲んだ部分がメイン コンソールです。 実習ラボ マニュアルは、メイン コンソールの 右側のタブに表示されます。 2. 実習ラボによっては、左上のタブに別のコンソールが用意されていることがあります。この 場合、必要に応じて、特定のコンソールを開くように指示されます。 3. この実習ラボでは、開始時に 90 分のタイマーが表示されます。 この実習ラボは保存できま せん。 実習ラボを開始したら、そのセッション内ですべての作業を完了してください。 必 要であれば、[EXTEND] をクリックして時間を延長できます。 VMware イベントでご使用 の場合は、実習ラボの時間を 2 回まで、最大 30 分延長できます。 [EXTEND] を 1 回クリ ックすると、15 分間延長されます。 VMware イベント以外でご使用の場合は、実習ラボの 時間を最大 9 時間 30 分延長できます。[EXTEND] を 1 回クリックすると、1 時間延長さ れます。 Windows アクティベーションに関するウォーターマーク 実習ラボを初めて開始すると、Windows がアクティベートされていないことを知らせるウォータ ーマーク (透かし) がデスクトップに表示される場合があります。 仮想化の大きなメリットの 1 つが、仮想マシンを移動して任意のプラットフォームで実行できるこ とです。 ハンズオン ラボも、このメリットにより複数のデータセンターから実行できます。 ただ し、こうしたデータセンターは必ずしも同じタイプのプロセッサを使用しているとは限りません。 そのため、インターネットを介して Microsoft のアクティベーション チェックが行われます。 VMware とハンズオン ラボは、Microsoft 社のライセンス要件に完全に準拠しているので、安心し てご利用いただけます。 お使いの実習ラボは自己完結型のポッドであり、Windows のアクティベ HOL-1708-CHG-3-JA Page 4 HOL-1708-CHG-3-JA ーション確認で必要となるインターネットへの完全なアクセスはありません。 アクティベーション チェックの自動プロセスは、インターネットへの完全なアクセスがないため失敗します。このよう なウォーターマークが表示されるのはそのためです。 実習ラボには影響しません。 キーボード以外の方法によるデータ入力 このモジュールでは、メイン コンソールでテキストを入力します。複雑なデータを入力する場合、 キーボードから直接入力する以外に、次の 2 つの方法があります。 実習ラボ マニュアルのテキストをクリックし マニュアルのテキストをクリックし、コンソールのアクティブ コンソールのアクティブ ウィンドウまでドラッグする 実習ラボ マニュアルに記載されているテキストやコマンド ライン インターフェイス (CLI) のコ マンドをクリック (選択) し、メイン コンソールのアクティブ ウィンドウまで直接ドラッグでき ます。 オンラインの国際キーボードにアクセスする キーボード配列によっては、特定の文字や記号が入力しにくいことがあります。そのような場合、 メイン コンソールに、オンラインの国際キーボードを表示して使用できます。 1. これには Windows のクイック起動タスク バーでキーボード アイコンをクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 5 HOL-1708-CHG-3-JA アクティブなコンソール ウィンドウを 1 回クリックする この例では、メール アドレスに含まれている 「@」 記号をオンライン キーボードから入力します。 US 配列のキーボードで 「@」 記号を入力するには、<Shift> + <2> キーを押します。 1. アクティブなコンソール ウィンドウを 1 回クリックします。 2. <Shift> キーをクリックします。 @>キーをクリックする キーをクリックする 1. <@> キーをクリックします。 これで、アクティブなコンソール ウィンドウに @ 記号が入力されました。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 6 HOL-1708-CHG-3-JA 画面右下でラボの準備完了を確認する 実習ラボを開始すると、画面の右下の [Lab Status] に準備状況が表示されます。表示が [Ready] なったことを確認して、実習ラボでの学習を開始してください。[Ready] になるまで数分間かかり ます。 5 分経過しても [Ready] にならない場合は、サポートにお問い合わせください。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 7 HOL-1708-CHG-3-JA Module Switcher この Virtual SAN チャレンジ ラボでは、Module Switcher アプリケーションを使用して、次の課 題にスムーズに進むことができます。 1. Virtual SAN チャレンジ ラボは、次の 4 つの課題で構成されています。 2. 課題 1 は必須です。最初にこの課題を学習してください。課題 1 を終了すると、このラボ のほかの課題に進むことができます。 3. 課題 1 の後、課題 2 と課題 3 はどちらから学習してもかまいません。 4. 課題 4 は、最後に取り組むことをおすすめします。課題 4 の完了後は、前の課題に戻らな いでください。 Module Switcher の起動 • デスクトップにある [Module Switchers] フォルダを開きます。 • [3 HOL-1708-SDC-3 - VSAN Challenge] モジュールをダブルクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 8 HOL-1708-CHG-3-JA Module Switcher の操作方法 • 最初に必ずモジュール 1 (課題 1) を学習し、その後でモジュール 2 (課題 2) またはモ ジュール 3 (課題 3) へ進んでください。 • 特定のモジュールに切り替えるには、そのモジュールの [Start] ボタンをクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 9 HOL-1708-CHG-3-JA Control Center ブラウザ言語 設定 設定(日本語 日本語) HOL-1708-CHG-3-JA Page 10 HOL-1708-CHG-3-JA Firefox ブラウザ言語設定 (日本語表示 日本語表示) vSphere Web Clientはブラウザベースです。日本語表示するためには、ブラウザの言語設定を日 本語に設定します。 なお なお、vSphere Web Client 以外の一部ツールでは英語表記となります 以外の一部ツールでは英語表記となります。これはハンズオンラボ これはハンズオンラボ 環境特有のものです 環境特有のものです。 