報 道 発 表 資 料 平成 28 年 11 月 17 日 仙 台 管 区 気 象 台 八甲田山

報 道 発 表 資 料
平成 28 年 11 月 17 日
仙 台 管 区 気 象 台
八甲田山、十和田、弥陀ヶ原を常時観測火山に追加します
平成 26 年9月の御嶽山の噴火を受け行われた火山噴火予知連絡会「火山観測
はっこうださん
体制等に関する検討会」において、近年の火山活動の高まりがみられた八甲田山、
と
わ
だ
み だ が は ら
十和田、弥陀ヶ原の3火山を常時観測火山(気象庁が火山活動を 24 時間体制で
監視している火山)とするよう提言を受けました。
気象庁では、これら3火山を常時観測火山とするために、各種火山観測装置の
整備を進めてきました。今般、これら観測装置の整備が完了し、常時観測する体
制が整ったことから、平成 28 年 12 月1日より、これら3火山を常時観測火山に
追加し、常時観測火山を 50 火山とします。
これにより、東北地方の常時観測火山は、八甲田山及び十和田を含め 12 火山
となります。
本件に関する問い合わせ先:仙台管区気象台地震火山課 水岸
電話:022-256-1965
<参考>八甲田山及び十和田の火山観測点配置
※は平成 28 年 12 月1日より運用を開始する観測点
八甲田山
※鳥滝沢北(とりたきさわきた):地震計、傾斜計、空振計
※南荒川山2(みなみあらかわやま2):広帯域地震計
※深持(ふかもち):GNSS
※大川原(おおかわら):遠望カメラ
※地獄沼(じごくぬま):火口監視カメラ
駒込深沢(こまごめふかざわ):地震計、GNSS
南荒川山(みなみあらかわやま):地震計、GNSS
法量谷地(ほうりょうやち):地震計
十和田
※発荷峠南(はっかとうげみなみ):地震計、傾斜計、空振計
※休屋(やすみや):広帯域地震計
※大川岱(おおかわたい):GNSS
※銀山(ぎんざん):遠望カメラ
八甲田山の観測点配置図
十和田の観測点配置図