Firefoxの起動 の起動 Firefoxアイコンをクリックし、 起動します。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 11 HOL-1708-CHG-3-JA Firefoxブラウザの日本語化 ブラウザの日本語化 1. ウィンドウ右上のメニューを開きます。 2. [Options] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 12 HOL-1708-CHG-3-JA Firefoxブラウザの日本語化 ブラウザの日本語化 左側メニューから [Content] を選択します。 Firefoxブラウザの日本語化 ブラウザの日本語化 [Languages] の [Choose...] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 13 HOL-1708-CHG-3-JA Firefoxブラウザの日本語化 ブラウザの日本語化 [Select a language to add...] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 14 HOL-1708-CHG-3-JA Firefoxブラウザの日本語化 ブラウザの日本語化 1. プルダウンから [Japanese [ja] ] を選択します。 2. [Add] をクリックします。 3. [OK] をクリックします。 4. Firefox を再起動します。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 15 HOL-1708-CHG-3-JA Google Chrome ブラウザ言語設定 ブラウザ言語設定(日本語表 日本語表 示) vSphere Web Client はブラウザベースです。日本語表示にする為には、ブラウザの言語設定を日 本語に設定します。 なお なお、vSphere Web Client 以外の一部ツールでは英語表記となります 以外の一部ツールでは英語表記となります。これはハンズオンラボ これはハンズオンラボ 環境特有のものです 環境特有のものです。 Google Chrome の起動 Google Chrome を起動します。 Google Chrome のメニューを開く ブラウザウィンドウ右上のメニューを開きます。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 16 HOL-1708-CHG-3-JA Google Chrome の設定画面を開く [Settings] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 17 HOL-1708-CHG-3-JA Google Chrome の詳細設定を表示 1. 画面を下へスクロールします。 2. [Show advanced settings...] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 18 HOL-1708-CHG-3-JA Google Chrome の言語と入力の設定 画面を下へスクロールし、[Language and input setting...] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 19 HOL-1708-CHG-3-JA Google Chrome の言語と入力の設定 [Add] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 20 HOL-1708-CHG-3-JA Google Chrome の言語と入力の設定 1. プルダウンから [Japanese - 日本語] を選択します。 2. [OK] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 21 HOL-1708-CHG-3-JA Google Chrome の言語と入力の設定 1. 左側 [Languages] 内の [Japanese] を一番上までドラッグで移動させます。 2. [Done] をクリックします。 3. Google Chrome ブラウザを再起動します。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 22 HOL-1708-CHG-3-JA 課題 1: Virtual SAN クラス タの設定 HOL-1708-CHG-3-JA Page 23 HOL-1708-CHG-3-JA はじめに Virtual SAN は、Software-Defined Data Center 向けのハイパー コンバージド SoftwareDefined Storage です。これは、VMware vCenter Server 内に仮想マシンを作成、導入する際 に、作業の一環としてストレージを迅速にプロビジョニングできる分散ストレージ ソリューション です。Virtual SAN は、ディスク グループという概念によって、ローカルに接続されたフラッシュ デバイスと磁気ディスクを 1 つにまとめ、管理構成要素としてプールします。ディスク グループ は、1 台以上のキャッシュ デバイスと 1 台以上の磁気ディスクまたはフラッシュ キャパシティ デ バイスで構成されます。 ハイブリッド アーキテクチャでは、フラッシュ デバイスを磁気ディスクの前に配置し、読み取り キャッシュと書き込みバッファとして使用することで、仮想マシンとアプリケーションのパフォー マンスを最適化します。オール フラッシュ型 Virtual SAN では、耐久性の高いフラッシュをキャ ッシュ用デバイスとして使用し、低コストの SSD をキャパシティ用デバイスとして使用します。 Virtual SAN データストアは、クラスタ内のすべてのホストのディスク グループを集約し、1 つの 共有データストアとしてクラスタ内のすべてのホストに提供します。 前提条件 この課題は、ある程度 Virtual SAN の経験がある方を対象としています。具体的には、次の各項目 に関する基本的な経験が必要です。 • • • • • Virtual SAN の構成 Virtual SAN のフォールト ドメイン Virtual SAN のメトロ クラスタ Virtual SAN ネットワークの基礎 Storage Policy-Based Management HOL-1708-CHG-3-JA Page 24 HOL-1708-CHG-3-JA Module Switcher モジュール 1 の開始 Module Switcher の起動 • デスクトップにある [Module Switchers] フォルダを開きます。 • [3 HOL-1708-SDC-3 - VSAN Challenge] モジュールをダブルクリックします。 Module Switcher の操作方法 • モジュール 1 は、その他のモジュールの基本となります その他のモジュールの基本となります。最初に必ずモジュール 1 (課題 1) を学習し、その後でモジュール 2 ~ 4 へ進んでください。 • 特定のモジュールに切り替えるには、そのモジュールの [Start] ボタンをクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 25 HOL-1708-CHG-3-JA Virtual SAN クラスタの作成 実習ラボの環境について • この実習ラボ環境で使用するクラスタ RegionA01-COMP01 は、オール フラッシュ ディス クを搭載した 3 台のホスト (esx01a、esx02a、esx03a) で構成されています。 • これら 3 台のホストには、Virtual SAN VMkernel ネットワークがすでに構成されているた め、Virtual SAN トラフィック用の VMkernel インターフェイスがすでに構成済みです。 vSphere Web Client へのログイン デスクトップで Chrome ブラウザをクリックすると、vSphere Web Client が開きます。 1. [Use Windows session authentication] チェック ボックスをオンにします。 2. [Login] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 26 HOL-1708-CHG-3-JA HOL-1708-CHG-3 - Virtual SAN 6.2: Challenge Lab - Lab Console - VMware Learning Platform - Google Chrome 課題 課題: Virtual SAN クラスタの作成 次の手順に従って、この課題を実行してください。 1. Virtual SAN を構成します (ヒント) 課題 課題: デデュープと圧縮の有効化 次の手順に従って、RegionA01-COMP01 の Virtual SAN クラスタでデデュープと圧縮を有効にし ます。 1. Virtual SAN の設定を編集します (ヒント: クラスタ [RegionA01-COMP01] を選択し、 [Manage] - [Settings] - [Virtual SAN] - [General] の順にクリック) デデュープと圧縮を有効化します (ヒント) 課題 課題: ハンズ オン ラボのデフォルトのストレージ ポリシーを使用した仮 想マシンの移行 次の手順に従います。 1. ホスト esx05a.corp.local に登録されている仮想マシン 「linux-micro-01a」 を選択します 仮想マシン 「linux-micro-01a」 を、Virtual SAN データストア 「RegionA01-VSAN-COMP01」 の クラスタ 「RegionA01-COMP01」 の下にあるホスト 「esx02a.corp.local」 に移行します (ヒン ト: 仮想マシンを右クリックして [Migrate] をクリック) (ヒント) HOL-1708-CHG-3-JA Page 27 HOL-1708-CHG-3-JA 課題 2: ホスト障害からのリカ バリ HOL-1708-CHG-3-JA Page 28 HOL-1708-CHG-3-JA はじめに 2 番目の課題では、機能する Virtual SAN クラスタの設定、VSAN ネットワークの基本的なトラブ ルシューティング、障害シナリオの監視と修正、という重要な 3 つの手順から成る一連の作業を実 行します。 1. クラスタへの新しいホストの追加 2. Virtual SAN ネットワークに関するトラブルシューティング 3. Virtual SAN の健全性の監視と問題の修正 HOL-1708-CHG-3-JA Page 29 HOL-1708-CHG-3-JA Module Switcher • モジュール 2 を開始します。 • 最初に必ずモジュール 1 (課題 1) を学習し、その後でモジュール 2 (課題 2) に進んで ください。 Module Switcher の操作方法 • モジュール 1 (課題 課題 1) を終了するまで を終了するまで、Module Switcher でモジュール 2 の [Start] をクリックしないでください をクリックしないでください。最初に必ずモジュール 1 (課題 1) を学習し、そ の後でモジュール 2 ~ 4 へ進んでください。 • 特定のモジュールに切り替えるには、そのモジュールの [Start] ボタンをクリックします。 • 課題 2 を開始するには、Module Switcher でモジュール 2 の [Start] ボタンをクリックし ます。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 30 HOL-1708-CHG-3-JA この課題で使用する主な概念 この課題を開始してホスト障害からクラスタを復旧する前に、次の重要ポイントを確認してくださ い。 • Virtual SAN には 3 台以上のホストが必要です。ハイブリッド型クラスタの場合、各ホスト に 1 台以上の SSD と 1 台以上の磁気ディスクを搭載します。オール フラッシュ型の場合 は、キャッシュ層とキャパシティ層それぞれに 1 台以上、合計 2 台以上の SSD を配置しま す。 • 仮想マシンが Virtual SAN のデフォルトのストレージ ポリシーに準拠するには、クラスタ に 3 台以上のホストが必要です。3 台のホストのいずれか 1 台がダウンしても、仮想マシ ンへのアクセスには影響しません (ダウンした仮想マシンがフォールト ホストに登録され ている場合は、高可用性機能によってこの仮想マシンを再起動できます)。この課題の例で は、仮想マシンが非準拠です。 • Virtual SAN クラスタを形成するには、ホストが Virtual SAN ネットワークに含まれてい て、かつ同じサブネット上にある必要があります。これはホストがストレージを提供しない 場合も同じです。Virtual SAN では、ホスト間の Virtual SAN トラフィック専用の VMkernel ポート タイプが必要です。 • また Virtual SAN トラフィックに専用の VMkernel NIC が必要です。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 31 HOL-1708-CHG-3-JA 課題 2: ホスト障害からのリカバリ Control Center デスクトップの Module Switcher で、モジュール モジュール 2 の準備用スクリプトを実行する モジュール 2 の [Start] をクリックし、処理が完了するまで待ちます。 vSphere Web Client へのログイン • [Use Windows session authentication] チェック ボックスをオンにして、vSphere Web Client にログインします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 32 HOL-1708-CHG-3-JA ホスト esx01a の障害 • ESXi ホスト esx01a.corp.local が応答していません。 • これまでのスライドが示すように、Virtual SAN クラスタの 3 台のホストのうちライブ ホ ストは 2 台のみであり、クラスタ全体として健全な状態ではありません。 仮想マシンのコンプライアンス • Virtual SAN Default Storage Policy に準拠するには、このクラスタの仮想マシンに 3 つ のアクティブなフォールト ドメインが必要です。 • ESXi ホスト esx01a がダウンしているため、クラスタにはアクティブなフォールト ドメイ ンが 2 つしかありません。 • そのため、仮想マシン linux-micro-01a が非準拠になっています (スクリーンショットを 参照)。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 33 HOL-1708-CHG-3-JA ここでの課題 ここでは、仮想マシンをポリシーに準拠した状態に戻します。 以下に、仮想マシンを Virtual SAN Default Storage Policy に準拠させるための操作例を示しま す。 • ESXi ホスト esx-04a をクラスタ 「RegionA01-COMP01」 に移動します。ヒント 1、ヒン ト 2、ヒント 3 HOL-1708-CHG-3-JA Page 34 HOL-1708-CHG-3-JA まとめ このモジュールで学習した内容を要約してください。 モジュール 2 の終了 モジュール 2 はこれで終了です。 【項目名】 の詳細については、以下を参照してください。 • このリンクをクリックしてください。 • または http://tinyurl.com/nx5qxcaにアクセスしてください。 • または、お手持ちのスマート デバイスで、この QRC コードをスキャンしてください。 次のうち、最も興味のあるモジュールに進んでください。【実習ラボ マニュアルに独自のまたはオ プションの情報を追加してください。】 • #039;#tag/l369632#039;>モジュール モジュール 2: タイトル タイトル(XX 分) (基本レベル/上級レ ベル) モジュール 2 の説明を記入してください。 #039;#tag/l342743#039;>モジュール モジュール 3: タイトル タイトル(XX 分) (基本レベル/上級レベル) モジュール 3 の説明を記入してください。 実習ラボの終了方法 実習ラボを修了するには、[END] ボタンをクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 35 HOL-1708-CHG-3-JA HOL-1708-CHG-3-JA Page 36 HOL-1708-CHG-3-JA 課題 3: Virtual SAN マルチ キャスト レイヤー 2 に関するト ラブルシューティング HOL-1708-CHG-3-JA Page 37 HOL-1708-CHG-3-JA はじめに Virtual SAN チャレンジ ラボのこのモジュールでは、トラブルシューティングの主要トピックの 1 つである、レイヤー 2 マルチキャスト機能に焦点を当てます。Virtual SAN のエラーの多くがマル チキャスト設定の誤りによって発生しています。また IP マルチキャストは Virtual SAN の基本的 な要件の 1 つです。 レイヤー 2 マルチキャストは Virtual SAN のネットワーク要件の 1 つであり、Virtual SAN のネ ットワーク トラフィックの一部がマルチキャスト転送を活用して送信されます。この課題は、 Virtual SAN におけるレイヤー 2 マルチキャスト機能の基礎知識を習得するとともに、Virtual SAN とレイヤー 2 ネットワークの強固な連携を理解することを目標としています。 主な概念 • Virtual SAN は、クラスタ化され、可用性に優れたメタデータ データベースと監視サービ ス (CMMDS) を使用します。このデータベースと、クラスタ内のすべてのホストとの同 期を維持するには、大量のユニキャスト ネットワーク帯域幅が必要になります。 • そこでユニキャストの代わりに IP マルチキャストを利用することで、Virtual SAN は、ク ラスタ内のすべてのホストにメタデータの更新情報を送信するためのネットワーク帯域幅を 大幅に低減できます。そのため、Virtual SAN のクラスタ グループの参加と離脱のプロセ スや、その他のクラスタ間通信サービスには、IP マルチキャスト通信が使用されています。 • IP マルチキャストは、Virtual SAN トラフィック サービスを伝送する IP ネットワーク セ グメントで有効化して構成する必要があります。マルチキャストでは、一度データを送信す ればすむため、ソース ESXi ホストのコンピューティング リソースを解放するというメリッ トがあります。 • IP マルチキャストを効率的に使用するための機能に、IGMP スヌーピング機能や IGMP クエ リア機能があります。これらの機能を利用すると、スイッチ ポートに接続されているデバ イスが要求する場合のみ、マルチキャスト トラフィックを選択的に送信できます。その他 のネットワーク デバイスは、要求していないパケットを処理する必要がないため、不要な 負荷を避けることができます。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 38 HOL-1708-CHG-3-JA Module Switcher • 最初に必ずモジュール 1 (課題 1) を学習し、その後でモジュール 3 (課題 3) に進んで ください。 Module Switcher の操作方法 • モジュール 1 (課題 課題 1) を終了するまで を終了するまで、Module Switcher でモジュール 3 の [Start] をクリックしないでください をクリックしないでください。最初に必ずモジュール 1 (課題 1) を学習し、そ の後でモジュール 2 ~ 4 へ進んでください。 • 課題 3 を開始するには、モジュール 3 の [Start] ボタンをクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 39 HOL-1708-CHG-3-JA 課題 3: ネットワーク パーティションからのリ カバリ クラスタ内の ESXi ホスト間で通信障害が発生すると、Virtual SAN クラスタは複数のネットワー ク パーティションに分断されます。その結果、各パーティション内のホストは、ほかのパーティシ ョン内のホストと通信できなくなります。 この場合、ネットワークの構成エラーが解決するまで、Virtual SAN オブジェクトを使用できなく なることがあります。本番環境で Virtual SAN クラスタを円滑に運用するには、意図した以外のネ ットワーク パーティションが発生しない安定したネットワークを維持することが重要です。 Control Center デスクトップの Module Switcher を使用して を使用して、モ モ ジュール 3 の準備用スクリプトを実行 モジュール 3 の [Start] をクリックし、処理が完了するまで待ちます。 vSphere Web Client へのログイン • [Windows セッション認証を使用してください] チェック ボックスをオンにして、 vSphere Web Client にログインします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 40 HOL-1708-CHG-3-JA ここでの課題 ここでは、ネットワーク パーティショニングを解消し、クラスタを健全な状態に戻します。 以下に、この問題を解決するための操作例を示します。 1. Virtual SAN の [Health] 画面で再テスト ([Retest]) を実行し、クラスタの健全性の状 態を確認します。ヒント 1 ネットワークの健全性の状態から、クラスタにネットワーク パーティションが発生していないかを 確認します。ヒント 1 課題 3 で学習した主な概念 • 1 つのレイヤー 2 ドメインに複数の Virtual SAN クラスタがある場合、そのドメイン内の マスターとエージェントに割り当てるマルチキャスト IP アドレスの要件。 • マスター グループのマルチキャスト アドレスは、ポート 12345 を介して、マスター ノー ドとバックアップ ノード間で CMMDS を更新するために使用されます。エージェント グル ープのマルチキャスト アドレスは、ポート 23451 を介して、クラスタ内のすべてのノード にハートビートを送信するために使用されます。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 41 HOL-1708-CHG-3-JA まとめ このモジュールで学習した内容を要約してください。 モジュール 3 の終了 モジュール 3 はこれで終了です。 【項目名】 の詳細については、以下を参照してください。 • このリンクをクリックしてください。 • または http://tinyurl.com/nx5qxcaにアクセスしてください。 • または、お手持ちのスマート デバイスで、この QRC コードをスキャンしてください。 次のうち、最も興味のあるモジュールに進んでください。【実習ラボ マニュアルに独自のまたはオ プションの情報を追加してください。】 • #039;#tag/l369632#039;>モジュール モジュール 2: タイトル タイトル(XX 分) (基本レベル/上級レ ベル) モジュール 2 の説明を記入してください。 #039;#tag/l342743#039;>モジュール モジュール 3: タイトル タイトル(XX 分) (基本レベル/上級レベル) モジュール 3 の説明を記入してください。 実習ラボの終了方法 実習ラボを修了するには、[END] ボタンをクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 42 HOL-1708-CHG-3-JA HOL-1708-CHG-3-JA Page 43 HOL-1708-CHG-3-JA 課題 4: Virtual SAN ストレ ッチ クラスタの作成と最適化 HOL-1708-CHG-3-JA Page 44 HOL-1708-CHG-3-JA はじめに この課題では、Virtual SAN ストレッチ クラスタの概念を中心に学習します。ストレッチ クラス タは、いくつかの点でフォールト ドメインに似ていますが、2 つの異なるサイトに存在する 2 つの フォールト ドメインにノードが配置されます。これにより、片方のサイトで壊滅的な障害が発生し ても、仮想マシンの動作が維持されます。 この課題では、4 つの ESXi ノードと Virtual SAN クラスタ外に配置された 1 つのウィットネス (監視) ノードを持つストレッチ クラスタを作成します。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 45 HOL-1708-CHG-3-JA Module Switcher このモジュール4 (課題4) を開始するには、その前にモジュール 3(課題 3) を終了している必要 があります。 Module Switcher の操作方法 • モジュール 3(課題 3) を完了していない場合は、このモジュールを開始しないでくださ い。最初に必ずモジュール 3(課題 3) を学習し、その後でほかのモジュールに進んでくだ さい。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 46 HOL-1708-CHG-3-JA ストレッチ クラスタの作成 Virtual SAN ストレッチ クラスタの作成を開始する前に、いくつかの主な概念について簡単に説明 します。 主な概念 Virtual SAN ストレッチ クラスタは、災害による障害やダウンタイムの回避を重要な要件とする環 境で実装される構成です。 ストレッチ クラスタはフォールト ドメイン上に作成され、データセンター認識機能を提供しま す。 Virtual SAN ストレッチ クラスタを使用すると、データセンターに壊滅的な障害が発生して も、仮想マシンの可用性を確保できます。 Virtual SAN ストレッチ クラスタでは、「ウィットネス」 として使用する専用の ESXi ホストを指定 し、仮想マシン オブジェクトのウィットネス コンポーネントをホストする必要があります。ウィ ットネスは、マスター Virtual SAN ノードとバックアップ Virtual SAN ノードの両方に接続し て、クラスタに参加させる必要があります。 vSphere Web Client へのログイン [Windows セッション認証を使用してください] をクリックします。 [ログイン] をクリックします。 ここでの課題 ここでは、既存のオール フラッシュ型の標準 Virtual SAN クラスタを、2 台のホストを持つストレ ッチ クラスタに変更します。これらのホストは、「優先 (Preferred)」 サイト (esx-01a と HOL-1708-CHG-3-JA Page 47 HOL-1708-CHG-3-JA esx-02a) と 「セカンダリ (Secondary)」 サイト (esx-03a と esx-04a) に 1 台ずつ配置し ます。 • さらに、Virtual SAN クラスタ RegionA01-COMP01 以外の場所に、ウィットネス ノード として使用できる 1 台のホストを別途配置する必要があります。ウィットネス ホストに は、クラスタ [VSAN-Witness-Cluster] の esx-07a.corp.local を選択できます 。 この課題では、まず、クラスタ [RegionA01-COMP01] を選択し、[Manage] - [Settings] の順に クリックします (ヒント)。 まとめ この課題はこれで終了です。Virtual SAN ストレッチ クラスタを実装できるようになりました。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 48 HOL-1708-CHG-3-JA 付録 付録: ヒントと解決策 HOL-1708-CHG-3-JA Page 49 HOL-1708-CHG-3-JA 課題 1: ヒントと解決策 以降のページには、最初の課題のヒントと解決策を示します。 Virtual SAN クラスタの作成 ネットワーク アダプタを設置した後、Virtual SAN をクラスタ レベルで構成できます。 [RegionA01-COMP01] を選択し を選択し、[管理] - [設定] - [Virtual SAN] - [全般] - [構成] の順にクリッ クします。 「#039;#tag/s556171-Challenge#039;>課題: Virtual SAN クラスタの作成」 に戻ります。 Virtual SAN の有効化 [次のストレージにディスクを追加] を [手動] に設定します。 [フォールトドメインの構成] ラジオ ボタンを選択します。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 50 HOL-1708-CHG-3-JA [次へ] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 51 HOL-1708-CHG-3-JA Virtual SAN のネットワーク設定の確認 「VMKernel」 アダプタが構成されていることを示すチェック マークと、Virtual SAN ネットワーク サービスが有効であることを示すチェック マークが表示されています。 [次へ] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 52 HOL-1708-CHG-3-JA ディスク グループで使用するディスクの要求 • Virtual SAN クラスタでキャッシュとキャパシティに使用するディスクをそれぞれ選択しま す。 • ディスクは、モデルおよび容量別、またはホスト別にグループ化できます。環境内で使用可 能なデバイスに応じて、推奨される構成が表示されます。 • ディスクを選択して展開し、それに含まれるディスク リストを表示することもできます。 [次へ] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 53 HOL-1708-CHG-3-JA フォールト ドメイン • 緑色のプラス アイコン ([+]) をクリックすると、[New Fault Domain] ダイアログ ボッ クスが開きます。 • esx-01a、esx02a、esx03a をそれぞれ使用して、3 つのフォールト ドメイン FD1、 FD2、FD3 を作成します。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 54 HOL-1708-CHG-3-JA フォールト ドメインの作成 [次へ] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 55 HOL-1708-CHG-3-JA Virtual SAN クラスタの作成 選択内容が正しいことを確認します。 [終了] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 56 HOL-1708-CHG-3-JA 表示の更新 [更新] アイコンをクリックして、変更を反映します ([Misconfiguration detected] というメッセ ージが表示される場合は、数回の更新が必要になることがあります)。 更新すると、Virtual SAN クラスタの 3 つのホストがすべて表示されます。 注: オール フラッシュ構成では、キャパシティとして使用されるフラッシュ デバイスを手動でタ グ付けしてから使用する必要があります。詳細については、Virtual SAN 6.0 の製品ドキュメント を参照してください。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 57 HOL-1708-CHG-3-JA [Virtual SAN] - [Disk Management] [Virtual SAN] - [ディスク管理] を選択します。 各 ESXi ホストの Virtual SAN ディスク グループが表示されます。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 58 HOL-1708-CHG-3-JA フォールト ドメイン フォールトドメインを確認できます。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 59 HOL-1708-CHG-3-JA vsanDatastore のプロパティ vsanDatastore も作成されています。 容量を表示するには、データストアを選択して、[ReginA01-VSAN-COMP01] - [管理] - [設定] [vsanDatastore] - [全般] の順にクリックします。 表示される容量は、クラスタ内の各 ESXi ホストから取得されたキャパシティ デバイスの容量の合 計です (vsanDatastore のオーバーヘッド分少なくなります)。容量の計算では、キャッシュと して使用されるフラッシュ デバイスは考慮されません。 「課題: Virtual SAN クラスタの作成」 に戻ります。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 60 HOL-1708-CHG-3-JA デデュープと圧縮の有効化 「課題: デデュープと圧縮の有効化」 へ戻ります。 デデュープの有効化 HOL-1708-CHG-3-JA Page 61 HOL-1708-CHG-3-JA 進行状況の確認 デデュープの状態 「課題: デデュープと圧縮の有効化」 へ戻ります。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 62 HOL-1708-CHG-3-JA Virtual SAN Default Storage Policy を適用した仮想マシンの移行 移行タイプの選択 HOL-1708-CHG-3-JA Page 63 HOL-1708-CHG-3-JA 移行先ホストの選択 移行先データストアの選択 仮想マシン ネットワークの選択 [次へ] をクリックして操作を終了します。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 64 HOL-1708-CHG-3-JA Virtual SAN Default Storage Policy の確認 「課題: ハンズ オン ラボのデフォルトのストレージ ポリシーを使用した仮想マシンの移行」 へ戻り ます。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 65 HOL-1708-CHG-3-JA 課題 2: ヒントと解決策 クラスタ RegionA01-COMP01 への新しいホストの追加 ホスト [esx04a.corp.local] を右クリックし、[移動先...] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 66 HOL-1708-CHG-3-JA クラスタ RegionA01-COMP01 [OK] をクリックします。 Virtual SAN クラスタへのホストの移動 [OK] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 67 HOL-1708-CHG-3-JA メンテナンス モードの終了 • • • • ホスト [esx04a.corp.local] を右クリックします。 [メンテナンスモード] メニューに移動します。 [メンテナンスモードの終了] をクリックします。 (*) 終了がグレーアウトされている場合は、画面をリフレッシュしてください。 課題 2へ戻ります。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 68 HOL-1708-CHG-3-JA フォールト ドメインへのホストの追加 • クラスタ [RegionA01-COMP01] を選択し、[管理] - [Virtual SAN] - [フォールトドメイン および構成クラスタ] をクリックします。 1. フォールト ドメイン FD1 をクリックします。 2. 図中の番号 「2」 で示すアイコンにマウスを合わせると、[Move hosts into selected fault domain] と表示されます。このアイコンをクリックします。 3. [esx04a.corp.local] のチェック ボックスをオンにして、このクラスタをフォールト ドメ イン FD1 に追加します。 4. [OK] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 69 HOL-1708-CHG-3-JA [Health] 画面を使用した障害の検出 • クラスタ [RegionA01-COMP01] を選択し、[監視] - [Virtual SAN] - [健全性] をクリック します。 • [ネットワーク] の健全性を展開します。 • 障害を確認します。 課題 2へ戻ります。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 70 HOL-1708-CHG-3-JA ネットワークの健全性のトラブルシューティング • ホスト esx04a は Virtual SAN クラスタに参加していますが、クラスタを選択し、[監視] [Virtual SAN] - [健全性] の順に選択してネットワークの健全性を確認すると、ネットワー ク パーティション状態にあることがわかります。 • esx04a は 「パーティション 1」 に属し、残りの 2 台のホストは 「パーティション 2」 に属 しています。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 71 HOL-1708-CHG-3-JA RVC コマンド esx04a のネットワークが構成されていないことは、RVC コマンド (/localhost/RegionA01> vsan.cluster_info computers/RegionA01-COMP01/) の出力からも確認できます。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 72 HOL-1708-CHG-3-JA VMkernel ポート設定の修正 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. ホスト [esx04a.corp.local] をクリックします。 [管理] タブをクリックします。 [ネットワーク] タブをクリックします。 [VMkernel adapters] をクリックします。 [vmk2] を選択します。 鉛筆のアイコンをクリックして、VMkernel のポート設定を編集します。 [Virtual SAN トラフィック] チェック ボックスをオンにします。 [OK] をクリックして終了します。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 73 HOL-1708-CHG-3-JA Virtual SAN の [健全性 健全性] 画面 • [再テスト] をクリックして、表示されていたエラーが修正されたかを確認します。 課題 2へ戻ります。 Virtual SAN のデータの健全性 • Virtual SAN にホスト esx04a を追加しましたが、Virtual SAN のデータの健全性でまだエ ラーが発生します。 • 次のステップでは、修正に必要な手順を示します。 esx04a でのディスク グループの作成 • Virtual SAN クラスタ RegionA01-COMP01 は、[手動] モードに設定されています。 • そのため、ホスト esx04a にディスク グループを作成する必要があります。 1. クラスタ [RegionA01-COMP01] をクリックし、[管理] タブを選択します。 2. [設定] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 74 HOL-1708-CHG-3-JA 3. 左側のパネルで [ディスク管理] を選択します。 4. ホスト esx04a を選択し、緑の [+] アイコンをクリックして [Create a new disk group] をクリックします。 5. キャッシュ層用のディスク (5 GB) を選択します。 6. キャパシティ層用のディスク (40 GB) を選択します。 7. [OK] をクリックして、終了します。 [Health] 画面で再テストを実行 • Virtual SAN の [健全性] 画面に移動します。 • [再テスト] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 75 HOL-1708-CHG-3-JA 仮想マシンのコンプライアンスの確認 • • • • 仮想マシン [linux-micro-01a] を選択します。 [管理] タブに移動します。 [ポリシー] タブを選択します。 強調表示されたアイコンをクリックして、すべての仮想マシンのコンプライアンスを確認し ます。 ホスト esx01a のパワーオン • 実習ラボ コンソールの左上隅にあるコンソールのアイコンをクリックします。 • ホスト esx01a をパワーオンします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 76 HOL-1708-CHG-3-JA vSphere Web Client の更新 • ホスト esx01a の起動を待って、vCenter Server に接続します。 • 接続済みと表示されるまで何度か更新します。 課題 2へ戻ります。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 77 HOL-1708-CHG-3-JA 課題 3: ヒントと解決策 Virtual SAN の健全性の状態を確認 1. 2. 3. 4. 5. クラスタ [RegionA01-COMP01] をクリックします。 [監視] タブをクリックします。 [Virtual SAN] タブを選択します。 [健全性] をクリックします。 ネットワークの健全性の状態を確認します。 課題 3へ戻ります へ戻ります。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 78 HOL-1708-CHG-3-JA ネットワークの健全性の確認 1. [すべてのホストでマルチキャスト設定が一致] が失敗しています。これはマルチキャスト設 定に一致しないホストが存在することを示しています。 2. ホスト esx01a のマルチキャスト IP アドレスが、この仮想クラスタのほかのホストとは異 なります。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 79 HOL-1708-CHG-3-JA 問題の修正 デスクトップで PuTTY アプリケーションを使用して、esx01a.corp.local への PuTTY セッション を開きます。 1. 「esxcli vsan network list」 コマンドを実行します。ホスト内のマルチキャスト設定が一覧 表示されます。 2. 次に 「esxcli vsan network remove -i vmk2」 コマンドを実行します。 3. 「"esxcli vsan network ipv4 add -i vmk2 -d 224.2.3.4 -u 224.1.2.3」 を実行して、マス ターとエージェントのマルチキャスト IP アドレスを変更します。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 80 HOL-1708-CHG-3-JA Virtual SAN の健全性の確認 • Virtual SAN の健全性を再テストします。 • [ネットワーク] の健全性を展開して確認します。 課題 3へ戻ります へ戻ります。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 81 HOL-1708-CHG-3-JA 課題 4: ヒントと解決策 ストレッチ クラスタの構成 1. クラスタ [RegionA01-COMP01] で、[管理] タブを選択します。 2. [設定] タブをクリックします。 3. [Virtual SAN] をクリックして展開し、[フォールトドメインおよび拡張クラスタ] を選択し ます。 4. [構成] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 82 HOL-1708-CHG-3-JA フォールト ドメインの構成 1. ホスト esx-04a を選択します。 2. セカンダリ フォールト ドメインにホストを移動します。 3. ホスト esx-03a を選択し、セカンダリフォールト ドメインに移動します。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 83 HOL-1708-CHG-3-JA 優先サイトとセカンダリ (非優先 非優先) サイト 1. esx-01a と esx-02a が 優先 フォールト ドメインにあることを確認します。 2. esx-03a と esx-04a が セカンダリ フォールト ドメインにあることを確認します。 3. [次へ] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 84 HOL-1708-CHG-3-JA ウィットネス ノード 1. ホスト esx-07a をウィットネス ノードとして選択します。 2. [次へ] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 85 HOL-1708-CHG-3-JA ウィットネス ノードでのディスク グループの作成 1. キャッシュ層用のフラッシュ ディスクを選択します。 2. キャパシティ層用の磁気ディスクを選択します。 3. [次へ] をクリックします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 86 HOL-1708-CHG-3-JA ストレッチ クラスタの作成 [Finish] をクリックします。 非準拠の仮想マシン 1. 仮想マシン linux-micro-01a を選択し、[管理] - [ポリシー] をクリックします。 2. 仮想マシン linux-micro-01a のコンプライアンスを確認します。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 87 HOL-1708-CHG-3-JA 準拠している仮想マシン Virtual SAN の [健全性 健全性] 画面 1. Virtual SAN の健全性を再テストします。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 88 HOL-1708-CHG-3-JA デデュープ • デデュープと圧縮を確認します。 課題 4 へ戻ります。 HOL-1708-CHG-3-JA Page 89 HOL-1708-CHG-3-JA Conclusion Thank you for participating in the VMware Hands-on Labs. Be sure to visit http://hol.vmware.com/ to continue your lab experience online. Lab SKU: HOL-1708-CHG-3-JA Version: 20161106-051244 HOL-1708-CHG-3-JA Page 90
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